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ジャズ喫茶は音楽がわからないアホが道楽でやるもの
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/403.html
投稿者 富山誠 日時 2013 年 1 月 21 日 23:48:44: .ZiyFiDl12hyQ
 

(回答先: ジャズ喫茶「ベイシー」の選択 _ JBLの本当の音とは 投稿者 富山誠 日時 2013 年 1 月 20 日 07:36:37)

メグ・ジャズ・オーディオ愛好会
http://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%A1%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E6%84%9B%E5%A5%BD%E4%BC%9A+&oq=%E3%83%A1%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E6%84%9B%E5%A5%BD%E4%BC%9A+&gs_l=youtube-reduced.3...11537.13532.0.13799.2.2.0.0.0.0.387.622.2-1j1.2.0...0.0...1ac.1.NgnxL-lrghU


ようつべ動画に往年の名指揮者ブルーノ・ワルターの

「ジャズは低俗だ」

という発言がUPされていて物議をかもしていた。


「漫画を書くにも才能が要るが、それは芸術ではない」

とも言っているみたいだった。
http://chitekizaisan.blog28.fc2.com/blog-entry-1316.html

吉祥寺駅東口から線路沿いに西荻窪方面に戻るヨドバシカメラ裏手横丁の一角にこの名曲喫茶「バロック」はある。隣は存在しながらも既に伝説となっているジャズ喫茶「MEG(メグ)」。

吉祥寺といえばかつてはJAZZ喫茶が盛んだった場所。

今回取り上げる名曲喫茶バロックには並んで<Meg>という、これまた有名なJAZZ喫茶があり、もう何十年もここへ通っていた。オーディオが売り物だったが、ロクな音で鳴っていたことはなく、いつも帰りには入店したことを後悔していた。

ある時、入店前から以前の記憶が蘇り、ふらっとバロックの扉を開けたのは、割と最近の事。席に座ってびっくりした。

<ここいい音ですね>

わざわざ吉祥寺まで出向いて、うんざりしていた自分は何だったのか?http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13050946/dtlrvwlst/

kamekutobu's blog ジャズ喫茶
http://pub.ne.jp/kamekutobu/?cat_id=59074

全国ジャズ喫茶巡礼の旅
http://www.h4.dion.ne.jp/~j.orange/index.htm

JAZZ喫茶ガイド
http://www.jazzsoda.com/cafe/list.htm

JAZZ協同組合〜全てのJAZZ喫茶フリークの為に・・・
http://www.jazzsoda.com/index.html

お気に入りのジャズスポットの紹介
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/3707/jazzspot.html

岩手ジャズ愛好会
http://www.ijc.sakura.ne.jp/archives/index.htm

ジャズスポット岩手
http://www.jazznavi.net/pc/site/jspot/jspot_iwate.htm


ジャズ喫茶BASIEとジャズ喫茶megについて思ったこと

 ジャズ喫茶をいろいろと訪れてみて色々思うことがあります。音の事、店の内装の事、お客の事、遠いとか近いかということ、飲むコーヒーの味の事、店主の動きのこと、店主の選曲の事。たくさんあるわけですが、どうしても音の事と選曲の事は書かざるを得ません。音はジャズ喫茶の命。選曲はジャズ喫茶の信条だと、私は考えておりますので、これらを非常に重視してジャズ喫茶に入ります。そして、アナログプレーヤーに針を落とす仕草から、コーヒーの入れ方まで、少なくない店主の動きの中から、店主の人柄、そして音を探るのです。これは何も私に限ったことでは無く、オーディオマニアの性かも知れません。

 ベイシーはジャズの博物館です。昔のジャズマンの渾身の演奏とそのときの空気をお店で出そうとしているのです。これは店主の著書にも書いてあることです。これはベイシーがアナログレコード一筋で、CDなど他のメディアは全く再生しないことからも現れています。そして店主はかなりの頑固というか適当というか得たいの知れないお人だと感じます。自身の著書でオーディオマニアを自認されているようですが、一見すると、RCAケーブルがどうのとか、電源タップがどうとかには興味が無いようにみえます。

 それでいて、アース線や、ホームセンターで買える電線から何種類も試してみたりと、著書に書いてありますので、実際は相当の使いこなしをされていると予想できるのが不思議なところです。細かいところには気にしない様でいて、実はこだわっている。そして、こだわっているのだけれど、ステレオサウンドの連載には、ほとんどそのことを書かれない。一貫して書かれているのはジャズの事、そしてJBLとの関わりのこと。不思議でしょうがありません。そして、店へ何度足を運んでみても、菅原正二店主自作JBLシステムは、底なしの音を私に見せ、いつも新鮮な気持ちで椅子へ座っていることができます。底なしの音の正体はいつになったらその真の姿を私に見せてくれるのか、そして、コルトレーンやマイルスにそこに居るという感じを味あわせてくれるのか、それが楽しみで通っているのです。

 対してメグでは全く別の思いを私に抱かせてくれます。メグの音は現代的な音。そしてかかるジャズも現在進行形のものばかり。レコードとオーナーは店におらず、あるのはCDと店員のみ。なにせオーナーの寺島先生は、新譜のCD紹介をしており新しいジャズは必須の様です。なので、選曲もオーナーの意向が反映されていると考えるのが適当で、実際にお店へいっても古いジャズの巨人達のCDはほとんど聴くことができません。これはオーナーの信条でしょう。新しいオーディオを常に探し続け、ケーブルを替えアンプを替え、スピーカーを替える。

 では音はどうなのかというと、オーディオ歴の浅い私のような者からは、非常に整ったハイエンドの音の見本の様な音と言わざるを得ません。高域に若干特徴があるような気がするものの、その他の帯域はおそらくフラットなのではないかと思える程です。ベースは生のベースの様に締まった音で、スピーカーの真ん中に座ると、かくユニットから音がこちらに届く感じ、鮮度感は高く、音量を上げすぎてピアノが時折歪むように聴こえる以外は、まったく欠点のない音のように感じます。それを、ベイシーとは違い、それ程広くない店で実現しているところが、改めて考えてみると使いこなしが素晴らしいと思います。

 ただ、誠に僭越ながら、寺島オーナーのスピーカーへの想いは流動的に見え、しかも自宅では、お店よりも上位の機種を使っていると著書に書いてあり、一体自宅のスピーカーとメグのスピーカーのどちらを大事にされているのか、私からは、いまいちよく分からないところがあるわけです。

アンプやプレーヤーについても同様です。なので私はメグの店の広さからは、TRIOを置くことはかなり困難としても、プレーヤーにはLINNのCD12を使って欲しいのです。そして、自分がメグで流される最新のジャズについていけるかは、はなはだ自信がないのですが、寺島オーナーと店員の選曲した渾身のジャズを聴きたいのです。有り体に言えば、メグはいい音は鳴っていると感じるのですけれども、そのジャズから魂といったものを感じたことが、ベイシーとは違い無いのです。これは私は未熟の故か、それともオーナーのオーディオへの愛情の希薄化の為か、ソースにそれが入っていない為なのか、私にはまだ分かりません。もう少しベイシーと同じようにメグにも通って、それを確かめてみたいと思います。

 オーナーが情熱を傾けるように、ジャズ喫茶の扉を開く私も真剣に、それと対峙したいと思うのです。

(2007年07月07日)
http://exp.bakufu.org/exp035_diary05.htm

 

 

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コメント
 
01. 2013年1月22日 20:48:34 : W18zBTaIM6


1. 寺島靖国の世界 _ ジャズ・フリークには音楽も音もわからない


ジャズ喫茶MEG様でのハセヒロ・バックロード試聴会の様子
http://www.youtube.com/watch?v=URIGX4G31JA

寺島靖国先生による試聴会の様子♪
http://www.youtube.com/watch?v=90_cr6ryVso

フジテレビCSワン「Strereo One」第一回放送に寺島靖国さんが出演
http://www.youtube.com/watch?v=T6Ylj5sz9rI

ジャズ喫茶メグ
http://www.meg-jazz.com/
http://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13088764/dtlrvwlst/1149634/

東京都武蔵野市吉祥寺本町 1-31-3 2F
TEL 0422-21-1421

営業時間 12:00〜23:00
ランチ  12:00〜17:00
MEG LIVEは19:30〜 土/日のイベントは18:00〜
定休日元旦のみ


吉祥寺駅から237m

地図
http://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13088764/dtlmap/

吉祥寺駅北口近くにある、ジャズ評論家の寺島靖国がオーナーをつとめる老舗ジャズ喫茶。昼間は最高品質のオーディオでジャズを聞けるティータイムだが、夜はライブかジャムセッションが行われている。プロ、アマ問わずジャズの愛好家達が毎晩集っている。定期的に楽器の教室も開かれているので、少しでも興味のある人は足を運んでみるといい。店長が発案した『ペペロンチーノ』(950円)は、和風の隠し味が効いたおすすめの一品。『そうめん』(630円)、『にゅうめん』(750円)などホッとするメニューがあるのも嬉しい。

MEGご案内
メグは、「おしゃべりOK!」の21世紀形JAZZ喫茶。ウイークデーは、注目の若手ミュージシャンや渋〜い味わいのベテランジャズメンによる白熱のライブ! そしてウイークエンドには、リスナー主導のCD/LPコンサートと白熱のトークセッションが、この写真の店内で開かれています。

ジャズ喫茶メグのオーディオ


アナログプレーヤー トーレンス TD127(アームケーブル:スーナー#86)

カートリッジ デンオン DL103

フォノイコライザー 47研究所

CDプレーヤー ワディア 850+ギガ リミックス

プリアンプ FMアコースティク 155

VRコントロール ディスクショウワ GHz VRコントロール(巻線型WE補修品20KΩ)

パワーアンプ オーディオコア ALTES EXCESIOALE M2000

スピーカー アバンギャルドDUO

電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブル=スーナーギガケーブル使用

_______

寺島 靖国(てらしま やすくに、1938年2月11日 - )は、ジャズ評論家。東京都中野区出身。吉祥寺のジャズ喫茶「Meg(メグ)」のオーナー兼マスターとして知られる人物であるが、ジャズとオーディオに関する著書も多数ある。

東京都立杉並高等学校を経て早稲田大学文学部独文科卒。1970年にジャズ喫茶「Meg」を開店。その後ジャズに関する著述業を初め、処女作「辛口! JAZZノート」を発表して以来、印税収入を元にオーディオ探求にも取り組み、そちらに関する考察も多く発表している。

以降、ジャズ雑誌やオーディオ雑誌などに評論やエッセイを発表している。 2007年に寺島靖国プロデュース 新レーベル「寺島レコード」発足。

第1弾『アローン・トゥゲザー / 松尾明トリオ』は「曲は哀愁、演奏はガッツ」●「三分間芸術」●「ニュー・レトロ・フィデリティ・サウンド」 をテーマに録音、氏の拘りはジャケットにも反映される。さらにアナログ盤もジャケット装丁を変えて発売をしている。氏の拘りの作品は2009年の5月迄で12作品を発売されている。
また朝日カルチャー・センター、多摩川コミュニティ・クラブ、早稲田大学オープン・カレッジでジャズ講座の講師を努めている。

日本のジャズ趣味・評論の世界で主流である黒人プレイヤー偏重、プログレッシブ志向、芸術性賞揚といった極端な硬派傾向とは一線を画しており、「聴いて楽しい」ことを重視する主義の持ち主。1950年代の白人ジャズや女性ポピュラーボーカルなど、コマーシャリズム偏重を理由に主流派の硬派ジャズファンから軽視・蔑視されがちな種類の絶版作品を積極的に紹介、それら「知られざる作品」を日本でCDとして再リリースすることにも携わっている。

ジャズ界の主流から外れることを意に介さず、「趣味に忠実な」辛口批評を躊躇しないポリシーを持つ。 2012年 DUBOOKSより「雑文集」を発表、 また2007年にスタートした自身のプロデュースレーベル「寺島レコード」は2012年で5年目に突入し30タイトル近い作品を発売している。 杉並高等学校の同期には日枝久(フジテレビ・現会長)がおり、寺島の著書でも時々彼の名前が登場する。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E9%9D%96%E5%9B%BD


寺島靖国の本
http://www.amazon.co.jp/s/ref=sr_st?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&qid=1358853877&rh=n%3A465392%2Cp_27%3A%E5%AF%BA%E5%B3%B6%E9%9D%96%E5%9B%BD&sort=-pubdate&ajr=1
http://www.meg-jazz.com/books.html


02. 中川隆 2013年1月22日 22:12:49 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6

カイザーサウンド有限会社 貝崎静雄
ローゼンクランツ オーディオクリニック
http://www.rosenkranz-jp.com/japanese_index.html

寺島靖国スペシャル

その1 「イカの燻製」

カイザー
 「寺島さ〜ん、カイザーです」。・・・(久し振りの電話です)

寺島
 「はい♭♪」、「はい♭♪」。・・・(めんどくさそうな感じの低い声)

カイザー
 「レコード芸術にPB-BIGを取り上げて頂き有難うございました」。

寺島
 「よく分かったね〜」。

カイザー
 「はい、何人かのお客さんから教えて頂きました」・・・「レコ芸に寺島さんが書いていましたね!」って。

寺島
 「そうなんだよ〜」・・・「イカの燻製なんか送ってくるから、書かなくっちゃいけなくなったんだよ〜」。



瀬戸内名産 まめいか墨作り

カイザー
 「今度また、違う美味しいもの送りますから〜」。

寺島 
 「もう、送って来なくっていいよ!」・・・「ローゼンクランツのことばかり書くようになるから・・・」。

 「住所と電話番号が書いてあったから、今度からそこで直接買うから!」、

 「それにしても、あれ美味いね〜!」・・・「ビールに合うのなんのって!」、

 「女房にも評判いいんだよ〜!」、

 「去年のより今年のほうがうまいねぇ〜!」

 「金は掛かってないけどさ〜、ダンボールに『ポン!ポン!』と入れて」、

 「しかし、憎いよね〜何百円で人をその気にさせるんだから〜・・・『まったく、も〜』」。

次から!次に!歯に衣着せない江戸っ子弁で、遠慮も、何もなく、歯切れのいい言葉が返ってきます。

カイザー
 「実はですね〜、今日お電話を差し上げたのはいい知らせなんですよ!」。

寺島
 「ほう!それは何かね?」

カイザー
 「以前から寺島さんおっしゃっていたでしょう?」、「6穴がいい!」って。・・・(PB-6のこと)



ローゼンクランツのデビュー作 PB-6

 「シンバルの音は『ジャ〜ン!』でなくっちゃ」と。

 「色々考えていたんですけど、やっとその謎が解けました!」。

寺島
 「と、いうと?・・・それはどういうことかね?」・・・(乗ってきましたよ!)

カイザー
 「最近、『音のカラクリ』というのをまとめましてね」、

 「『素材による音の違い』、『形状による音の違い』と、5項目からなるんです」が、

 「シンバルその物を良く見ると、銅食器に見られるハンマーで叩いた物と形状が同じなんですよ」、



ジャ〜ン ♪、 ジャ〜ン ♪、この感じです!

 「またゴルフボールのディンプル(くぼみ)、これも『6穴のインシュレーター』と同じ形状なんです」。

 「Aマークを打ち間違えた失敗作がありますので、それを使ってBIGの『寺島スペシャル』を作ってみます」

 「叩いて作るのか、削って作るのか、いつになるか分かりませんが、出来たら送りますので聴いて下さい」。

寺島
 「それは楽しみだ!」、「今すぐにでも、うちにあるBIGをハンマーで叩きたくなってきたな〜!」。

今現在、寺島さんにはPB-BIGを12個使って頂いています。音色そのものは、今でも、やはり6穴が好きだと言う。

寺島
 「ただ『圧倒的な迫力』と『能力の高さ』ではBIGが優れているからそれにしたんだけどさ〜」、

 「それに『6穴の音色』が加わったら言うことないね〜!」。

これに成功したら、敢えてJAZZファン向けのインシュレーターが誕生するかもしれません。さて、さて、どうなることやら?
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020219.htm

その2 「立て板の餅」

▲ 寺島靖国のオーディオアクセサリー実体験ルポ 


オーディオ製品を売る人は自分の製品を磨くより言葉を磨いたほうがいい。

オーディオファンというのは、売る人の口車にのせられてついつい買ってしまうものなのである。

言葉がうまいと音もよく聴こえてしまうものなのである。

私は言葉のうまい人につかまって何度煮え湯を飲まされたことか。

と、今遠い目をして西の空を眺めやったが、うんしかし、あの人たちも悪い人ではなかったなあ。と優しいキモチ。

ローゼンクランツの貝崎さんは立て板に水の人であった。

立て板の餅の私としてはひとたまりもなく買わされてしまったのである。

インシュレーター。

イワシの頭も信心。

オーディオ・アクセサリーとして、これくらい疑心暗鬼のアイテムはあるまい。

 貝崎さんは、歯の治療に通っているときにそのオーディオの極意を学び、数年前に真鍮とハンダの絶妙なブレンドによる6穴インシュレーター(PB-6)を完成。オーディオ界にその実力を問うことになるのであった。上下一対で12,000円。私は最初3組購入した。何も金持ちぶるわけではないが、けちけちしていてオーディオはいい音を得られない。


かくして私はローゼンクランツの6穴インシュレーターの信者になった。
普通のインシュレーターをはさむと音の抜けは良くなるがどうしても全体に薄くなりがちだが。


ローゼンクランツはそこが違った。

エネルギーが逆に増したのである。

中低域がドスンとなる。

 現在はローゼンクランツの重量級の「ビッグ」という上下1組28.000円をモノラル/パワー・アンプ、トランスポート、D/Aコンバーターにそれぞれ3ケづつ、計12個敷いている。ウハウハと悦にいる毎日である。

 
 「レコード芸術」連載の一部(’02/2)
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020220.htm

その3 「たこ焼き器」

 一気に図面を書き上げました。書いたといっても私が書くのではなく、書くのはK氏です。いつものように、私は横で「あーしろ」、「こーしろ」と言うだけです。このところ忙しいので、無理やり強引に割り込ませないと実現しそうもなかったので、逃げ道のない状態に自分を追い込みました。いや、K氏を追い込んだのかもしれません。

 どっちにしても、出来上がった図面はまるで「たこ焼き器」です。それにしても、寺島さんのかたくなまでの、「シンバルの音にこだわる執念」がこうさせたわけですから、やはり半端な人ではありません。人は彼のことを耳が悪いとか、こき下ろす人もいますが、「どっこい!」、じゃあ、ここまで「JAZZ馬鹿に徹する」ことが出来る人が果たして何人いるでしょう。



急遽書き上げた図面 PB-BIG JAZZになるか・・・!

 つい最近、「音のカラクリ」というのを完成させてから、結局のところ、私自身も寺島さんに対する評価が変わりました。それまでは寺島さんの言うとおりにすれば、「ある音はいい」けど「ある音はからっきし駄目」というバランスになってしまう。そのエピソードは、知る人ぞ知る壮絶なバトルとなって「ジャズ桃源郷」の中に書かれたのはまだ記憶に新しいところです。

 また、書かれた内容に「カイザーさんは腹を立てなかったか?」と、言うのがもっぱら周囲の気になるところだったようです。「腹を立てるどころか、いい訳一つしないで、笑っていたよ!」と言うことで、「太っ腹だなあ!」と、「一気にカイザーさんは男を上げたんだよ!」・・・とは、寺島さんの弁。

 それは、手伝いに長男を連れて私が初めて寺島邸に訪問した時のことです、私がほとんど徹夜して作りあげた音(勿論彼の意向を汲みながら、また一つ一つ確認を取りながら)を、私が帰った後に、彼は根こそぎ変わってしまった自分の音=(その時の音を、彼は「低域をスパッと削ぎ落としてしまった音」と表現していました)が、不安になり世が明けるまで待てないで崩してしまったのです。

 翌日気になって電話を入れると「グジャ、グジャになってしまった」。ホテル代を出すからもう1回寄ってくれということにまでなりました。私が手を入れる前の音(箱の定在波が抜け切らない金縛り状態の淀み)は、ベースとバスドラの区別がつかないほどでした。確かその時かけたディスクは、ウイントン・マルサリスのスタンダードシリーズのVol.3だったと記憶しています。このシリーズは私も5枚全部持っていますので、私なりのバランスは持っていました。そして、寺島さんと膝をつき合わせてじっくり話し込みをさせていただいた結果、音の好みとして合う部分と合わない部分の割合は如何でしょう?と尋ねると。その答えは3:7で、合わない方が多かったのです。

 それから1ヶ月ぐらいして大分落ち着いてきて安心したと言うことになったのですが、振動が落ち着くまで、すなわち低域が出るようになるまでに、こんなに時間がかかるということが体験していないから分からなかったと言うことでした。

 寺島さん独特のJAZZに対する音のこだわりは、誰がなんと言おうと譲らないできた、「頑固一徹」。そのことに私もある種の感銘を受けたのです。ひょっとしたら、目指す音こそ違えど「思いの強さでは勝てないかもしれない?」と、私の価値観とは違っても、一人のJAZZ気違いを満足させる「音の勉強をさせてもらうことが出来るんだ!」という、謙虚でゆとりを感じる心境になれたのです。これも今思うに、「音のカラクリ」をまとめ上げたことによって、確固たる自信が生まれてきたのだろうと思います。

 どれだけの執念を燃やしても届かない、また手に出来ないでいる姿を横目で見ていると、「ヨ−シ!」私がその音を出してみようじゃないのと言う気になったのです。かくして、「寺島靖国スペシャル」となったわけです。成功した暁には正式名称は「PB-BIG JAZZ」になる予定です。果たして、日の目を見ることになるのか?はたまた、幻に終わるのか?この先が楽しみです。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020221.htm


その4 「グラマラスなサウンド」

 「グラマラスなサウンドです!」。 
 
 「JAZZファンなら、ヨダレを垂らして欲しがりそうな音です」。
 
 「聴く前のイメージは、音に濁りがあるかな?、という一抹の不安がありました」。
 
 「しかし、出てきた音はなんのその!」、

 「音にコントラストがあるのです!」、

 「輝きと陰影と言い換えてもいいです」。

 「コントラストという言葉自体、私は音に対して初めて感じるものです」。

 

完成したPB-BIG JAZZ

 この感触を掴んで、私はすぐさま寺島さんに電話を入れました。

 受話器を取った瞬間に、”ハイ”と言う返事よりも先に電話の向こうから大音量が飛んできたので、私は思わず受話器を遠ざけました。真昼間からなんというエネルギーでしょう。すぐに音量を落としたので声で私ということは分かったらしい。

カイザー
 「凄いですよ!、いけますよ!・・・あっ!カイザーです、寺島さん」。

寺島
 「何が、そんなに凄いんだよ!」。

カイザー
 「BIGの6穴仕様の話です」。

寺島
 「ちょっと待って、今6穴インシュレーター取ってくるから、O.K!いいよ!、今手に持って見てるから、どの部分をどのようにしたのか説明してよ!」。
 
カイザー
 「直径4.5ミリ、深さ0.5ミリ丁度ゴルフボールのようなくぼみを16個掘ったんです」。

寺島
 「16個?!、6個の間違いじゃないの?」。

 寺島さんはインターネットをやっていないから、この時点でローゼンクランツのウェブに自分のことが書かれていることは、まだどうやら知らないらしい。知らぬが仏とは正にこのことです。後で知ったらどんな言葉を発するでしょう?
 
カイザー 
 「よく聞いて下さい、外周に10個、その内側に5個、そして円の中心に1個、合計16個の穴です」。
 「そらそうと、この間、寺島さんと兄弟のようにそっくりの『北の富士』が赤い横綱を占めて還暦の土俵入りをしましたよねぇ?」

寺島
 「そんなことはどうでもいいから、肝心な音はどうだったの?、それを聞かせてよ!」。

カイザー
 「シンバルの音は、アーティストの好みによって、表面のハンマーリングを微妙に変えて作るそうですねぇ」
 「『音のカラクリ』の中で、形状による音の違いを謳っているんですが、正にそのことを、今日、今、証明できました」。 

寺島
 「また始まった〜!、もう〜!学者みたいなことはどうでもいいから〜、音がどうだったのか?」
 
カイザー 
 「バッチリ!ですよ、今ここに1つだけ試作品が出来たんですが、これを真っ先にお送りしましょうか?」

寺島
 「1つじゃ分らないよ!、カイザーさんとは違うんだから・・・3つ送ってよ、3つ」。
 
カイザー
 「分りました、今日18個リファレンス用に頼みましたので、10日ぐらいでなんとかなるといっていましたので、出来上がり次第お送りします」。
 「今回のは出来がいいから〜!高いですよ〜!」

寺島
 「しょうがないなぁ〜、・・・まったく〜!」。 
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020307.htm


その5 「官能的と禁欲的」

 その日の夜、「ジャック・ディー・ジョネット」、「ピーター・アースキン」、「フィリー・ジョー・ジョーンズ」と立て続けにシンバルを中心に聴いてきましたが、いずれも申し分なく「音楽が生き生き」と「うねるように」、そして「切れ込みよくなる」感じの変化を示してくれます。正にBIGの表面にディンプル加工をしたその形状どおりの音に変身しています。音楽に味わい深いものが注入されたようでもあります。

 マランツのDAコンバーター(プロジェクトD-1)の前1点を交換してのテストです。かれこれ4時間位は経ちましたでしょうか今のところ違和感は感じません。そこで、今度は魂の歌手「アビー・リンカーン」を聴くことにします。お目当ては「You Gotta Pay The Band」というアルバムの中の5曲目You Made Me Funnyという彼女自身の曲です。



BIGとBIG JAZZの比較試聴(10回ぐらい聴き比べました)

 チャーリー・ヘイデンのおぞましい雰囲気のベースに誘われるように歌い始める、アビーの凄みのある歌がどのように聞こえるのか?、システムに変化がある度によく聴く曲でありますが、今日のは、深い、深い二度と戻れない世界に引き込まれていくような不気味さを感じます。彼女のうめきのようなハミングは、これまた、素の声を聴いているようなリアルさ。



スタン・ゲッツのサックスも聴きごたえがあります

 こうなると、むさぼるように次々とディスクを聴きたくなってきます。BIG JAZZと名付けたわけですが、何故か無性にクラシックが聴いてみたくなってきました。オドロオドロした感じが出るのはよく分りましたので、今度は心が洗われるような曲はどんな感じになるのでしょうか?興味深いものがあります。

 ジョン・エリオット・ガーディナー指揮のバッハのマタイ受難曲です。声がよく通るような聴こえ方をします、すぐ気になって普段どおりのBIGに戻してみます。やはり感じたとおりの違いが確認できます。こちらは落ち着いた感じで、BIG JAZZに比べると少し引き気味に禁欲的に聴こえる感じです。



一晩リピートをかけて丸々一日聴きました

 もう一度BIG JAZZで聴いてみることにします。決してJAZZ向きということで荒れるような感じは全くありません。私の結論としてはどちらも有りというものです。ただJAZZにおいては不思議というか、当たり前というべきかBIGJAZZの方が文句無しにいいと感じました。今日は1個入れ替えただけのテストでしたが、次回に18個出来て全て入れ替えて聴いた時にどのようなことになるのか興味の尽きないところであります。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020308.htm


その6 「トランペットは打楽器」

 3年前の寺島邸訪問の時を思い出しながら、その時一番印象に残っていたディスクを取り出し今聴いています。


Wynton Marsalis
Standard Time Vol.3
The Resolution Of Romance

Wynton Marsalis-Trumpet&Vocal
Ellis Marsalis-Piano
Reginald Veal-Bass
Herlin Riley-Drums

 1曲目は軽快なナンバー、「InThe Court Of King Oliver」 ウィントン自身の作曲ですから、プレイに非の打ち所がありません。E.J.ジョーダンの9センチミッドユニットから出て来る音とは信じられない、まったく生そのもののサウンドです。ホーン型スピーカーから感じる凄みのある音とは違いますが、トランペットの音なんかすごく自然です。それもそのはず丸いコーンから発する音はペットの開口部の形状とそっくりですから。

 ある時、日野照正がトランペットはパーカッション、打楽器と同じなんです。と言っていたのが印象に残っています。息を「吹き込む」と言うより、「叩き込む」と言うイメージの方が強いそうです。そんな感じがウィントンの演奏からもハッキリと分ります。

 シンバルの音に至っては、初めて聞こえてくる「シュワァ〜ン!」という、走るようなスナップの効いた音は、これまたぞくぞくしてきます。リズムを取るハイハットの音等はややもすると他の音に埋もれがちですが、シッカリと芯のある音として決して派手ではないが己の存在を訴えてきます。こうした下支えを受け持つリズム陣がシッカリと鳴ってくれると音楽を味わい深いものにしてくれます。

 ジャズはある一定のルールの下に、各人が自由に演じるというところにその魅力があるわけですから、その自己主張というものがハッキリと聞き取れるモノでなければ面白くありません。その為にはいつも言っていますが、人間の耳の一番感覚の鋭い音の帯域において生き生きと鳴ってくれなければなりません。鋭く立ち上がり、思い切り吹き上がるエネルギーです。

 寺島さんが盛んに聴いていたのは7曲目の「A Sleepin' Bee」です。ブラシによるドラミングから始まる曲です。この録音は「バスドラの音」と「ベースの音」の区別が大変つきにくいものです。この曲を何とかうまく鳴らそうとしていたのですから、彼にとって至難の業ではなかったわけです。今もって聴いても、私の音離れのいいシステムでそう感じるのですから。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020309.htm



その7 「生きたディンプル」

 3日目に入りますので、PB-BIG JAZZの音に対して、段々と冷静に受け止められるようになってきました。「クール」に、「冷静」に、「客観的に」、と自分に言い聞かせようとしても、どうしてもひいき目に見がちなことは否定できません。単に、ひいき目に見るのとは少し違いますが、正確には「こうあって欲しい!という願望」から来るものです。それはいい物を作りたいという強い思いがそうさせるわけですから、それはそれでまた無くては困るものです。

 聴くディスクも枚数を重ねてきますので、何か不自然なものがあれば必ず身体そのものが反応するはずです。そのマイナス反応は、今のところ症状として出てきておりません。

 この度の試みから、「音楽の抑揚が豊かになる」変化を前にして、「何がどうして?」、「どうなるのか」、ということを私なりの答えを導き出さなければなりません。すなわち、「音のカラクリ」の『形状による音の違い』です。

 過去に聞いた話ですが、ゴルフボールからディンプルを取ってツルンとした物にすると、すぐに失速して落下するそうです。また野球の場合、フォークボールやナックルボールも回転を殺して投げることによって空気抵抗を受け失速して落ちるもの、その反対に縫い目にシッカリと指先が掛かり回転力が加わると速い球が行きます。ピッチャーの投げた球が手元で伸びて、浮き上がる、打者にすれば黙って三球見逃し、失礼致しましたというお手上げ状態、そんな感覚です。

 車の走りのイメージとして、表面がプレーンなBIGはオートマチックの車で快適に高速巡航して走っているのと、方やBIG JAZZはミッション車でシフトダウンしたり、シフトアップしたりしてメリハリのある走りが出来る違いと解釈することも出来ます。

 今回の音における変化は、オーディオの技術的な面において、相当高度な感覚に当てはめられるような気がします。それは「生きている」というか、「気持ちが乗り移っている」というか、電気で萎えたステレオの音とは思えないような「生きた音に変身」するのです。

 BIG JAZZの音を聴きながら、Aマークが示す水平方向の始点から、どの向きの「加工パターン」にすれば一番そのエネルギーを取り出すことが可能なのか?。図面を眺めていたら、更にその力を引き出す為の秘策がまた浮かんできました。



セッティングした時の音のイメージ
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020310.htm



その8 「バルカン半島JAZZ」

 今日も、何人かのお客さんがBIG JAZZを聴かせて欲しいといって来店されました。例によってDAコンバーターの前1点を入れ替えて聴くのですが、皆さん一様に感じることはJAZZのエッセンスすなわちSwingを感じるといいます。

 「いいですねぇ!」。

 「ノレますねぇ!・・・」。

 「じゃ!今度は、これかけてみましょう」。

 取り出したディスクは、正月休みにタップリと聴いたもの。 ssss
TRUMPETS & RHYTHM UNIT

 バルカン半島セルビア出身のDUSKO GOJKOVIC(ダスコ・ゴイコビッチ)のTRUMPETS &RHYTHM UNIT、圧巻は4曲目のRUFUS、5曲目のDONNA LEE、6曲目のTHE AMBASSADORとつづく、息もつかさぬ程のノリで聴かせるところです。トランペッターというより「ラッパ吹き」という形容詞の方が似合っています。ノリノリ状態は聴いていてすごく楽しい気分にさせてくれます。聴衆を喜ばせるコツを心得ているとしか言いようがありません。

 このディスクは’79ユーゴスラビア、ベオグラードで録音されたものですが、普段この地のことは我々なじみが薄いためJAZZとはどうしてもイメージが結びつきません。その為自分ではそういった情報を目にしても恐らく購入はしないでしょう。しかし、いつも買い付けのレコード店のマスターに任せているからこんな掘り出し物にも出会えるのです。有り難いものです。やはりその道のプロです。自分で探してレジまで持っていき、購入する店ではこうした喜びには出会いにくいですねぇ。

 また、このBIG JAZZのサウンドは音楽の波を上下にうねるようにして、まるでイルカが泳いでいるみたいにJAZZを楽しく感じさせてくれます。カートリッジを替えて音楽を楽しむという習慣がありましたが、こんな風に簡単にインシュレーターを入れ替えて音楽を楽しむことがあってもいいでは?全く新しい音楽の楽しみ方です。

 今のところまだ量産体制には入れませんが、気のせいか一気にブレイクしそうな予感がしてなりません・・・。それぐらいJAZZの魅力を引き出してくれるのです。またそれを物語るに余りあるように試聴希望者の数がここに来て増えてきました。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020319.htm


その9 「深いオーディオの奥義」

 BIGの在庫切れの為、18個のBIG JAZZを作るつもりが1個足らない17個になってしまいました。仕方なくこの度はスピーカーを除いて4つのコンポに挿入して聴くこととしました。


▲ トランスポート CEC TL-1X
▲ DAコンバーター マランツ プロジェクトD-1
▲ パッシブコントローラー ローゼンクランツ C-1EX
▲ パワーアンプ ローゼンクランツ P-1EX
1111 111 11111111111111111111 111111111111111

 こけら落しは、もちろんこの最近よく聴くウィントン・マルサリスのスタンダードタイムVol.3です。「予想を覆される音」とも言えるし、その半面、「予想通りとも言える音」です。前者の場合は数多くBIG JAZZを入れるのだから、よりそのエッセンスがよく出るであろうとの音。それが、「どっこい!」「なんでもない音!」なのです。そうです、こういう時はウンと期待が持てる時なんです。


 予想通りというのは、オーディオラックに載ってある機材が全てBIG JAZZで統一される訳ですから、みんなの呼吸が揃い、「凄い事が何でもなく、当たり前のようになる」状態の音のこと。例の7曲目に差し掛かりました。ずいぶん野太い音に変わりつつあります、そしてシステム全体が細胞分裂を繰り返しながら大きくなって行っているイメージです。この感じはJBLで言えばLE-85のドライバーから375や2441に、またアルテックですと802-8Dから288-16Gに変わった感じ。

 「リラクゼーションの中の緊張感」とでもいいましょうか、余裕を持って聴けます。7曲目はドラミングから入りますが、8曲目はウッドベースにリードされて始まる同じようなテンポの雰囲気、そのベースとブラシによるドラミングのコラボレーションなんか全く大人の世界という雰囲気です。これは多分にウィントンのお父さんであるエリスのピアノが、そういう「枯れた味」と「ムード」を醸し出させるのでしょう。

 7〜8曲目は、一般のオーディオシステムならどうしても「ドローンとした重々しい低音」が緒を引くのですが、それは全くありません、むしろ軽やかさを感じる曲調です。しかしこうまで鳴り方や感じ方が変わるということは、アーティストの表わそうとしている気持ちの真意など汲み取れているようで実はそうでもなかったと言えそうです。イヤ!ハヤ!オーディオの奥義というものは「ナント!」「なんと!」「何と!」「深いのでしょう!!」。



 15曲目の「You're My Everything」なんか、思わずスキップして飛び跳ねるように鳴ります。
 
 16曲目の「Skylark」も何ともいえません。メランコリックなトランペットの音色です。

 17曲目の「It' Easy to Remember」も美しい。

 今日はあまりいいことがなく、実のところBIG JAZZはきょう試聴したいという気持ちがハッキリ言って湧いてこなかったのです。それが聴き始めたら何もかも忘れれJAZZの世界に浸れているのですから不思議です。何がこのような気持ちにさせるのでしょう?、あるいは今日の私はアドレナリンがドワーッと溢れているのでしょうか?

 「It's Too Late Now」が最後に放たれた左手から緒を引くような低いピアノの余韻が何時までも続き、それが消え去って初めて21曲全てが終わりました。今とても、いい心地です。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020320.htm


その10 「自己流の癖球」

 以前、寺島さんに次のようなことを言ったことを、今ふっと思い出しました。それは音の追い込みをゴルフにたとえた話です。早い段階から「自己流の癖球」だけで乗り切ろうとしたら先でその「癖を矯正」しようと思った時にはどうにもならなくなる時が来ますよ!。半分脅しのように聞こえたかも知れませんし、「まだケツの青いのが!、この偉そうな奴!」、と思ったに違いありません。60%〜70%までは基本をマスターすべきで、いつでも真っ直ぐで素直な球が打てるようになってから、その後、はじめて自分独自のスタイルというものを磨くべきではないでしょうか、といったような内容です。

 意識してその癖玉で勝負という雰囲気の鳴り方が出てきているような気がします。それは実は自分にも同時に言い聞かせていたことなのかもしれません、今、正にそのような雰囲気と余裕を感じることが出来ています。青木功のミラクルボールとでも言いましょうか、やっと私自身その奥の手を使えるようになったのか?、はたまた使う時が来たのか?、そういうことを思い出したわけです。

 趣きを変えて、ROSEMARY CLOONEYを聴いてみましょう。


 ROSEMARY CLOONEY vocals
Featuring:
JOHN ODDO piano&synthesizer
CHUCK BERGHOFER bass
JOE LABARBERA drums
DENNIS BUDIMIR guitar
GARY FOSTER alto,tenor&soprano saxophone,
flute&recorder
VINCE TRONBETTA tenor saxophone
WARENN LUENING trumpet&fluegelhorn

with Special Guest:
KEITH CARRADINE duet vocal (Turn Around)

Arranged and Conducted by JOHN ODDO

 私のリファレンススピーカーはオールメタルコーンの3ウエイです。唯一の欠点は程よい内部損失に欠ける点から、「潤い」とか「コク」また「淀んだ澱」のようなものは苦手です。その点を「サラダ系の音」と「漬物系の音」と私なりに分けて呼んでいます。正に私のスピーカーはサラダ系に属します。その漬物系のドロドロした感じがBIG JAZZを12個入れた今日のシステムからは大分感じるようになってきました。その確認の為にローズマリー・クルーニーを聴きたくなったのです。

 熟れた女性の声が、BIG JAZZによって「男勝りのような声」になっても困るという、一抹の不安を払拭する意味もありました。一番大きく変わったことといえば、声の発生が一音一音ハッキリと聞き取りやすくなったことでしょう。また、懐深い鳴り方となって、文句無しに感情表現がよく伝わってくるような、とてもいい鳴り方をしています。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020321.htm


その11 「BIG JAZZのサウンドに興奮した」
 ----- Original Message -----
 From:T.W
 To: ローゼンクランツ
 Sent: Saturday, March 09, 2002 1:47 AM
 Subject: PB-BIG JAZZを聴いてみたい

 貝崎様

 いつもお世話になっております。
ホームページでPB-BIG JAZZなるものを拝見いたしました。私も正直言ってJAZZしか聴きません。ですから、非常に興味を持ってしまいました。BIG JAZZのメスをスピーカー(JBLMetregon)の木の脚の下に敷いたら、すごい音でJAZZが鳴るのではないか?1度こう思い出すと居ても立ってもいられません!BIG JAZZの製品化はどうなるのでしょうか?試聴はまだ出来ないのでしょうか?寺島さんが羨ましいですねぇ・・・。

 CDプレーヤーの下に敷いているDADDYの設置方法をいろいろ変えてみました。前2点、後ろ1点にした場合、見た目には非常に安定感があり気に入ったのですが、肝心の音のほうはかなりおとなしくなってしまい、JAZZには前1点、後ろ2点が正解だと思っています。

 では、PB-BIG JAZZの聴ける日を心待ちにしております。又、その価格はBIGとあまり変わらないですよね?

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 ----- Original Message -----
 From: T.W
 To: ローゼンクランツ
 Sent: Thursday, March 21, 2002 3:46 PM
 Subject: PB-BIG JAZZの試聴レポート

 貝崎様

 いつもお世話になっております。
PB-BIG JAZZについての私の雑感を述べさせていただきます。

 ところで、私のオーディオ歴(現在43歳ですから、25年強という所です。)を振り返ってみますと大ブレイクが2度程ございました。

 (1度目のブレイク>

 Western Electricのパワーアンプに巡り合った時です。4inchの375コンプレッションドライバーにあこがれ続けて、【375】の入ったJBLのMetoregonをやっとのことで手に入れて、鳴らすアンプをいろいろ試しておりました。(試すと言っても貸し出し等というものは当時はあまりなく、購入という形をとらねばなりませんでした。また私の性格上、借りた製品では落ち着いて聴くことが出来ないのです。購入して定位置に置いてからでないと駄目です。)

 国産では当時アキュフェーズに信頼をおいておりましたので、まずはアキュフェーズのパワーアンプ、それからJBLにはやはりアメリカ製のアンプを組み合わせるべきかと考えてマークレビンソンとマッキントッシュを聴き比べてマッキントッシュを購入しました。『これで良し!』と納得しながらも、もっと良い音が有るのではないかと思い、マルチ・アンプへと進みました。ただ、アキュフェーズはデザインが国産特有の画一的な雰囲気を脱していないので、手元には残しませんでした。

1111 低域用 マッキントッシュ MC2600
中域用 マッキントッシュ MC7270
高域用 パス・ラボ アレフ3
チャンデバ アキュフェーズ F-15L

 再び『これで良し!』と納得しながらも、真空管のマッキントッシュMC30に入れ替えてみたりもしました。私は特別に真空管のアンプに拘りを抱いてる訳ではありません。トランジスタでもMOS-FETでも良かったのです。いやいや、真空管はスペアをストックしておく必要があるので、本当は敬遠したかったのです。
 
 ある日、初めて行ったお店でアルティックのA7が今まで聴いたことが無いほどに美しい音で鳴っていました。最新のアンプとスピーカーの組み合わせに勝るとも劣らない聴感上のS/N比の良さと残留ノイズの低さにも驚きました。あの高能率のA7から荒々しさも、残留ノイズも聴こえないのです!これは何かあるはずだと思い周りを見ると、今まで見た事も無い古びた真空管のパワーアンプが接続されていました。

 それが私とWesternのアンプとの出会いです。それからは頭の中は何時もWesternの事しかありませんでした。その時お店で聴いたのは350Bのプッシュプルの【124パワーアンプ】でしたが、なにせ高額なもので購入の目処もたたずにそのお店に通う日々でした。

 しばらくたって349Aのプッシュプルの【133Aパワーアンプ】がそのお店に入りました。全ての真空管、トランス及びチョークがWesternオリジナル(124は前段の球がRCAのものが多い。)で、お店の人が自宅での試聴を勧めてくれたのです。我が家で聴くJBLとWesternの組み合わせが奏でるJAZZは最高の音に聴こえました。そうなると、Westernを持って帰られるのは耐えられなくなり、後先のことを考えずにとうとう置いていってもらいました。

 そのお店は東京の【ウエスタン・サウンド・インク】の商品を委託販売しているのでメンテナンスは完璧な状態であり、購入後もう4年程度経ちますが1度も故障したことがありません。マルチ・アンプからネットワークによるシングル・アンプに戻しましたが、音の鮮度に於いてもマルチ・アンプを越えていると感心しています。出力はたったの7W程度ですが、我が家の8畳程度の部屋では不足を感じずに朗々とした音色でJAZZを奏でてくれています。

 (2度目のブレイク>

 CDプレーヤーの付属の脚を外して、底板に直にDADDYを前1点後ろ2点で設置した時です!過去には色々なインシュレーターを試した経験があります。木・石英ガラス・金属(ステンレス、銅)・合成樹脂系(J1プロジェクト)・カーボン系(SRコンポジット)等それぞれの素材によって固有な音に若干変化します。(変化です。良くなったのかどうか・・・?)ただ私の場合、どの場合も1,2週間したら落ち着かずに元の鉄製のスパイクとスパイク受けに戻してしまいました。(鉄という素材は案外音楽再生に向いているのかも知れません。)例外としましてスパイク受けをPB-JR(H)にした場合だけ元には戻しませんでした。

 これがローゼンクランツ殿のインシュレーターとの初めての出会いです。それからは貝崎殿もご存知のように、mailで教えていただいた通りに付属の脚を外して、底板に直にDADDYを前1点後ろ2点で設置しました。この時の音の激変には驚き、心の中で【たかがインシュレーター】と侮っていた自分を深く反省いたしました。

 又、ワディアのCDプレーヤーの場合は4隅のパイプ部分が1番強度があり、インシュレーターを設置するのはこの部分しかないとの自分の思い込みも覆されました。何でも試してみないと本当のところは判らないものだと勉強させられました。

 
 さて肝心のBIG-JAZZの音についてですが、私はBIGの音を聴いたことがありませんのでDADDYとの相違点について書こうと思います。

1.シンバルの音について
 
 JAZZにとって高域部を構成する重要な要素です。私の理想は重量感のある高音(羽根のように軽い繊細な音ではありません。)です。DADDYにした場合も重量感はかなり出ており満足しておりましたが、BIG-JAZZは更にその上をいくようです。それだけではなくシンバルの周りの空気も一緒に切り取って部屋の中で再現してくれているように感じます。スティックがシンバルに当たる瞬間の音、その後の【シュワ〜ン】という響きがまるで目の前で実物が鳴らされているような錯覚に陥ります。スピーカーから放たれた音が目の前で実物のシンバルが揺れているように空間で揺れているのです!

2.アコースティック・ベースの音について
 
 JAZZにとって低域部を構成する重要な要素です。DADDYの場合もぐっと重心が下がり満足しておりましたがBIG-JAZZを聴くにあたり、DADDYの場合は若干膨らみすぎかな?とも思えます。(これは部屋の特性、使用装置、接続ケーブルや電源廻り等の条件にも左右されますが・・・。)BIG-JAZZにした場合、ベースの音がぐっと締まり音程が明瞭に聴こえます。リズムもノリノリでレイ・ブラウンのウォーキング・ベースがごきげんです。又、バスドラとの区別もより明確になりました。

3.音像の出来方について(音場について)
 
 ソロイストの音像がDADDYよりも1,2歩前に飛び出してくる感じです。バックの演奏の位置は定位置ですので、それだけ空間の広がりが克明に再現されるということです。その上、ソロイスト(テナーサックスでもピアノでもボーカルでも)の音像が立体的に感じられるのです。2チャンネルのステレオから平面的ではなく立体的な音像が構成されるのは不思議です。バックの演奏の位置は定位置ですが、彫が深くなったように個々の音がはっきり聴き取ることができて他の音に埋もれてしまうということがありません。
 
 更に、ソロイストの感情的な表現はDADDYよりも数段上のように思います。演奏しているときの演奏者の感情の起伏がこんなに判った(様に感じ取られた)のは初めての経験です。実際のライブのCDを再生すると、楽器から空間に放たれた直接音と会場の壁などに反響してできるエコーとの分離が克明です。

4.その他
  
 DADDYの表面仕上げは光沢があり、BIG-JZAAの表面仕上げは半艶仕上げのようですが、それがそのまま音に反映されているように思います。表面仕上げも音に影響があるのでしょうか?DADDYは最新の海外高級アンプがよく聴かせてくれるような若干【つるつる】した大変美しい音です。反面、実際の音はそこまで美しく綺麗なものではないような気がします。BIG-JAZZにすると音の産毛のようなものまで表現され、大変自然な音触が感じ取られます。
 
 DADDYとBIG-JAZZを対比してしまうと、上記のようにDADDYが劣っているとの表現となってしまいましたが、DADDYも非常に高度な性能を持つインシュレーターであることは事実です。又、聴く音楽の種類によってはDADDYが最高の実力を発揮できるものと確信いたします。私が聴くJazzに限っては上記の通りです。
 
 まだBIG-JAZZを設置してから3日目です。今後、1週間、1ヶ月とどんどん音が変化していくのでしょうね。楽しみです。DADDYを使用しての経験と、今のBIG-JAZZの感触から更にどんどん良くなっていくことを確信しています。

 以上です。購入に関する質問は別mailで送信させていただきます。まずはBIG-JAZZの感想から連絡させていただきました。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020326.htm

その12 「清楚で柳腰」

 3日経っても、4日経っても寺島さんから連絡がありません。そうです今日でBIGJAZZを3個送ってから6日目になります。おかしい?着くと同時に「これは凄い!、これこそ待ち望んでいた音だよ!」という、返事が返ってくるものと思っていたのに、一体どういうことなのか?これは期待した音とは違う方向に変化したとしか思えない。

 シビレを切らしてこちらから電話をしました。

カイザー
 「お気に召していただけましたか?寺島さん」。

寺島
 「それが、そうじゃないんだよ〜、『清楚』になっちゃたんだよ〜」。

カイザー
 「え〜?『清楚』ですか〜?」。

 想像もしていなかった言葉が返ってきたものですから、さすがの私も頭の中が真っ白になってしまいました。
 
 「私はテッキリ、BIG JAZZを聴くと同時にカイザーさん、いいね〜!とご機嫌の声が聞けると思っていたんですよ」。

寺島
 「そうなんだよ〜僕も良かったらすぐに電話をしようと思っていたんだけど、それがLINNのCDに3個入れても、前に1個入れただけでも同じような変化はあるんだけどやはり傾向は同じ、『柳腰』になっちゃうんだよ〜」。

 「上手く言えないけど、音に隙間が出来ちゃうんだな〜」。

カイザー
 「そうですか、実はBIGとBIG JAZZの音の違いを、私は『静』と『動』の違いと感じてウェブ上でもそう書いたんですよ」。

寺島
 「エッ、どっちが『静』でどっちが『動』?」。

カイザー
 「BIGが『静』で、BIG JAZZが『動』です」。

寺島
 「うちでは反対だよ〜」。

カイザー
 「そう、おっしゃるんですから、そこではそのように聴こえるんでしょうね〜、これは私にとっては大変なテーマがまた出来ました」。「寺島邸では同じインシュレーターを入れても反対の感じをもたれた、『音のカラクリ』を今一番の研究にしているわけですからここで引き下がるわけにはいきません」。

 「寺島さん、これはちょっと一筋縄では行きそうもないので長期戦で行きませんか?」

寺島
 「あ〜いいよ!」。

カイザー
 「それと、今日の今のやりとりをウェブ上にそのまま正直に書かして頂いてもよろしいですか?、僕としては真実を伝えていきたいんです」。

寺島
 「それはいいことだ!カイザーさんは勇気がある、これからの時代はそうでなくっちゃ」。

カイザー
 「それでは、次のロットが出来上がりましたらまた9個送りますから、他の機材と足並みが揃ったところでどのように変わるか、ジックリ時間をかけて試してみてください」。

 私はこう言うのが精一杯でした。

 しかし、どう考えても私には納得がいかない、「BIG JAZZは私の耳にはファイトを前面に思い切って出してくる音なのに」、「清楚で柳腰」とはまるで正反対じゃないか。

 電話の向こうの寺島邸で何が起こって何がどうなっているんだろう?

 これはもう吉祥寺へ行くしかない。

 次回、この耳で確かめるまでは死んでも死にきれない。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020328.htm

その13 「寺島邸のシステムの特徴」

 空手の真似事は男なら誰でも子供のころにやったことがあるでしょう、瓦にしても板にしても割れた時はいいのですが、割れなかった時はその衝撃が全て手に戻ってきますから痛いなんてもんじゃありません。

 合板で出来たスピーカーエンクロージャーの話なんですが、丁度そのような状態にスピーカーユニットがさらされていると感じて頂ければいいと思います。何故ならば木の繊維が90度づつ互いに縦横に交差していますから、繰り返し発生する音楽振動がその場から逃げてくれにくい構造にあるのです。丁度金縛りの状態な訳です。

 ですから、微弱音や音の余韻といったものを再現するのは苦手で、とに角パワーをぶち込んで鳴らすしかその長所を見出す方法はありません。力強い張りのある音を出すことに於いては局面次第ではいいこともあるでしょうが、至近距離におけるリスニングポジションが余儀なくされる一般家庭においての音楽鑑賞用には厳しいものがあると思います。まして大型のホーン型でしたら尚更のことです。その為、寺島さんは最近、医者から「大きな音で長時間聴かないように」と警告されているそうです。

 そのレイオーディオのスピーカーの下には、汽車の線路を受ける枕木と間違えてもおかしくない程瓜二つの、これまた合板で出来た重さ40キロはありそうなものが前後方向に2本あります。その上にスピーカーは直置きです。また、これでもかとJDFのモノラル・パワーアンプを置いてある合板の特注ラックもその厚さたるや80〜100ミリはありそうな物。当然のことながらCDとプリを置いてあるラックもそれと同じ構造の横2連タイプです。



ローゼンクランツのケーブルを首にぶら下げ、ご機嫌な様子の寺島御大

 すなわち、寺島邸のシステムの音の特徴は合板が大半を占めているのです。現代に於いてはスピーカーエンクロージャーもオーディオラックも80〜90%方はM.D.F、若しくは圧縮ボードタイプですから、皆さん方が普段馴染みのある音とは大きく違う鳴り方の音なのです。

 そしてパワーアンプはACケーブルは交換出来ない直出しタイプなので、ご自慢の黒蛇、青蛇は使うことが出来ません。それとスピーカーケーブルも専用の物しかどうも使えないらしい、この2点が寺島さんにとって一番つらいそうです。パワーアンプ以前のみで色々と試行錯誤せざるを得ないので、いい音を出すのに大変難しいわけです。

 特にケーブル関係で強力な物を持ってくれば、勿論そのもの自体の長所は確認出来て、「これは凄い!」ということになるのですが、信号の上手に凄い物が入れば入るほどパワーアンプ以降の流れ方とエネルギーバランスが取れなくなり、そのジレンマはどうにも解決されにくいということになります。前半、後半どちらも流れが良いのが理想ですが、やむなく半分の場合なら後半に抜けのいいほうが気持ちよく音楽が聴けるというものです。

 その何かとトライし続けている前半部分のシステムは、LINNの280万円のCDとコンバーターはイルンゴ製、それに特注物のプリ。プリとスピーカーを除いてインシュレーターは、現在ローゼンクランツのPB-BIGを12個使っておられます。寺島邸の概要はざっとこういったものであります。ケーブル関係については最近どうなっているのかは分りません。 
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020402.htm


その14 「音楽と出会えオーディオと決別」

 ----- Original Message -----
 From:T.W
 To: ローゼンクランツ
 Sent: Sunday, March 31, 2002 7:58 AM
 Subject: T.Wです。

貝崎様

 いつも大変お世話になっています。

 【貝崎さんはいつ寝ていらっしゃるのでしょうか?】という我が家のお茶目な疑問に詳しくお答えいただきまして、誠に有難うございます。私にとっては本当に羨ましいお仕事と強いご意思による取り組み姿勢で、家族のものには『もう読まないほうが良いよ・・・。』とまで言われました。(羨ましがるからです。)私もいつかはオーディオ・ショップかジャズ喫茶の頑固な店主となり、仙人(?:失礼!気を悪くなさらないでください。私にとってはこの表現が最も好きなんです。)のような日々を送りたいと数年前(もっと前かもしれません。)から真剣に考えておりました。

 さて、PB-BIG JAZZをCDプレーヤーにセットして、10日程経ちました。その間に1度、セッティングが微妙に気に入らずやり直したことが1度ありましたが順調に音も成長し、昨日などは過去最高というような演奏を我が家のオーディオ・セットはしてくれました。もう低音がどうのとか高音がどうのとか、いつも音を分析して聴いている自分がそこにはおりません。心から音楽を楽しんでおります。アコースティック・ベースやドラム、ピアノ、ギターのリズムを受け持つ楽器の乗りの良いこと!トランペットやテナー・サキソフォン等のリード楽器及びボーカリストの深い表現力にも感動ものです。この音が明日も明後日も消えずに残っていますように・・・。いやいや、どんどん更に良くなっていきますようにと心から望んでおります。

 このように外国のオーディオ機器と組み合わせて、一体となって音楽を表現できるポイント・ベースが『日本で作られていること』を非常に嬉しく思います。貝崎様は本当に音楽を良く理解されている方だと思います。本当に尊敬いたします。過去から現在、そして今後も日本で音楽を表現できるオーディオ機器が製作されることはまず有り得ないだろうというのが私の考えです。

 過去の日本の製品を全て聴いたのかと問われれば、答えはNoです。私の聴いた製品などほんの一握りのものです。ですが、メーカーの今までやってきた姿勢を考えればそんなに外れてはいないだろうと思います。松下(テクニクス)、東芝(オーレックス)、日立(ローディー)、シャープ(オプトニカ)、サンヨー(オットー)、三菱(ダイヤトーン)等、大企業は『企業としての文化』をいとも簡単に捨ててしまいました。企業として文化の担い手となることを放棄してしまったのです。

 三菱など、さも得意そうに砂丘だか砂漠だか判りませんがスピーカーを砂の中に埋め込んで無限大バッフルを実現し、マイクを上から吊り下げて周波数特性を測定しているCMがありましたね。部屋の中で音楽を聴くためのスピーカーを作るのに、なぜ砂丘だか砂漠のような非日常的な環境の中でデーターをとる必要があるのでしょう?私には理解できません。

 唯一例外があるとすればヤマハの【NS1000M】が思い浮かびます。このスピーカーはベリリウムの振動板を使ったことばかりがクローズアップされていたように思います。それも要因のひとつだと考えられますが、システムとして音楽が鳴っていたように思います。ですが、ヤマハもこのNS1000Mをとうとう越えるスピーカーは作り出せなかった・・・。【まぐれ】だったのかもしれません。
 
 正直に言いますと私は日本人が好きではありません。Minority(少数派)を尊重しないからです。何でも多数決で右に倣えをよしとする自分の意思を持たない国民性に思えるからです。個人の意思をこんなに軽視出来得る民族もそう多くはないでしょう。その上、文化(文明ではありません。)を理解する人の数の少なさは世界有数ではないでしょうか?私の文化レベルなどたかが知れていますが、あまりにも文化を理解しない(しようとしない)人が多すぎるように私には思われてなりません。これも敗戦で自国の文化を捨てざるを得なかった年代の人々なら理解できます。ですが現代はそういう時代ではありません。若者はもっと謙虚に(と同時に自分の未来に誇りを持ち)先達の文化を学ぶべきです。壮年の人はもっと自分の意思をしっかりと表現すべきです。今、日本は何処へ向かっていこうとしているのでしょう・・・。
 
 また、近畿圏でもこの文化の消失は大阪が最も進んでいるように思います。神戸や京都はまだ大阪に比べれば文化を愛する人が残っているようです。それはジャズ喫茶の数に顕著に現れています。文化レベルとジャズ喫茶の数は比例する!との研究発表を行いたいぐらいです。

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 ----- Original Message -----
 From: info@rosenkranz-jp.com
 To: T.W
 Sent: Tuesday, April 02, 2002 1:39 PM
 Subject: Easy Come Easy Go

 T.W様

 後になって気がついたことなんですが、「大企業が文化を捨ててしまった」ということについてですが、彼らはその事を文化とは最初から受け止めていたのではないのかもしれません。もちろん、携わっている当事者の中には純粋な人も多かったと思いますが、儲かるから参入しない手はないということの方が強かったと思うのです。

 企業ですから営利が優先するのでしょう。しかし、儲かるからといって単純な動機で初めても、三度の飯より好きという人たちには最後は、かなわないという見本のようなものでしょうネ。それは、数ある部門の一つですから無くなったって命にはべつじょうありませんから。英語の諺の、「Easy Come Easy Go.」に当たるものです。

 次々と廃部に追い込まれていく、今の企業スポーツの在り方なども全く似ていると思います。数字しか見ない銀行あたりから、融資の条件として突きつけられたりすることがきっかけとなるのでしょう。

 しかし、本業として1本でやっている所は、それを止めるということは、死を意味しますからドッコイ違いますよね。ここらあたりが勝負の分かれ目になるのではないでしょうか。

 ですから、そうなるべくして、そうなった必然と見るべきだと私は見ます。最初から答えは解っていたと言ってもいいのではないのでしょうか。

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ローゼンクランツ
貝崎 静雄
〒733-0003
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tel&fax 082-230-3458
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http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020403.htm


その15 「栄えあるBIGJAZZの初代リファレンス達」

 栄えあるBIG JAZZの初代リファレンスに選ばれたメンバー達が演じる音楽を、今日これから聴くのですがどんな音になるのかワクワクします。初期ロットで作った物は待ちきれない何人かのお客さんが買って行きましたので、もう手元には2個しか残っていません。ですからしばらくはPB-BIGで聴いておりました。



2ロットめのBIG-JAZZ

 とりあえず、前回と同じくスピーカーを除いたコンポに3X4の12個入れての試聴です。毎度の事ながら、入れ替えていきなりは良くありません。足元から崩れたような安定しない音です。でもそんなひどい症状はごくわずかな時間で解消し、5曲目のBona And Paulあたりから俄然調子が出てきました。6曲目はあまり好きではありませんので、スキップして7曲目のA Sleepin' Beeを聴きますと、ますます調子が乗って来ているのが分ります。

 いや〜!ブラシによるドラミングのリアルなこと。またリズムを受け持つベースも何とも言えずご機嫌なノリです。ピアノの輝きある音も素晴らしく、ハードメイプルを音色の基本に置いて組んでいますので、楽器の響きに瓜二つのような音空間を展開しています。その音空間というのがどういうものかと言えば、リード楽器のトランペットがフロント中央前部に位置して、ピアノは大きくその後方から包み込むような壮大な鳴り方を、またドラムスもその若干左かなというくらいで、やはり同じように拡がりを持っています。この曲はピンポイントのようにアーティストの位置関係がよく判るものではありません。



Wynton Marsalis Standard TimeVol.3

 いきなり、Rejinald Vealのりりしいベースのリードで始まる8曲目のBig Butter And Egg Man、これは一転して位置取りが手に取るように見えます。左手にベース、右手にピアノ、後方にドラムス、当然ペットは中央のダイヤモンド型のカルテット構成です。 クッキリと浮かび上がるように生き生きとしたシンバルワークが聞こえるのはBIG JAZZのディンプル効果のせいでしょうか?。非常に耳によく通るように入ってきます。

 自信に満ちたwynton Marsalisのトランペットの音色が部屋一杯に響き渡ります。微動だにしない音程を保ちながらメロウなSkylarkを聞かせてくれます。こうしたスタンダードな曲を演奏すると本当に実力が分ります。見事に乱れの無いメロディーを歌い上げます。

 ローゼンクランツのリファレンスシステムは切れのある音楽を聞かせてくれますので、テンポとノリはこの上ありません。本当に生きのいいことといったら他に変わるものは何も無いでしょう。そのことの一点に絞って磨きに磨き込んだ音なのです。私は如何に大迫力の音がしようとも、萎えたような重さを感じる音は嫌いなのです。例えば、鉈のように重さでもって壊し切るようなものより、お互いの切り口がピタッとくっつくようなものでなければ嫌なのです。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020409.htm

その16 「Running Bass」

 ローゼンクランツのリファレンススピーカーは、ウーハー、ミッド、トゥイーターと独立したエンクロージャーに納め、ひな壇式に積み上げた形になっております。そして、それぞれのサイズに適したインシュレーターを下から順番にPB-BIG、PB-DADDY、MB-18と使用しております。

 この度、やっとBIG JAZZのメンバーが18個揃いましたので、全てに同じ物で聴く事が出来ます。丸々2昼夜は、スピーカーだけを除いてCD、コンバーター、コントローラー、パワーの4ヶ所に使用した形で聴きました。というのは、スピーカーのみBIGJAZZが入ると表面のディンプル加工が残りのミッドとトゥイーターの二つと違いますので、その音の違いの確認を取る必要があったからです。ここまでの状態の音は、・・・「その15」で報告させて頂きました。

 スピーカーにBIG JAZZを入れて、深夜の2時から聴き始めましたが、10分間ほどは足並みが揃わず低音が全くと言っていいほど出なくなりました。15分目位からでしょうか段々と波動が揃って来る様子が分ります。それにつれて動きのある低音が出始めてきました。

 その「動きのある低音」というのは、ちょうど鳩が首を振るような黒人特有のノリです。この感じはステレオと付き合って私も40年になりますが、初めて経験するものです。生でしか感じることの出来ないノリと言ったら分ってもらえるでしょうか?。特に19曲目の「I Gotta Right to Sing the Blues」に於けるWalking Bassなどは、軽快なあまりRunning Bassと言いたいぐらいのノリです。

 今日の私はいたって冷静です。少しずつ積み上げて来た、この一連の「振動の時間軸」の研究の成果が、ここに来て真の意味で「花開いた」のでしょうか?いや!、いや!、そのもう一つ先の「結実した」状態なのかもしれません。感じることは、とにかく、音楽のエキスがものすごく濃いのです!。ですから、ボリュームも上げる必要を感じません。それでも十二分に満足出来るのです。

 いくら大音量で聴いても一つも迫力を感じない音というのがありますが、それは簡単に言ってしまうと音楽のエキスが出ていないだけのことです。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020412.htm


その17 「スラップスケート」

 スケートの堀井選手がとうとう引退することとなりました。一時は世界新記録まで出して世界のトップに君臨したことのある名選手ですが、長野で見せた彼の涙は強い印象として残っています。全てはスラップシューズが彼を狂わしたわけですが、何ともやり切れないものがあったのでしょう。

 その堀井選手を悩ましたスラップシューズと彼の「微妙な関係」なるモノを、今”ひょっと”私は感じています。「それは何か?・・・」といいますと、一時いいと感じた音が2日、3日、4日と経っていくうちに次第に音楽の魅力を感じられなくなっていることに気づきます。

 雛壇式に積み上げたローゼンクランツのリファレンススピーカーに「BIG JAZZ」、「DADDY」、「MB-18」と3種類のインシュレーターを「ウーハー用」、「ミッド用」、「ツイーター用」として鳴らして1週間です。どうしてもその音に耐え切れなくなって、確認の為にもう一度BIG JAZZをPB-BIGに戻してみることにしました。

 入れ替えた途端、音楽が流れ始めたことにホッとした安堵を感じる自分が分ります。それは最初に懸念した通りのことがやはり起こってしまっていたのでした。それから今日でさらに3日経ちましたので、感じ方に変化の無いことを確認しています。

 前回、「Running Bass」と言って、鳩が首を振るようにノリがよくご機嫌な様子をお伝え致しました。そしてその時、今日の私は「いたって冷静です」とまで言ったのですから、穴があったら入りたいぐらい恥ずかしい気持ちですが、改めて訂正致します。この事によって今私が感じていることは、「縦波」と「横波」の問題を整理して考えなければならないと新たなテーマを感じている所です。

 このことについては、また後日感じたままを述べてみるつもりです。「振動の時間軸」というテーマを持って研究している当の本人の私でさえ判断を誤ることがあるという見本ですから、それぐらい振動のタイミングが揃うことが難しいということを皆さんに改めて感じていただければ幸いかと思います。こうした事は測定やデーターに決して現われることはありませんので、最終的には自分の感覚しか頼るものはありません。

特に気をつけて頂きたいこととしては、考え方や構造の違うインシュレーターを重ねて使っている方を時折見かけますが、音が複雑になって何が良くて何がよくないのか訳がわからなくなってしまいますので、そうした使い方は避けるべきであります。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020420.htm

その18 「縦波」と「横波」


  ドルフィンキック

 この「縦波」と「横波」という言葉から私がいち早く想像するのがイルカの泳ぎです。大半の魚は尾ひれを横に振って泳ぎます。その中でも特に「鯖」や「鰹」や「ブリ」といった回遊魚は大砲の弾のような形をしていてとても速く泳ぐことが出来ます。食物連鎖からしてもそれらを餌にして生きて行く為には、更にもっと速い泳ぎを身に着ける必要があります。その為に編み出されたのがドルフィンキックなのでしょう。

 愛嬌のあるイルカがジャンプして輪くぐりする様子を見ていますと、もの凄い力であることが分ります。最近人気が出てきたシンクロナイズドスイミングでも水中からジャンプしますが、それも何人もが力を合わせて持ち上げても足首が水面以上まで出ることはありません。それぐらい強い力を彼らは持っているという事になります。


  回遊魚は全身が筋肉

 空気中よりも大きな抵抗のある水の中で、疲れを知ることなく泳ぐのですからその身体能力の高さには驚かされます。その力の秘密はどこから来るのだろうか?、とふとそんな事から鯖を輪切りにした煮付けを食べる時を思い起こしてみます。その身のほぐれ方から年輪のような形をしているのがそれら回遊魚の特徴で、全身がプリプリとした筋肉であることがよく分ります。鯛やヒラメのように平べったい形をした魚とは身の付き方が全く違います。

 こうした身体の構造が強い力を生み出す源だということが分ります。イルカの肉体構造こそ知りませんが、それらを更に上回る身体能力を持っていることだけは確かです。ただ見ていて分ることですが、パッと身をこなす左右方向への急旋回ということについては「横波」の方がどう見ても有利ではあります。そのことはピアニシモの微弱音あたりの表現には向いていると言えるかもしれません。


  形状の違う物は波動が合わない

 ここで我がローゼンクランツのインシュレーターに話を戻しますが、表面が平らな形状の物とディンプル型のBIG JAZZを同じ機器の中で混ぜたが故に波動が合わず、ハーモニーを生み出せなかったものと思います。特にスピーカーの場合は振動エネルギーが強いものですからその差がより顕著に表れるのでしょう。 

 4段のラックにはCDトランスポート、DAコンバーター、パッシブコントローラー、パワーアンプとBIG JAZZを3X4の12個使い、スピーカーのみPB-BIGにDADDY、MB-18とした場合が現時点において一番私の好みとする鳴り方がします。ただ、当社の場合は3段直重ねの特殊なスピーカーであることをお断りしておかなければなりません。まだ実験はしていませんが単体のスピーカの場合であれば間違いなく全部同じタイプのインシュレーターで揃えるのが、より一層足並みが揃って音楽の抑揚が出るものと思います。


  「棒と板」より、「棒と棒」の方が波動が揃う

この「縦波」と「横波」の違いということと関連して似たようなことを過去に経験しております。それはCD及びアナログのディスクスタビライザーの開発実験の過程においてのことです。2枚の真鍮板を貼り合わせる際に、「薄い鍋型の母材」と鳴き止めに使う「ドーナツ型の副材」の組み合わせの違いによる音の違いを調べたものです。「棒と板」、「棒と棒」の組み合わせた物を聴き比べますと、明らかに「棒と棒」の組み合わせの方が音楽が流れるようにハーモニーがより美しく聞こえます。


  目は騙せても、耳は騙されない

 この事は伸銅品が出来る時に加えられるストレス(一種の波)は外から中心に働きます。方や板材はローラーで伸ばされますので当然ストレス波は水平方向に加わります。その波動の違う物を組み合わせた時には、何とも両者が嫌がっているような感じが、否が応でも、もう一方の波動の揃った「棒と棒」で出来た物と比べてしまうと判ってしまうのです。目で見ただけでは誰も製品の違いを言い当てることは出来ませんが、音としての違いは誰が聴いても分るのですから、「目は騙せても、耳は騙されない」、人間の耳の力というものは恐ろしいものです。またこれは回転するものですから、なおの事同心円状の波動の棒が良かったのです。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020422.htm

その19 「JAZZ喫茶メグ訪問」

 寺島さん宅には、連休初日である28日の日曜日15時にお伺いする約束をしています。当日は早めに宿を出て、秋葉原のガード下のパーツ街で色々と買い物です。特に今日見つけた一番はビットのセットです。訪問先では何があるか分りませんので、工具箱に積んでおくと何かと便利で、これだけあれば回せないネジはないでしょう。



( 広島に帰ってからの話 >

納品に来た、K氏に「これ買ったよ!」。
「これだけありゃー廻せんネジは無かろ〜?」。

ジーッとK氏がビットを見て、突然WBTのスピーカー端子を持ち出し・・・
「廻せんネジがあったよ〜」とかる〜く一言・・・。

「どこにやぁ〜」。

「これ!」。

「ほんまじゃ〜」。
「カーッ!」と頭に血が上って行く私があった。
“このヤロー!!”、気の利かん奴じゃ・・。

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 一旦神田に戻り、中央線で吉祥寺に向かいます。今日のもう一つの目的はJAZZ喫茶メグに行くことです。駅を下りてタクシーに乗り運転手さんに番地を告げますと、このすぐ近くですからそこの交番で聞いて歩いて行った方がいいでしょう、と言って下ろされました。

 線路沿いに歩いて2〜3分。この筋だと思い入りましたら、「ひ・ら・が・な」でスナック「めぐ」という看板が目に入って来ました。いくら変わり者の寺島さんとはいえども、JAZZ喫茶に「ひらがなはないよなぁ〜?」と思い、周りをウロウロ眺めると、紛れもなくJAZZ喫茶にふさわしいカタカナの「メグ」という文字がすぐ目と鼻の先で見つかりました。テナントビル風の2階です。



E/VジョージアンUとマッキントッシュMC2500

 店内に入ると正面にはレジカウンターがあり、そのすぐ右手にジョージアンのスピーカーが店内の奥に向かって置いてありますから、お客さんが皆さんこちらに向いて座っている格好になります。どこのJAZZ喫茶も同じですが、7〜8人はいましたでしょうか一様に皆さんうつむいて一人JAZZの世界に浸っています。とはいえ、入った瞬間全員の視線がこちらに集中したかのような錯覚を覚えるようです。話し声一つ聞こえることはありません。まるで、「音楽を聴く人の迷惑になりますから、一切会話はしないで下さい」。とのおふれが出ているのかと思うほどです。一般人からすると、何とも異様な雰囲気でしょう。



老舗のJAZZ喫茶だけあって、ソフトはほとんどLP中心みたいでした

 皆さん奥側の席に座っていますから、私は店内の中央ぐらいの席に着きアイスコーヒーを注文しました。ウエイトレス一人しかいないようで、その娘が音楽もかけているようです。店内に流れている曲は誰の曲か判りませんでしたが、とってもいい曲が鳴っていました。「あそこの音はキツイから、耳栓をしないと聴けないぞ!」といった感想を過去に聞いたことがありましたが、決して今日鳴っている音はそんな風ではありません。明瞭度こそありませんが、構えて聴くことなく、とても雰囲気のある音で、寺島邸の凄い音とはぜんぜん違います。



値段はほとんどのドリンクが600円で安いです

 同じ人物の音とはとても思えず、どちらの音が寺島サウンドなのか不思議でなりません。私でしたら、システムこそ違っても出てくる音楽のエキスには、共通したものが自ずと出るものと思うのですが如何なものなのでしょう?。



椅子やテーブルも年期が入って雰囲気は最高です

 アイスコーヒー代600円を払おうとレジに向かうと、そのすぐカウンター越しにトーレンスのレコードプレーヤーで鳴らしていました。「これから、寺島さんのお宅へお伺いするところなんですよ」と言っても、彼女はキョトンとした様子で何も知らないみたいでした。これまた不思議。

 タクシーに乗って、「本町4-4お願いしま〜す」。

 
カイザー
 寺島邸に着くや否や、「いま、メグに寄って来ましたけど」、

 「どうしてすぐ近くに、同じ名前でひらがなの『めぐ』があるんですか?」と聞くと、

寺島
 「そうなんだよ〜!」「世の中には変わった人がいて、その名前を使わして欲しいと言って来たもんだから仕方がなかったんだよ〜!」。

カイザー
 「しかし紛らわしくて、間違うお客さんがあるでしょう?」「僕も、もうちょっとで、そちらに入るところでしたよ〜!」。

寺島
 「そうだろう!、困っちゃうよな〜」。

 「ところで、どんな感じだった?」。

カイザー
 「どんなって、皆さんうつむいて音楽に浸っていましたよ!」。

寺島
 「アッそう!、やっぱりそう!、そういう雰囲気って嫌いなんだよねぇ〜」。

 「楽しそうに会話を楽しみながら、JAZZを聴いて欲しいんだけどなぁ〜」。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020507.htm

その20 「柳腰の音とは?・・・確認の為に寺島邸へいざ!」

 「お久し振りです」。

 「やぁ〜こんにちわ」。

 「失礼します」。

 「まぁ〜、どうぞ!どうぞ!、今お茶でも入れるから」。

 寺島さんは豪放らいらくで口は悪いけど、すごく気を使ってくれるところがあるんです。初めてお邪魔した時などは、寿司を取ってくれたり、イタリア風のサラダだかカルパッチョだったか、いっぱい、いっぱいご馳走になりました。私はてっきり出前を取っているのだろうと思ったら、ところが、”ドッコイ”後から聞くと、寿司は別にしても全部奥さんの手料理だったそうです。すごくおしゃれなお皿に見事な料理でしたから、さすが高級住宅地吉祥寺は違うなぁ!と思いその時は驚いた次第です。



目立って変わった所はありませんでしたが、エールのホーンツイーターの位置が20cm位後ろに下がっていました。

 原稿が沢山溜まっているらしく、今日中に原稿用紙30枚くらい書かなくてはいけないそうです。そんな事で僕に与えられた時間は3時間。事前にBIG JAZZを3個、そして今回訪問前に9個お送りしていますので合計12個のBIG JAZZが手元にはあり、寺島さんのPB-BIG12個と併せて合計24個のインシュレーターが勢ぞろいです。

寺島
 「今、新しい奴は外してるから、BIGだけの音を聴いてもらった後」、
 
 「この間、リンのCDにBIG JAZZを1個入れた時の音を、それでは聴いてもらいましょうか?」。



寺島さん曰く、「このはみ出し具合が、大事なんだよ!」。

 「カイザーさんは最近、マルサリスのスタンダードVol.3をよく聴いてるんだって?・・・それも7曲目を」。

 「しかし、僕の場合リファレンスのディスクはその都度よく変わるから」、

 「あのディスクはどこへ行ったかなぁ?」。

 「他のディスクでもいいでしょう?」。

カイザー
 「はい、構いません」。

寺島
 10秒ほど鳴らして・・・「どう?この違いは!」。

 「ハッキリ聞かせてよ!、カイザーさんの感想を・・・」。

カイザー
 「どう?って、言われましても〜・・・」。

 「僕にとっては、今出ている音がどうというよりBIG JAZZがいい方向に行きそうだなぁ、と感じることの方が強いですけど・・・」

寺島
 「音が痩せるでしょう?」。

 「少しスマートになるでしょう?」。

カイザー
 声には出さず、”イイヤ、痩せたんじゃない!”、”締まったんだ!”。

 「いいえ!、切れがよくなって更にいいと思いますけど・・・」。

寺島
 「下が出なくなったでしょう?低い音が」。

カイザー
 「僕にとっては箱の付帯音が少し取れて、更に『タイト』でいい方向に感じる音が、どうも寺島さんには『痩せた』ように感じるみたいですね!」。

 ”これは3年前の議論の全く同じ再現だ!と、私は心の中でつぶやいた”。

 「この度は、私の価値観を寺島さんに押し付けるつもりはありません!」。
 
 「良い悪いは別にして、今回は、如何に寺島さんに気に入って頂ける音を作るかが私の目的なんです!」。

 「いくら作った人間がいいでしょうと言ったところで、お金を払って買うお客さんが気に入らなければ何にもなりませんから」。

寺島
 「そうだ!そうだ!全くだ!」。

カイザー
 「混ぜるとどうも良くないので、最終的には揃った音を聴いて頂きたいのです」。

 「ですから、更にひとつづつ、コンバーター、パワーアンプと順番にBIG JAZZを増やしていって聴いてみて下さい」。

寺島
 「チョッと待って、それなら今デジタルケーブルの接触が悪く、綱渡りの状態だからパワーアンプから先にやって頂戴」。



「音が真ん中に塊となって飛んでこなくちゃ〜!」その為には前1点、後ろ2点の3点支持で決定。

カイザー
 「ハイ、分りました」。

 ”ラックの上に乗り、パワーアンプの下にインシュレーターを入れ替えるのに神経を使います”。



狭い所に手を伸ばし、やっとの思いで交換したPB-BIG JAZZ。

寺島
 「気をつけてよ!、気をつけてよ!」、

 「そのツイーターのケーブルが動くと拙いからねぇ〜」。

 「如何ですか?」

 「ヤッパリ!同じ傾向だねぇ」。

カイザー
 「分りました、コンバータ-に入れると、これで全てBIG JAZZの揃った音になります」。

 「僕がやるより、ここは寺島さんがやった方がいいでしょう?」といって、代わってもらいました。

 「するとどうでしょう?」、

 「デジタルの同軸ケーブルの先端が折れて、完全に外れるではありませんか・・・」。

 ”全く考えられないことですが、面倒くさいとおっしゃる”。”こういう事が気にならないこと自体が私には信じられません”。

 ”ご自分で何とか念力でつなげると、

寺島
 「これは奇跡だ!」、「音が一発で出た!」。

カイザー
 ”なんと!当のご本人自身が一番驚いているのですから、呆れてしまいました”。

寺島
 「いいじゃない!、いいじゃない!」。

 「低い音が出たねぇ!、切れもいいし、いうことナシだよ!」。

 「カイザーさん!これはどうして?」。

 「不思議なことがあるもんだねぇ・・・」。

 「これならいいよ!」。

 「これはいい!」。



やけに神妙な顔の寺島さん。

カイザー
 「やっと!、気に入っていただけましたか!」

 「よかった!、よかった!」。

 「この度は長期戦ですから、ジックリ聴いて下さい」。

 「2ヵ月後にオーディオワールドで東京へ来ますから、その時にまた寄りますので」、

 「今日のところは時間もありますでしょうから、失礼致します」。

寺島
 「それじゃ!また!」。

カイザー
 ”やれ!やれ!、やっと理解してもらえた”。

 ”ひとまず、安堵しました”。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020508.htm


その21 「PB-BIGとPB-BIG JAZZの聴き比べ・・・H,Y氏」

 H,Yです。

 比較試聴を報告します。

 セッティング条件は以下の通りです。


部屋:洋間6畳 ニードルパンチカーペットの上にウッドカーペットを敷いています。
CDプレーヤー:マランツCD94LTD改オーディオラック(ヤマハGTR-1B)の天面にPB-REX(A)を介して設置。オリジナルの脚ははずし、PB-REX(A)を後方2個、前方1個使用。
パッシブフェーダー:レイオーディオMSA202床に直置き。
パワーアンプ:JDF HQS2100UPMオーディオボード(イルンゴGrandezza)の上に直置き。ボードの下は同じ大きさにカットしたループカーペットを敷いています。オーディオボードはアピトン合板製の75mm厚。
スピーカー:レイオーディオKM1Vオーディオボード(タオック4547B)の上に専用台を介してセット。

 今回、パワーアンプにPB-BIGあるいはPB-BIG JAZZをセットして、比較試聴しました。


PB-BIG:色付けがなく自然な音色。やや優等生的なサウンドで、おとなしいイメージ。
PB-BIG JAZZ:ごくわずかに固有の金属音が付与されるが、躍動感が出てきて、エネルギッシュな音。まさに音があふれ出るようなイメージ。

 イルンゴGrandezzaは、振動を吸収して機器本来の音色を引き出すようなタイプのため、PB-BIGを使ったとき、それぞれの特徴が相殺され、あまりメリットが感じられませんでした。一枚板のような響きの美しいボードとの相性がいいのではないかと思われます。

 一方、PB-BIG JAZZの場合は表情が一変しました。大げさではなく、音楽が生き生きとしてきます。不自然さがないため、ジャズだけでなくクラシックもOKです。

 余談ですが、パワーアンプにPB-BIG JAZZをセットし、CDプレーヤーのPB-REX(A)をPB-BIGに変更してみました。すると、響きがなくなり、詰まったような音になりました。PB-BIGは重いため、ダンプしすぎてしまうようです。CDプレーヤーにはPB-REX(A)がベストマッチであることがわかりました。

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 ----- Original Message -----
 From: "H. Y"
 To: (info@rosenkranz-jp.com>
 Sent: Saturday, May 11, 2002 7:55 PM
 Subject: Re:PB-BIG返送します

 カイザーサウンド 貝崎殿

 H.Yです。

 BIG JAZZは気に入ったので購入します。

 金額と振込先を教えて下さい。

 PB-BIGは宅急便で返送しました。

 5/12到着予定です(伝票No.****-****-****)。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020518.htm

その22 「写実派と抽象派」

 絵を書くこと、歌うこと、野球をやっても、ゴルフでも、何でも上手になろうとすれば、人は先ず物真似から始めます。私たち普通の者は先ず基本に忠実に元の姿を崩さないようにやるものです。それが寺島さんだけは基本をやらないでいきなり自分のスタイルを押し通すものですから、当然一般の人には理解できないことばかりです。ですから寺島邸を訪れた人すべてと言ってもいいほど彼の音をよく言わないのです。

 私も何度お邪魔しても、寺島さんの求めようとしている音の価値観がほとんど分らないのです。言葉では「ガツ〜ン!」とか、「バシャ〜ン」とか、「ゴリッ!」とか言われるのですが、なかなか理解できません。たった一つでも、「この音がいい!」というのが両者一致すればいいのですが、残念ながら今までにはありません。寺島邸で出た音に対して具体的にこの音がいいというのが私には感じたことが無いのです。しかし、それでもただ一つ「ローゼンクランツ」の「インシュレーター」だけにはぞっこん惚れ込んでくれているのです。この事だけが寺島さんと私の唯一の接点なのです。

 それが、この度ヤスケンさん宅にお邪魔して初めて気づいたことがあります。音が鳴るなり、「全く同感です!」と言うぐらい、ヤスケンさんが出している音と私が追い求めている音の方向が同じなんだ!、と言うのが会話を交わさずとも瞬時に感じ取れたのです。そしてヤスケンさんに話したことです。私たちは「リンゴ」を見て瓜二つの「リンゴ」を書こうとしていますが、寺島さんの場合なら「スイカ」に見えてもこれが「リンゴ」なんだと言われるようなもので、ひょっとして「ピカソ」や「岡本太郎」の抽象画ような飛びぬけた能力の感性なのかも知れません。

 いつでも見事なリンゴが書けて、私たちにそれを見せてくれた後に、「スイカ」の姿をした「リンゴ」の説明をしてくれると理解できるかもしれません。同じような価値観や意思の通じる道具をお互いが持っていたなら理解し合えると思いますが、あまりにも能力がかけ離れていたならば私達凡人には分るはずがありません。

 でも私は今日から思いを更に新たに、少しでも抽象画が理解できるように勤めさせてもらおうと思っています。なぜなら寺島さんは64歳にして、あれだけJAZZとオーディオに情熱を燃やし続けられるには凡人のエネルギーで出来るものではないからです。少なくともそのことだけを取ったら私など足元にも近づけません。全ては勉強です。これからも寺島さんとのお付き合いは永くなりそうです。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020525.htm

その23 「BIG JAZZ化は取り止め」

カイザー
 「ディンプル加工に入りますから、必要な数送ってください」。

寺島
 「エッ!、何の事?」。

カイザー
 「何の事って!、手持ちのBIGをBIG JAZZに加工することですよ、ある程度の数量
をまとめて加工に入りますので、急いでるんですよ・・・」。

寺島
 「いや〜!、今回アンプジラ(パワーアンプ)を買ったから、今のところBIGでいい
みたい、今のところだよ!、いつ、また変わるか分んないよ・・・!」。

 朝と夜とでは、もう、言うことが違うほど、いつも違う音を欲しがる人だから仕方
がありません。


カイザー
 「でもアンプが変わったのなら、今度はACケーブルを交換出来るからいいじゃない
ですか」。

寺島
 「それがネェ〜、聞いてよ〜カイザーさん、アンプジラのトンチンカンめが、何を
考えてるのかこれがまたベルデンの安物で直出しなんだよ!」、「こいつら、電源
ケーブルの重要さ等、分ってないんじゃないのかな〜、まったくもう!、頭に来ちゃ
うよ〜」。

カイザー
 「あれだけ電源ケーブルに拘ってるんでしたら、着脱できる物にすればいいじゃな
いですか?、僕には理解できませんネェ・・・」。

寺島
 「そうなんだよね・・・、でもこれいいんだよねぇ〜」。

 ・・・と言う訳で、今回も寺島さんのことがサッパリ分りませんでした。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020805.htm

その24 「BIG JAZZのメスをJBLメトロゴンの脚に」

メトロゴンにBIG JAZZが何とか使えないかという、T.Wさんの新しい試みです。

 現在、スピーカーの4本の脚の下に敷いている【黒檀】に替わって、今後素晴らしいJazzを奏でてくれるであろう念願の【PB-BIG JAZZ】が明日の午後に到着します。【PB-BIG JAZZ】は『メス』側のみの使用となります。

 現在使用中の【黒檀】も非常に良い音を響かせてくれています。音の重心が下がり、ふわっとした音場感も大変素晴らしい。

 【PB-BIG JAZZ】がどれだけこの【黒檀】を越える事ができるのか?期待で胸が一杯です。

 今夜はなかなか眠れそうにありません。



スピーカーの脚の下に敷いている黒檀

 約束通り、昼過ぎに【PB-BIG JAZZ】が届きました。 『メスだけの場合でも、Aの刻印の方向を合わせてください。』との親切なメッセージが添えられていました。

 『うちの奥さん』と二人で200kg近くはありそうなメトロゴンを持ち上げて、【黒檀】と【PB-BIG JAZZ】の交換をしなければなりません。交換途中では『持ち上げるぞ!準備はOKか?』、『ああ、向こうがずれたわ!』などと大声の出し合い、交換後は汗だくで手足がわなわな震えていました。『うちの奥さん』によると、メトロゴンのインシュレーターの交換は前回で懲りていて、今回の出来事には恐怖さえ感じていたようです。 その上、Aの刻印の方向まで合わせなくてはなりません。

 私は交換の後、『うちの奥さん』のマッサージで何とか生き返ったようです。 風呂上りにはインドメタシン配合の筋肉鎮痛剤まで塗る始末です!もう若くはないのだなぁとしみじみ感慨にふけりました。



PB-BIG JAZZに交換後



PB-BIG JAZZ全景

 肝心の音は、聴いた瞬間にも判断できるぐらいの効果がありました。音の彫が深くなり、音に立体感が出てきました。高域のシンバルは元々芯があり、厚みもありましたが『シュワ〜ン』という響きが綺麗に乗り、目の前で実物が叩かれているような錯覚にまで陥りそうです。 ピアノはコロコロとよく転がり、低弦の音がとってもリアルです。スピーカーの周りの空気が綺麗になったように感じられて、これはまさにエアコンのよく効いた部屋の空気感に似ています。

 低域のベースやバスドラの分離もよく、図太い低音とはこういうものなんだ!と自分で一人納得しています。

 音楽が、Jazzが生き生きと鳴り響いている感じです。

 ところで、過去にマルチ・アンプで鳴らしていた時のウーハー用パワー・アンプは600W(片チャンネル)でした。現在はシングル・アンプでたったの7W(片チャンネル)です。それなのに、現在の方が比べものにならないぐらい低音の量感もあり、ウーハーをぐっと鷲掴みにしてちゃんと制 動しているように感じるのはどうしてなのでしょう?各種ケーブルやインシュレーターもその時とはずいぶん替わっていますが不思議でなりません。(マルチ・アンプを使いこなせなかったと言われればその通りです。)

 技術の進歩とは、コストの削減にしか生きていないように感じる今日この頃です。(^_^;)

 これから1週間、1ヶ月と時間が経つと馴染んで、ますます良くなっていくのでしょう。ありがたい事です。

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T.Wさんはご自分のホームページを持っておられますので興味のある方は訪ねてみてください。
http://www2.odn.ne.jp/jazz-audio/index.htm

http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020808.htm

その25 「すぐに送ってください。さっそく試したいです・・・」

 第29回 「ジャズびたりオーディオ 桃源郷」 寺島靖国・・・オーディオアクセサリー106号より抜粋 

 まず、ローゼンクランツの「ビッグ・ジャズ」について報告しなければならない。毎々お知らせしているとおり、私はローゼンクランツのインシュレーターの愛用者である。我が家にはなぜかこの会社のアゴ上下関係の法則に則った製品が合う。というよりこれが無くては我がオーディオは機能しない。低音の製作者であり、音の凸凹の作り手でもある。特に低音については音の設計者と言ってもいい存在だ。

 ビッグを購入、愛用していたが、ある日電話があり、アンタのために「ビッグジャズ」を作りましたよ、というのである。

 「すぐに送ってください」。

 「さっそく試したいです」。

 「至急頼みます」。

 来た。はめた。聴いた。何が「ジャズ」だ。せっかくの黒いジャズが白いジャズになってしまったではないか。タバコのケムで燻されたライブハウスの空気が一転、すっきりしてしまった。不良がいっきに秀才になった。

 私の愛用する「ビッグ」との違いは、表面と裏面にうがたれたいくつかの穴。それだけである。それだけでこんなに変わるものなのか。私は自分の耳を自慢しているのではない。私のシステムはいつの間にか、変化に鋭い反応を見せるようになったのだ。

 ジャズ。私はようく考えてみた。一口にジャズといっても広うござんす。多種多様である。ブルーノートからECMまで。そうか、分った。私とローゼンクランツのご主人のジャズは違うのだ。彼は私のジャズの好みを分っているはずである。にもかかわらず、始めると結局自分の好みのジャズの音を作ってしまうのだろう。

 彼の音を思い出していた。みなさん、憶えておられるだろうか、彼が我が家へ来て、1日精魂傾け、私のシステムを自分の音に作り替えた。第1音が出て、私は嘆き「低音がなくなった」と言った。すると彼は言ったのだ。「低音て何です」。

 低音も中音も高音もない音。オーディオマニアは最終コースにたどり着き「仙人」になると、そういう音を志望するようになる。広島の彼の店の音。それだ。今回の「ビッグジャズ」はそれに近い音だ。

 私は突き返した。私はまだ仙人になりたくない。汚れた世間で右往左往していたい。10年先の話だ。10年後に相まみえよう。さらば「ビッグジャズ」。日本に30人ほどいる仙人ファンに可愛がってもらえよ。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020828.htm


その26 「空気を切り裂き遠くへ届ける。ギッシリと濃密な再生」



 テストルーム2002   PB-BIG JAZZ 30,000円(1個)  林 正儀

 インシュレーターでジャズ専用なんて、ローゼンクランツぐらいのものだろう。PB-BIG JAZZのスペシャル仕様というのは分かるが、何とゴルフボールのようなディンプルが切ってある。空気を切り裂き、エネルギーを保ったまま遠くへ届け!そんな願いと着想から生まれたのであろうか。子穴は全部で16個。オス、メスともだが、精密に重量バランス確保したのはもちろんだ。

 忠実にローエンドまで伸ばしたBIGよりわずか帯域はつまるが、その分ぎっしりと濃厚、濃密。太く骨格のがっしりとした、なおかつ鍛えあげた筋肉質なサウンドはまさにジャズライクといえる。シンバルのしなりや波面をこれほどリアルに再現するインシュレーターはめったにない。BIGの波動コントロールの進化の上に咲いた入魂の作品だ。

 オーディオアクセサリー 106号より転載
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20020830.htm


その27 「BIG JAZZの成約率は100%」

 まだまだ、PB-BIGに比べるとその売れ行き数は充分とは言えませんが、PB-BIGJAZZを試聴された方は今のところ100%購入に至っています。これはアナログディスク・スタビライザー(STB-DAIBUTSU)以来の出来事です。

何と言っても、その”ノリの良さ”がジャズファンにとっては堪えられないようです。”スイング”、”抑揚”、”溜め”、また、一気に解き放たれる喜びの表現などは、スピーカーから出てくる音とは信じ難いほどのリアリティーです。

 萎えた電気仕掛けの音を、一気にライブの興奮へと導いてくれます。
 
 そう、ローゼンクランツのBIG JAZZは”音”を”音楽”に変えてしまうのです。
 
 信じ難いこの素晴らしい感動を、是非!貴方もご体験ください!。

 貸し出し試聴のお申し込みはこちらへ。

詳しくは
http://www.rosenkranz-jp.com/Product/Information/audition_information.htm

http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20021225.htm

その28 「PB-BIG JAZZ有り難うございます」

 ----- Original Message -----
 From: "H.K"
 To: (info@rosenkranz-jp.com>
 Sent: Sunday, December 29, 2002 3:44 PM
 Subject: PB-BIG JAZZ有り難うございます


 貝崎様

 PB-BIG JAZZって魔法のようですね。
 JBL 4343から出くる音全てに音符がついているようです。
 FMラジオのアナウンサーの声まで!

 そしてLPってこんな音が隠れていたんですね。
 あの重いスピーカーが踊っているようです。
 ほんとうに楽しい音を、有り難うございました。

 つい最近、カイザーのジャンパーケーブルも手に入れて更に音に艶が出て、ただただびっくりです。

 そこで質問なのですが、スピーカーのアタッチメントでJBL 4343にはあのままでは取り付けるスペースがありません。Yラグの部分が90度くらいに曲がっていれば取り付けも可能と思うのですが、そういった物はできる物でしょうか。

 たいへん不躾な質問で申し訳ありませんがいずれアタッチメントも是非欲しいのでお教えいただけると嬉しいです。

 よろしくお願いいたします。

H.K

http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20021231.htm


その29 「軽い気持ちで一寸試しに聞いてみたい!」

◆ PB-DADDY JAZZの感想 ◆

 返却が遅くなりましてすみません。

 「いや〜不思議ですねぇ〜」。

 最初は軽い気持ちで申し込んだんです。

 「ちょっと試してみるだけ」・・・ってな感じで。

 カイザーさんには失礼でしたけど。

 こんな高価なインシュレーター買うつもりなかったんです。

 
 「そやけど、ビックリしました」。

 何がどう作用しているのか分かりませんが、

 ベースがブンブンやなくて、

 バキバキ言い出して、

 ボーカルが生き生きとしてきて。

 
 ウーン、これはきっと気のせいや、

 錯覚やと思って、また元に戻してみたりしてみましたが、

 やっぱり、違いはハッキリとしてました。

 もう元には戻せません。

 「買い替えなアカンなぁ」。

 と思ったX-10Wですけど、金も無いし、

 もう少しこれで頑張ります。

 
 カイザーさん、ありがとう。

 今度、これをアンプとかに付けたらどうなんねんやろ。

 楽しみです。

 「もうちょっと、安くなったらええんやけど、

 では、またよろしく」。

 T.
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20030115.htm

その30 「JAZZ喫茶メグで”Kaiser Wave”のイベント」

 秋葉原で寺島靖国さんにばったり出会いました。

 「寺島さん、お久し振りです」。

 『な〜んだ!、カイザーさん、最近冷たいね〜、私に三くだり半?、

 東京へ出て来たっていうのに、全然連絡くれなくって・・・』。

 「ごめんなさい・・・、寺島さんに聞いて頂くには、まだ音が出来上がっていなかったものですから・・・」。

 「でも、もう大丈夫ですよ、いつでもいらしてください」。

 
 『ところで最近はどう?、商売の方は?』。

 「有難うございます、おかげさまで儲かっています」。

 『呆れたもんだね〜、よくも、ぬけぬけと言うね〜・・・、こりゃ〜参ったな〜』。

 『自分で言ってりゃ〜世話はないよ、でも、商売は先ず儲かんなくちゃねぇ〜』。

 『今度ある企画で、変わった人間を取材する事になっているんだ、

 ちょうど良かった、打ってつけだぁ〜カイザーさんは、近いうち訪ねていくから』。

 
 「それはそうと、寺島さん!、

 ”カイザーゲージ”という音の良さを計る物差しを、

 近々発売しますので楽しみにしていて下さい」。

 『また、相変わらず難しい事をいうから、さっぱり分からないなぁ〜・・・』。

 「目で見て、音の良いポイントが分かる物なんです」。

 『また、ウソみたいな?、そんな簡単な物があったら苦労しないよ・・・』。

 「その内、段ボール箱に一杯それをアメリカに送って、

 オーディオショーの会場でばらまこうと思っているんですよ」。

 「そして、世界中の人達に、私が発見した音の良いポイントを見つける方法を訴えるんです」。

 
 『それまた、カイザーさん大きく出たね〜』。

 『そりゃ〜、楽しそうだ!、是非それ、うちのメグでイベント組んでくれないかな〜?』。

 「お安い御用です!、楽しくやりましょう」。

 『じゃ〜、話は決まった、3月下旬の日曜日にスケジュールを組んでよ』。

 というような事で、とんとん拍子に話が決まりました。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20030211.htm


その31 「まるごと一冊寺島靖国」

 『改めて、BIGの良さを再認識したよ!』。

 と、持ち上げて下さった。
 
 パワーがJDFからアンプジラに代わってから色々とやってみたが、

 その威力には本当にビックリした。

 『音楽の友社から出たんだけど、そんな事を大きく取り上げた、

 僕の書いたムックを見てくれた?』。

 「いいえ、申し訳ないんですがまだ見てません」。

 「そのムックっていうのは、どういう意味なんですか?、

 恥ずかしいですが、初めて耳にした言葉なので教えてください」。

 『あっ、そう、単行本と雑誌の中間のサイズの物なんだよ』。

 「そうですか、それではこの足で帰りに買って見させて頂きます」。

 『わざわざ買わなくってもいいけど、一度見ててよ』。

 そうなんです、寺島さんの立派なところは決して恩を着せるような事をしないのです。ですから、今までに私のところの製品を取り上げてくれても、ただの一度だって連絡してくれた事はありません。

 私は、寺島さんのそういうきれいな所が好きなんです。

 
 昭和通りの秋葉原ショセン・ブックセンターまで行き、探してみるのに見当たりません。そこで店員さんに聞いても分からなかったので、翌日村井さんに尋ねてみる事にしました。さすがは情報通です。

 『あっ、それなら家にありますから持って行って下さい』。

 ということで、早速頂きに上がる事になりました。

 「それはそうと、ムックとはどこから来た言葉なんですか?」。

 『10年も以上前に出来た呼び名で、

 マガジンとbookを合わせた造語なんです』。

 「ハハ〜ン、そういう事か!」。


 持って帰って読んでみました。

 本のタイトルは、「まるごと一冊寺島靖国」。

 そのタイトル通り、これ一冊あれば寺島さんのすべてが分かる超お買い得です。

 なかでも、この1月に無くなられた安原顕さんとの対談が特に面白いです。

 お二人は同じ早稲田の悪友同士で、音の好みではまるで正反対ですが、

 一番気が合った親友だったみたいです。

 私自身は寺島さんの音より、安原さんの音と好みがピッタンコでした。



 ( オーディオ武者修行と銘打って著名人宅の訪問記 >。

 ( 寺島靖国人生の100枚 >。

 ( メグのレコード係が語る寺島靖国の横顔 >。

 ( 寺島オーディオの変遷 >。

 と、内容も盛り沢山です。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20030213.htm

その32 「メグでのイベントで寺島さんはBIG JAZZの良さに気づくかな?」

 BIG JAZZを一度は気に入ったかに見えた寺島さんではありましたが、

 パワーがアンプジラに変わるタイミングだったものですから、

 インシュレーターまで変わってしまったのでは判断の基準が狂ってしまうのが怖かったのでしょう。

 そんな事で、BIGからBIG JAZZに変わることになっていたのが、

 急転直下、元の鞘に納まったのです。

 
 昨日と今日とでは、言う事がコロッと違うあの人ですから、

 一向に気にはしませんが、

 『俺はメロディー派だ!・・・』というのであれば、

 私としては、そこらあたりの事はもうそろそろ読み切って欲しいのです。

 でも、私にはどうしても寺島さんは『音派』にしか見えないのです。

 ここらあたりのすれ違いが、いつまで経っても音の好みが合わない二人なんでしょう。


 3/30日(日)18:00からメグで行うローゼンクランツ製品の試聴会には、

 もちろん、その両者の聴き比べを、”衆目の一致した所”で、やろうとほくそえんでいる私なのです。

 そして、その時の聴衆の反応を見た時に、

 寺島さんの顔色がどう変わるのかが、

 目下の所、私の最大関心事なのです。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20030215.htm

その33 「寺島靖国のジャズ道場破り」


  寺島さんがFM東京の方と一緒に取材にやって来た

 吉祥寺から門前仲町までは東西線で乗り換え無しで一直線です。時間にして30分ほどで着いたそうです。カイザーサウンド東京試聴室までは歩いても5分ほどですからあっという間に着きました。

 各々契約している人に渡されているシャッターのリモコンを操作してマンションの地下に車で下りていくのですが、寺島さんはそれにいと驚いた様子で、『カイザーさん凄いところに住んでいるんだね〜・・・!?』と大きな目をキョロキョロさせる。

 ガラス張りのエレベーターから見える地下1階〜35階までの吹き抜け構造にたいがいの人が驚かれるみたいです。

 『ところで、買ったんじゃないよねぇ?』。

 「買える訳ないじゃないですか〜・・・」。

 『とすると、家賃はいくらなの?』。

 「22万です」。

 『あっ、そう・・・!?ここらへんは意外と安いんだねぇ・・・』。

 「窮屈なところですけどどうぞ!どうぞ!」。


 『いや〜、スッキリしてるね〜』。

 『カイザーさん、今日の取材インタビューはステレオについて詳しくないリスナーの方も多いから、あんまり難しい事はしゃべらないようにお願いしますね!』。

 「はい、分かりました」。


 『いきなりだけど音を聴かせてよ』。

 ご持参のディスクはピアノトリオです。

 「はい、音量はこれくらいでいいですか?」。

 『まだ!』。

 「これくらいですか?」。

 『まだ!』。

 この時点でアルミコーンのスピーカーは歪んでいます。

 相変わらずの大音量派です。

 『これでどうですか?』。

 『まだ!』。

 もう歪みまくりでコイルが焼けないか私は心配なのですが、やっとO.Kのサインが出た。

 
 『いいじゃない!、カイザーさん!、好み変わった?・・・』。

 『汚れた音が出てるよね〜、こういう音がリアルなんだなぁ・・・』。

 気がついていたのかどうか、最後まで寺島さんはスピーカーが歪んでいた事には触れませんでした。


 これから本格的なインタビューになるんですが、質問された事より私はついついこれから広めたい”カイザーゲージ”の事ばかりしゃべろうとするから、寺島さんは困った顔をして、

 『どうしてもその話になるんだねぇ・・・、分かった、じゃそのスピーカーの位置による音の違いを聞かせてもらおう』。

 待ってましたとばかりに、(緩い音>と(タイトな音>になるように52.5ミリずらした2ヶ所の音を聴いて貰いました。

 一緒に来られたFM東京の I さんは持っていたマイクと録音機をその場に置いて、スピーカーの正面まで移動して真顔で聴き始めました。

 『何で同じ曲がこうまで変わるんですか?、不思議ですね〜!?』。

 この違いには I さんも驚いた様子。


 それでは今度はジョニー・ハートマンの歌を聞いてみて下さい。

 『あらっ!、ボーカルになると反対の方がいいや!』。

 『どうしてこうも変わっちゃうの?、カイザーさん?』。

 「僕も今研究中ですから、

 これから色々と検証していっているところなんです」。

 寺島さんもこれだけの音の違いにはビックリでしたが、それを自分のシステムで実験してみようというところまでではなかったみたいです。

 『いや〜、今日は楽しかった、じゃ〜今度のメグでのイベントはよろしくね!』。

 「分かりました、じゃ〜近くまで車でお送りいたします」。


  放送予定日が決まりました

----- Original Message -----
From: "I . I"
To: "貝崎 静雄" (info@rosenkranz-jp.com>
Sent: Tuesday, March 25, 2003 9:16 PM
Subject: 放送日

 貝崎様

 TFMのIです。本日の取材はどうもありがとうございました。

 見るもの、聴くものすべてが驚きとはこのことです。大変感銘致しました。

 さて

 放送日時は以下の通りとなります。

  4月5日 (土曜) 22時―23時 (ジャズ8)
  4月12日 (土曜) 0時―2時 (ジャズ8)

 ミュージックバードはTOKYO FMがプロデュースする音楽専門の衛星ラジオ放送です。

 世界最高(これホント!)の高音質のためジャズ・ファンやオーディオ・ファンに熱烈な愛好者がおります。

 ジャズ8はこの中のジャズ専門チャンネルです。

 そうそう忘れました。番組名は「寺島靖国のジャズ道場破り」です。

 ミュージシャンのHPとのリンクの際は下記URLでどうぞ。

 衛星デジタルラジオ「ミュージックバード」http://www.tfm.co.jp/MB/今後ともどうぞよろしくお願いもうしあげます。

 I . I 拝

--
I . I
株式会社FM東京 デジタル放送室
〒102-8080
千代田区麹町1-7
TEL03-3221-0080
FAX03-3221-4048
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20030331.htm

その34 「メグにおける試聴会は店内に入れないほどの大盛況」

 スピーカーの置き場所が店内の奥に変わったという事は伺っていたのですが、何とエレクトロボイス・ジョージアンのスピーカーの上にあの40キロほどあるJDFのパワーアンプが乗っかっているのです。

「Oh! No! アンビリーバブル・・・」。

 ナイアガラも聞いて頂こうと持ってきていましたが、何せACケーブルは延長コードでつないでいたので規格が違い他のACケーブルとは互換性無しです。スピーカーはというとセメントブロックらしき物に布でカバーをした物の上に乗せてありますから動かしようがありません。

 ”カイザーゲージ”を使って何とか部屋とスピーカーとの空間の時間軸の関係を実演しようと思ったのですが、これまた断念せざるを得ません。山ほどあるネタの中でも、今日はインシュレーターによる音の違いを聞いて頂くぐらいの事しか出来ません。


 店内は30人入ったら満席なのに

 身動きが取れないほどの大盛況です。

 スタッフの方に聞くと、

 始って以来の記録でしょうという。

 本来なら俄然ヒートアップするはずなのに、

 スピーカーの後ろのワイヤリング状態を見ただけで、

 私の気分はのっけからクライオ状態です。

 「6時から10時までの4時間持つのかな〜・・・?」。

 そこへ定刻丁度に、寺島御大がやって来ました。

 遠慮しないでやってくれとの事です。

 ディスクの選定を寺島さんにお任せし、

 私は、半ばヤケクソ気味に、

 「もうどうでもいいや!」。

 「筋書き無しでやってやれ!」。

 と心の中でつぶやきながら・・・。

 「とりあえず、現状の音をお聞き頂きましょう・・・」。

 この言葉からスタートです。

 アンプで押さえつけられ鬱屈した鳴り方の音に、

 私の体は悲鳴を上げているのが分かります。

 幸いにほんの20秒ほどで止めてくれたので助かりました。

 私はたまらず、自分の都合のいいように、

 「それでは今度は、アンプをスピーカーから下ろして、

 このボードを敷いた状態で聞いて頂くことに致しましょう」。

 スピーカーが『楽になった・・・!』と喜んでいるのが私には分かります。


 「いかがですか?・・・」。

 「スピーカーが楽々と気持ちよく鳴るようになったでしょう?」。

 大半の人達の顔は本当に気持ちのいい鳴り方になった、

 と顔がほころんでいるのが雰囲気で分かるのです。

 すると、そこへ待ったと言わんばかりに、

応じ切れないほどの注文と伝票の山
 メグの常連客と思われる50前の男がいきなり喧嘩を売ってくるように、

 『アンプを載せてあった時の方が良かった』と言い放った。

 その理由は箱が鳴きすぎるというのです。

 また仲間内の方が助け舟を出すようにこう付け加えた。

 鳴くのはユニットだけで、箱は振動しない為にも重石を載せたほうが良いというのです。

 そうしてもユニットの動きを妨げるものではないとも言う。


 私の考え方とはまったく相反するものです。

 その両者の音の違いが判別出来ないようでは

 何を言っても始まりません。

 「アンプは重石ではない!・・・」。

 と心の中でそうつぶやく私の口からは

 次のような言葉が出ていました。
 
 「自由に鳴りたいと思っているスピーカーに、

 動くなと命令しているようなものです!」。

 そこへ待ってましたと言わんばかりに、

 第2波の攻撃が寺島氏自身から飛んで来た。

 『俺は人のやらない事をやるんだ!』。

 「それは、何をしようと自由ですからとがめる事はしません」。

 うぅぅ・・・またもや二人のバトル勃発か?と思わせる気まずい空気になってきました。

 『そう!そう!、結局は好みの問題なんだ!』と言い切る寺島さん。

 しかし、私にとっては余りにも早く低い点数の段階で、

 好みの問題とは言って欲しくないのです。

 どうやら被った振動とスイングする音楽振動の区別がつかないようです。


 次にアンプを床のカーペットに直置きで

 聞いていただきましたが、

 音がボケて楽器の音がほとんどイメージ

 出来なくなってしまいました。

 この音には大半の人が受け付けなかったみたいです。

 この時点で初めて敷物による

 音の違いの大きさに関心が寄せられたみたいでした。


 私としては床にハードメイプルボードを置き、その上にアンプを載せた状態でインシュレーターの効果を体験して頂こうとしたのですが、寺島さんの要望でスピーカーの上にアンプを載せた状態で実験して欲しいという事になったのです。

 もう先ほどから私のスイッチは切り替わっていますので、私のやりたい事ではなく会場の雰囲気であり希望する事に照準を当てます。もう一度アンプをスピーカーの上に載せインシュレーターのBIGとBIG JAZZの聞き比べです。

 何よりも皆さんが驚かれたのはインシュレーターの前後の向きによる音の違いでした。Aマークを正面から見えるようにしたら音楽のエネルギーが聞き手に伝わりにくくなります。ここらあたりの段階で、先ほどまで反抗的な態度をとっていた方達の態度が変わって来始めました。


 何でこうなっているのかは別にして、

 確かにこの効果は明らかに認めざるを得ないといった風です。

 普段自宅ではAマークをそろえると綺麗になりすぎるからと言って、

 わざとずらしている寺島さんまでもセオリー通りが今日は良いと言う。

 これまた私には理解不能です。

 『BIGとBIG JAZZのどちらが好きか、手を挙げてもらったら?』と寺島さんが提案。

 「皆さんそれではお願い致します」。

 結果は1:2の割合でBIG JAZZが人気がありました。

 私がニンマリしていると、

 『カイザーさん!、勝ち誇ったような顔をしているけど、

 どっちが良いかじゃなくやっぱり好みの問題なんだよ』。

 『家で聞いたのと同じようにBIG JAZZになると音が少し腰高になるから、

 やっぱり僕はBIGが好きだなぁ!』。


 またその後寺島さんがとんでもない事を言い出したのです。

 『BABYとBIGを聞き比べてみようじゃないか?』。

 「分かりました!、分かりました!、やりましょう!」。

 普段ならゴム足の下にインシュレーターを敷くなんて絶対にしないですが、

 今日の私はまな板の鯉状態ですから言いなりです。

 もう低音と高音がバラバラになって、

 私の聴覚センサーのヒューズが切れて呆然としているところへ。

 
 『村井さん如何ですか?』と寺島さんが同じライターの村井裕弥さんに意見を求めた。

 『BABYになるとさすがに、解像度、情報量、立ち上がり等、

 全てがBIGに比べるとルーズになった感じがします』。

 その後、ディスクSHOWAの松崎さんが自ら手を挙げてBABY(E)の鳴り方が好きだと言い出した。

 この音の違いの中でBABY支持派の方が3人ほどいたのには信じ難い出来事でした。

 そして、寺島さんまでもがBABY(E)をそのまま使いたいという事になったのです。

 今日の件でやっぱり、寺島さんと私は音の好みが合わないと確信がもてました。


 ここで一息コーヒーブレイクです。

 その間色々な方と雑談を交えましたが、中でも特に印象に残ったのは高校生くらいの息子さんを連れて来られた方のエピソードでした。先日BABY(E)とCOUSINを買ってその音に息子さんが感激して、是非ローゼンクランツのイベントに連れて行って欲しいというのでやって来ましたという話です。その彼の目は吸い込まれるように澄んで輝いていました。

 また、メグでも演奏する事があるというミュージシャンの方が、インシュレーターによって音楽の表現が素晴らしく向上したのには驚いたといって握手を求められた事も私には大きなインパクトでした。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20030403.htm


その35 マニアが聴きたがっていたインシュレーター&ボード

 A&Vvillage 62号でインシュレーター11種類とオーディオボード3種類の一斉試聴がありました。レポーターはいつもおなじみの村井裕弥さん、今井 明さん、深川響司さんの3人です。



ローゼンクランツ
PB-BIG JAZZ ¥30,000/1個

● 村井裕弥
  音楽の表情がダイナミック

 うわっ。JAZZなんていう名前が付いているから、クラシックには不向きかと思ったがとんでもない。アテフ・ハリムのヴァイオリン、躍動感5割り増し! さっきまで添え物にしか聞こえなかった伴奏ピアノまで、いきなり自己主張を始めた。

 とにかく音楽の表情がダイナミック(乱暴という意味ではない)。だから、マーラー「巨人」第4楽章もスケール感抜群。これに比べると、他のインシュレーターを使ったときの音は、どこか抑えられた感じに聞こえてしまう。

 大体弾き方そのものが違って聞こえるし、楽器から放出されたエネルギーがどこまでも伸びて行く。ロイ・ヘインズのドラムは、1打1打がいい意味重い。音像の彫りがいかにも深く (陰翳が濃く) なったのだ。


● 今井 明
  マーラーでは今回ベスト 1

 サイズはBIGと同じながら表面に精密なディンプルを刻み振動のコントロールをさらに積極的に取り入れた最早作品とでも言えそうなモデル。基本的にBIGに比べて、という表現になるがアテフ・ハリムでは明るく抜けが良い音だが、響きは深みを増していて音の内面というか密度が充実したような演奏だ。

 マーラーでは空間のスケールが一回り大きくなったような印象。より前に積極的に出るような音は正にJAZZ向きだろうがオーケストラも良い。マーラーでは今回ベスト1。

 ロイ・ヘインズではドラムのアタック、ベース、ピアノのそれぞれの音の分離が良く開放的で演奏者に一歩近寄ったような感じになる。ケミストリーでは声のニュアンスが深くなるがちょっと上品過ぎかもしれない。

 バランスの良さでBIG、積極的で深みが欲しいならJAZZと言った所か。どちらも最高峰の名に恥じないインシュレーターで、買える人で至福の音楽に包まれたいならこれしかない!。


● 深川響司
  音楽のジャンルを選ばない

 「JAZZ」と銘打ってはいるが、ジャズファン向けのインシュレーターというわけではなく、BIGの上位バージョンという位置づけ。ヴァイオリンの音はエッジがより鮮明になり、ピアノのアタックの強靭さと余韻の美しさの描き分けが見事。

 奏者の張り詰めた緊張感まで伝わってくるような再生。オーケストラは一層大らかで彫りの深い鳴り方になる。金管やトライアングルの輝かしい音色は特筆もの。

 ジャズでは、バスドラやスネアの一発で周囲の空気が震えるのが感じ取れるには驚かされる。ポップスもヴォーカルの分離や、打ち込みのリズム感が明快で、ノリが素晴らしい。ジャンルに関係なく、音楽が正にそこで生まれているような表現をしてくれる製品だと思う。

A&Vvillage 62号より転載
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20030701.htm

その36 「怒っていますか?」

 今年の正月は東京で過ごした関係で年賀状を見るのが10日を過ぎていました。その中の一枚に「怒っていますか?」の一言が書かれた寺島さんからの物がありました。

 昨年の春先にやったメグでのイベントが緊迫したムードになり、その時の様子を私は自分のウェブに、一方寺島さんはジャズ桃源郷に両者が思った事を好きに書いたのです。そんな事があった上に春先から半年以上連絡とっていなかったので、てっきり私が怒っていると思ったのでしょう。

 秋には寺島さんがアバンギャルドのスピーカーを自宅と店に導入したというニュースは私の耳にも入っていましたが、電源タップを中心に私はこの半年物作りに没頭していましたから、正直言ってそんな事など忘れてしまうほどの忙しさでした。

 「もしもしカイザーです、年賀状の件ですがご心配なく」。

 『それならいいけど、例のお客さんだって気にしてはいないから・・・』。

 「スピーカー思い切って変えたそうですね!」。
 
 『今のは低音がスッキリしていて、レイオーディオとは鳴り方が全く違うから戸惑いがまだあるんだよ・・・』。

 『あのドロッとした低音も捨てがたいよね』。
 
 「近い内に聞きに行かせて貰います」。

 『あ〜、どうぞ!、来月になれば少し時間が取れるから来て下さい』。

 こんな会話を交わしてすぐに電話を切りました。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20040206.htm

その37 「喧嘩相手のいない寺島さんは酢漬けのイワシみたい」

 「寺島さ〜ん、カイザーです」。

 『どうしたんだよ〜、カイザーさん!、めずらしいネェ』。
 
 「本当にすみません」。 

 「アバンギャルドを聴きにお邪魔させて頂くのを楽しみにしていたのですが、

 何せ忙しいもので延び延びになってしまいました」。

 「もう大丈夫です、すっかり一段落しましたから」。
 

 「それはそうと、この最近文章に迫力がないですネェ、特にアクセサリーの113号あたりは・・・」。

 『そうなんだよ!、この最近刺激が無くって』。

 「それはいけません、私が今回BIG JAZZのリターンマッチに伺いますから」。

 『久し振りにカイザーとバトルをくりひろげるか?』。

 『ほ〜ぉ、そしてまた、何かいい物作ったかね?』。

 「出来ましたよ!、ボス(親分)という名前のインシュレーターなんです」。


 「それはそうとアバンギャルドの音は、盟友だった安原さんと寺島さんと私の三角形の真ん中にある音だと思うんですけどどう思われますか?」。

 『そう言われてみるとなんとなく分る気もするネェ』。

 『カイザーさんはアバンギャルドのあのスカッとした抜けるような音は好きでしょう?』。

 「はい好きですよ」。

 「そのアバンギャルドは上手く鳴っているんですか?」。

 『そうなんだよ、あんまりにもすんなりいい音で鳴ってくれるもんだからする事が無くて困っているんだよ』。

 寺島さんにしては、信じ難いような言葉が返ってきました・・・。


 「いつお邪魔に上げればいいでしょうか?」。

 『ちょっと待ってね今予定表を見るから、今月だったら23、24、25が空いてるけど』。

 「分りました、それでは23日の2時ごろでいいですか?」。

 『広島からわざわざ来るんじゃないだろうネェ』。

 「いいえご心配なく東京からです」。

 『じゃぁその時、カイザーさんの本音の感想を聞かせてよ』。

 久し振りの寺島邸で何が起こりますやら・・・。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20040613.htm


その38 「”生より生らしい音”」


 音力(おんりょく)

 「分りました、解りましたよ!、決定的な違いが!」。

 「結局はドラムなんですよ!」。

 「このドラムの衝撃音のリアルさは他のどんなスピーカーからも出ないでしょう」。

 「これぞ、寺島さんの言いたかった音力(おとぢから)ではないのですか?」。

 『そう、音力(おんりょく)なんだよ!!』。

 『大きいだけでは駄目なんだ!、音には力が無ければ・・・』。


 このアバンギャルドの音を何と言えばいいでしょう・・・。

 古くて一番新しい音とでも言いましょうか・・・、

 すなわち良いとこ取りの音なんです。

 ”生より生らしい音”が寺島邸のアバンギャルド・トリオの音です。

 何もしていないこの時点で、カイザー指標値がいきなり400と出ました。

 これは凄い事です。

 
 このニュアンスを私の場合は「生命感のある音」と呼んでいます。でも、私の好む音と全く瓜二つではありません。私の欲しいのは、この音力と同時に豊かな感情表現力が伴う必要があるんです。先ずは、今鳴っているこの音があっての事ですから、その点においてはブッチギリの勝利の初戦でしょう。それから先の音を作るのは、ローゼンクランツのアイテムさえあればいくらでも可能です。

 アンプで増幅した音と違って、小さな振動板の弾けるようなピストニックモーションをそのままホーンで増幅、いや、爆発させたその音にはスフェリカル(球面波)ホーンならでと思わされるものです。

 今まで使っておられたレイオーディオとはまるっきり違います。

 その決定的な違いは音の抜けです。

 同じホーン型のスピーカーであっても、

 箱の持つ固有の付帯音がアバンギャルドには無いんです。

 このホーンの能力は凄いですね。


 寺島さんとの間に会話が成立し始めた

 とにかく不思議なのは、私と寺島さんとの間に会話が成立し始めたことです。

 鳴らし方に問題があったかどうかはさておいて、寺島さんの雇っていた同時通訳者(レイオーディオを中心とした以前のシステム)が私に正確に伝えてくれなかった事が全ての原因だと分りました。それにしてもアバンギャルドという寺島さんの新しい通訳は優秀です。

 「この音でしたら、どんな方とも会話が成立するでしょう?」。

 『そうだね、私の音に不快感を表明していた人達もこぞって変わったね!』。

 『カイザーさんがアバンギャルドの音を聴いた時に、どんな感想をもらすか?が今日の最大の楽しみ』と仰っていた寺島さんですが、あまりにも私のべたほめに嬉しいのを越え、かえって拍子抜けしてしまったようです。

 
 BOSSの試聴

 すっかり余裕の出た寺島さんは、

 『どれなのよ、今日聴かせてくれる新製品というのは?』と切り出してきました。

 「はい、これです、ボスといいまして、

 今までのジャズバージョンのインシュレーターとの違いはディンプルパターンを変えてあります」。

 「オスは同じなんですが、メスが5から6になりました」。

 パワーアンプの下にある6穴インシュレーターに入れ替えて聴いて貰います。

 『カイザーさんの音だこれは!・・・統率の取れた』。


 なるほど6穴の音は暴れるけど、ワイルド感溢れる魅力です。

 これが寺島さんの心をずっと掴んで離さないのでしょう。

 「私が寺島スペシャル」と名づけなければならなかったのは、

 BIG JAZZにではなく、むしろ6穴インシュレーターだったのです。

 首の皮一枚で私と寺島さんを結んでいた理由がハッキリした瞬間でもありました。

 私のデビュー作は、荒削りですが怖い物知らず的なところが今聴くとよく分ります。
 
 10年近くも前の製品であっても、今となっては性能面では格段の違いこそあれ、

 圧倒的な感情表現力を誇るボスに決して迫力では負けていないのです。


 スピーカーアタッチメントの試聴には強いアレルギー反応

 次に私が出したのがスピーカーアタッチメントです。

 いくら説明しても、寺島さんの頭から「余分な物を継ぎ足して音が良くなるはずがない」というイメージを払拭出来ません。それでもやっとの思いで承諾させた後に、一気に情報量アップを狙ってホーンセクションの方に繋いだのです。2ミリほどの単線ケーブルですから、アタック感はあるのですが如何せん響きや雰囲気といったものは出ておりません。

 それがアタッチメントを繋いで出てきた音はというと、

 良くなるどころか大崩れになってしまいました。

 私の完全な読み間違いで、ウーハーとのタイミングがずれて音楽どころではなくなったのです。

 これには、『ほら!、言わん事じゃないか・・・』

 とすっかり冷めきった顔をした寺島さんが相撲取りのように大きく見えたのです。


 ウーハー部分にはWBTのターミナルに入らないほどの太い撚り線のケーブルが使われております。
 
 「そうだ、これとの関係で上手く行かなかったのだ!」。

 「申し訳ありませんが、もう一回ウーハーの方に繋ぎ直した状態で聴いてみて貰えませんか?」。

 『いくらやったって、良い結果になるはずなどないでしょう・・・』と言わんばかりのしらけムードです。

 繋いでいる端から音のイメージが出来上がってくるのが今回は分ります。

 「ウーハーとミッドローの繋がりがスムーズになり、音は間違いなく良くなるはずだ!」。

 
 それと同時にモノラルパワーアンプの向きが左は外に向き、右は前向きというのをキッチリ左右のスピーカーのエネルギーが揃うように、また不利に働かないようにベストのポジションを探り出した上で整然とレイアウトしました。

 

変更前 変更後

 どうでしょう!、まったく別次元のスピーカーに化けてしまったのです。

 これほど化けた例はちょっと見当たらないほどです。
 
 とにかくベースの音がすごく良くなりました。

 圧倒的な情報量です。

 ピアノも良いです。

 寺島さんの顔色が変わったのが分りました。

 次から次にディスクを換えては聴き始めたのです。

 こういう時は気に入っている証拠です。

 『このディスクは特別だから、中庸な録音バランスの物に変えましょう、

 そうしないと音のチューニングをとるのにやりづらいでしょう?』。

 特にこの2枚のディスクの音は凄かったです。


 Green Grove/John Stetch 2曲目のChips For Crunch
 Out Of This Mood/LYAMBIKO 9曲目のParakeet Prowl


 AC-1S(8NLimited)の試聴

 この寺島さんの行動に気をよくした私は、次にAC-1S(8NLimited)の電源ケーブルをパワーアンプに入れて聴いて頂こうとするのですが、ここでまたもや、苦言を呈されます。

 『何だよ、黒いジャケットで、それじゃどこにでもある安物と同じじゃない』。

 『このオルトフォンの赤いACケーブルを見てごらん!、

 美しいでしょう?、おしゃれでしょう?』。

 『色も購入意欲を大きく刺激するんですよ、

 オーディオはとにかく楽しまなくっちゃ』。

 『だから目立つように、この赤いケーブルを空中を這わすようにしてあるんだよ』。

 『どう?、赤のホーンの色とマッチするでしょう?』。

 『気をつけて見てください、ツイーターのホーンだけは緑にしてツートンになってるでしょ、

 これも世界に一つしかない私だけのオリジナルなんですよ、

 やる事が凄いでしょう?、カイザーさんももっと色に気配りしなくっちゃ』。


 「分からないでもありませんが、私の場合は色と音との関係を調べているうちに、

 黒が一番音が良いからそうしてるだけで、決して無頓着なわけではないんです」。

 その瞬間、ムッとした顔つきに変わりました。

 まだ音も聴いて貰っていない段階で色の談義に熱を入れても仕方ありません。

 とにかくどんな音になるのか体感して頂くことの方が大切です。

 ケーブルにおいては寺島さんと縁が薄いですから気楽に聴いてみてください。

 とにかく評判は最高なんです。

 『そうだね、じゃ聴かせてもらおうか?』。

 
 今繋いでいるオルトフォンの赤いケーブルに比べるとちょっと線が細くなったようですが、何より音楽のグルーブ感が違います。打楽器系を好む寺島さんはあまり頓着しないところでしょうが、それでも『良いネェ、良くなったネェ!』の連発です。


 インシュレーターの調整

 『でも、少し腰高な感じがしないでもないネェ・・・』。

 分りました、ちょっと調整してみましょう、

 と言いながらインシュレーターの位置をアンプのシャーシーのエンド位置まで広げます。

 『ウ・・・ム!?』。

 「じゃあ、これでどうでしょう?・・・」。

 5ミリぐらい内に入れてみますと、音に力が出ると同時に低・中・高と非常にバランスが良くなりました。

 『こうまで変わるか!、インシュレーターの位置だけで・・・?』。


 「さらに良くなりますよ!」。

 「エ、エイッ!、こうなったら隠し玉を出しましょう」。 

 まだ公開出来ませんが、試作インシュレーターに換えてみる事にしました。

 これに変えると私の顔を覗くように、

 『空気がいっぺんに変わったねェ!・・・・・』。

 寺島御大の顔色が変わったのは、良くも悪くもこれで今日三度目です。

 この驚きは相当のものとみました。


 全機種にACケーブルを繋いで聴いてみる

 こうなるとついつい調子に乗ってしまうのが私の常です。

 「ついでの事ですからオーラルの青蛇が差されてある、

 トランスポートとコンバーターにも入れて聴いて欲しいんですけど如何でしょう?」。

 『あぁいいですよ』。

 「これで今日の持ち駒は終わりです」。

 運も手伝って寺島邸はスピーカーのポジションがほぼ理想のポイントに入っている状態なんです。特にホーンセクションは完璧です。ウーハーボックスを左を9ミリ、右を12ミリ後ろに下げてピンポイントに合わせ込みました。

 完璧にスピーカーの姿は消え、緑のツイーターホーンから低音のエネルギーが聞こえるバランスなんです。これは低い方から次第に高い方のユニットに力が取り込めている証明なんです。ホーンシステムでこれだけ位相から空間定位と揃った音を聴くのは私とて生まれて初めてです。とにかく恐れ入りましたと脱帽する以外にありません。アバンギャルド恐るべし。

 それも、私の頭の中ではまだああもしたいこうもしたいとやりたい事は山盛りのようにあっての上ですから、細心のノウハウとセッティングを施してやればどこまで成長するのかこの先が恐ろしいぐらいです。


 「カイザー指標値は」一気に700へ

 これだけ荒削りでありながら、カイザー指標値は一気に700まで上がりました。これはカイザーの試聴室以外で出た数字では最高です。現時点でこれだけの音は日本中でどこにもないですよ。紛れもなくNo.1の音を体験したと思って頂いて構いません。

 この鳴り方は文句なしに私の好む方向ですが、ここで寺島さんと意見が分かれました。

 『低音に重さが減った』という感想です。

 『奥行きも拡がりも凄いのは分る、また、こんな音は初めて聴いた』。

 『この音は忘れられない一つの音になるのは間違いないだろう』。

 『しかし私の場合は、いくら音が良くてもじっとしていられなくなるんだ』。

 『だから良い音だからといって、ずっとそのままでは聴いていられないだろうネェ』。

 『とにかく今の状態でしばらく聴いてみたいから貸してくださいよ』。

 「それがですね、あさって別の評論家さんに聴いて貰う約束をしているものですから今日のところは外して3日後にはお送りいたします」。「試作のインシュレーターだけは置いて帰ります」。時計を見ると日付は変わって1時半でした。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20040630.htm

その39 「20畳以上なければアバンギャルド・トリオは鳴らない?」

 寺島邸のアバンギャルド・トリオを聴いたのを機にふと気になることが出てきました。それはステレオサウンド誌150号「世界のハイエンドスピーカーその多彩なる音響美」の中で取り上げられた、アバンギャルド・トリオを聴いた4人の評論家による集中試聴の評価や対談の内容です。

 選定された16機種すべてについては目を通していませんが、気になる機種だけは読んでいました。その中でもアバンギャルドについては良い印象として残っていませんでしたのでもう一度読んでみる事にしました。やはり4人とも能力は認めつつも聴けた状態ではないという事を言っています。

 語り始めの菅野氏の言葉からしてホーンに対して勘違いがあるように思います。『アバンギャルドのスピーカーはホーン型の中でもきわめて特異なスピーカーだ』と言っておられるますが、確かに今まで主流であった四角い形状の物からするとその通りで異論はありません。しかし本来ホーンというのは音の事を考えるなら丸いのが本道で、作りやすいし、積み重ねやすい、また梱包や持ち運びにも利点がある関係等から角型が多くなったものと思います。蓄音機しかり、ホーンというのは丸い物で、アバンギャルドは基本に忠実に理想を求めて作っただけです。

 集中試聴に使われた部屋のサイズは20畳ほどの広さらしいですが、『無理して後ろに下げて置いたとしても、それでもホーンの開口部から試聴位置まで2m70cmしか取れない』とあります。その結果として『3つのホーンのブレンドする以前の音しか聴けない事になり、現に今鳴っている音はバラバラだ』とさえ言っています。また、その距離は最低でも4〜5mは必要との事。

 三浦氏 『今日の音はとにかく部屋に入れて無理して鳴らしたという感じ』と述べています。

 柳沢氏 『インパクトのある音の可能性は伝わって来たものの、今日の音は音楽をまともに聴けるものではなかった』とハッキリ語っています。

 傅氏 『鮮度は感じるけど聴いていて落ち着かない』。

 
 このように4氏ともに良くない評価はハッキリしています。

 また、『このスピーカーはセッティングが難しい』と口を揃えて言っています。

 どんなスピーカーも難しいといえば難しいし、簡単といえば簡単です。

 要するにどんなスピーカーであれ、セッティングには高度な技能が要求されます。


 今現在鳴っている音が良くないのは分っているけれど、

 どうしたら良い音になるのかに対しては、

 誰一人として口を開けようとはしません。

 簡単に言ってしまえばほんの数センチスピーカーを前後して、

 その部屋とスピーカーとの和音関係を紡ぎ出してやりさえすれば、

 いっぺんに皆さん方の音の評価は変わるのです。


 食べ物を食べて美味しいとか、不味いと言った感想を述べるだけなら誰でも出来ます。

 その場に立ち会ったスタッフをも含め良い音にした上で聴かなければ、

 機材を提供してくれた会社や製作者に対して義を欠く事になります。

 日本を代表する評論家だという自負があるのであれば、

 その場でセッティングの問題点を指摘し、

 即座に良い音にした状態で聴くのが責務ではないでしょうか。


 変形12畳の寺島邸で日本でも1、2と思えるほどの音を現実に体験したからです。

 スピーカーをその部屋に於ける「音楽波動」に乗せてやりさえすれば、

 ホーンの開口部から最低1,8mあれば鳴ると断言します。

 もちろん大きな3つのホーンの音も一つにまとまりハーモニーします。

 菅野氏の言っている「音がバラバラ」と言うのは、

 試聴位置までの距離が短いのが原因ではなく、

 部屋とスピーカーの位相が合ってないのが原因なのです。

 いくら広い部屋に入れたとしても、

 「音楽波動」に乗せなければどこまで行ってもバラバラです。

 
 「音は見れても、音が診れない!」。

 その場で直せて初めて診れた事になるのです。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20040704.htm


その40 「アバンギャルド・デュオの音を是非とも聴いて欲しい」

 そのデザイン、いでたちには賛否両論あるでしょう。しかし買う買わないは別に、是非とも多くの方にアバンギャルドの音を一度は聴いておいて頂きたいと思います。音楽愛好家とオーディオ愛好家のどちらも満足させる音です。熱く生きた音楽の感動を聞かせてくれる稀有なスピーカーです。

 私個人の統計では、音楽の好きな方ほどウェスタンに代表されるスピーカー、いわゆるヴィンテージと呼ばれているタイプの物を好むようです。具体的にはシーメンス、ジェンセン、アルテック、ローサー等が挙げられます。これらのスピーカーに共通しているのは能率の高さです。反応が良い分それだけ生きた音楽のリアリズムを感じる事が出来るのです。この手のスピーカーの音を聴くと、「他に望むものなど何があろうか」と思えるほど音楽の感動を教えてくれます。

 それに比べて現代のハイエンドと呼ばれるスピーカーはどうでしょう?。たしかに低音から高音まできれいでゴージャスな音を聞かせてはくれるのですが、何故か熱く感じるものの伝わり方が乏しいのです。重低音まで出そうとするがあまり、ユニットの質量が重くなるのが大きな原因です。

 相撲取りの体型を思い起こして頂くといとも簡単に理解して頂けるでしょう。曙、武蔵丸といった200キロを軽く超える大型力士全盛の時代がありました。これが現代のスピーカーに例えられるでしょう。その大型ハワイ時代が去り、今は朝青龍に代表される速さとワザのモンゴル相撲の時代に入っています。

 その両者の良い所を合体させたのがアバンギャルドなのです。ですから、アバンギャルドの奏でる音でしたらどちらの流派も満足させるだけのポテンシャルを秘めているのです。ただトリオは価格も720万もしますし、サイズもかなり大きいですから実現性は乏しいかもしれません。そんな方の為に用意されたのが280万のデュオです。

 そのデュオを見事に鳴らしているお店が九州の福岡に

アートクルー
http://www.artcrew.co.jp/


という店がありますので、出張のついでにでも足を伸ばしてみて下さい。いや、ついでといわずワザに行く価値は充分にあります。ちなみにこのお店にはローゼンクランツのインシュレーターは全種類展示してあります。そんな所が良い音の出ている秘密なのかもしれません。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20040710.htm

その41 「寺島御大の右脳は85%、左脳はわずかに15%」


 DAコンバーターが言うこと聞かなくなった

 先日三重県にサウンドステーションを納品に伺った先で電源ケーブル/AC-1S(8NLimited)が3本売れてしまいました。その方は、どうせなら戸籍簿管理をした続き番号のケーブルが欲しいとなったのです。しかし、今の私にはすぐに作るほど時間に余裕がありません。とりあえずプリとパワーに試聴して頂いた2本は置いて帰る事にし、CDプレーヤー用の残りの1本は試聴の為に寺島さんにお預けしている続き番号の物をお送りする事で納得していただきました。

 急きょ寺島さん宅に取りに行かなければなりません。

 電話をしますと、相変わらずぶっきらぼうな声で、

 『はい♭、は〜い♭・・・』。

 「お預けしていた電源ケーブルを取りに上がりたいんですけど、如何でしょうか?」。

 『カイザーさんこれまた大変な時に電話をかけてきたネェ』。

 「どうされたんですか?」。

 『いやね、DAコンバーターがいうこと聞かなくなったんだよ!』。

 『いつもは点く二つの赤いランプの一つが急に点かなくなったの・・・』。

 『ケーブルを取っ換え引っ換えしてるんだけどどうも駄目なんだ、

 これからリンのCD12から47研のピットレーサーに変えてみようと思ってたところ』。

 「そうですか、お役に立てるかどうか分りませんけどこれから伺いますよ」。

 『悪いネェ、じゃぁご足労願えますか?』。


 サービスマンに変身

 寺島邸に着いたのは20時ぐらいでしたでしょうか、車で約40分でした。デジタル機器間に繋がれているケーブルがとにかく硬くて曲がりません。そこそこの重さの機械もそのテンションによって動いてしまうのです。それを避ける為に機材の上には真鍮の重石が幾重にも重ねて置かれてあります。そんなハードな状態でコネクションされていますので当然機器側の端子達はいつも悲鳴を上げております。

 「ちょっと様子を見てみましょうか?」。

 デジタルケーブルを他の物と交換してみますが、同じ症状でトランスポートとコンバーターの同期が取れません。どうやらケーブルではないようです。次に予備としてあるワディアのコンバーターを繋いでみます。これまた変化がありません。どうやらトランスポート側に原因があるようです。

 「CD12の取扱説明書はありますか?」。

 『う〜ん、どこにあるか分らない』。

 この間もあるお客さんのお宅で、リンのプリアンプの設定が上手く行かず音が出ないで苦労していた事がありました。


 それではと47研のピットレーサーに入れ替えてみますが、こんどはピックアップ部が動こうとしません。最近調子が悪いのと読み取りまでに時間が掛かるのが理由で、ほとんど使っていない状態だそうです。

 『近くだし、これから47研の木村さんに電話してみようか?』。

 ピピポ、パピポポ・・・・・・。

 『留守みたいだネェ』。

 「この調子ですと九分九厘トランスポートが原因ですよ」。


 週休二日は困る

 硬いケーブルを繋いだり外したりしている間に、内部の基盤と端子の間にストレスが掛かり半田部分に亀裂が入っているのでは?というのが私の読みだったのですが、意外にも端子はゆるんでなくてシッカリとしています。

 その間に寺島さんはリンの古川さんに電話をしています。これまた留守のようす。『CD12の調子が良くないので、電話を下さい』とメッセージを残します。そんな状態ですから仕方なくリンを単体のプレーヤーとして使うことになりました。

 『単体ではキレイ過ぎるのと、こじんまりまとまるので僕には聴けたもんじゃないんだ!』。

 でもそんな事も言っておれないので、とにかく聴ける状態にするしかありません。

 『今日は金曜だからメーカーに連絡が取れるのには丸々二日掛かる』。

 『こういう時に困るようネェ、週休二日っていうのは・・・』。

 『オーディオマニアが二日も音楽を聴けないっていうのは耐え難い苦痛だよ』。


 やりたい事が山ほどある

 へ〜、そんなものかねぇと一人で思いながら、

 「夢中になれることがあるのはどんな事でもいいですよね」と誘い水をかけると。

 『そうなんだよ!、この年になってもトロンボーンは習いたいし、

 ジムにも通いたいし、ジャズは聴きたいし、やりたい事が一杯あって困るのよ!』。

 事実この人にとって、音楽は片時も無くてはならないのが本当のようです。

 
 寺島流インシュレーターの使いこなし

 とりあえずコンバーター無しで音を聴いてみますが、なるほど仰るとおり小さくまとまった鳴り方です。

 『どうですか?、音がいやいやしてこちらに来ないでしょう?』。

 全く仰るとおりです、でも密度の濃い凝縮した魅力のある音を持っているのも事実です。

 
 「寺島さんが気に入る音になるように、インシュレーターの調整だけで、

 これから出来るだけの事をやってみますのでジックリと聴いてみて下さい」。

 寺島流インシュレーターの使いこなしは機材の端っこにはみ出すように置くやり方です。口では『音が塊のように凝縮して鳴って欲しい』と日頃から言っていますが、この方法ですと、音が開放と暴れる方向に変化します。ここらあたりの感じをワイルドと結び付けているのでしょうか?。しかし、これでは瞬間のアタック音を楽しむ事は出来ません。それは芯から外れているからなのです。

 好む方向に音が向いていない場合には、いくらその原因の話をしようとしても、興味を持って話に聞き耳を立ててくれません。寺島さんとの過去の何度ものやり取りの中から学びましたので、その時点では説明する事はしません。大分私も利口になりました。

 
 初めて納得したインシュレーターの方向性

 「とりあえず、寺島さんの好みかどうかは別として、

 機器とインシュレーターの理想のセッティングポジションに入れた状態で一先ず聴いて貰えますか?」。

 1回目は機材の端から10oほどインシュレーターの端が中に入った状態です。

 『ギュッと真ん中に凝縮して来たネェ』。

 『カイザーさん気がついていた?、私がAのマークを揃えているのに・・・』。

 『やってみたよ!、この数日前にAのマークを揃えてみるのを』。

 『どうせ売る為の口先だけの事だろうと思っていたけど、どっこいその効果が確かにあるんだねェ!』。

 『インシュレーターの方向性なんて、何年も信じていなかった』と打ち明けられたのです。

 そういわれて、改めて見てみると、あれれれ??・・・、

 パワーアンプの下のインシュレーターのAのマークが全部聴き手方向に向いているではありませんか?。

 さっき、音がイヤイヤして聴き手に届いてこなかったのはこのせいですよ!。


 凝縮と開放のバランス

 『カイザーさんこの音どう?』。

 私が訊ねたいのに先に聞かれてしまいました。

 「どちらも駄目ですネェ」。

 『エッ、どちらも駄目ってどういうこと?』。

 「両者の間に良いバランスの音があるということです」。

 「すなわち全ては凝縮と開放のバランスなんです」。

 「それを寺島さんはケーブルで為さってこられた訳です」。

 「そういう点では微妙な音の綾を聴き逃さないはずです」。

 「それと同じ事を、今インシュレーターでやろうとしているだけです」。

 「ところで、揃えてみたとおっしゃるAのマークが反対ですよ寺島さん」。

 『何故?、どうしてわざわざ見えにくい後ろ側になるようにAのマークを付けるの?』。

 「前側にAマークをハンマーで打刻しますと、金属素材にストレスが掛かり音抜けが悪くなるからです」。

 この説明には理解の範疇を超えたようで、寺島さんの顔が拒絶反応を示しているのがすぐに分ります。子供と同じように感情が顔にそのまま出るこの人は本当に正直なんでしょう。ですからすぐにその説明は打ち切ります。


 インシュレーターによる音の調整術

 「何はともあれ、これからそこらあたりの音を少しずつ紡ぎ出していきますからよく聴いていて下さい」。

 「その間といっても、寺島好みに近いバランスに持っていきますから」といって、

 ハンダの溝が見えないぎりぎりのところまで広げて置きます。

 この音の変化には驚いた様子です。

 『音が立ったネェ!、こちらにぐっと来るようになった!』。

 「ぐっと来る感じは方向性の違いによるものです」。

 『音の出方がまるで変わった、これは好きだよ!』。

 
 「分ってますよ!、もう寺島さんの好む音は」。

 「もう少し暴れ気味が欲しいんでしょう?」。

 ハンダの溝幅が見えるところまで外に出して再度の試聴です。

 『あれ!、急に音が散漫になってしまったネェ』。

 ここまで行くと寺島さんにとっても行き過ぎなんです。


 ミクロの世界を聞き分けた寺島さん

 今のが1ミリの違いの音ですが、これからその半分に当たる0.5ミリの調整をします。

 すなわち半田の溝が半分はみ出している格好です。

 『これは凄い!、今まで聴いた事の無い音だ!』。

 『CD12単体でこんな音が出るなんて信じられない!』。

 「寺島さんの耳はインシュレーターの0.5ミリの設置場所の差を聞き分けたんですよ」。

 『いや〜、カイザーさん改めて見直したよ!』。

 『カイザーさんと私とでは大学院生と高校生ぐらいの差があるネェ』。


 五感で身についたエネルギーの伝達の瞬間

 ここで初めてメモ用紙を片手に野球のバッティングの芯に当たった時の説明をさせて頂きました。高校時代毎日毎日何百球という球をフリーバッティングのキャッチャーとして受けてきた経験から、時間軸とボールへのエネルギーの伝達というものを身体に嫌というほど叩き込んできていることを。

 自慢するわけではありませんが、当社のインシュレーターの溝の深さは、1/100ミリの違いの物を実際に20個作ってヒヤリングの末に決めているのです。10年近いお付き合いになりますが、寺島さんとやっと会話が通じるようになりました。それもこれもアバンギャルドのスピーカーが、試みた事に対して素直に正直に反応してくれるからです。それと同じようにローゼンクランツのインシュレーターの性能が良いのも、実はリファレンスであるオーデイオモニタリングシステムが理想に近いノンカラーレーションだからなのです。

 それが出来るのも、全ては目や耳といった五感を通して野球から身に付いたことなんです。ですからまだ聞かぬ音であっても理想とする音が頭にイメージ出来るのです。これが私の持つ類いまれな音に対するアドバンテージなのです。その音の代弁者がローゼンクランツの製品群であります。


 リモコンという便利さの裏返し

 丁度CD12単体で良い音が出た後にリンの古川さんから電話が入りました。『前にも同じ事がありましたけど、リモコンの設定が何かの弾みで外れたのでしょう』。『CDのボタンを押して次に0のボタンをしばらく押し続けていると同期が取れるようになりますからやってみて下さい』といわれ、その通りにやってみると、何事もなかったようにコンバーターとリンクしたではありませんか。これだから多機能リモコンは困るのです。

 
 寺島さんの思いやり

 『カイザーさんお腹減ったでしょう?、簡単に食事の用意をしたから腹ごしらえをしてからやって下さい』。

 これは残りそうだなと思いましたが、ボリュームたっぷりのハヤシライスと野菜サラダをぺロッと平らげてしまいました。何度もご馳走になっていますが、奥さんは料理がビックリするほど上手なんです。


 音における犬猿の仲といわれた両者が理解し合えた瞬間

 腹ごしらえが出来たところで、もう一度、いつものセーターのコンバーターとのコンビに組み替えです。

 それがどうでしょう?、寺島さんの好みのはずであるセーターの音がCD12のまとまりのある音を聴いた後では散漫で大作りなのがよく分ります。良いも悪いもアメリカ的ですね。『開放と凝縮のバランスとカイザーさんが言ったのがよく分るネェ』。

 もう一度気を取り直してインシュレーターの微調整を計り、寺島好みの音に仕立て上げて行きます。レイオーディオの時には相容れなかった両者が、ことごとく音の好みというか、この作業の工程中は不思議なほど音の良し悪しの判断基準が同じになってきたのです。

 ここで分った事は、一般の人が数学(音のバランス)を最初の脚切り点の対象にするのに対して、寺島さんの感じる脚切り点は単にその科目の順番が違うだけである事が判明したのでした。その点アバンギャルドはどの項目も高得点が故にお互いが合格点を与える事が出来るのです。

 レイオーディオの時には誰もが寺島さんの音を良くいう人はいませんでした。私もその中の一人でした。そんな埋もれた音の中であっても、自分の出したい音のイメージは確固として描いておられたのでしょう。でも今日の出来事は、目指す最終目標は「誰が聴いても良い音は良い」というのが証明出来たようで嬉しい気持ちになれたのでした。

 
 寺島さんはオーディオ界の長嶋さん

 その22の「写実派」と「抽象派」といったタイトルで「スイカをリンゴといわれても分らない」といった例えを書きましたが、「ゴリッ」とか「バッシャーン」とかいった表現をするのも寺島さんはオーディオ界の長嶋さんなのかもしれません。

 人並み外れた直感型の人だったという事が判明した今回の一件でした。

 「カイザー指標値」によりますと、

 寺島さんは右脳が85%、左脳が15%の人なんです。

 ちなみに長嶋さんは右脳が90%、左脳が10%。

 私は右脳が55%、左脳が45%。

 やはり長嶋さんが右脳型人間の横綱、寺島さんは大関です。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20040728.htm


その42 「寺島氏の口から”付帯音”という信じられない言葉が出てきた」

 前回のスピーカー(レイオーディオ)の時にはBIG JAZZの事をこてんぱんにこき下ろした寺島さんでしたが、今回のBIG BOSSの試聴では好感触を示してくれました。ただ、すぐに飛びついて失敗した例が過去に色々とあるから、しばらく様子を見させてくれという話になっていました。特にインシュレーターの場合はモロ振動に関することだから・・・。

 『今回の出来事はオーディオアクセサリーの連載、「オーディオ桃源郷」に持って来いだ!』。

 そのように言っておられたので、本が発売になるのを待っていて、その内容を見てから電話をしてみようと思っていました。その内容の一部ですがご覧下さい。

 「どんな感じですか、最近は」。

 久し振りに広島のカイザーサウンドから電話がかかった。

 最近は東京の事務所にいることが多いらしい。

 距離は近づいたが、双方の距離は遠くなっていた。
 
 「いや、結構よく鳴っていますよ」。

 「それで『オーディオアクセサリー』にあんな酢漬けのニシンみたいな文章書いているんですね」。

 
 ガーン。

 私は頭に血が上った。

 人をなんだと思っているんだ。

 人は誰しもその人にとって一番大切なものがある。

 私の場合、それが文章なのだ。

 なにかの形で仕返ししてやろう。

 しかしいわれてみれば思い当たらないこともない。

 文章というのは競争である。

 つまらなければお後が控えている。

 そういう状況で初めて緊迫感のある文章が生まれるのだ。

 毎月決まった欄を持つ筆者が、もっとも気をつけなければいけないことだろう。

 私は氏の言葉を警告と受け取った。

 ありがとう。

 しかし仕返ししてやろう。

 
 「新製品が出来ましてね。例の歯茎の構造のインシュレーター、

 現在ビッグというのを使ってもらっていますが、

 今度ディンプルを付けたんですよ。

 それを寺島さんに聴いてもらおうと思って」。

 
 私は以前この会社のディンプルもので懲りている。

 インシュレーターの表面にたくさんの穴を開けたビッグジャズ。

 ディンプル分だけ音に隙間が生じ、

 風圧が下がってしまったのだ。

 ようしこれでカタキをとってやろう。

 
 ビッグボスが送られてきた。

 私はそれをパワーアンプの下にはめ込んだ。

 あ、これは仕返しにならんわ。

 音に小気味よい響きがついてしまったではないか。

 余韻がいつまでも消えるのを惜しむようにスピーカーの間に漂っている。

 ディンプルがこういう形で功を奏したのか。

 以前は裏目に出たのが今回は吉と出た。

 これはスピーカーの違いだろう。

 
 アバンギャルドはとにかく抜けがいい。

 一点の付帯音も感じられない。

 楽器の素材がそっくりそのまま出てくるようだ。

 楽器一つ一つくっきり目鼻立ちを整え、

 なおかつ各々1個1個に力がある。

 前のスピーカーは主として面で出たが、

 そして私もそのように調教したが、

 アバンギャルドは点で出来してくるのだ。

 
 その点を上手い具合にグレードアップしたのがディンプルなのかもしれない。

 響きのよさがメリットの大きなひとつであるアバンギャルドに、

 ディンプルは合ってしまったのだ。

 響きの強いところもジャズを聴く私に好都合。

 この文章の中で私が一番驚いたのが、

 『一点の付帯音も感じられない』。という表現です。

 寺島さんの口から”付帯音”という言葉が出て来るなんて信じられませんでした。

 何度も寺島邸を訪れ、付帯音についてディスカッションした事がありますが、どうしてもその区別や違いを理解して貰えなかった経緯があります。今をして思うに、生演奏と等量の音量に到達しなければ、どんなに素晴らしい音であっても満足出来ない。音量第一主義なんだろうと思います。

 私なんかはどんなに小さな音でも、ダイナミックレンジさえ豊かであれば、等分の縮小として脳が理解して音楽を楽しめるんです。

 
 この「オーディオ桃源郷」を読んだ後に寺島さんに電話をしました。

 「凄いですネェ、最初2ページだったのが4ページになり、今回は6ページですが、これからずっと6ページになるんですか?」。

 『いや、いや、今回はたまたま書く事が多かったからで、これからずっとではないんだよ』。

 「BIG BOSSは如何ですか?」。

 『いや〜、いいよ、9個貰うから安くしてよ!』。

 有難う御座います、お気に召してくださって。

 また、”ディンプルは駄目!”だといわれたらどうしようかと思っていたんです。

 モノラルパワーアンプに6個、リンのCDプレーヤーに3個です。

 コンバーターとウーハーの下には従来のビッグです。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20041008.html


その43 「何ゆえに、そのケーブルのブランド名を伏せたのか!?」編


 お得意様から次のようなメールを頂きました。
 メールを頂いたTさんにはKさん宅での出来事はお話していましたので、
 あの件だとピンと来たのでしょう。
 なのにその件とは関係のない他のメーカーを誉めているから、
 当て馬に使われたような気分になったのかもしれません。
 それで以下のようなメールをくれたのです。
 一人の男とは私貝崎のことです。
 これが「今回話題になったページ」です。


 ----- Original Message -----
 From: T
 To: info@rosenkranz-jp.com
 Sent: Monday, January 10, 2005 4:31 PM
 Subject: レコ芸の記事


 Att'n:貝崎さま
 From: T


 毎度お世話になります。
 今年もよろしくお願いします。

 さて、今月はCDカタログ付ということで久しぶりにレコード芸術 を買ってみると、クラシックの専門誌なのになぜか寺島さんのコーナーがあって、どうもKさん宅での出来事と思われることを書いていました。

 ある人の宅にお邪魔して・・・・ぜんぜん良い音で鳴ってなかった。

 ところがひとりの男がケーブルを次々と繋ぎかえると・・・・・3人とも 顔を見合わせた・・・・。

 と、いうような内容です。

 なのに後の方ではTMD他を持ち上げていて、カイザーのカの字もローゼンクランツのろの字もない。

 ヒマがあれば本屋で立ち読みでもして確認してみてください。

 以上





寺島さんにとって、ローゼンクランツのインシュレーターは絶対外すことが出来ませんでしょうから、その上ケーブルまでも「カイザーが一番」と口を開けてしまうと、寺島さんはこの先書くネタがなくなってしまうかもしれません。

 なぜなら、悶絶苦闘している様子がファンに受けているわけですから。

 多分そんな心境だったのかと推測しますが・・・。

 しかし、真意は分かりません。

 でも、そんな事など気にしないで、本当に良いと思ったのなら「今回のローゼンクランツのケーブルは凄い!」と寺島さんらしく豪快に書いて欲しかったですね。

 しかし、Kさん宅での新作ケーブル「RGBシリーズ」の音には本心からビックリしていたようでした。それもお聞かせしたのは一番安いRGB1です。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20050206.html

その44 「オーディオはただの普通の「いい音」じゃ面白くない」


 寺島さんにインシュレーターの新製品PB-COREを聴いてもらいました。

 プルルル、プルルル

 ガチャン(受話器を取る音)

 『はァい ⊆⊆⊆⊆』

 いつものようにぶっきらぼうな返事

 「寺島さん、カイザーです」

 「インシュレーター如何でした?」

 『見た目通りつるつるのきれいな音になったよ』

 『でも凄い効果だね!、磨いてないのはないの?』

 「商品としては出せませんが、ありますよ」

 『それを送ってよ、俺はピカピカでないほうがいいんだ』

 『あっ、それと赤と緑の派手なケーブルがあったよねぇ?、それも一緒に聞かせてもらえませんか』

 「分かりました、色々用意してお送りします」


 何日かして、電話してみました

 「磨いていない物との違いは如何でした?」

 『さっぱり分からなかった』

 『プリ本体では良くなかったんだけど、その電源部に使うと物凄くいいんだよ』

 『それと、オレンジとグリーンの電源ケーブル、あれが良かった!、ビシッと音が締まるんだよ』

 そんな内幕がありましたが、有り難いことにオーディオアクセサリー128号でさりげなく取り上げてくれていました。

 寺島邸の音の基礎部分を支えているローゼンクランツのインシュレーター。

 この最近ではPB-COREとACケーブルのRG2を導入して頂きました。

 どちらもパワフルな音が特徴です。

 耳から血が出そうになる音を好む寺島さんはマッチョオーディオの典型です。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20080313.html


その45 「For Jazz Audio Fans Only Vol.1」


 寺島靖国プレゼンツ

 For Jazz Audio Fans Only Vol.1    

 お奨めの1枚です               


 寺島靖国さんにはローゼンクランツのインシュレーターをコンポーネントの全機種に使って頂いております関係上、オーディオについて色々とお話しする機会があります。

 レイオーディオのスピーカーの時には音の価値観が全く噛みあわず、一触即発の場面がよくありました。それが、不思議なことにアバンギャルドに変わってからというものは、音や音楽観が一致するようになったのです。ご本人が打ち明けられるにも、自分のシステムを聴いた多くの人達も同じような感想に変わって来たそうです。

 ミュージシャンの大半の方はオーディオに凝る事はありません。彼らは条件の悪い中でも音楽の読解力が長けているので、音よりも指揮者や演奏者が何を意図し何を表現しようとしているのかの方に意識が向けられます。

 他方オーディマニアと言われる人達は、音そのもののリアリズムの方にむしろ惹かれる傾向があります。

 どこにどんな風にスポットを当てて聴くのか・・・?

 そこら辺が人によって大まかなゾーンに別けられます。

 寺島さんの場合はそういう意味では、ミュージシャンに近いスタンスにある人です。特に今回のFor Jazz Audio Fans Only Vol.1を聴いて頂けるとよく分ると思います。


 1曲目のPATCHWORKのベースソロのイントロに始り、その楽しそうなリズムに誘われるようにシンバルの音が続きます。この時点で誰もが”このディスク欲しい!”と思うはずです。

 14枚のアルバムから寺島氏が抜粋した14曲ですが、耳を奪われあれよあれよという間に最後まで聴いてしまいます。


 1枚聴き終った時点で私は寺島さんに直ぐに電話していました。

 For Jazz Audio Fans Only

 「良かったです!」

 『こんな感じの曲はカイザーさんには合わないでしょう?』

 「いえ、いえ、ステレオの音で合わない事はありますが、いい音楽はいいですよ」。


 「最低でも100枚は売りますよ!」

 「Jポップ中心に聴く若い人達にも、このディスクならジャズの楽しさや面白さを分って貰える思うので価値あるディスクですよ」。

 『泣かせるような事を言ってくれるじゃない』


 是非とも買って下さい

 ●お求め方法

 2,940円(税込) メール便の場合送料無料
 3,240円(税送料込み) エクスパックの場合200円値引き

 銀行振込み
 三菱東京UFJ銀行
 広島中央支店
 普通口座 1178633
  カイザーサウンド有限会社

 ご入金後メールにてお名前、ご住所、電話をお知らせ下さい。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20081007.html

その46 「売れ過ぎて品切れを起こしていましたが、本日入荷しました」


 寺島ディスクが好調です。

 「For Jazz Audio Fans Only」

 三週間で110枚も売れました。

 単品売り上げの記録でしょう。

 少しの間、品切れしておりましたが本日入荷致しました。

 ご注文お待ちしております。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20081117.html


その47 「何が気に入らないんだか!?、すっかりお見限りだねぇ・・・」


寺島さんに、2年ぶり位に電話をしました。

『は〜い♭・・・』

更に磨きが掛かった面倒臭そうな返事(私の頭の中でそう思っている)

「寺島さん、カイザーです」

「お変わりありませんか?」

「何だよ!!もぉ〜、カイザーさんか?」

『何が気に入らないんだか!?、すっかりお見限りだねぇ・・・』

『どういう風の吹き回しか知らないけど・・・』

「都合の良い時にしか電話しませんで、済みません!」

「このところの寺島さんは白鵬みたいですね」

『何だよそれ!』(ジャズの事以外一般情報に全く興味なし)

「相撲ですよ、62連勝の横綱ですよ、誰も負かす事の出来ない」

『そんな歯の浮いたようなお世辞はいいから』

『本題は?』

「はい、今までに無い、掟破りのような構造のケーブルを開発したので聴いて頂けませんか?」

「寺島さんに聴いて頂くに値するケーブルです」

「いつもはお送りするだけですが、今回は久しぶりにお伺いした上で聴いて頂きたいんですが・・・」

「”カイザーが10年ぶりに果たし状を持ってやって来た!”という感じでお願いします」

『書く事が決まったようにしゃべられちゃぁ困るねぇ!』

『書きたいと思った時に書くんだからさぁ!』

「勿論です、勿論です、解っています」

こういう時は絶対反論しないのに限る(私の頭の中でそう思っている)

『ケーブルねぇ?・・・、カイザーさんのインシュレーターは一番だと認めるけど、ケーブルは俺の好みじゃないんだよねぇ、スッキリまとまり過ぎ』

『俺はゴリッとしたTMDの音が一番気に入っているだよ!』

「そう言われると思っていました」

「寺島さんが気に入らなければ、けちょんけちょんにけなして頂いても結構ですから」

『いいんだな!、知らねぇぞ!』

「勿論です」

『よし解った、それじゃぁ、予定表を見てみるよ』

11月に入って訪問する事になりました。

この結末はどんな事になるのでしょうか?・・・。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20101012.html


その48 TMDサウンドが炸裂したメグでのイベント

メグのジャズ愛好会が主催するオーディオイベントも今では恒例となった感があります。10月は47研究所、11月はTMDでした。12月の下見を兼ねてTMDのイベントにオーディエンスとしてお邪魔しました。

TMDの畑野さんとは電話では何度かお話した事がありましたが、お会いするのは初めてでした。製品には寺島さんのお宅だとかお客様のお宅で拝見していましたのである程度の事は理解しているつもりでしたが、実際にフル装備のTMDサウンドを体験するのは初めてでした。

最前席に陣取っていたので一際異彩を放っていたのがかの有名な寺島アンプです。思っていた以上に大きなアンプです。プリ部はソーラーバッテリー駆動との事ですが、それを充電する為のランプの光が天板から漏れているのがやけに気になりました。しかし、その音はパワー溢れるサウンドで、手配線の良さが明らかに出ていました。


その日は主にピンケーブルの試聴がメインに組まれたイベントでした。合計7本のピンケーブルを次々と交換して行くという変わった企画です。資料を見ただけの時点では、あまり意味がないのではと訝しく思っていたのが正直なところです。


最初の組み合わせでピアノトリオを聞かされた時には、長い私のオーディオ人生の中で、一度たりとも体験した事のない魅力のある音だと感じました。2本目、3本目と聴いて行く内に借り物のDUOとの関係からか、ところどころに気になる点はありましたが、さすがと唸らされる音も随所に出ていました。


好印象 → 気になる点 → 一家言持った音・・・。
オーディオ屋の性からそんな風に思っていた矢先に、
寺島さんからいきなり感想を求められたのです。

会場の雰囲気も盛り上がっていた時に、
『カイザーさん!、TMDサウンドはどうですか?』

「ハイ! 一言で言うと、さすがだと思いました」

どんな音を創りたいのか、出てくる音を聴くとその理念が読み取れるのです。昨今の物作りが証明しているように、市場迎合主義と利益追求型の商品ばかりです。そんな中にあって、魅力あるTMDサウンドを聞かせられたのは、畑野さんの頭の中に、出したい音のテーマがハッキリ決まっているという証明でもある訳です。私はその点に敬服しました。畑野さんご自身もドラムを叩くと仰っていましたので、ドラムの音が際立た、なるほどと頷ける音でした。


私も畑野さんと同じように理念追求型で頑張っていますので、来月の24日のカイザーサウンドのイベントにも是非とも足を運んで下さいますようお願いします。とちゃっかり宣伝も忘れませんでした。

更に追い討ちをかけるように、『ジャズとクラシックを同時に良く鳴らせるようなシステムは可能なのか? 可能だと思う方は手を挙げてみて下さい』

私は手を挙げましたが、外に2〜3人だけでした。『畑野さん如何でしょう?』畑野さんは今までの経験上では無理があるとの立場でした。この手の議論になると理屈っぽくなり朝まで語っても答えは出ないので、壮大なテーマの割には静かな内に終わりました。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20111206.html

その49 メグではカイザーサウンドの真の実力を披露 カイザー節が炸裂

ジャズ喫茶メグでのイベントはクリスマスイブという事もあって、お客様の入りを心配してたのですが、先月のTMDさんの立見で溢れるまでにはならずも、何とか満席に近い状態になりホッとしました。

喋り始めるや否や、カイザー節が炸裂し、独演会になろうとするその暴走を『どうやって止めようか!?』と、呆然・苦慮する司会進行役の中塚会長と私のやり取りが、生漫才をやっているかのような緊張感と面白さがあったようです。


『まぁ! まぁ! カイザーさん! 長話はそれ位にして、ここらで、ケニーバロンのピアノトリオを1曲聞いて頂きましょう』

『カイザーさんが喋り出したら止まらないんだから・・・』 入り口に陣取っている寺島御大の声が・・・

スピーカーのセッティング技術に驚きの声
今日の出し物のメインは今売り出し中のフルレンジスピーカーの

RK-AL12/Gen2
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/Information_about_the_Rosenkranz_product/Speaker/information_about_MarkAudio/20111202_0001.html

です。開演ぎりぎりまで準備に時間を取られていたので、適当に置いただけでのスタートとなりました。


全く調和のない音に私はやり切れず、お客さんに背を向けた状態のままスピーカーの位置調整を始めました。サウンドステーションUにスピーカーを設置していたので、思い通りに動かす事が出来ました。クリニックに伺った先でいつもやっているように、ほんの4〜5センチの間隔を前後左右に微調整するだけで音の調和を取って行きます。

あっという間に完璧な音空間を作り上げたものだから、会場の皆さんは何がどうなって音が変化しているのか、まるで出世魚が、やず→はまち→ぶり、と見る見る大きくなって行くのを見る思いだったでしょう。

已む無く始めたスピーカーの調整法と、その音の変化具合に皆さん方は驚かれたようです。私は決して試聴位置へ戻って音を確認する事はありません。スピーカーを動かしながらその場でセッティングしますし、スピーカーの後ろからでも音合わせが出来ます。

前席左端、即ち右のスピーカーより外に座っている方が、『こんな部屋の端にいても音が見事にスピーカーのセンターに定位して行くのが分かった』と私に耳打ちしてくれたのです。


オーディエンスの「凄い! 凄い!」との囁きが聞こえる様子に気を良くした会長が、曲が終わると同時に、『如何でしたか?』と問いかけると、会場からはヤンヤの大喝采が起こったのです。

そこで私が間髪入れずに、「この程度の事で喜んで頂けるなら私も楽なものです」。「しかし、私が今日出そうとしている音の目標からすると、現時点の音は18点〜20点位のものです」。

いつものように、私は大風呂敷をひろげました。

BIG3インシュレーターの威力

特に10月に発売したばかりのローゼンクランツ・インシュレーターBIG3をCDトランスポートの下に入れた時は、メグの空間が大化けした瞬間でもありました。RK-AL12/Gen2からウッドベースのエキゾチックでうねるような低音が正確なピッチで展開し始めたのには、正直私もちょっとビックリでした。エンクロージャーの設計の成せる技でもあります。

『さて、今回で点数はどれ位まで行きましたでしょうか?』

口々に、『35点! 38点! 40点!』

またまた、会場は大拍手です。

それは、それは、楽しいクリスマスイベントになりつつあります。

「これ位の事で喜んで頂けるのなら、私にとっては楽なものです」

その決め台詞に、又もや大喝采です。

フルレンジスピーカー・RK-AL12/Gen2の実力

ネットワーク回路を介する一般のマルチウェイスピーカーが逆立ちしても表現する事が出来ない、音の深さ方向への浸透力は望遠鏡で覗き見るほどです。"ドラムの叩く音"と"ベースの弾く音"の区別が、まるでそれらの姿が見えるようです。

だから、聴き手の脳はウーハーとかツイーターとか、スピーカーの音として微塵も認識する事はありません。昨今の性能ばかりを追い求めようとする、意味も芸も無いオーディオ業界の流れに、強烈なノックアウトパンチを喰らわした気分です。

オーディオ本来の進むべく道は、今提示しているこの音楽性豊かな表現にあるのです。初志貫徹、志を忘れてはいけません。目先の利益を追っかけているようでは魂を揺さぶる本物の感動は逃げて行くばかりです。

カイザーサウンド イベント PK-RL12gen2.m4v
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=tUZMk0DZ-TY


大沢親分に代わって、堕落した業界に私が渇を入れます。

ゲストとしてその場に居られた評論家の林正儀さんが、オーディオアクセサリー143号でRK-AL12/Gen2のレビューを書いて下さったのですが、『音元出版の試聴室での音とは、まるっきり違う実力にはハッキリ言って驚きである!』とまで口にされたのです。


また、音的には良い場所とは言えない店内入口近くの寺島御大からも、親指を立てて私にGoodのシグナルを送って頂きました。

ジャズ向けのディンプルパターン・インシュレーター
『さて、カイザーさん! 次なる出し物は何でしょう?』


『次はDAコンバーターに、ディンプルの入ったBOSSというインシュレーターを入れて聴いて頂こうと思います』

カイザーサウンド イベント2.m4v
http://www.youtube.com/watch?v=-M7y77yZOsw&feature=player_embedded

このディンプルで思い出しますのは、寺島さんをギャフンと言わせようとの意気込みで開発を始めたのがその経緯なのですが、シンバルの表面に波打つ、鈍く渋い音を生み出すハンマーリング効果を狙っての挑戦がテーマでした。

私はBIG JAZZに寺島スペシャルというニックネームまで付けて開発したにも拘らず、そのワイルドかつ魅力ある音を分かって貰えず、寺島さんに駄目出しを喰らったのです。その後改良を加えBIG BOSSとBOSSの大小二つのインシュレーターは、空前の大ヒット商品となったのです。このBOSSは10年近く経った今も現行商品として活躍しています。

『入れる度に音が良くなって行くローゼンクランツ・インシュレーターですが、果たして何点まで上がりましたでしょう?』

拍手はどんどん大きくなります。

そして、『口々に信じられない!』 とか、

『インシュレーターでここまで変化するのは、理屈としてどう理解して良いのか全く分からない』というのが皆さんの本音のようです。

『音楽にリズム感や抑揚、そしてノリの良さなどが際立って来たと思います』

『ジャズのエッセンスが注入されました』

高評価で順調に60点位まで貰えたようです。

『カイザーさん! 満点まで行きそうでしょうか?』

会長のそんな突込みにも負けず、

『この程度の事で喜んで頂けるなら、私も楽なものです!』

・・・と強気に、言いつつも、予定していたスパイク受けインシュレーターを今使っているBASIEからCAPTAINに交換する予定だったのが、BIG3と間違えて忘れた事に気がついたものだから、急遽次の言葉が口から飛び出したのです。

「実は、時間切れ引き分けを狙っているところです」

会場はどっと笑いに包まれました。

響きの方向性が音楽の感動を演出する

『次は管球アンプの下にBIG3を入れて聴いて頂きましょう』

入れてすぐはさほどの変化は感じられませんでしたが、徐々に地味に良くなって行くのが確認出来ます。しかし、冷静に考えてみれば、僅か12センチの振動板一発でメグの店内は生きたジャズの音楽に満ち満ちています。どこの席に座っていても、素晴らしい音がするのには全員の方が驚いているようです。


次々とインシュレーターを入れて音を良くして行く事を何度も続けたので、次は音を悪くする方向での試みをしようと思います。ローゼンクランツのインシュレーターには上下の方向性は勿論の事、360度の水平方向に関しても響きの管理をして作られています。

それを示すアルファベットのAマークが刻印してありますが、そのAマークは機材の背面側になるように設置して頂くのが正しい使い方であります。今日のBIG3の場合はタイプUと混乱しないように数字の3を刻印しています。

CDトランスポートの前の一ヶ所だけクルッと180度回転させ、正面に見えるようにすると、どのような音になるのかを聴いて頂こうと思います。私がやったのでは、何か手を加えたと思われてもいけないので、前にいる一番若い方に青年代表としてやって頂こうと思います。

私がペンライトを照らします。

「出来ましたでしょうか?」

『ハイ! 出来ました』

「それでは、会長鳴らして下さい」

『うわっ! 気持ち悪い音!』

『音がグジャグジャでバラバラになった!』

「それでは、青年代表! 元に戻して下さい」

『おお・・! 元に戻った!』

ここで、寺島御大が一言。
『カイザーマジックを見ているようだ!』

「皆さんどうしてこういう現象が起こるのか理屈を考えてみて下さい」

更に、寺島御大が二言目。

『Aマークなんていい加減だと思って今まで信用してなかったが、今回ハッキリと方向性の違いが分かった!』

『じゃぁ!、何故俺んとこでは分からないのだ?』

「そりゃぁ! 寺島さんところの音が悪いからですよ!」

『言ってくれるじゃない!!』

「色々な方向性を管理出来ていないメーカーの商品が殆どの中で、1個変えた位では分かり難いのが当たり前なんです」。「例えて言うなら、オセロの板面で白と黒が半々状態だとその変化に気がつき難いですよね?!」。「皆さんのシステムはそういう状態にある訳です」。「そんな時は私だって難しいですよ」。

「しかし、当社のように方向性を管理した物作りをしているメーカーはどこにもありません」。「そんな状態の中で音の良し悪しのA.B比較をしたところで、決して正しい判断が出来ない事をお解かり頂けたでしょうか?」。

「皆さん合点ですか?」

『ハイ!』

ラックの調整によるセッティングの極みを披露

カイザーサウンドでは日夜努力してセッティング技術の向上に勤めていますが、オーディオラックの位置調整で果たしてどのように音が変わるのでしょうか? この技術はちょっとハードルが高いので、上手く行くかどうか分かりませんが頑張ってみたいと思います。

「それでは、青年代表前へ出てチェックしていて下さい」。「私の免許証を動かしたい位置まで目印に置きます」。「その動かす幅は免許証の約半分です」。

「それでは、動かします!」

「よしっ!」

『うおおおおお〜〜〜!!!』

会場はうめきとも、声とも区別がつかないようなどよめきが起きました。

「不思議でしょ!」

「これこそが、オーディオの謎なんです!」

『時間も来ましたので、名残惜しいですが、お開きにしたいと思います』

「会長! 1分だけ時間を下さい!」

「では、今日おいでの皆様に特別クリスマスプレゼントを差し上げたいと思います」

「皆さんのオーディオシステムのクリニックを無料で行います」

「その代わり昼飯だけ奢って下さい」

「500円のランチでも結構です」

『本当ですか? 名詞を下さい!』

「私も! 私も!」

こんな大盤振る舞いで幕を閉じた、メグでのクリスマスイベントでした。

ご参会下さいました皆様に、「有難う!」と感謝の言葉を申し上げたいと思います。

カイザーサウンドは、世界に誇れる日本人の真の実力を磨く事を誓います。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20120118.html

その50 ジャズ喫茶MUSICBIRDのゲストとして

FM東京から放送される寺島靖国さんの番組、「ジャズ喫茶MUSICBIRD」にゲストとして呼ばれたのですが、その日はジャズ評論家の岩浪洋三さんと初めてご一緒させて頂きました。かつてスイングジャーナルの編集長だった事でも知られていますが、ジャズ批評の大家であります。

話の流れの中で岩浪さんの生まれ故郷が私と同じ松山だという事を知り大変驚きました。23年末は松山出身の偉人3人を描いたNHKドラマ「坂の上の雲」で賑わいましたが、岩浪さんはその中の主人公の一人である正岡子規と同じ松山中学(現松山東高)で、かたや私は秋山好古陸軍大将が晩年校長を勤めた北予中学(現松山北高)の出身とあって、寺島さんを他所に故郷話に花が咲きました。

岩浪さんご自身が旧制中学卒だという話には二度ビックリ!。戦後数年は旧制中学だったんですね。私は終戦と共に高校に変わったとばかり思っていました。ちなみに岩波さんは78との事ですから昭和8年、寺島さんは13年、私が23年です。この話に割って入った寺島さんは都立杉並高の一期生だそうです。何だか凄い昔の話になって来ました。

実は野球という言葉を考案したのは正岡子規だと言われています。寺島さん!
 松山は日本の野球の発祥に地なんですよ。ちなみにお座敷遊びに欠かせない野球拳もそうなんですよ!。

『じゃぁ! 一曲やってよ!』

「では! 行きますよ!」

や〜きゅうう〜う、す〜うるなら♪

こういう具合にしやしゃんせ♪

アウト! セーフ! よよいのよい!

『分かった! 分かったよ!』

『この話は一旦置いといて、ジャズの話に戻しましょう』
『ところでカイザーさん、何枚かディスクを持って来てくれました?』

「はぁっ?! 持って来ていません・・」

『どんなディスクや曲を使って製品開発しているのか等を聞くから・・と言っておいたでしょう!』

「確かにそう聞いていました。それは対談で会話の内容の事かと思っていたんです」

『ったくもう! ゲストでディスクを持って来ないなんて、カイザーさんが初めてだよ!』

そんな面白可笑しな調子で、二時間の収録時間もあっという間に過ぎました。
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20120126.html


03. 中川隆 2013年1月22日 22:34:54 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6

ジャズ喫茶Meg (平成18年10月16日)

 日本でもかなり有名なジャズ喫茶Megに行ってきました。吉祥寺の街は久しぶりです。駅前の商店街の賑わいといい、近くに井の頭公園などの緑の環境も恵まれ、新宿や渋谷にも近いときたら、学生の住みたい街のベスト10に入るのも頷けます。

 ジャズ喫茶Megはそんな、吉祥寺の街の、飲み屋さんが多くある場所の一角にひっそりとありました。平日の午後だったので、お客さんは、私を含めて3人、アバンギャルドのスピーカーの真中のベストポジションでジャズを楽しむ事ができました。

 近頃はBGM程度にジャズを流していてもジャズ喫茶を名乗る店も多い中、ここは正真正銘の正当なジャズ喫茶だと思いました。お客が真剣にジャズを聴くことができます。シンバルやトランペットの音は耳に突き刺さるほどの大音量です。オーナーの著書のとおりドラムとベースの骨格と、シンバルの輝きを堪能することができました。ただピアノはなんとなく歪んでいるような気がしたのですが・・・。ソースが原因でしょうか。


 近くにあれば、何度も通いたいジャズ喫茶です。
http://exp.bakufu.org/exp003_diary01.htm


JAZZ喫茶 メグ (平成18年12月29日)

 下北沢から、京王井の頭線に乗って吉祥寺に向かいます。もちろん「メグ」に向かうつもりと言いたいところですが、今回はメグの隣りの音楽喫茶バロックへ行くためです。メグへ行くたびとなりの「音楽喫茶」という文字が気になっていました。わたしはどちらかと言うとクラシックを多く聴くのでとても楽しみでした。


 がしかし・・・。着いてみると、シャッターが下りたままで営業していません。そういえば。今までもシャッターの下りた風景しか見たことがないような気もします。この音楽喫茶はいつ営業しているのでしょうか。仕方がないので、気持ちを切り替えメグへ入店しました。


 お店に入ると、相変わらずの大音量です。シンバルがはじけています。サックスも耳になじみ、生っぽく聞こえました。前回来たときに感じたピアノのゆがみっぽさも、今回は感じられなくなっています。ドラムの打音も、とても軽くて生っぽいです。なにかセッティングを変えたのでしょうか。それともソースのせいでしょうか。とてもノレる気持ちのよい選曲でした。

 聴きすすんで耳が慣れてくると、ベースの音も浮き上がって聴こえてくるから不思議です。メグの残響のほとんどないデッドな店内で、浴びるような大音量のジャズを気持ちよく聴くことができました。

 それにしても隣りの音楽喫茶バロックが気になります。
http://exp.bakufu.org/exp022_diary02.htm

MORDERN JAZZ meg(東京吉祥寺) (2007年05月01日)

 オーディオFSKへ行った帰り、吉祥寺まで足を伸ばし、megに寄ってきました。女性の店員が一人いて、これからライブがあるから、あまり営業時間が残っていないことを告げられました。

 現代の最新のジャズを聴かせていただくと、音の解像度やバランス、ベースの締まりも文句の付けようがありません。オーディオ的にとても良い音です。しかしどこか足りないという気持ちがあります。それはかかっているジャズのCDのソースの演奏に足りないのか、このmegのオーディオに何かが足りないのか、自分でもよく分からないのですが、やはり何かが足りないと感じました。古い音源をベイシーやカウントで聴き続けてきた結果なのでしょうか。

 そもそも、ハイエンドのアバンギャルドというスピーカーに、同じくハイエンドのアンプにCDプレーヤーでは、悪い音でなるはずが無いのだと考えると、聴く側の私の耳が、現代のジャズや装置に追いついていないせいなのか、それとも他にも理由があるのでしょうか。

 とくにオーディオFSKで音を聴かせてもらっただけに、とてもフラットバランスでオーディオ的に良い音を聴かせて頂いたと感じました。ただ何かが足りないのです。それは、ジャズの「哀しさ」でしょうか。そういうものが、多分音に出てこないのだと思いました。オーディオ的には良い音でも、それが最良の結果を生まないこともあるのだと感じ、改めてオーディオの難しさを知りました。

 寺島オーナーのLINN SONDEK CD12の音をmegで聴いてみたいなぁ。
http://exp.bakufu.org/exp030_diary04.htm

ジャズ喫茶メグの隣はあの名曲喫茶バロック
http://www.youtube.com/watch?v=0UB-MfzbK-E
http://www.youtube.com/watch?v=g8a25od4Mrs&feature=relmfu
http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13050946/


199 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/09/08(火) 23:26:05 ID:AIYWn/8d

用事で吉祥寺行ったついでに名物のジャズ喫茶「メグ」に行ったら雑居ビルの隣りの店が「バロック」なのでワロタわwww


温かみの感じられるサービス '11/03 訪問


<音楽の聴ける喫茶店>

吉祥寺といえばかつてはJAZZ喫茶が盛んだった場所。
今回取り上げるバロックには並んで<Meg>という、これまた有名なJAZZ喫茶があり、もう何十年もここへ通っていた。オーディオが売り物だったが、ロクな音で鳴っていたことはなく、いつも帰りには入店したことを後悔していた。

ある時、入店前から以前の記憶が蘇り、ふらっとバロックの扉を開けたのは、割と最近の事。席に座ってびっくりした。

<ここいい音ですね>

わざわざ吉祥寺まで出向いて、うんざりしていた自分は何だったのか?

<会話はできません>は入り口に告知があり、当然かも。
おいしいミルクテイーと、極め細やかなサービスで、いつも暖かな気持ちで家路につけます。800円のドリンクは決して高いと感じさせません。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13050946/dtlrvwlst/

クラシック音楽BAROQUE(東京吉祥寺) (2007年05月01日)

 megのとなりのクラシック音楽喫茶BAROQUEに初めて行きました。予想に反して、たくさんのお客さんが、クラシックに耳を傾けておられました。店員の方に聞いたところ、スピーカーはVITABOXというイギリス製のスピーカーだそうで、低域はそれほど欲張らずに中高域に特徴のある音だと感じました。オーディオFSKの後に聴くと、確かに、中高域が耳に突き刺さる感じがあります。

 店内はオシャレで、まさにクラシック喫茶という感じです。1928年録音の蓄音機からLPに録音し直したという貴重な盤も聴かせていただきました。何でもこの盤を録音するときは、夜中電車の走行音が無いとき、トイレも空調も使わずに録音した貴重な物だそうです。こういうおおよそ1世紀前のモノの音が聞けるというのは何と素晴らしいことなのでしょう。CDが後80年もつのかどうか考えるとSPやLPの凄さが分かります。

 リクエストをして、私の好きな、シベリウス交響詩「フィンランディア」をかけて頂きました。出だしの、悲しみ、嘆きともいうべき音色が出ており、後半の勇ましさも圧倒的なスケール感です。混声の合唱も最高でした。自分の好きな客は、特に良い音に聞こえるのでしょうか。今日、聴かせて頂いた曲の中では、最もバランスが良く、大型スピーカーの能力を発揮した一曲だと思いました。
http://exp.bakufu.org/exp030_diary04.htm

名曲喫茶「バロック」 

 吉祥寺駅東口から線路沿いに西荻窪方面に戻る。ヨドバシカメラ裏手横丁の一角にこのお店はある。隣は存在しながらも既に伝説となっているジャズ喫茶「MEG(メグ)」。

 バロックは最近ラジオで「お客様に厳しいお店」という事で取り上げられた。その伝統は今も続く「会話禁止」。開店当初、先代店主・故中村数一さんは大人しく勉強をしていた学生を「音楽を聴かないのならお代は返すから帰ってくれ!」と言って追い出したという。

 だが頑固ばかりではない。当時人気だった指揮者カラヤンを嫌いと自称するお客のリクエスト。ベームだと嘘を言って、カラヤンのLPをかけてわかるかどうか試したり。ネジで動く旧型蓄音機がどうして音が出るのか聞かれた時に「中に電気装置が隠してあるんです」ととぼけたり。店を「バラック」と呼んでいての茶目っ気たっぷり!

 月に一回開くSP(CDでもLPでもない!)コンサートは厳しかった。ただ漫然と物理的に「聞く」のではなく、神経を集中して音楽を「聴け」が口癖。聴衆が集中していないと「もう今日は一曲もかけないから、帰れ!」と追い返されたり。

フルトヴェングラーの信奉者だったが「フルヴェン」ばかりを聴いても駄目だとも。そして評論家や雑誌の請け売りをもっとも嫌った。

「それは、ホントにアナタ自身が考え抜いた意見なのか? どこかの引用を自分の意見だとしているだけじゃないのか」

とよく追及されたのを思い出す。 魅力的な個性の持ち主にはこのような誰の真似でもない独自の自己表現スタイルがあるものだ。

 タンノイとヴァイタボックス・真空管スピーカーから大音量で聴くLPレコードの音色は格別。珈琲800円は高いと思われるかもしれないが出入り自由。昔は珈琲一杯で一日いた若者が少なくなかった。

「会話禁止」だが、2代目幸子さんは優しいので勉強や読書は大目に見てくれる。開店以来の「自由帳」は百冊近くに。小生も「フーテンの虎」名でたまに投稿中。
 何かに行き詰った時。名曲喫茶で巨匠の古典音楽を無心に聴いてみる。先程まであんなに拘っていた事が、大した問題ではなかったと気づく時がある。名曲喫茶は自分を見つめ直す道場かもしれない。
http://blog.goo.ne.jp/tokizawa2004/e/7acd94bb92cf458d5ab9646671118529


04. 2013年1月22日 23:06:27 : W18zBTaIM6

 今や“ジャズの街”というイメージが強い吉祥寺。しかしその昔は名曲喫茶が数多く立ち並び、また文化的な街としても知られていた。かつては大岡昇平の小説にちなみ「武蔵野夫人的街」とも称され、金子光晴などの文豪らも、この街で育った。

 クラシック音楽鑑賞店「バロック」は、そんな吉祥寺に、昭和49年に創業。以来、隣に店を構えるジャズ喫茶の雄「MEG」とともに親しまれてきた。しかし時代の流れに伴い、次第に街の様相は変化。吉祥寺は若者の街へと変わり、周辺のエリアも歓楽街へと変貌していった。名曲喫茶が次々と店を閉める中、「バロック」は「吉祥寺を守りたい」という強い信念のもと、往時と変わらぬスタイルで、この街の文化を守り続けているのだ。

 店の流儀は創業当初と変わらず。座席は、まるで教室のように、スピーカーに向かって同じ方向に並べられている。もちろん私語は厳禁。読書や書き物をしてもいいが、自分のリクエストがかかっている間は、それもご法度。ほかの街の名曲喫茶が、次々と私語解禁するなかにあって、あくまでも往時のスタイルを踏襲し続けている。偏屈な店と思う人もいるかもしれない。しかし“あの頃”となんら変わらない店の存在に、心癒される大人達は多いのだ。

 真空管のアンプは、先代のマスター中村数一氏が手作りしたもので、やわらかな音色が特徴だ。

店内にはイギリス製のスピーカーが2組あり、かける曲によって使い分けている。たとえばエルマン愛奏曲集のような、繊細でやさしい調べには、タンノイを使用。一方、オーケストラのレコードをかける際には、ヴァイダボックスを使い、迫力の重層的な音を楽しむ、という具合だ。

アナログレコード特有の温かみのある音色は、自宅の小さなステレオで聴くのとは比べものにならない。まるで空気が震えるような臨場感溢れる音で、演奏家の息遣いまで聞こえてくるかのよう。ここに来れば、至福の音楽に包まれ、ひとりになることができる。大人の秘密基地のような一軒。


1.それぞれの曲の特徴に合わせ、「タンノイ」と「ヴァイダボックス」を使い分けている。

2.劇場などで使われていた真空管を用い、先代マスター中村数一さんが手作りした真空管アンプ。

3.レコードは6000枚ほど所蔵。その時かけているレコードは、ホワイトボードで確認できる。持参したレコードをかけてくれることもあるが、レコード針を守るため、スプレーなどの薬剤を使用せず、ガーゼで手入れしたレコードのみの対応。

4.ブレンド800円。追加注文は半額で。創業以来変わらぬ豆を使っている。水はNASAでも使用しているという浄水器を通しており、やわらかくまろやかな味わいが魅力。

5.現在店を守るのは、先代マスターの奥様、中村幸子さん。彼女を慕って通うお客さんも多い。
http://e-days.cc/features/tokyo/spot/chuosen/dining/baroque.php


 店内会話禁止の正統派クラシック喫茶の「バロック」には開店時('74年 12/24)から通っています。

 今や吉祥寺唯一のジャズ喫茶となった「MEG」とは、ご覧のように同じ雑居ビル2Fの隣り合わせになっていて、いまだかつて意志が強かったことのない僕は、店の前に立つと、今日は右の扉を開けようか、それとも左にしようかと悩むのでしたが、結局はMEGでビールを飲もうか、今日はバロックのすてきなウェイトレスさんの当番の日ではなかったかとかで決まるのでした。

 「バロック」の店主の故・中村さんは、筋金入りの頑固おやじでしたが、中村さんが病気で亡くなってからしばらく休業の後に奥さんが再開し、CD嫌いだった中村さんの遺志を継いで、今でもレコードを管球アンプで鳴らしています。オーディオ装置のコンディションは、ファンの方のサポートにより維持されているようです。

 店内は20席位で、いつでも新鮮な生け花が飾ってあって、とても収支は合わないような気がしますが、これからもがんばって欲しいです。

 「コーヒーは高いけど、2時間でも3時間でもゆっくりして、くつろいでいって下さい」とは、奥さんの言葉です。


コメント


懐かしいです (ごじゃ丸) 2009-10-04 16:41:38

ふとしたことから、昔よく行っていた、吉祥寺のバロックを思い出し、試しに「吉祥寺 バロック」で検索したら、最初にヒットしました。もうとっくに閉店した(失礼)かと思っていたら、存続しているのですね。ご主人はもう亡くなられたんですか。ご主人の道楽としか見えなかった喫茶店でした。

 家には良いステレオがなく、仕事の帰りがけなどにバロックで音楽を聴くのが楽しみでした。耳障りを良くするために、再生音を加工することを頑なに拒否し、忠実な再生を究極まで追求しているお店でした。

 一度、ステレオに凝っている友人を連れて行ったことがあるのですが、バロックの音にはついて行けなかったようです。コントロール回路を経ない音が、なじめなかったようです。
http://blog.goo.ne.jp/tokizawa2004/e/7acd94bb92cf458d5ab9646671118529

素晴らしい音に出会える「喫茶バロック」 2010-10-29 17:46:00

場所は吉祥寺ヨドバシカメラの東側、通りを少し入ったビルの2階です。
「BAROQUE」さんと「MEG」さんがお隣同士です!

扉を開けるとそこは、異空間へのタイムトリップ。
変わりゆく吉祥寺のまち中で変わらない音と空間に出会えます。

35年前に始めたと言うお店には、ご主人自作の「真空管アンプ」が多数置かれ、今もなお円熟された音色を出しています。ご主人が亡くなられた後は奥様がその遺志を継ぎお店を営んでおられます。

Western Electric 300B、HE300B、274B…5R4WGY…などの真空管が使われたアンプがずらりと並び、それらに火が灯り、幻想的な雰囲気をつくりだしていました。

スピーカーは「TANNOY」と「VITAVOX」

最初に針を落としてくださったのは「ブラームス OP51 No2」

「マリアカラスのアリア」のソプラノの歌声の綺麗さ…
「音楽の源泉/グレゴリオ聖歌隊」/サンピエール・ド・ソレーム 修道院聖歌隊/指揮 ドン・ジョセフ・ガシャール

VITAVOXから出たこの鐘の音は、本当に教会の鐘の音、今その場所にいる臨場感。

世界的名機の魅惑の音色を体験することができました。素晴らしいです!!
音楽によりアンプとスピーカーと交換しているそうですが、体と耳で感じる音により使い分けをしているとのことでした。

VITAVOXは朗々と…
TANNOYはくっきりと…

ご主人が亡くなった今では、球やコードの交換は困難になってしまった、
またそれらを交換することで表現される音にも変化があるとのことなので、
そっと、長く使っていけるようにしているとのことでした。

ご主人様の大切な思い出とお客様のことを思い、それらを守っている奥様の優しさと凛としたお姿に心をうたれました。

静かにそっと入れてくださったコーヒーのお味はこの上なく美味しかったです。
しかし、この音や奥様の優しい雰囲気は私の未熟な表現力では表せません。
皆様も是非アナログな音色を体験してみてください。
http://ameblo.jp/musashino-kanko/entry-10690930009.html



05. 2013年1月22日 23:18:56 : W18zBTaIM6

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      |、 !  、 ヽ  l 代 ソ     じ' ハ/
      l Y|  i \   | l ::::::    ' :::/  }
       ; ノ!|   ゝ-‐`ー .l、ゝ   r ァ /  /
      〃 リ /    ヽl >  _ ィ'}ヽ  /
     /  / /      マ!|   // ハ /
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    / /   !       リ l l // /   |
    / /    |  i      ヽl ∨/ /  |
   ノ /     : l       ヽ./  }   l
  ( イ       l l        {   /   |
   ヽ!       ‖       、 : /   |
    人       l        ヽV      |
   ん、ヽ.     |          }     )

一方、こっちがジャズ・フリークの考え方


寺島靖国のJAZZ論


 辛口かつユーモアのあるコメントで知られるジャズ評論家、寺島靖国氏はジャズ喫茶「メグ」を経営するオーナーでもある。

 彼のインタビュー記事から・・・

 「僕が目指しているのは、新世紀のジャズ喫茶」 

 ジャズという音楽自体、敷居が高く見られていた時代は終わったよ。 確かに昔は知識やミュージシャンの背景や歴史など、自分の知識をひけらかす場所がジャズ喫茶だった。

 そういう時代をつくってしまった責任は僕にもあるけど、かつての反省点をふまえてこれからはまったく違う場所にしていきたいんだ。
 
 おしゃべり禁止、コーヒー1杯で何時間も居るとか、そんな話は昔のこと。 いまの「メグ」では、おしゃべりも自由だし、彼女と来て好きな音楽を聴きながらジャズについて語ることもできる。

 僕が思うにジャズという音楽の魅力の原点は『愉しさ』にあると思うんだ。
 
 愉しい音楽を聴きに来ているのに、一部のマニアのせいで普通のお客さんが心苦しい思いをしていると思うと、ちょっと申し訳ない気分になっちゃうね。 
 
 そのせいで入りたいけど入れないのなら、知識がないことをメリットとして考えればいんじゃないかな。

 同じ曲を聴いて僕が恐いのは、むしろビギナーのほうだよ。

 マニアは知識で音楽を聴こうとするから頭でっかちな意見ばかり。

 ポップスやロックとかも聴いてるビギナーは、ジャズをひとつの音楽のジャンルとして捉えるから真実を伝えてくる。だからこそ、本当のジャズの魅力がわかるんじゃないかな。

 僕が目指しているジャズ喫茶は、同じジャズという音楽を愛する人たちが集まる社交の場。

 いい意味でのサロン的な雰囲気で気軽に訪れてほしいね。
 
 とにかく愉しく、難しいことは考えずに。 自分の好きなアーティストをリクエストしたり、お気に入りのCDを持参して、ジャズ喫茶ならではのオーディオで家では体験できない音を感じたり、もっと自由にジャズを聴いてほしいと思ってるんだ。

  「現代の音は現代のオーディオで再生してあげたい」  

 オーディオっていうのもジャズ喫茶の魅力のひとつだよね。 迫力ある音を体で感じるというのはジャズの醍醐味。
 
 家では再現できないボリュームで聴く『本当のいい音』なら、当時の空気感というかプレーヤーの息吹さえも伝わってくる。

 僕もオーディオでは散々苦労したけど、やっといま落ち着いたところ。 
 現在の考え方としては、あたらしい音源は往年の名機ではなく、あたらしい再生装置で聴くほどに音の鮮度がいい。

 このアヴァンギャルドDuoというスピーカーを導入したのもその考えの表れ。メグでは比較的あたらしい機器を使って、音楽だけではなく音の空気をも再生しているんだ。

 音量自体は昔よりもずいぶん控えめになったけど、シンバルの「バシーンッ」っていう音。コレいいでしょ。

 こういう音を120%伝えてくれるのは、昨日録音されたような新鮮な音源を昨日つくられたようなオーディオで再生しているから。

 1950年代のオーディオじゃ、やっぱり50年代の音しか伝わってこないんだよ。

 もちろんそれがダメというわけでもないし、それはそれで価値がある。
 音に関しては好みだよ。 善悪をつけずに両方の音を愉しめばいいんだ。
 自分の好きな音を探してジャズ喫茶を訪ね歩いてみるっていうのも、いいと思うよ。

「メグに関していえば、ライブやイベントが盛り上がってるね」

 いまジャズの世界ではミュージシャンの世代交代がはじまっているんだ。チャーリーパーカーを聴いてジャズをはじめた矢野沙織や、純粋にジャズを愉しんで弾くピアニストの松永貴志もそうだけど、1940年代〜50年代にかけてつくられたジャズが源になって、その源をいろんな人たちがいろんなスタイルで演奏している。

 パーカー、コルトレーンを経て、ジャズはいま第三世代に入ろうとしている。実際、聴衆っていうのは新しい人を聴きたいんだよね。矢野さんや松永君のライブはいつも超満員だよ。

 メグでも定期的にライブやイベントを開催してるけど、そういう時はアツイねぇ。 この間も人が入りきらないほど集まったことがあって、ジャズ喫茶をやっててよかったと思ったね。

 解説を交えて自分の好きな曲を紹介し合ったり、大人のための楽器教室を開いたり。そんなのこれまでのジャズ喫茶では考えられないけど、だんだんと『ジャズを愉しく聴こう』という人たちが集う場所に変わりつつあるんだ。いつまでも孤独を愉しむとかいって、ひとりで聴いてる場合じゃないよ、ひとりって正直言って寂しいでしょ。

 メインは愉しむこと、そしてサブとして知識がある。ジャズが好きなら、自然といろんなことを知りたくなってくるはずだから、最初から知識を詰め込む必要なんてない。

 後から楽しんで調べればいい。難しいことを考えずにジャズを愉しめる場所、それが本当のジャズ喫茶のあるべき姿だと思うんだ。
http://allabout.co.jp/M/s/040609/
http://komotan.exblog.jp/8463938/


06. 2013年1月23日 00:20:27 : W18zBTaIM6

音楽がわからないアホに大人気の寺島靖国


寺島靖国さんは、38年生まれで70年に地元吉祥寺でジャズ喫茶「メグ」を開店され、80年代頃から色々とものをお書きになるようになりました。下掲したのは比較的初期に書かれた「辛口ジャズノート」が文庫本になったものです(講談社から94年に刊行、854円)爾来、ジャズ喫茶がらみのことや、新しい輸入盤の試聴記等をドンドン書きまくっておられます。

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ジャズ喫茶のマスター
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恐らくは日本にだけしかないだろうと思われるジャズ喫茶は、普通の喫茶店よりは若干高めの値段でコーヒーを飲ませ、その間にそれなりの所蔵と聴く装置を踏まえたジャズのソフトを聴かせる特殊な場所でしょう。それ以前にも同様なスタイルで、クラシックを聞かせる「音楽喫茶」というものがありましたから、その変形かもしれません。60年代頃から結構目立ち始め、70年代頃にピークを迎え、今は今度は逆に余りはやらない場所となりつつあります。そこここで、「○○という有名なお店が閉まった」という噂が飛び交いました。

マスターは、当然ジャズが好きで、旧譜は勿論のこと、新譜もせっせと買いこんで店のステータスを保とうとします。この頃は自薦で聞かせることも多いんですが、昔は殆どがリクェストを受けてその所蔵盤をかけており、レシートにリクェストのための半券が付いていました。所蔵盤は、自分で買ったとは言え、商売ものの仕入れですから万人向けであり、マスター個人としては気の進まないものも含まれて居ます。そういう風に他人のリクェストを、延々と一日中、365日掛け続ける仕事は傍目より大変です。「あの稼業は好きなジャズが聴けて極楽だろう」と思うような甘い人は少ないでしょうが、想像以上の苦行だろうと容易に推察できます。

Nelsonも、短期間バイトをしましたが、ジャズが好きなればこそ、却って好きなものばかりは聴けないのが歯がゆく、「この仕事は結構大変だ」と実感しました。でもそういう生活を数十年続けるのですから、ジャズの大半の盤について精通してしまうことになり、更にはジャズについて一家言を有するようになられるのは、理の当然です。ある時期から、ジャズ喫茶の店主が皆さん、色々とお書きになる、その代表格が寺島さんだと思われます。

兎に角ジャズ喫茶のマスターほど、長い時間ジャズを聞いている人はそれほどは居ません。メディアの評価は兎も角、実際に一般のジャズファンが聞きたいとリクェストする盤がどういう盤か、それを一番よく知っているのはこの方々でした。すなわち、メディアの嘘を見抜く立場に居たわけです。「アノ盤の、アノ曲で皆がジャケットを見に来る」という実感が即ち、ジャズファンの好みを一番正直に示しています。それをしっかり知っているんですから、言う事に根拠があり、(妙な)自信を持ったとしても当然のことです。そういう実感があるので、くちばしの黄色い評論家を玩ぶなどは、出入りの酒屋との交渉よりも簡単な、正に「赤子の手をひねる」程に簡単な事です。無論、ひねられちゃう評論家のほうがだらしないんですがねぇ、、、


ネットで「寺島もの」を検索すると、サッと以下のような本が出てきます。

辛口!JAZZノート
痛快!JAZZある記
JAZZ晴れ、時々快晴。
辛口!JAZZ名盤1001
JAZZの聴き方に法則はない
愛と哀しみのジャズカタログ
JAZZ「最高の愉しみ方」
新しいJAZZを聴け!
JAZZはこの一曲から聴け!
JAZZジャイアンツ名盤はこれだ!
JAZZを聴く五感ときには第六感で!
寺島流JAZZの聴き方
JAZZオーディオ「快楽地獄」ガイド
JAZZオーディオ悶絶桃源郷
サニーサイドジャズカフェが選ぶ超ビギナーのためのCDガイド

ドンドンと新刊が出るということは、それ以前の本が、それなりに売れているに違いありません。それにしても、こうしてみると、「!」が相当にお好きのようですネ。



寺島さんは、「ジャズはテーマで聞け」「アドリブ無用論」「ジャケ買い」等々の迷言を数多くされていますが、恐らくは書き物を始めて暫く経った時点で、

「俺は、ピカレスクで売り込むんだ」

と決められたんではないか、と推察しています。こういう場合は、別項の平岡さんの空手と同様に、

「人が言わない、一見常識はずれのことを言っておいて、反論する人を論理ではなく、回し蹴りでブチのめす」

という風な技を必要とします。これまでの活動を見聞きする限り、成功しているようでもあり、ジャズ喫茶店主としての技が鈍っているような気もします。世評を聞いてみても、「筋が通っているから良い」というよりも「面白がりたがる人」が多いようです。「兎に角色んな盤を紹介して呉れるので、寺島さんの好みを心得た上で、取捨選択の役に立てている」という風に、皆さん、寺島盤の偏りの補正を、ウマク自分でなさっているようです。
http://homepage1.nifty.com/ModernJazzNavigator/book/bt14.htm

Q: 寺島靖国って本物、偽物? kuwana2213さん

Ans: randybass1868さん
僕が「かたよった好み」とした真意は、 彼は、ジャズの善し悪しを、テーマ曲の耳障りの良さと、ジャケットデザインで判断し、インプロビゼーションの価値を認めないところを指摘するつもりで書き込みました。
さらに、ジャケットデザインにこだわる、といいながら、アナログ・レコードを処分するとなれば、何をか言わんや。です。
------------------------------------------------------------
ほんものの、単なるジャズ喫茶のおやじです。 ただ、本業がふるわないのか、 ジャズに関するたわ言を書き散らした、本を何冊も出してます。
が、評論家ではありません。 かたよった好みをもった、 ジャズを理解して聴く能力に欠いた、ジャズファンもどきです。ポップスでも聴いていれば良いのに。

オーディオ機器を買い替えるために、アナログレコードを売ッぱらってしまったという、 見下げ果てた、音楽ファンです。

Ans : ylab1210さん

まぁ、著作は多いし、一応、本物の評論家なんでしょうけどねぇ。
好きか嫌いで言えば、私は嫌いです。どうも、氏の薦めるアルバムは、肌が
合わないことが多いです。文章も、読んでいて楽しめない。ちょっと奇をてら
いすぎ、の感があります。

Ans: arbororangeさん

発言からは、演奏家がその個性で語られるように評論家にもそれが必要だと思ったのか意図して他者と違った像を作りだしたというような何か策略的なものを感じます

また、新譜等を売りたいレコード会社とタイアップしてるんじゃないかとか、本音で語ってるのかどうか疑問に思う事もあります
想像の域は出ませんが率直な印象です
そうだとしても仕事でやってるんでしょうし、批判するつもりはありません


Ans: waterspinksingerさん

本物、偽物の基準なんてないし、それを決めることに意味があるとも思えませんが、個人的には日本のジャズファンのイヤな部分を凝縮したような人物だと考えています。 その文章の大半はただの自慢であって、

「オレはこんな盤を聴いてるんだ、凄いだろう」

みたいなうちは可愛げがあったんですが、 そのうち

「オレはこんなふうにジャズを聴いている、 これが正しい聴き方だ」

というような文章になっていきましたね。 ジャズの文章が飽きられたと思ったか、 最近はオーディオ自慢に転じたようですが。

ジャズに関する物書きの中でも最も不快な人物です。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1274550847


寺島靖国『辛口ジャズノート』研究 2012年05月01日(火)

寺島靖国さんの今と昔を読む
何が変わって何が変わっていないのか?

これまでに売れたジャズ本を解明することで、ジャズ聴きの'70年代以降の気分の変化を把握したいと思った。まず1冊目は寺島靖国さんの『辛口ジャズノート』を選んだ。1938年生まれの寺島さん。1987年の発行、今から25年前、50歳の時の最初の著作物である。

前にも書いたが、オイラは油井正一さん以降のジャズ本をリアルタイムでは読んでいない。この本も書かれてから20年後の5年前くらいに一度読んだが、寺島さんの事も知らなかったし、その時は何も思うことはなかった。それから、寺島さんの著作物を何冊か読み、直接本人に会って名刺を頂くことにもなったが、特にこれと言った感動もなく心の変化もない。まぁ特にオイラのジャズに何らかの影響を及ぼしたということはないから・・・オイラにはドイツのスピーカー「アバンギャルド」の音が好きではないという事実だけが残った(笑)。

最近、DU文庫から700ページの『JAZZ雑文集』が発売されたので読んでいたら、全然ジャズ本じゃないので、「あれっ、寺島さんのどこがジャズ評論家なんだろう?」と知りたくなったので、こういう時は初心に帰れで『辛口ジャズノート』を再読、分解してみることにしたのだ。


辛口ジャズノート 寺島靖国・著(1987/日本文芸社)


寺島靖国さんのジャズの根本はブラック・ミュージックが嫌い
まず、この本にオイラが聴いてみたいと思うレコードは、殆ど載っていない(当時はまだレコードが多い)。何かジイサン趣味なんだよなぁ〜寺島さん当時まだ50歳なのに。オイラの好きなジャズとは大きく外れているのでアルバム収集には役に立ちません。ジャズの入門本としても偏り過ぎていてダメ!ジャズの楽しみが遠のいていく本です(笑)。

では、なぜこの本が売れたのでしょう? それが今回のテーマです。

寺島さんの『辛口ジャズノート』の内容や書き方は、ズバリ!今で言うブログです。そう、「ジャズブログ」なのです。当然、その頃はブログなんてありませんから、それがすごく新鮮だったのだと思います。ジャズファンが自由にジャズを語っていいことの封印を解いたのが『辛口ジャズノート』だったのです。そういう意味ではジャズ批評の市民への開放だったのかも知れません。

『辛口ジャズノート』は、「もっと自分の好きなジャズのことを自由に語ろう!」ということで、ヒット作になりました。それはそれで素晴らしいことだったのですが、ただ問題がありました。
http://ameblo.jp/tommy-jazz/entry-11238118935.html


07. 中川隆 2013年1月23日 10:17:01 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6

寺島靖国が語るアバンギャルドの魅力 文/寺島靖国

■このスタイリングがまず格好いい

アバンギャルドのどこが好きかって?待ってました。言わせていただこう、存分に。

なんたってまずそのスタイリングである。アバンギャルドを見て格好いいと思わない人というのがいるのだろうか。私には信じられない。

始まりはジャズ喫茶メグだった。私はこの店について以前から悩みがあった。売り上げが悪いのもその一つだがとにかく店が汚い。いや汚いのはいいんだ。ジャズ喫茶だから。

ひどいのは内装である。実はこの店、デザインしたのは私である。デザインなんて言える代物ではないが知り合いの大工さんを呼んできて、ああしてくれ、こうしてくれ。結果なんらデザイン的ポリシーのない喫茶店ができ上がった。そのまま40年。

さすがにこの頃は行くたびに内装を見まわし、ひでえなぁ、よくこれでお客さんがくるなぁ、と。

アバンギャルドのデュオを見た時、閃いたのである。内装のひどさをこれで補おう。こいつに助けてもらおう。それでなくてもスピーカーはジャズ喫茶の生命だ。赤いスピーカーを買って同じ色に合わせて店内を赤くして赤い店にしよう。赤は人の気持を大きくする。お金も遣ってくれるだろう。その頃スピーカーを飼う費用は赤字に悩む店の経費からは出なかった。私が個人で立替えたのである。しかしいまだに返してもらっていない。

店へ行くのが楽しみになりデュオを見、そして聴いているうち、このスピーカーを自分のものにしたくなった。ようし、家に入れるぞ。

デュオはお客さん用だ。こういう言い方は人間性を疑われるが個人用はお客さん用より良くなくてはいけない。

ムリしてトリオ+SUB230を購入した。デュオより出所の数が多く手がかかりそうなのもよかった。

それよりなによりトリオ購入を決意させたもう一つの要因。それは色である。色をあつらえられるというのである。自分の好きな色をオーダーできるというのである。こんな嬉しいことがあるか。これこそ、マイ・スピーカーではないか。世の中には人と同じスピーカーを聴いて満足する人もいるだろう。しかし私は「私だけのスピーカー」を持ちたい。自分だけのスピーカーを我がものにして途方もない愛着が生まれるのだと確信した。

しかしその頃、今から5年程前、私は精神的に地味であった。しょっちゅう気分が下がっていて元気が欲しくて欲しくて。それでまたしても赤にしたのである。店が赤なら家は別の色、という当たり前の発想が起きなかった。トゥイーターをグリーンにした。赤とグリーン。凡庸だ。オーディオとは凡庸な人がやるホビーではないだろう。今にして思えば、である。

そういえば浜松のコーヒー専門店。美人姉妹の経営するオーディオマニアの間でいまだに噂のたえないアバンギャルドの最高級クラスが置かれている店。実に色とりどり、満艦色。オーナーの精神的高揚がスピーカーの色に移り住んでいる。思い出すたびにいろいろ見に行きたくなるのである。


trio+basshorn6台が入れている浜松の喫茶店とは「トゥルネラパージュ」。静岡県浜松市板屋町628 Y3ビル1階 TEL053-455-7100


■ドイツ国旗のMezzo何というポップさだろう

さて、私のリスニングチェアのすぐ横、すぐ目がゆくところにオーディオ製品の写真が何枚か飾られている。これ欲しいなと思ったらすかさず雑誌を切り抜いて貼りつける。毎日眺めて、どうしても我慢がならなくなったら購入に至るというわけなのだ。

寺島邸のリスニングチェアの脇の白いドアには気に入ったオーディオの切り抜きが貼ってある。真ん中にあるのがmezzoの切り抜きだ


アバンギャルドのmezzoがその1枚だった。2年ほど眺めていたがその気にならない。ホーンの色が灰色なのはいいんだが、大きな面積を占めるバスホーンが木製ときているからアバンギャルドらしくない。どんなに上等な木製であろうとアバンギャルドに従来のスピーカーのイメージは要らない。スピーカーは木製、そういう固定観念から抜け出したのがアバンギャルドであり、だからこそ私は惚れ込んだが、ある時、木の部分を黒で貼りつぶしたらアバンギャルドらしくなるのではないかと考え出したらいても立ってもいられなくなった。


ホーンのカラバリは5種。ルビーブリリアントレッド、アコヤパールホワイト、ディアマントクリスタルシルバー、トルマリンビビッドブラック、サファイアバーマブルー。欧州車の色番号指定も別料金にて受け付けている。サブウーファー部のキャビネットやフロントパネルの仕上げも数種類用意されている


同時にホーン部の色もあれこれ想像してみる。ふと思いついたのがドイツの国旗であった。ドイツのスピーカーだ。ここはもうドイツに敬意を表するしかない。

もともとドイツびいきだ。ドイツが好きで昔「コンバット」というテレビ映画をよく見ていたがドイツ兵がやられるのが面白くなくて。

mezzoを購入する決意を固める。幸いtrio230を欲しいと言う人が現れた。ケーブルメーカー、TMDの畑野さんだが耳のいい彼がトリオの音を認めてくれたのである。その辺りの事情はオーディオアクセサリー誌のコラムに詳しい。


mezzoが鎮座したリスニングルームは、寺島氏の美意識が至るところに見受けられる。手前のコンポーネントはTMDのティラノザウルス寺島モデル。右の中空に浮かせている電源ケーブルはアコースティック・リヴァイブの特別仕様製品


嬉しく、そして激しく悩んだのはホーン部とトゥイーターを部のどちらを黄色にするかだった。スピーカー史上、黄色という概念はあまりない。やはり面積を大きく占めるホーンはおとなしく赤にするか。その赤も以前のトリオの赤ではなく、フェラーリ・レッドという鮮やかな赤。魅力突出のレッドである。よし、トゥイーターを黄色にしよう。それで決めよう。次の瞬間、待てよ、となる。浜松の冒険心に満ちたアバンギャルドを思い出している。アバンギャルドそのものがアドベンチャーなのだ。ならば色もアドベンチャラスでいいではないか。歳をとったら人は派手にゆけと言うではないか。

何というポップなのだろう。スピーカーとはポップ・アートとしても生きられることを初めて正しく認識したのである。いや、ポップ・アートなどどうでもいい。格好よさそうことを言うな、と私はいま自分を叱りつけたところだ。

まあとにかく。黄色いスピーカーを手に入れ眺めて、嬉しくて嬉しくて仕方がない。いや、申しわけない。

音? 音はまだ蕾だ。処女だ。未開の大地だ。私の部屋に置かれ、どう鳴ったものかとまどっている風情。これから調教してゆくのである。そのうち必ずひいひいとよがり声を上げるのは間違いない。1年後か3年後か、それは分からない。その日を目指してゆくのだが1つだけ理解できるのはアバンギャルドというスピーカー、私の使ったこれまでの他のスピーカーよりソフトの音をそっくり出す、ということだ。以前の私はソフトに入った音を「自分の音」として取り出すことに生命をかけていた。ねじ曲げて。ねじ伏せて。

ところが最近、そのまんまがいかに快感かが分かったのである。これは私のオーディオの進歩である。もちろんまんまと言っても根底には「ガツン性」を必須条件として持たせているけれど1枚1枚のソフトが違った音で鳴る幸せを分からせてくれたのがアバンギャルドだった。恐しいくらいの反応力を持っているのだ。クロスオーバー周波数と低音量のつまみ一つ動かしただけで音の全世界がそしてあらゆるニュアンスが別のスピーカーであるかのように変わってしまう。触わるのがこわいくらいであり、いったんこの魅力にとりつかれたらもう離れられない。まことに魔性のスピーカー、偉大なる怪物というしかないのである。
http://www.phileweb.com/review/closeup/g2/terashima.html


Hornlautsprecher - Avantgarde Acoustic™ Hornloudspeaker GMBH
http://www.avantgarde-acoustic.de/home.html


アバンギャルド スピーカー
http://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A2%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%89+%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC&hl=ja&sa=X&tbo=u&tbm=isch&source=univ&ei=zTj_UKSbKIPOkQWe64D4Cw&ved=0CDsQsAQ&biw=1039&bih=859

avantgarde G2シリーズ完成!
< Generation 2 = 第2世代 >


1)ホーンスピーカー + アクティブ サブウーファー システム duo Ω(omega)G2

希望小売価格:3,885,000円(ペア/税込)運搬費/据付費は別途料金


duo Ω(omega) G2は、duo G2にアバンギャルド独自のomegaテクノロジーを投入したモデルです。

 2つのホーンドライバー(ツイーター、ミッドレンジ)にはハイ・インピーダンスのボイスコイルを採用し、システムとして18Ωのインピーダンスを誇ります。ハイ・インピーダンス化に伴うダンピングファクターの向上により、駆動するアンプの負担をさらに軽減。極小レベルの信号も極限までソースに忠実に再生するハイ・フィデリティを獲得しています。

核となるミッドレンジドライバーにはアルニコマグネットを搭載、duo G2を上回る107dBの能率を実現しています。ツイーターのネットワークには独自のCPCテクノロジーを採用、歪を最小限とする透明な高域表現力を誇ります。 duo G2と同一の新しいサブウーファーSUB225-G2により第一世代からさらに向上した低域再生能力を獲得しています。 duo Ω G2はduo G2の単なるアップグレード版ではありません。独自の圧倒的な音色で美しい音楽世界にいざなうホーンシステムのステータスです。

能率:107dB

アルニコマグネット搭載

18Ωミッドレンジドライバー
27インチ・スフェリカル・ミッドレンジホーン
CDCテクノロジー(※1)によるネットワークレス・ミッドレンジホーン

100V CPCツイーターネットワーク(※2)

サブウーファー・アクティブ・フィードバック・コントロール 2×10インチ・ネオジウム駆動サブウーファー・ドライバー
250Wアンプモジュール/ 大容量60,000μFコンデンサー


(※1)CDC(Controlled Dispersion Characteristic)
テクノロジー位相歪みの原因となるネットワークなどの電気回路を一切使わずにミッドレンジホーンのカットオフ周波数を設定するテクノロジーです。ホーンを大きくすれば、より低域が出るという物理特性を応用し、緻密に計算したホーンサイズの採用により低域側カットオフ周波数を設定。ホーンスロートに小さなエアーチェンバーを設け、さらにホーンの自然な減衰特性を組み合わせて高域側カットオフ周波数を設定しています。


(※2)CPC(Capacitor Polarization Circuit)
クロスオーバー回路コンデンサー内の絶縁体は、通過する音楽信号波形の極性がプラス⇔マイナスへと変化するたびに電位が逆転。これが音楽信号の歪みの原因となります。こうしたゼロクロス歪みを防ぐため、コンデンサー内の絶縁体に強制的に100V の+電荷を加えて極性を固定化。繊細な高域が再生でき、空間情報の表現力を著しく高めています。

duo Ω G2 仕 様

周波数特性 20〜350Hz/サブウーハー(SUB225-G2)
170〜20,000Hz/ホーン
クロスオーバー周波数 170Hz / 2,000Hz

許容入力 100W
感度 107dB(1m/1W)
インピーダンス 18Ω

内蔵パワーアンプ出力 250W
外形寸法 W600×D670×H1595(±15)(mm)
質量 77kg

_______


2)ホーンスピーカー + アクティブ サブウーファー システム duo G2

希望小売価格:3,150,000円(ペア/税込)運搬費/据付費は別途料金


duo G2は、SUB225-G2サブウーハーを搭載した、G2シリーズの中核を担う2ウェイ・ホーンシステムです。

 第一世代に比べてツイーターユニットがサブウーハーキャビネットと一体化しており、設置面積が約25%少なくなりスペースファクターが向上しています。

170Hzまでの中域は7インチドライバー搭載の27インチ・ミッドレンジホーンで再生。ミッドレンジホーンはCDCテクノロジーにより、パッシブ型のネットワーク回路を一切搭載せず、極めてピュアな信号経路を実現。2kHz以上の高域は1インチのツイータードライバーを使用。SUB225-G2サブウーハーは2×10インチドライバーを搭載し、新開発ネオジウムマグネットを採用しています。

G2アクティブモジュール(アンプ部)は330VAの電源トランスと60,000μFの大容量コンデンサーを搭載し第一世代モデルから電源部が大幅に強化され、モーショナル・フィードバック回路によりハイスピードで正確な低域再生能力を獲得しています。

強力なG2アクティブモジュールにより低域のリニアリティを向上させたduo G2はハイエンド2ウェイ・ホーンシステムの正統派です。

能率:104dB インピーダンス:8Ω 27インチ・スフェリカル・ミッドレンジホーン CDCテクノロジー(※1)によるネットワークレス・ミッドレンジホーン サブウーファー・アクティブ・フィードバック・コントロール 2×10インチ・ネオジウム駆動サブウーファー・ドライバー 250Wアンプモジュール/ 大容量60,000μFコンデンサー

(※1)CDC(Controlled Dispersion Characteristic)テクノロジー
位相歪みの原因となるネットワークなどの電気回路を一切使わずにミッドレンジホーンのカットオフ周波数を設定するテクノロジーです。ホーンを大きくすれば、より低域が出るという物理特性を応用し、緻密に計算したホーンサイズの採用により低域側カットオフ周波数を設定。ホーンスロートに小さなエアーチェンバーを設け、さらにホーンの自然な減衰特性を組み合わせて高域側カットオフ周波数を設定しています。

duo G2 仕 様 周波数特性 20〜350Hz/サブウーハー(SUB225-G2)
170〜20,000Hz/ホーン
クロスオーバー周波数 170Hz / 2,000Hz
許容入力 150W
感度 104dB(1m/1W)
インピーダンス 8Ω
内蔵パワーアンプ出力 250W
外形寸法 W600×D670×H1595(±15)(mm)
質量 77kg


_______

3)ホーンスピーカー + アクティブ サブウーファー システム uno G2

希望小売価格:2,310,000円(ペア/税込)運搬費/据付費は別途料金


uno G2は、SUB225-G2サブウーハーを搭載した、G2シリーズで最も小型の2ウェイ・ホーンシステムです。

300Hzまでの中域は5インチドライバー搭載の20インチ・ミッドレンジホーンで再生。ミッドレンジホーンはCDCテクノロジーにより、パッシブ型のネットワーク回路を一切搭載せず、極めてピュアな信号経路を実現しています。3kHz以上の高域は1インチのツイータードライバーを使用。 SUB225-G2サブウーハーは新開発ネオジウムマグネットを採用した、2×10インチドライバーを搭載しています。

G2アクティブモジュール(アンプ部)は330VAの電源トランスと60,000μFの大容量コンデンサーによって第一世代モデルから電源部が大幅に強化され、モーショナル・フィードバック回路によってハイスピードで正確な低域再生能力を獲得しています。

uno G2は省スペースで最上級のホーンサウンドを約束します。

能率:104dB インピーダンス:8Ω 20インチ・スフェリカル・ミッドレンジホーン CDCテクノロジー(※1)によるネットワークレス・ミッドレンジホーン サブウーファー・アクティブ・フィードバック・コントロール 2×10インチ・ネオジウム駆動サブウーファー・ドライバー 250Wアンプモジュール/ 大容量60,000μFコンデンサー

(※1)CDC(Controlled Dispersion Characteristic)テクノロジー
位相歪みの原因となるネットワークなどの電気回路を一切使わずにミッドレンジホーンのカットオフ周波数を設定するテクノロジーです。ホーンを大きくすれば、より低域が出るという物理特性を応用し、緻密に計算したホーンサイズの採用により低域側カットオフ周波数を設定。ホーンスロートに小さなエアーチェンバーを設け、さらにホーンの自然な減衰特性を組み合わせて高域側カットオフ周波数を設定しています。

uno G2 仕 様 周波数特性 20〜350Hz/サブウーハー(SUB225-G2)
290〜20,000Hz/ホーン
クロスオーバー周波数 290Hz / 3,000Hz
許容入力 100W
感度 104dB(1m/1W)
インピーダンス 8Ω
内蔵パワーアンプ出力 250W
外形寸法 W529×D584×H1425(±15)(mm)
質量 71kg
http://www.ac2.jp/tp/au_hispk.html

アバンギャルド
http://www.esoteric.jp/products/avantgarde/duoomegag2/index.html
http://www.phileweb.com/review/closeup/g2/
http://www.rosenkranz-jp.com/Information/People_musical_instrument_music_car/TerashimaYasukuni_special/20040704.htm
http://decnonet.livedoor.biz/archives/50872346.html

本当に凄いの? アバンギャルド
http://logsoku.com/thread/awabi.2ch.net/pav/1290919812/


08. 中川隆 2013年1月23日 15:27:43 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6


36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/23(木) 21:33:44 ID:T51/K6h5

Avangarde貶す人多いけど、いいけどなぁ。
うちでUNO使ってるけど、見た目の派手さと裏腹に繊細な表現するよ?
うちじゃJazzとかRockはAvangarde、クラシックはMartin Logan SL3。

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/23(木) 22:06:30 ID:sorHeO21
>>36
アバンギャルドは試聴したけどマジにすごくいい
ただ良い車なのに土建屋ヤクザ御用達のイメージが強いベンツと同じで
雑誌とかで紹介される使っているユーザーのイメージが悪いだけ

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/24(金) 13:40:33 ID:Xt8Kah1g

アバンギャルドって20畳くらいじゃ狭く感じるようなスピーカーだよ
50畳くらいないと常人には鳴らせないと思う
いいスピーカーだけど

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/24(金) 13:53:44 ID:OGL9ZH6N

見た目がなあ
毎日あれを眺めては暮らせない


43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/24(金) 21:05:46 ID:GiiCA/Vk

黄色にさえしなければ別に悪くないと思う


46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/26(日) 10:14:11 ID:iLMktTo+

ようつべクオリティだが、音の傾向はつかめる
http://www.youtube.com/watch?v=S35ZxtLJFeM


高域の解像度が高いね

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/28(火) 23:12:12 ID:QLtU6AAI
>>46
メチャクチャ硬い音だね、生じゃありえない音だ
あと固有音がつきまくってる
意外に超高域の帯域も狭いな

これがいい音だと思うのはオーディオマニアくらいだね

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/28(火) 23:29:20 ID:ocL+6z40

音源がなぁ・・ピアノとかヴァイオリンあたりでUPしてほしい。
生演がPAスピーカー?
じゃ音の善し悪しなんかわからんし、こういう
刺激音をうっとりして聴く人もいるんだろうけど、個人的には苦痛以外のなにものでもなく理解できない。

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/28(火) 23:46:01 ID:5/HiI7F3

なにあのつべの動画
数万円のスピーカー以下のサウンド
最低だな

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/09(土) 20:08:16 ID:sWuALMf6

アバンギャルドなるスピーカーですが、10セット未満の個体ですが、幾度か聴く機会がありましたが、何れもお世辞にも褒められるものではありませんでした。 少なくとも私には理解出来ません。


123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/11(月) 21:51:32 ID:2u5FNoq+

そもそもアヴァンギャルドなんて、あんな住宅の小部屋で鳴らすもんじゃないよな。
それをひいひい言わせてやるって、自分が言うはめになるだろうよ。
しかも申し訳ないって。。。

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/11(月) 22:45:27 ID:2O8ZqtRt

秋葉原某所の、かなり広い売り場でも理解不能な感は否めませんでした。


133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/14(木) 21:50:36 ID:QiY60yjT

理解不能なスピーカーを推奨する方々を少なくとも私は信じません。
レイブラウンのベースがまるで・・・

怖くてこれ以上書けません。


147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/16(土) 03:49:44 ID:cObiWp35

アバズレギャルは意外に温かい女の子が多いけど、アバンギャルドは基本的に冷たい音だね。

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/17(日) 01:19:44 ID:Cijp41YR

カイザーさんはスピーカーのインシュレーターはウーファーの下に一点、後ろに二点が望ましいと言ってるね。
ウーファーのエネルギーを一点で受けるのが正解なんだと。
これって俺の経験でも間違いはないと思う。

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/17(日) 14:13:45 ID:jQrZCnLU
>>152
俺もSPのインシュは三点支持で
三角形の頂点にウーハーがくるようにセッティングしてる。

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/17(日) 17:51:57 ID:rvHSqPWb

逆って書いてあったぞ、ステレオ誌だったかな
前2点、後ろ1点


155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/17(日) 18:41:34 ID:Cijp41YR
>>154
その根拠を。

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/17(日) 22:34:23 ID:rvHSqPWb

たしか、広がりが出るのが前2点だったかな?
ピンポイントに来るのが前1点とか書いてあったような気がする。

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/17(日) 22:45:12 ID:Cijp41YR

でも部屋の状況で変わってくるわ。
スタンドはTAOCのちょっと前のやつ使ってるけど、天板の長て方向両端に鉄板が二枚重ねしてるのね。
これって前2点支持に対応してるタイプ。
広がりも迫力もあるわ。
タイトさはもともとライブな部屋なもんで。
じゃあ今まで前一点だったのは何なのかということだが、四苦八苦だったってことだね。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1284476677/


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【四苦八苦】寺島靖国【放蕩生活】


1 :早稲田大学OB:2010/09/15(水) 00:04:37 ID:L1UDoF2k

理想の音を追求し奮闘中の寺島さんを応援するスレッドです。

ジャズ喫茶メグ
http://www.meg-jazz.com/

寺島レコード
http://diskunion.net/jazz/ct/list/0/0/25189


413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/30(土) 22:04:21.05 ID:Bs+HOVUw

本名は「やすお」さんだよね
一文字だけで印象ががらりと変わる
商売人だね


414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/04(木) 10:34:22.67 ID:erk4sCeu
>>413
>本名は「やすお」さん

それほんと?
靖国ってどんだけ右翼なんだ・・


415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/04(木) 10:46:18.73 ID:sVNEz+xF

ドイツ軍マニアだったような

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/05(金) 15:13:43 ID:RV24rERF

・高校時代バスケをやっていた
・板前だったことがある


228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/05(金) 16:48:06 ID:PAcEXlDq
>>227
どちらも中途半端。
オーディオも中途半端。
ジャズも中途半端。
人生も中途半端。

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/05(金) 22:42:35 ID:EcwcsPbE

本は売れてるけどな

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/08(金) 14:48:40 ID:Hj3QdJbR

Bill Evans の Moonbeams に目を開かせてくれたのは寺島さんだ。
ただあれも処女作(辛口ジャズノート)での言及なんだよね。
オーディオに入れ込み始めてからのジャズ論は、外れが多かった。
推薦盤でいいと思ったものが思い浮かばない。

オーディオに関しては、ステレオ誌で評論家宅を回っていたころが面白かったな。
権威を相対化するトリックスターの趣があった。

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/08(金) 22:05:36 ID:KthGwSgN
>>107
寺島の推薦盤は、本当にどうかしてるとしか思えないくらいハズレ連発するよなw

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/29(金) 19:19:46 ID:+20+ULpX

面白おかしく書いてくれるんで、じゃあ聞いてみようかという気にさせてくれる人。
(他のライターは、興味がわかない書き方がほとんど。その点で寺島さんは偉いと思う。)

ただオーディオに関してはよく分からないが、ジャズに関する当たりの確率は3割くらい。
好き・嫌い・どうでもよいの3分法とすると、それくらい当たって当然。

要するに興味を持たせる才能はあるけど、なーんだとガッカリさせる人でもある。

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/12(木) 16:44:39.19 ID:tFjB6LgD

こいつの名盤紹介ほど当てにならんものはない

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/12(木) 19:13:44.29 ID:xti0kH0X

ツンボだから仕方がない


473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/12(木) 21:26:49.00 ID:PcueeL2X

あのシステムで鳴らす名盤だもの万人受けするわけないだろ


474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/13(金) 01:07:53.63 ID:SFFo1vKV

寺島のシステムの音ってどんな音?


475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/13(金) 01:47:42.13 ID:QRzscepw

スカキン


493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/24(金) 17:20:14.22 ID:inf9wigE

寺島さんのジャズ喫茶「メグ」。昔よく通ったもんですわ。
一時期、カワイイ子もおったでよ。
ここの人は行ったことあんのかな。
今はちょっとズレとるけど、あんまり先生を悪く言わんでくれ。
けっこうジャズに貢献してると思うけど。
他の御用評論家の「歴史的名盤」ばっかよりマシとちがう?


494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/25(土) 06:39:27.13 ID:m7seC1TI

貢献してねえよ
油井正一氏は他人の悪口を言うような人ではなかったから
名指しはしなかったが、ホットクラブの例会では

「〇〇ということを言ってる人がいるけど、そうですかねえ ぼくには分からないなあ」

と寺島氏に呆れていらした

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/25(土) 14:27:14.31 ID:SXfXngvQ

油井正一かあ。レコード会社御用達評論家の1人かもな?
あの手の評論家がいっている「歴史的名盤」のつまらんこと。
クリスチャン、レスター、バド、パーカー、トレーン、モンク
このあたりからジャズに入ろうとした初心者は、2〜3枚聞いてみな逃げ出したはず。
寺島はんの今を、にがにがしく思うのはわかるがジャズのほんとの旨みを彼なりに気付かせてくれたっていう側面も。
もっとも、今では、オレも彼の路線は卒業したが。
ただし、オデオの趣味は悪いわ。間違いない。
あんな成金趣味でえー音でるわけないやろ。
はよ1ジャズ喫茶の店主に戻らんかいね。

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/25(土) 15:02:29.66 ID:wAITlmMZ

ツンボはツンボを好むか・・・

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/25(土) 17:04:55.91 ID:KXWv+aE8

ここはオーディオ板だから言わせてもらうが
オーディオ面は糞すぎるだろ
ケーブルメーカーとオカルトメーカーを潤しただけ

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/26(日) 02:05:52.66 ID:Lol26pMy

>あの手の評論家がいっている「歴史的名盤」のつまらんこと。

で、もっとつまらんものを勧めるオッサンをありがたがるマヌケw

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/28(火) 12:56:37.43 ID:if9/iKiZ

この人の功績は大きいと思うよ
アンチョコ本として、使わせてもらいましたよ
ネットもやってない時代に、知らない盤がいっぱい載ってて、しかも写真付きでね
自分に合うものもあれば合わないものもあったよ
当たり前だけど

あと、90年代以降新しいのを聴くようになったのは、この人のおかげだわ
たまたま、オレがジャズ聴き始めて、50〜60年代のものをざーっと聴き終わった時期と重なっただけかもしれんが
まあ、古いものから先に聴く必要も実はなかったんだろうけど、そういう聴き方しか当時はできなかった

ただ、評論家(ジャズ喫茶のオヤジ)個人の見解なり主張なりに影響されるのは、しょうがないけど
そのままじゃダメってことくらい、音楽ファンならわかるだろうよ


524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/28(火) 17:31:27.18 ID:TiHTVqor
↑同意。
寺島はんの聴き方は自分に正直や。
誰も目にとめんマイナーな盤も良ければ薦めとるし。
カーティス・アミーなんか他のだれが推薦するかいな。
あんなエグいジャケやで。
あの歴史的名盤諸先生はせんやろな。売れんから。


112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/09(土) 10:30:08 ID:i6FKUr6X

すぐに熱くなったり、悔しがったり、可愛いじゃないか。
こうゆう「老人」の再定義が必要な後期高齢者が増えてこそ日本の国力が上がるんじゃないかな?
遠巻きで応援してます。近づきたくはないけどww


115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/09(土) 15:38:09 ID:t+6IWN7c
>>112
商売上ポーズでやってんだとなぜ分からない?
あれが地ならただの馬鹿だろ


116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/09(土) 16:04:46 ID:UW+GBtcl
>>115
ただの馬鹿だよ。


117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/09(土) 16:16:47 ID:t+6IWN7c

ただの馬鹿なら可愛くも何ともない
「老人」の再定義が必要な後期高齢者の見本にもならない
あんなので日本の国力が上がると考えてる>>112は何考えてんだ?


104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/08(金) 01:12:41 ID:KthGwSgN

うん。 彼が面白い人間なことは間違いない。
俺が彼から得たものは何もないけれど、彼は十分に俺を楽しませてくれた。

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/08(金) 12:41:34 ID:T1b2mtUH

反面教師としちゃ得るもの多いだろ
こうなっちゃいけない見本みたいなもんだし

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/08(金) 14:26:03 ID:X+dTK7zU

オーディオ界のピエロとして貴重な存在だよな

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/13(水) 15:40:19 ID:uexb72R5

テラシマさんは面白い爺さんだよな


129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/13(水) 15:42:48 ID:o1LMZPn/

本人が面白いことしか価値ないから困る

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/07(金) 21:58:59.54 ID:AN4lOr9F

こいつってただの道楽馬鹿ならまだいいんだけど文が気持ち悪いよね
ねちっこいというか
何であんな気持ちの悪いものかいてて連載もてるんだろ


329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/01(火) 21:23:38.24 ID:gsJT3Zwh

この人が書いた文章を何度か読んだことが有るけど、

ターザン山本
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%B3%E5%B1%B1%E6%9C%AC

を思い起こさせる人だなぁと思った。


330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/01(火) 22:57:35.01 ID:7897yk8P

流石にあそこまで酷くねーよwww

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/01(火) 23:30:31.01 ID:gsJT3Zwh
>>330
否、確かに程度の差こそ有れ、根は似た様なもんだと思うよ?
山本より寺島靖国の方が少しだけ世慣れてるって位のもんで…
面の皮の厚さがチャームポイントだと思ってるって点では同じ。


333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/01(火) 23:49:14.49 ID:7897yk8P

寺島は道化を演じてる部分があるじゃん。
ジャズ業界やオーディオ業界が盛り上がれば、自分は道化でいいやという。
ターザンはリアルピエロだからw


334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/02(水) 00:04:22.09 ID:zBwAcZ96

演じてるうちは良かったが


335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/02(水) 05:32:03.18 ID:wqqEPzGE

ケーブル業界が盛り上がっただけだろ

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/07(月) 05:59:22.65 ID:aJvP6C7V

道化を演じ続けてるのが寺島の凄いところで、
ガチでキチガイなのがターザンの凄いところだ。

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/07(月) 12:28:36.46 ID:kxLvLRnY

どうでもいいですが、周りから後ろ指差されて笑われる人生って自分は嫌です。


338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/07(月) 15:55:26.78 ID:LVXMtsYe
>>337
>笑われる人生
それはそんなに悪く無いと思うが寺島のばやいは嘲笑される
だから

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/15(日) 21:46:08.39 ID:3u3EVjUs

楽器も出来ないのに音楽を語る爺


371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/16(月) 03:36:55.65 ID:kLlAZTVa

トロンボーンできるだろ

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/16(月) 13:29:30.67 ID:CmBXxXZr
>>371
あんなもんは出来るうちに入らない。
所詮リテナーのアリバイづくり。

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/16(月) 05:59:44.04 ID:EHx93SUu

死ぬまでに自身のジャズ演奏をCDにして欲しい。
トロンボーン:寺島靖国
トランペット:タモリ
ドラム:菅原正二
早稲田トリオでね。


373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/16(月) 06:07:30.37 ID:nL53n31D

なんでピアノ:伊藤八十八が抜けてる
まあ、菅原氏も伊藤氏も、寺島はバカにしてるけどね

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/24(火) 11:02:47.90 ID:maIBJeZ4
>>374
なんで寺島ごときが菅原さんや伊藤さんをバカにできるんだよw

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/16(月) 06:15:12.23 ID:EHx93SUu

寺島先生が菅原氏と伊藤氏の何をバカにしているの?

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/16(月) 06:19:51.08 ID:nL53n31D

両氏が寺島みたいなヒヒョウカはバカにしてるってこと

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 21:03:56.92 ID:DXUOq0j7

菅原さんと寺島ごときを一緒にすんなよ
そもそも菅原さんは自分でレコードをかけつづけてる
こいつは人を雇ってやらせてるだけ


382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/26(木) 22:06:40.60 ID:Gfj38szk

この人、レコ芸にも連載持ってるんだって
知って驚いた
編集は何を考えてるんだ?


384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/26(木) 22:34:00.10 ID:X1u4QUt4

早稲田繋がり。それだけ。

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/27(金) 00:38:48.20 ID:K2rFywEJ

マスコミ・出版の早稲田バツはすごいね


386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/27(金) 07:37:33.14 ID:tC89n6Fn

ベイシーだってそれで成功してるようなもんだ。

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/27(金) 08:34:22.53 ID:U889iHXc

早稲田が日本を滅ぼす。


304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/16(水) 20:31:14 ID:13Vo5sNg

結局この人みたいに好き勝手に趣味を謳歌するのが勝ち組なのかもね


279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/25(土) 16:54:16 ID:QVAyV1d4

「倍音や余韻に強いケーブルは音を前に飛ばす力が弱く、
音を前に飛ばす力が強いケーブルは倍音や余韻に弱い。」

偉い学者さんかなんかの言葉だと思ったけど、これってどう思う?
たしかテラシマヤスクニとかいう人の言葉。

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/25(土) 18:39:35 ID:iLdTP5DP

センセイは倍音や余韻が何かも分かってない人だから


282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/25(土) 20:06:20 ID:X5opHYGY
>>281
ツンボだから聴こえないだけだよ


545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/15(金) 02:13:10.77 ID:DjtYFZ9r

オーディオにかける情熱は尋常じゃないが残念なことにセンスはないな。


546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/15(金) 02:26:03.07 ID:505pVV3J

耳が悪いから仕方がない。
オーディオライターは文章が書けることが大切であって、その人の耳は大した問題じゃない様だよ。


547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/06/15(金) 09:58:37.82 ID:dZwfOssT

こいつの奇行を斜め下に見下しながら薄笑いを浮かべて読む作文だろ
オーディオセンスなんて問題じゃない


131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/14(木) 16:14:33 ID:Ve5Fi/8F

結構本気で心酔してるファンが多いのが困る
何を拝むかぐらい真面目に検討しろよな

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/14(木) 23:46:35 ID:LBGsst5c

馬鹿は馬鹿を招く
馬鹿の無限連鎖


309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 14:41:48.09 ID:9Ft3rWEK

馬鹿は馬鹿の元に集まるものだよ。
自然とウンコに蝿が集るようにね。


132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/14(木) 19:22:27 ID:l/1ns8hb
>>131
「真面目に」という語くらい、寺島さんを語るにふさわしくないものはない。
イロモノには一番似合わない言葉だろう。

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/16(土) 20:05:49 ID:0h881RUK

20年前は伊織さんの前に霞みまくってた靖国さんも、今じゃイッパシの評論家だもんなぁ。
世の中どう転ぶかわからんね。メグは知らんがスクラッチやボニクラ、あとモアにジョンヘンリー、
見れなるウォーターの空き瓶に水道水いれて金とってたけど、それはもう止めたのかな?
バイトに西友の安売りで仕込みをさせるのもよした方がいいと思うぞ。

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/01(木) 15:47:35.66 ID:0+rXNgHe

耳が悪いのが致命的なんだよな

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/01(木) 16:11:00.29 ID:jtU+skTu

アルテックのA-5とか使ってたくらいだから耳は悪くないはず。
文章と取捨選択観てるとドタマが悪いんだとオモ。
TAD捨てる時のセリフが、鳴り出したから取り替えるだし
ケーブルで音はどうにでも作れるからSPとかは見た目で選ぶ、だもんw

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/01(木) 23:39:23.81 ID:YqB+Tmsn
>>431
>アルテックのA-5とか使ってたくらいだから耳は悪くないはず。
どういう理屈だよw

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/15(水) 11:10:16 ID:I1k03Gb6

寺島センセ ショップのオヤジに言わせるとクソ耳
さんざん買ってもらって悪口言うなんてロクでもないショップやねw

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/15(水) 14:30:03 ID:/+o1U8ss

ボッタ栗ショップのカモ客は例外なく糞耳でしょ、
それにたいてい音楽が実はよく分かってない(素養無し)
寺島なんかそういうキモアホの典型だよ


12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/16(木) 21:47:38 ID:keeGJH+N

いい年して、クソ高い製品並べて、オーディオケーブル変えるしか やることがないのか?ww
格好悪い年の取り方だ。ww


13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/16(木) 23:58:52 ID:ZAoGf7sa

馬鹿だから仕方がない

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/17(金) 00:04:08 ID:iU1axqXf

馬鹿を絵に書けばこのオヤジの姿になる

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/17(金) 00:40:01 ID:QxJs65oM

馬鹿が馬鹿を招くの典型だよな

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/17(金) 01:50:47 ID:lTnBJwDv

珍獣だね、珍獣
まあ、業界一つに一人ぐらい飼っておいても損はない


206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/31(日) 01:13:18 ID:Ub6Z58Hm

長生きしてくれよ
後継者がいない貴重な珍獣なんだ

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/31(日) 02:55:08 ID:TWVf8IBu

跡継ぎに弟子格のイサシがいるだろ
でもつべの動画じゃイサシはまともな音出してるんだよね
こんな奴でも反面教師になってるんだよな


209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/31(日) 03:07:02 ID:Ub6Z58Hm
>>208
イサシさんは、単におちゃらけたオジサンという感じ。
寺島さんの持ってる珍獣感、これがない。
【非常識、短気、小心、自虐】の4つが揃わないと後継者にはなれない。


210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/31(日) 03:49:53 ID:ba8jkQh5

「馬鹿の中の馬鹿」 が抜けているな


211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/31(日) 03:54:56 ID:Ub6Z58Hm

糞耳も入れようかw


212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/31(日) 12:47:13 ID:Jmp0w5qZ

精神異常者も。


214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/31(日) 15:39:39 ID:Jysp90TJ

言ったことを3歩で忘れるもいれて!

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/04(水) 21:59:05.61 ID:knyLkCGj

寺島のおっさんが良い気になってレコード・CDなどを出しているが、
基本的な録音は良いのだけれど、
LINNなどのレコードに比べて、録音帯域の上下がカットされている点で落第!
これではCDはともかく、レコードは何の価値も無くなる!
「もっと勉強しろよ寺島のおっさん! 70歳も過ぎてそのていたらくかよ!?」
って感じ!

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/05(木) 00:13:01.63 ID:g2NdYfzM
>>362
>基本的な録音は良いのだけれど、
あれのどこがいいんだよ??

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/03(日) 19:44:53 ID:ZcwvUeEB

寺島レコードの名盤って何かあんの?
一切評判聞かないけどww

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/03(日) 19:48:44 ID:OxnFhQsj

売れてないもん


190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/27(水) 00:34:16 ID:w/Gnxzkp

寺島レコードの名盤って何ですか

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/27(水) 01:28:13 ID:tTcH0yWw

無いよ


192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/27(水) 01:41:17 ID:YYZu17xu

あのどれか一枚でも名盤だと思えるんなら、その人にとっては全部名盤だろ

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/21(水) 15:41:50.81 ID:3qhT0C+o

彼はラテン音楽好きだから、好みが偏るよね。


442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/07(金) 17:41:07.64 ID:vGw8d6wq

寺島レコードの新譜、寺村容子のリーダー作を聴いたけど
相変わらずベースとドラムスに偏り過ぎていて録音バランスが酷い
健気にピアノを弾いてる寺村さんがかわいそう

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/13(金) 12:19:24.51 ID:K3jN/2/j

寺島レコードの録音バランス、とにかく酷いからなぁ
ベースとドラムスをとりあえず前面に出すだけ

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/15(日) 01:02:18.77 ID:uUCNSxEu

寺村容子は大好きなピアニストだからCD買ったけど...
寺島は「十五夜」のCDを聴いて少しは録音を勉強しろ。

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/18(水) 00:46:11.58 ID:kGKr/7ix
こいつの耳の悪さは異常

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/04(月) 12:09:45 ID:DUQvPTjJ

もう72歳だ。表に出れるのもあと数年?
CD買ってやれや〜

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/04(月) 18:41:40 ID:V7rWGUYg

72年も無駄に生きてたんだね・・


81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/05(火) 04:47:43 ID:3HK42rxF

逝く鳥あとを濁すってやつですね

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/05(火) 14:49:34 ID:ffnZbmXD

人間こういう時に今までの生き方の評価が出るんだよなぁ・・
卑屈でコンプレックスの塊みたいな生き方してりゃそりゃこうなるわ


84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/05(火) 15:47:46 ID:3HK42rxF

燃え尽きる前のロウソクみたいな物だろ。
ろくな死に方をしそうに無いからいいじゃん。

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/17(金) 19:17:33 ID:NQI2CVkm

オーディオアクセサリーの連載を読んだが
アヴァンギャルドを人に譲ったらしい
今のスピーカーはなんなんだろう


25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/17(金) 23:51:21 ID:QxJs65oM

変態色の似たようなやつ

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/18(土) 00:47:38 ID:yNVAcz8A

アヴァンギャルドって高域が聞こえにくい金持ち老人向きという印象
もっと高域強調タイプに乗り換えたのか?

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/29(水) 00:10:28 ID:G0zs/j5E

難聴の馬鹿の典型的な音がメグの音だよ。


9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/16(木) 01:14:35 ID:M77CQ9Rj

あの年になったら、まず治らない


20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/17(金) 07:33:26 ID:9U+PPGEQ

70過ぎたら音圧を感じるしかないでしょ

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/29(水) 07:39:11 ID:bUnAuPhd

スピーカーを替えるなんて芯が無く信用しにくい。
50才までに一生つきあえるスピーカーを持つべし。


86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/05(火) 17:44:57 ID:ffnZbmXD

またスピーカー買い替えしかねぇだろ
この消しゴム評論屋


87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/05(火) 18:32:38 ID:vD0qrB6q

次のスピーカー予想w


88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/05(火) 18:59:27 ID:ffnZbmXD

棺桶にもなるようなでかいエンクロージャーがいいだろうなぁ

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/17(金) 07:26:06 ID:mBRBEmrn

自分のカネで好きなことやってんだから外野が文句言う筋合いはないわな
ああ見えて豪快に借金こさえてたりして
安原顕の例もあるし

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/29(水) 00:29:02 ID:LmBvF/s7

某評論家が数年前にメグ行ったときに
店長がずっと首ひねりながら調整してたと聞いたが
相変わらずひどい音出してるのか

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/28(火) 23:51:10 ID:W+bhp6Fs

聞きにきた人の表情が微妙。
ほんとにいい音なら、こりゃすごいと興奮してニコニコするか、圧倒されて呆けたような顔になると思うんだが。
オーディオマニアの愚かさや哀れさを見せられているような感じ。

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/30(木) 11:05:40 ID:Oxzaykpy

メグはうるさい。
15分も我慢出来なかった。
すぐ帰った。


27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/18(土) 07:09:32 ID:BfuK2AWv
>>24
気持ちが悪い「黄色の」アバンギャルドの別のラッパに変えた。ww
黄色って面積が広くなると、ほんとインテリアに溶け込ませるのが難しくなる色なんだけど、美的感覚皆無のこのヴァカには分からなかった。ww


163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/18(月) 10:03:08 ID:tuaGPhIs

寺嶋さんが、「いい音」じゃなくて「好きな音」を求めるのは構わないんだが、
あの新しいスピーカーの格好悪さだけは何とかして欲しかった。
なにあの黄色いラッパ。ww
初めてセッティングしたとき、友達に笑われたらしいが、そりゃ笑うわ。ww


35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/23(木) 19:40:45 ID:NW45EN1/

自分でもイロモノって自己定義してるんだから、それでエエじゃないか
だから派手な色のラッパが好きなんだよ


48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/26(日) 15:49:41 ID:iLMktTo+

この先生はペットが生き餌を食べるシーンとか糞つまらん音楽とかアップしてるし、あまり趣味がいいとは言えないw

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/07(木) 13:29:03 ID:WQ89VIK6

アヴァンギャルドって滅茶苦茶格好いいスピーカーなのに、それをこんなに
格好悪くした、こいつのデザインセンスにマンセー。ww
http://www.phileweb.com/review/closeup/g2/img/tera_title.jpg


93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/07(木) 14:11:42 ID:sqOcRNA0
>>90
学生のオーディオマニアみたい。
中高年のオーディオ好きは、インテリアにも配慮する人とまったくしない人に二極化する感じ。


94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/07(木) 14:19:18 ID:XBx5M3CQ

うわ、こんな最悪のセンスの奴がオーディオのデザインや見た目どうこうご高説垂れてんのかよ・・


184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/24(日) 08:59:00 ID:UQAvU34O

ハイエンドといえば目標であり憧れであってほしいのに、
寺島さんのはかっこ悪いし小汚なそうだし。

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/24(日) 10:31:28 ID:veTCLsSM

御大は自分が馬鹿にされてるって分かってるのかな?


186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/24(日) 10:37:40 ID:S/lISQc+

このピエロさんは自分のこと書かれてるのが気になってしょうがないんで
数年前にネットやめて知人に自分が出たページの印刷頼んでたけどねぇ

今でもやってないのかな
まあ、やってたら恥ずかしくて表を出歩けないだろうよ


22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/17(金) 18:39:43 ID:yhCNZEFe

趣味としてのオーディオの世界に生きていて、馬鹿と言われるぐらい注ぎ込めば、それはそれでりっぱです。

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/18(土) 07:12:11 ID:BfuK2AWv

>趣味としてのオーディオの世界

そもそも一般人にとってオーディオなんて電子レンジと一緒だよ。
もはや趣味として成立してない。論外の世界。
弄る部分が少なすぎる。
ケーブルとかもはや宗教の世界。
だからオーディオに凝ってるなんて、単なる洗脳されやすいアホと笑われてる。


31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/20(月) 22:16:29 ID:/geXrqMn
>>28
オーディオが趣味ですと言えるのは自作派だけ
あとはお買い物が趣味というだけ

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/13(火) 17:14:32.48 ID:mMuB3Qh+

金額の高低だけで語るヤツだからな
本来なら評価なんかしない海外製の安い機種でも、
現地の数倍の国内価格になったとたんにマンセーとかアフォかと


69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/30(木) 12:30:56 ID:5zb2lN9h

でも機器を頻繁にとっかえひっかえするぐらい儲かってるんだね、この人。

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/09/27(月) 20:55:05 ID:r/rmrKCK

この先生はオーディオヲタの夢をかなえてるよなあ
各年代の最高のスピーカーを各部屋に設置してさ
ジャズメインのオーディオとしては言うことなしじゃね

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/18(月) 17:18:05 ID:14h+E7UW

自前のレーベルも作ったし、
ジャズ喫茶も続けていけるし、
超高額なスピーカーアクセサリーアンプも取っ替え引っ替えできてるし、
オーディオマニア寺島先生には言う事無しなんじゃないか。
もう少しで平均余命だからいまさらどうにも変わらんだろう。
好きにさせてオーディオマニアの生き様を貫いて欲しい。

しかし、あの大量に買っているアンプやケーブル群は自腹購入なのか、借りているのか、ウラヤマしいこってす。


450 :( ´・(ェ)・)クマオ ◆V0yJuENGao :2011/11/24(木) 19:40:46.76 ID:Z8DAKfZh

オーディオアクセサリー誌を読んだが、狂ったみたいに買い物してるな。
先日の新刊の売れ行きがよかったのかね。
12月にも本が出るし、絶好調のようだな。


451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/26(土) 03:46:18.25 ID:jlpZVdXZ

買い物依存症

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/14(水) 19:34:35.06 ID:1IZC73g1

つか、このおっさんのオデオどんどん酷くなってるなw
買い替えばっかしてて金が尽きたの見え見えw


460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/14(水) 21:07:42.91 ID:cO1DciUV

なんかねぇハイエンドシステムとか見ると純粋に憧れや驚き少しの妬みがあるんだがこの人の場合どれもないんだよね
少し羨ましくないしなんだろ見てるこっちがむなしさを覚える


168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/18(月) 17:05:10 ID:DGHc0XNo

悪い意味でオーヲタを凝縮させたような人間だから
口も人柄も器材のセンスも悪く、とにかく本体に金つぎ込めばなんとかなると信じて部屋の対策なんか後回しで小手先のケーブルとか変えて一喜一憂してるけど

数十年たってもまともな音が出てこないって
似たやつにはいい反面教師になるだろ

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/18(月) 17:23:52 ID:DGHc0XNo

家電芸人のオーディオ版でしょ
使い捨てなのは構わないけどケーブル業者の害毒を蔓延らせた罪はかなり重いと思うぞ

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/19(火) 14:31:31 ID:Ejaexq7L

物に囲まれれば幸せなんて、さすがはバブルにまみれて生きた
臭い中高年らしい人生観だな。


174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/19(火) 18:43:51 ID:5DS4Nh0S

俺の親父もそうだったけど
戦中、戦後ものの無い時代に育つともの集めに嵌る傾向にある

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/19(火) 22:49:42 ID:lbjFIeZL

トリオを店に引き渡すんじゃなくケーブル業者に売り払ったあたりに
この人の がめつさや心の乏しさがよく伺える

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/21(日) 15:44:27 ID:H0YUL6rY

いつもいつも苦労しているのに
人はずっと先を歩いてるのはまったく才能がないから


259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/21(日) 16:31:20 ID:bnzMqMW2

阿呆、ということですか。

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/21(日) 17:01:26 ID:H0YUL6rY

アホというよりオーディオに関しちゃ無能
この人に向いてるのはTVのワイドショーで知ったかぶりして白痴を騙すお仕事とかだろうね


261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/21(日) 19:10:46 ID:bnzMqMW2

オーディオ無能の人がオーディオを語る時代か。

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/21(日) 19:20:31 ID:Cv1aTtmF

だって今のオーディオってお買い物マニアのためのものだから

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/21(日) 19:44:59 ID:H0YUL6rY

批評や扇動が得意なモノは得意な人は往々にして実践じゃ無能が多い
民主党然りマスコミ然り

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/21(日) 22:02:30 ID:H0YUL6rY

白痴はマスコミ(雑誌)がすすめる党(メーカー)にするんだろ
こういうのがいる限り笑いがとまらないだろうなぁ

269 :名無しさん@お腹いっぱい:2010/12/22(水) 18:08:46 ID:POduWVUD

寺島靖国って、好みの音がころころころころ変わって、
結局、元の木阿弥の繰り返しなんだってな〜?
その音もたいしたもんじゃないらしいし・・・;


270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/22(水) 20:12:51 ID:wtkPKmBh
>>269
いいんだよそれで

ピュアオーディオの楽しみの本質は
ひたすら
無駄なお買い物を繰り返すことなんだから

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/23(木) 10:49:07 ID:qRDU/PMZ
>>271
哀れんでって、同病相哀れむというやつ?
奇しくも寺島サン周辺で互いにその無駄遣いぶりを自嘲気味に「アホ」と呼び合う人たちがいるね。 内心では

「ここまでオーディオにつぎ込んですごい音を出してる俺たちって、やはりすごい」

と思ってるみたいだけど。

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/26(土) 22:54:17.67 ID:ltWWRR91

Megのジョージアンの音はひどかったなあ!
平成元年に、東北の山奥から、期待に胸とチ○ポ膨らませて行ったけど、
エルビンのシンバルが、鍋の蓋叩いているような音で、笑いこらえるのに必死だった。

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/27(日) 23:37:37.56 ID:4aA/oU0U

今はもっと糞だけどな

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/14(土) 06:28:11.44 ID:Ufylqbx1

こいつのアバンギャルドってどんな音なんだろうか。
あんな狭い部屋にあんなデカいスピーカー入れてどういう音がしてるんだろうか。


368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/14(土) 14:40:27.60 ID:qfUm1HVu

スカキンだよ


369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/15(日) 21:43:45.66 ID:6NM8BCei

♪スカスカキンキンスカキンキン、ス〜カキンキン♪

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/27(月) 22:46:55 ID:GFBv4u96

この人がアヴァンギャルド使うことでどれくらい販売にプラスになったんだろう?


288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/27(月) 23:33:55 ID:VhwMKmRu

むしろ営業妨害。


289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/27(月) 23:52:01 ID:i5wlWRaz

こんなおバカでも信者がいっぱいいるからな
エソもそこそこの便宜は払ったようだよ


290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/28(火) 00:58:04 ID:5KLzRIGz

ジョージ安のがイイと思うがな


550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/07/11(水) 18:21:19.75 ID:LHCPG63/

アバンに巻き込まれてからは面白くなくなったね。
アホだから宣伝に使われちゃったんだ。
普通に買うのなら同じの2つも買うわけ無いしね。

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/14(土) 12:56:45.50 ID:b7ZnbrLQ

アバンになってから記事ガタガタだろ。
輸入元の餌食にされたんだなー。
激安で渡して広告塔にされ、本人の記事だけは、つまらなくなって、誰も読んでないだろ。


344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/02(土) 09:31:47.60 ID:YKLnOsor

メグに一昨日行ってきた。エソテリックモノーラルパワーアンプA-80が使われてた。
音はジャズ喫茶にしては音量的にも音質的にもおとなしい音だった。
アバンギャルドDUOは低音にパンチがないね。ジャズ喫茶のイメージじゃないな。
ちなみに千葉のCANDYにも行ったけどこちらは、アナログレコードをJBLで大音量でならしてて
モロにジャズ喫茶だった。

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/11(月) 18:35:24.55 ID:rzn1tUUs

多分そうなんだろうね。
やっぱりみんなが聴くジャズ喫茶の音だからねぇ。
当然オーディオマニア以外の客のほうが多いだろうし。

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/14(木) 20:57:20.85 ID:xMNBUnLt

店長が万人向けの音に仕立てる

たまに寺島が来て好みの音にしてから帰る

店長が万人向けの音に仕立てる

無限ループ  らしい


迷惑なだけなおっさんだわ
しかも店主だってのに店内のテーブル(カウンターらしい)がボロボロになるまで気づかなかったらしいぞ
しかも自分の騒音システムのために梅クラスのカウンター入れたとかで経営者としちゃ最低もいいとこだな・・

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/13(金) 20:19:58.04 ID:afV5xw3B

オーディオ→買い物依存症
喫茶→仲間内からも評価低くてそいつと縁を切る
レーベル→寺島が聴きたい楽器がなってるだけ音楽じゃない


351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/14(木) 21:35:21.16 ID:ibyjH6J0

寺島は奥さんの経営している不動産会社の儲けで食っているからな。


392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 01:16:59.88 ID:UftvMyXi

何しろ奥さんが吉祥寺に土地を持っていたからな。
店は野口伊織のパクリばかりだったが、野口が逝ってしまったから寺島の店が残ることになった。
でも管理は奥さんの仕事。道楽ばかりで幸せな男だよ。

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/08(水) 05:50:40.51 ID:TPIRLyLu

良い奥さんをつかむのも運だもんね。運に見放されたお前ら。


352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/15(金) 00:30:05.40 ID:MN6+p2Lv

えーと、つまり連中はヤクザ一家ってこと?
知ってたら普通結婚とかしないでしょ


353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/16(土) 01:41:52.95 ID:WOMr5k89

いかにもクリーンそうでなんか収入源があやしい評論家

寺島靖国  名前がアヤシイ、ヤクザ関係が喜んで使う。
あの年代の在日朝鮮韓国系の脛に傷を持つ人がよく名乗る名前

田中伊佐氏  たかが雑誌社の編集者時代からFMアコを買って使いこなす怪しさ、費用はどこから?
アナログプレーヤー導入もそうでしたよね

村井裕弥  高校教師の収入が高めとはいえ、衝動買いやらいろんなモノを我慢できずすぐ買ってしまう
堪え性のない子供に酷似
最近買うのははプラズマTVと聞く(必要あんのか??)
奥さんの実家がそこそこの金持ちらしいが、だとしたら数十年ヒモ生活は実に情けない
あの生気の足りない顔はヒモ生活の結果か・・・・

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/16(土) 07:26:21.06 ID:1NbjoTBg

菅野、石原氏も怪しいな。

オーディオ道楽できるのは、基本金がある人でしょ。
評論家として適正かどうかは分かりません。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/pav/1284476677/



09. 中川隆 2013年1月23日 18:33:41 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6


寺島靖国ファンスレッド


1 :いつか名無しさんが:2008/04/19(土) 13:23:17 ID:???

この人の本読んでジャスって素晴らしいなあっておもいました。
ファンです。


2 :いつか名無しさんが:2008/04/19(土) 13:28:12 ID:???

プ


5 :いつか名無しさんが:2008/04/19(土) 16:05:02 ID:???

さすがにもう信じてる人はいないでしょ
前にお薦めCD何枚か買ったけど特にピアノは全然良くないのばっかりだった
ジャズを聞き飽きて実はクラシック好きなんじゃないのこの人

386 :いつか名無しさんが:2010/06/05(土) 00:12:00 ID:???

コイツみたいに廃盤や貴重盤持ってるだけでいばれた時代は終わったな


296 :いつか名無しさんが:2009/08/20(木) 19:00:04 ID:???

ケーブルがどうのこうのというオカルト・オーディオにはまる前の文章なら
まだ読めたんだけどな。
1990年代初頭(辛口ジャズノート、辛口!JAZZ名盤1001)はほんとうに面白かった。

356 :いつか名無しさんが:2010/02/13(土) 20:41:06 ID:???

へんなケーブルとかオーディオに凝り出す前の方がまだましだった気がする。
といっても、ずっと同じだと飽きられるので変化を付けないといけないという営業上の問題もあるのだろうが。

278 :いつか名無しさんが:2009/08/03(月) 15:46:29 ID:XlRKjd+d

何号か前のSJ誌で山中千尋と対談していたが、山中が寺島を露骨にバカに
しきっているのがよく分かって痛々しかった。


279 :いつか名無しさんが:2009/08/03(月) 18:00:11 ID:???

露骨にバカにしてるようには読めなかったが・・・あしらわれてる感はあった。
理屈が無茶苦茶だったから、仕方ないよ。
寺島が山中に無理矢理難癖つけてる感じ。
更年期障害かと思った。

280 :いつか名無しさんが:2009/08/04(火) 10:53:09 ID:YEDt75+I

元々うんこ野郎だからね。

6 :いつか名無しさんが:2008/04/19(土) 16:12:56 ID:???

こいつのヘタクソな文章読むたびに腹が立つ。
だから普段は雑誌の連載など読み飛ばすのだが、気が滅入っているときに読むと、怒りが込み上げ、アドレナリンが分泌されて、テンションが上がる効果がある。

96 :いつか名無しさんが:2008/10/04(土) 04:50:02 ID:???

いちいち大袈裟なんだよ、この糞おやじ、何から何までマジうぜぇ。


8 :いつか名無しさんが:2008/04/19(土) 21:08:03 ID:???

別に大きく否定はしないけど、この人の言うとおりに聴いても新鮮な感動は手に入れられないし、何の広がりも感じられないと思う。
あとジャケセンスも最悪だな。
只の洋ピン趣味。あれを見る限り(w)もともと感性の幅がせま〜い人なんだなぁ、と思う。


119 :いつか名無しさんが:2008/11/15(土) 00:28:24 ID:???

寺島の好みではないアルバム及びアーティストへのこき下ろし方は下品過ぎて見るに耐えない。
お前は何様なんだと言いたくなる。
「愉しみ方に誰の遠慮がいるもんか」とか書いてますが、悪口と自慢は少しは遠慮して下さい。

122 :いつか名無しさんが:2008/11/16(日) 08:50:12 ID:NtkguJyW

そうね。ビリーホリディは酔いつぶれた黒人女が
路地でゲロは吐いてるようだとかヌカしてた。


123 :いつか名無しさんが:2008/11/16(日) 12:36:36 ID:???

ヤツは白人オンナ好きだから

178 :いつか名無しさんが:2008/11/29(土) 07:40:15 ID:???

白人が好きなのは確かだな
黒人女性は糞ミソにコキ下ろしてるからな

304 :いつか名無しさんが:2009/09/26(土) 16:10:52 ID:???

虎縞安肉がKKKとタメ張るぐらいの白人至上主義者だからな。


350 :いつか名無しさんが:2010/02/02(火) 18:28:03 ID:???

JAZZが好きなんじゃなく「JAZZを聴いている自分」が好きなだけだよねこの人。
ブランデー片手にウットリと自分に酔いたい時にBGMにかけられるJAZZだけが
この人にとっての「良いJAZZ」。
そんな”お洒落な中年男”としての自分の横顔を、白人女性に見てもらうのがこの人の夢なんだろうね。


351 :いつか名無しさんが:2010/02/02(火) 22:28:21 ID:???

jazzを聴いてる自分が好き
って、jazz、音楽に限らず趣味ってそうゆうモンじゃないの?

352 :いつか名無しさんが:2010/02/03(水) 03:27:37 ID:???

JAZZに限らず、良い音楽を聴いてる時は、自分のことなんて一切意識しないもんだけどな…。
そういうナルシスティックな気分にひたる道具として音楽を利用する人もいるんだね。
自分の周りには絶対いないタイプだから、ある意味新鮮だわ。


179 :いつか名無しさんが:2008/12/02(火) 09:46:40 ID:???

自分の耳がクソかもしれんと考えたことないのかな?
本まで出していい度胸してるよ。


124 :いつか名無しさんが:2008/11/16(日) 19:33:01 ID:???

本の中で嫌いな盤をこきおろすコーナーまで作るからな


127 :いつか名無しさんが:2008/11/16(日) 20:54:43 ID:???

他人の本もめたくそに落とすだろ


128 :いつか名無しさんが:2008/11/16(日) 23:48:44 ID:???

好き嫌いなら許されるが
コイツは完全否定だからな

134 :いつか名無しさんが:2008/11/17(月) 13:46:22 ID:kM5Oyuxj

個人的な好みがあるのはしょうがない。
嫌いな演奏家の事も当を得ているような気もするが、それは初心者のような感想ばかりでそれでジャズ喫茶のマスターをしてるのならあまりにも陳腐な脳みその持ち主だと思われる。


152 :いつか名無しさんが:2008/11/21(金) 04:20:00 ID:???

人相悪いよね〜♪
針小棒大だよね〜♪
うっざいよね〜♪

153 :いつか名無しさんが:2008/11/21(金) 11:37:50 ID:???

大物を貶せば気合が入ってると勘違い。
見ていてイタイ。

340 :いつか名無しさんが:2010/01/10(日) 22:44:56 ID:m00Ssf4T

ナルシシズムおやじ, 2005/2/16 By ゆりさ信介 (Japan)

寺島靖国の評論はいつも軸がぶれている。

「新しいジャズを聴け」

という点だけは一貫しているが、ジャズ・オーディオに対しての考え方の変遷、

「ジャズは演奏ではなく曲だ!」
「嫌いな演奏では曲も台無し」

などの物言いは、分裂思考もいいところである。

さらに「靴は1万円以下、シャツは5,000円以下、靴下は3足1,000円と決めている」「ズボンをパンツと呼ぶな」 などと言い放っていた舌の根も乾かないうちに、本がちょっと売れて印税が入るやいなや
「トラウザーズ」という言葉を使い、フランク・ミューラーなど高級時計を買い漁って悦に入っている。 おまけに

「お洒落な中年男(自分のこと)は街の風景になる」

のだそうだ。 このような人間が書く評論を、はたしてまともな神経の持ち主は読む気になるだろうか?

文才では中山康樹に大きく劣り、推薦盤のレベルでは後藤雅洋に全くかなわない。

私はこの人を見ていると、いつもこっ恥ずかしい気持ちになる。
お笑いは(カッコ悪いから)辞めて、どんどんナルシシズムな世界にはまり込んでいった片岡鶴太郎を見ているのと似た気持ちになる。


343 :いつか名無しさんが:2010/01/30(土) 17:31:28 ID:po8zH7w+

この人の推薦盤って、JAZZ通が聴いても初心者が聴いても首を傾げたくなるものばかりだよね。
読み物として文章が面白いのは認めるけど、この人が何を求めてJAZZを聴き続けているのか
未だによーわからん。


344 :いつか名無しさんが:2010/01/30(土) 21:57:16 ID:po8zH7w+

「JAZZは歌心だ!」
「JAZZは心で聴くもの」

などと散々ゴタクを並べながらルースト盤の I Should Care の魅力に気付くのに20年以上かかったバカ耳。

権威に囚われて一番”心で聴”いてないのは寺島本人だろう。

大金はたいてオーディオに凝る前に音楽の聴き方自体を根本的に考え直した方が良いんじゃないか?

77 :いつか名無しさんが:2008/05/28(水) 21:17:26 ID:ToVP68IA

良い悪いを判別できない初心者は読むべきではないな
変な先入観だらけになるw


78 :いつか名無しさんが:2008/05/28(水) 22:10:29 ID:???

初心者しか読まないだろ こんなヤクザな文章は


58 :20:2008/05/12(月) 02:00:14 ID:???

ところで寺島は評論家なの?
偏った好みを偉そうに稚拙な文章で語るジャズ喫茶のオーナーだろ?


9 :いつか名無しさんが:2008/04/20(日) 12:32:10 ID:???

彼は「ジャズ」をネタに自分語りがしたいだけ。下手な私小説を読んでいるようで笑っちゃうね。


83 :いつか名無しさんが:2008/06/10(火) 01:08:03 ID:???

PCMジャズ喫茶で横須賀の極道をはじめいろいろお宅訪問してたときは面白かったね。
もっと前では故安顯とのバカ話もおもろかった。
JazzとかAudioのことやで、ヨタ評でもバカ話でもええやろ。
与太話や莫迦話にも腹立てる塵芥がいるんだね。時代は廻る...か。

84 :いつか名無しさんが:2008/06/12(木) 00:53:01 ID:???
>>83
腹は立たないが、
あんな与太話や莫迦話に金を払う奴がいることと、
それで飯が食えてしまうことが理解できない。
そりゃ談志や柳昇くらいになりゃ話は別だが。


289 :いつか名無しさんが:2009/08/06(木) 15:27:50 ID:PL+o8wQN

吉祥寺のディスクユニオンには、寺島様の推薦盤を並べる棚がある。

290 :いつか名無しさんが:2009/08/06(木) 16:32:58 ID:???
>>289
でその棚を見ながら「だせぇwww やっぱりあいつ趣味悪いわw」という。


261 :いつか名無しさんが:2009/04/26(日) 17:11:14 ID:???

いーぐる後藤よりもこのおっさんの方が一般受けするんだろうな
なにより2ちゃんですらもう後藤のスレはないのに寺島スレは続いている事実


388 :いつか名無しさんが:2010/06/05(土) 07:28:50 ID:cGq9ED6Z

新しいスピーカーを買ったらしいし、エソテリックのアンプ類が鎮座していたな。とっかえひっかえできるというのは、相当に金があるのか、エソテリックの提供なのかは分からんが、人生の終末期にも関わらずお盛んでうらやましいこって。


394 :いつか名無しさんが:2010/07/13(火) 23:19:20 ID:uyhuN3SE

また何百万円もするスピーカー買ってるけど、どうしてこの人こんなに金があるの?
ジャズ喫茶ってそんなに儲かるのか?
まさかね。ww


469 :いつか名無しさんが:2011/04/15(金) 03:50:09.77 ID:aEk/1jlG

オーディオ機器も頻繁に取り換えるし、CDも相当新譜を買っているし、一体
どれだけ金持ってるんだろう。


395 :いつか名無しさんが:2010/07/13(火) 23:20:58 ID:uyhuN3SE

しかしいい年して、金があるのに、ちまちまケーブル変えて音が変わっただの
男のロマンだの、本人はどう思ってるかしらないが、他人が見たら単なる格好悪いバカだな。ww

187 :いつか名無しさんが:2008/12/12(金) 10:35:14 ID:???

正直、オーディオに凝る前の方がおもしろかった。もうケーブルとかオカルトにはまったおっさんのようで痛々しいよ。
いくら余裕があるかしらんが金をドブに捨てるような真似はやめた方がいいと思う。


396 :いつか名無しさんが:2010/07/13(火) 23:24:08 ID:2z+DhcaS

代々大金持ちなんだろな うらやましいよまったく。
好きなジャズを聴ききまくって、独自の解釈を文章にすれば、それが売れるんだから。
そういやトロンボーンも吹いてるんだっけ。

399 :いつか名無しさんが:2010/07/21(水) 16:27:40 ID:HPqfVU/E

しかし黄色いスピーカー。ww
何でオーディオマニアって、無理に自分を「人とはちょっと違った人間」
に見せたがるんだろ?
寺島なんて、誰がどう見ても、凡人も凡人そのものだよ。ww

才能のないアーティストが奇をてらった音楽やってると、見ても聞いてもひたすら痛いだろ。ww
あれと一緒。www

401 :いつか名無しさんが:2010/07/21(水) 16:31:42 ID:HPqfVU/E

どうせこれほど金を湯水のように使い、音が変わったことに一喜一憂するなら
故高島誠先生みたいに、徹底して凝ればいいのに。
成金親父が、数百万円のスピーカーをアンプを並べて、悦に入ってるようにしか思えん。w

404 :いつか名無しさんが:2010/07/22(木) 22:32:20 ID:vTdwBmYU

現代オーディオってのは、菅野みたいに高級機器をズラリと並べて豪邸でパイプ燻らせてソファでゆったり聞くのが今の時代に合ってる。
現代オーディオなんて、もう貧乏人なんて見向きもしてないだろ。

寺島とか長岡鉄男とか、精神性が貧乏臭い上に、美的センスも皆無。w
この手の人間が人気博す時代は終わった。
もうそういう趣味じゃねえんだよオーディオは。
ああいう精神が貧乏人の駄文は、仲間内だけでやってくれ。ww

156 :いつか名無しさんが:2008/11/22(土) 21:23:40 ID:gKro5RFV

親の土地と所有のビルでJAZZ喫茶。
本の印税でオーディオ三昧。
妻の経営の喫茶店で生活。

やはり勝ち組だろうな。2ちゃんで何を書かれていてもネットなど見ない
世代だから関係無いだろうし。

353 :いつか名無しさんが:2010/02/08(月) 20:28:27 ID:ngfp0DBE

名門私大卒で、趣味を仕事に悠々と不動産賃貸業。文筆家でもある。
やっぱこの人は勝ち組かな。
と、マーチ出身で市役所勤務の俺が妬んでみる。

10 :いつか名無しさんが:2008/04/20(日) 12:41:25 ID:???

彼やMOONKSの連中って何か高慢な感じしないかい?
何か大きな勘違いしているよね。
「謙虚」なんて言葉は、彼らの辞書にはないんだろうね(^^)
寺島なんて貸ビル業が本業だし、MOONKSの連中は只のリーマンだろ(^^)
何様のつもりなんだろうね。

357 :いつか名無しさんが:2010/02/14(日) 10:35:31 ID:???

ジャズ喫茶に限らず、喫茶店のマスターなんて、親からの不動産を受け継いで
ノホホンと生きてきたのがほとんど。
一度も実社会に出ずに趣味の世界で生きて来てるから、相当偏屈な人間が多い。
そこに印税収入が加わって、元々の偏屈度に拍車が掛かったんだろう。

25 :いつか名無しさんが:2008/05/10(土) 10:24:24 ID:???

寺島は変人、昔から奇行で有名、
昔のDIGの中平穂積といい、後藤雅洋といいジャズ喫茶の店主にはろくなのがいない。

26 :いつか名無しさんが:2008/05/10(土) 11:06:42 ID:???

寺島は奇をテラっている。


52 :いつか名無しさんが:2008/05/11(日) 01:31:03 ID:???

この人、ブラッド・メルドーやバッド・プラスを最初は誉めてたのにw


53 :いつか名無しさんが:2008/05/11(日) 01:51:23 ID:???

寺島「あなたがマイナーの曲を好むのは何故ですか?」
マクリーン「は?そんなにやってないしそんなこだわりはない」

以来、寺島は読んでない。 ちょうど二、三冊出した頃だったか。

上のインタビューはジャーナルに載ってた記事のうろ覚えだがマクリーンは不機嫌だったのは間違いない。


439 :いつか名無しさんが:2011/01/04(火) 00:51:35 ID:cU/2CUBs

団塊の世代でJAZZ聞いてた奴って、やっぱり頭おかしいんだな。
自分が社会に何の役にも立たない事のコンプレックスの反動があんな理屈っぽい人間になったんだろう。

アイデンティティの喪失
その捌け口がJAZZ批評

459 :いつか名無しさんが:2011/02/26(土) 12:21:09.24 ID:???

このじいさんがむかつくのは、嫌みで計算高く腹黒なところなんだよね。

466 :いつか名無しさんが:2011/04/13(水) 11:53:47.65 ID:GBy1E+Tp

つか、寺島って普通の典型的ジャズファンなんだよねそれだけ。
訳のわからんクソ面白くもない迷盤を腕組みながら、まゆをひそめて聴くよりも自分の好みの楽しい盤を聴いてそれを勧めてるだけ。
で、それで軽いとかガム噛んで捨てるようなのも多多あるけれど、それでも全く問題ないと思うよ。数多く聴いてるよねこの人。

186 :いつか名無しさんが:2008/12/11(木) 18:24:17 ID:???

寺さんは誤解されやすいんだよ ただ者じゃない善良な人間だよ


189 :いつか名無しさんが:2008/12/12(金) 14:57:56 ID:???
>>186
その辺のおっさんがプロ中のプロの演奏にケチつけてメシ食ってるんだから完全に自業自得だろ

190 :いつか名無しさんが:2008/12/13(土) 06:05:57 ID:???

釣り師としてある意味天才的だと思う。
けど、目立つのは菊地とかナカヤマとかそんな人ばかり。
偽物、食わせものばっかだよ。
敬意を表せるような中身のある人が少ない、いや、いる?


191 :いつか名無しさんが:2008/12/13(土) 07:45:14 ID:???

善良なのは認める
ただの無能だけど


192 :いつか名無しさんが:2008/12/13(土) 19:30:00 ID:???

善良な人間が書く文章かねぇ


193 :いつか名無しさんが:2008/12/15(月) 22:38:30 ID:???

このオッサン国内のジャズマンの事もクソミソに言うの?
外国の、ましてや死んだ人間の事をあーだこーだこき下ろすのはただの卑怯モンだろ
どうせケチ付けてるミュージシャンであっても大物に来店とかされたらへコヘコ擦り寄るんだろ?

236 :いつか名無しさんが:2009/02/15(日) 19:00:48 ID:???

この人の文章を読むたびに、頭の悪い文章を書く人だなあと思ってたが、いちばんあきれたのがジャック・ディジョネットの「Music For The Fifth World」についての文章。

たしかジャズライフに載った文章だと思うんだけど、リヴィングカラーのヴァーノン・リードやウィル・カルホーンも参加したこの作品に対して寺島は否定的に書いていた。

別にそれはいいんだけど、その否定の根拠が
「ロックをよく聴いてる自分の娘がつまらないと言った」。

馬鹿! 否定するなら自分の言葉で書けよ!
好き嫌いに関する感覚的なことをを論理的にちゃんと書くのが評論家だろ!

馬鹿なだけじゃなく、最低の書き手なんだと分かりました。


258 :いつか名無しさんが:2009/04/21(火) 11:03:16 ID:???

寺島ってトロンボーンをやっているんだってねー
いい歳したジジイがリップリードの楽器をするってww
コイツが本当に音楽に対して無知だったのがよくわかる

277 :いつか名無しさんが:2009/08/03(月) 12:31:21 ID:J46sqtJ5

寺島さんのあるコラムで、ある人に寺島はなぜコードもわからないのにジャズの批評をしているのだときかれて、コードを理解してしまうと素直な感性でジャズを評価できなくなるようなきがするので私はコードがわからないのではなく理解しようとしないのだと書いてあった。
いまはトロンボーンを吹いているらしいが・・
当時は単なるリスナーの立場で評していたのでしょうが、いま楽器を吹くように
なってどうかんがえているのだろうか? なーんかなー


305 :いつか名無しさんが:2009/09/27(日) 12:49:13 ID:???
>>277
小学生の言い訳かwwマジ吹いたw
すげーなそんな事言っちゃう奴が食えてんのかよ。
まー評論家なんて演奏者にとっちゃ眼中にないから。鼻糞みたいなもんだよ。

281 :いつか名無しさんが:2009/08/04(火) 15:28:09 ID:???

別にコードなんか知らなくてもいいと思うけどねえ
だって評論家じゃないし、もどきだけど
ジャズ喫茶のオヤジに毛が生えたような人でしょ

282 :いつか名無しさんが:2009/08/04(火) 16:53:29 ID:4wBDA9lj

楽器弾き始めてコードしらないと痛いでしょ。
でコードおぼえてJAZZを聞く感性がかわったのかってこと。

でもjAZZの本だしたり専門誌でコラムもつならコードくらいしってても
いいきがするけど・・


283 :いつか名無しさんが:2009/08/04(火) 22:50:02 ID:???

ギターやピアノでコード知らなきゃ話になんないけどトロンポーンならなんとかなるんじゃない?

284 :いつか名無しさんが:2009/08/05(水) 16:42:14 ID:???

そもそもまだアドリブ練習する段階に至ってないでしょう


285 :いつか名無しさんが:2009/08/06(木) 07:10:16 ID:6JMKTeW2

今でもピアノトリオばっか聴いてるのかね。よく飽きないな。


286 :いつか名無しさんが:2009/08/06(木) 08:52:27 ID:???

出版社側にもプライドがないんだよ。


287 :いつか名無しさんが:2009/08/06(木) 10:52:43 ID:jKc9xHV9

聴いてないからこそ、ピアノトリオくらいの音量小さめがいいんじゃないの?
で、そもそも聴いてないんだから飽きるわけもないのです。


288 :いつか名無しさんが:2009/08/06(木) 11:23:22 ID:???

この人は、白人の女性ボーカルと、白人のピアノトリオが好きなんですよ。
しかしピアノトリオといっても、聴いているのはドラム。
しかもブラシが好きなんだと。

ジャズはアドリブが命!と言いながら、ウェストコースト系の白人がかなり好きだという。
ただ矛盾が多いが、趣味はずっと一環しているね。
この人と俺は趣味がまったく合わない。


297 :いつか名無しさんが:2009/08/21(金) 12:40:15 ID:???

megは最近ライブとかやっているだろ。
店内にギターやベースのアンプ、ドラムセットが無造作においてあって
あれで定位が狂っていると思うな。


366 :いつか名無しさんが:2010/02/25(木) 20:25:04 ID:???

俺もこいつ大嫌いだけど、店の音はまあまあ良いよ。
ただSPの間にピアノ。SPの前にギターアンプやドラムセットをおくのはありえない。
音質を重視している店なら、あれはなんとかしないとねー


367 :いつか名無しさんが:2010/02/25(木) 21:23:34 ID:aLEBJSfh

置き場所が無いんだよ。
移動するのも面倒だし。
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/classic/1208578997/


10. 中川隆 2013年1月23日 22:14:53 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6

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      ,;;'"´   |     ..., l 巛  ミヾ,、         ,,,,,,     ;'
      .':     | t    ;' lヽ  `”"ノノ        厂三ミ、 ,'
  _...-' ./     V\  ; |              / ,'""^',::/|,
   ̄~ア       / \ .| \            ヽヾミ彡.' l";
  /       /|.   ~ |"''''     ,..,,;;;;;;;;;;;,,__, '"   ...::'  '.
  / .     /:::::И    ';     /”U凵:::::J」|i!;     ;'  yl
 .| /./   / ./:::::::::::::.V-_ |'-._ '.   厶⌒ヽ⌒ヽ /      ノ  /ノ'.
 .r| .i   / ./::.,:::::::::::::::::: ':i  ";_    ヾ、,   `ヽ   _..-'"::::|y'' '.. ';   
  '_|  / .,'/|:::::::::::::::::::::.|    '-._    `ー-‐'" _-'":::::::::::::'::::::| '. .;
   .t  .| ..|  |:::::::/|:::::/.|     `'- .._   _..-'"::::::::::::/|::/._:::| | .:
   ヽ._ '. |   |:::/  ヽ'  |         `'''f/"|::::::::/ ノ" ヽ| l./
     ' ._|   v     .|          .|   .|;/      j/'
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2. メグの音は何故酷いのか?


名曲喫茶バロックの隣にはメグという、有名なJAZZ喫茶があり、もう何十年もここへ通っていた。オーディオが売り物だったが、ロクな音で鳴っていたことはなく、いつも帰りには入店したことを後悔していた。

ある時、入店前から以前の記憶が蘇り、ふらっとバロックの扉を開けたのは、割と最近の事。席に座ってびっくりした。

『ここいい音ですね』

わざわざ吉祥寺まで出向いて、うんざりしていた自分は何だったのか?
http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13050946/dtlrvwlst/


132 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2007/11/17(土) 01:02:51 ID:l40qESaS [1/3回発言]

megは店が狭くてだめだよ、何をやってもだめ
寸詰まりの音にしかならない店

ベイシーは広い、2階には客を入れないし、1階の天井を一部抜いて音も抜く

全然違うのよ
http://logsoku.com/thread/hobby9.2ch.net/pav/1169556508/


メグの音は現代的な音。そしてかかるジャズも現在進行形のものばかり。
レコードとオーナーは店におらず、あるのはCDと店員のみ。

なにせオーナーの寺島先生は、新譜のCD紹介をしており新しいジャズは必須の様です。なので、選曲もオーナーの意向が反映されていると考えるのが適当で、実際にお店へいっても古いジャズの巨人達のCDはほとんど聴くことができません。これはオーナーの信条でしょう。新しいオーディオを常に探し続け、ケーブルを替えアンプを替え、スピーカーを替える。

 では音はどうなのかというと、非常に整ったハイエンドの音の見本の様な音と言わざるを得ません。高域に若干特徴があるような気がするものの、その他の帯域はおそらくフラットなのではないかと思える程です。ベースは生のベースの様に締まった音で、スピーカーの真ん中に座ると、かくユニットから音がこちらに届く感じ、鮮度感は高く、音量を上げすぎてピアノが時折歪むように聴こえる以外は、まったく欠点のない音のように感じます。それを、ベイシーとは違い、それ程広くない店で実現しているところが、改めて考えてみると使いこなしが素晴らしいと思います。

 ただ、寺島オーナーのスピーカーへの想いは流動的に見え、しかも自宅では、お店よりも上位の機種を使っていると著書に書いてあり、一体自宅のスピーカーとメグのスピーカーのどちらを大事にされているのか、私からは、いまいちよく分からないところがあるわけです。アンプやプレーヤーについても同様です。なので私はメグの店の広さからは、TRIOを置くことはかなり困難としても、プレーヤーにはLINNのCD12を使って欲しいのです。そして、自分がメグで流される最新のジャズについていけるかは、はなはだ自信がないのですが、寺島オーナーと店員の選曲した渾身のジャズを聴きたいのです。

有り体に言えば、メグはいい音は鳴っていると感じるのですけれども、そのジャズから魂といったものを感じたことが、ベイシーとは違い無いのです。これはオーナーのオーディオへの愛情の希薄化の為か、ソースにそれが入っていない為なのか、私にはまだ分かりません。
http://exp.bakufu.org/exp035_diary05.htm


メグで現代の最新のジャズを聴かせていただくと、音の解像度やバランス、ベースの締まりも文句の付けようがありません。オーディオ的にとても良い音です。しかしどこか足りないという気持ちがあります。

それはかかっているジャズのCDのソースの演奏に足りないのか、このメグのオーディオに何かが足りないのか、自分でもよく分からないのですが、やはり何かが足りないと感じました。古い音源をベイシーやカウントで聴き続けてきた結果なのでしょうか。

 そもそも、ハイエンドのアバンギャルドというスピーカーに、同じくハイエンドのアンプにCDプレーヤーでは、悪い音でなるはずが無いのだと考えると、聴く側の私の耳が、現代のジャズや装置に追いついていないせいなのか、それとも他にも理由があるのでしょうか。

 とくにオーディオFSKで音を聴かせてもらっただけに、とてもフラットバランスでオーディオ的に良い音を聴かせて頂いたと感じました。ただ何かが足りないのです。

それは、ジャズの「哀しさ」でしょうか。そういうものが、多分音に出てこないのだと思いました。オーディオ的には良い音でも、それが最良の結果を生まないこともあるのだと感じ、改めてオーディオの難しさを知りました。
http://exp.bakufu.org/exp030_diary04.htm

ジャズ喫茶megに行ってきました 2012年02月06日

 先日、東京・吉祥寺のジャズ喫茶megに行ってきました。

 この店って、歌いに来るところだったんですね・・・知りませんでした。
 6時30分くらいに店に入ってから演奏し始めるまで40分くらいだったかは店内に設置されたアバンギャルドでジャズを鳴らしていました。

 megのアバンギャルドを聞いた感じは・・・

 箱が無いためか箱鳴りっぽい感じがなくスピーカーは素直に鳴っているように思います。ボーカルが前に出てきて、実体感があります。  一方で、なんとなく余計な刺激を感じます。特にアタック音が作った音のような気がします。ドラムが何か違うような・・・

 そのうち演奏が始まりました。ナマのドラムを聴くと、何だ、さっきのドラムはやっぱり偽者だったじゃねーかという感じでした。

 歌えるジャズの曲も無いので、見学していましたが、歌っている客も歌いなれているようでなかなか堂に入っていました。他の客にも気さくに話しかけられ、楽しい雰囲気のお店でした。


コメント 
 そこはオーディオ雑誌やオーディオファイルの話に良くでてくる場所ですよね。オーナーの寺島靖国さんが驚異的なジャズファンであり、またオーディオマニアであると。

寺島さんの雑誌などでの言動をみていると……正直、あまり誉められた音はしていないんじゃないかなぁと邪推していたのですが、実際そうであったようなレポートですね(^^;) 寺島さんが好きな音しかしていないんじゃないんでしょうか。
 想像では、音が痛そうです(笑)
by2Hくん at2012-02-06 21:39



 確かに、好みの音を追求したぞ! というような音でした。
 「耳が痛い」というほど酷くはありませんでしたが。
 店自体はジャズ好きが歌いに集まってわいわいやるという雰囲気でオーディオファイルには有名な場所という感じはしませんでした。
byよんまる at2012-02-06 22:55
http://community.phileweb.com/mypage/entry/3126/20120206/


20 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/02/08

JBLのオリンパスの芯のある美音というのを、もう一度聴いてみたい。
吉祥寺のメグも、せめてここくらいオリンパスを鳴らして欲しいもんだねぇ。あ、もうSP、変わっちゃったんだっけ?


26 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2005/02/08
>>20
メグのオリンパスなんて、とっくの昔にかわっちゃったよぅ。
後釜のジョージアンも取って代わられてるよう。
幼稚園の理事長センセイ宅に嫁入りしちゃったそうだね。


52 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/02/10 20:01:47ID:W0x/8DoX [1/1回]

 現在、東京で良い音のジャズ喫茶は御存じ無いでしょうか?
 四谷の「イーグル」も現在、十条に来た「響」も4344、4348等を使っている割には寝ぼけた音です。  もっとも、それで結構繁盛している様なので黙っていますが。

 吉祥寺のメグは現在どんなシステムなのでしょうか?
 コーヒーはともかく、御自宅の二番煎じでは行く気分に成れません。 もし、TADスピーカーをお店に置くのならば、これは凄い「売り」と為ると思います。

 今となっては、「A&F」のJBLを使いながらも山水アンプに依る「洗練されたクリアーな味」が懐かしいです。

 アルティックスピーカーとシュアータイプWを使っていた渋谷の「音楽館」は「グルーヴ」と改名してから最近閉店しました。
 時代が変わったのか、同伴でライブに行かれる方が多い様です。青山の「ブルーノート」銀座の「スィング シティ」等は結構繁盛している様です。
 いまどきの人々にとって、ジャズ音楽は明るい社交場の肴と化してしまっている様です。 考えてみれば、これが本来の姿であり、コルトレーンの喚き声を針音ジャリジャリの中、意味有り気に真剣に拝聴させて戴いていた自分がアホだったと35年後の今、やっと分かったお粗末。

 昔、スィングジャーナル誌で見た広告に「オルトフォン╋タンノイ=ゴキゲン」
 今、「要らないアーティスト╋古い音=消える店」

56 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/02/11
>>52
メグの今のシステム、そんなに悪くないと思うぞ。
ホーンの中高音と低音の繋がりがちょっと問題だが、まぁホームオーディオでは味わいにくい音と思う。
ただ、前のオリンパス時代やジョージアン時代のほうが良かったってのも認める。

どちらにしてもジャズ喫茶で音も良くて雰囲気もいい店ってのは以外と少ないの
は間違いないな。20年前ならそこそこあったが。

59 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2005/02/11

MEG(前のジョージアンも今のアバンギャルドも)やA&Fつうのは「耳から血が出るような」昔のジャズ喫茶そのものの音だと思うが、それがいいって奴もいるんだな…。

71 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/02/12

メグはアバンギャルドになってから、ごく普通の音になった気がする。
以前の、少しスモーキーで、でも芯のあるカツーンと来るオリンパス等の方がジャズらしいと言えばジャズらしい。
でも、CD中心の現在、分解能や色彩感が欲しくなる部分もあって、そういう意味では、アバンギャルドという選択もアリかと思ってしまう。
60年代の古いジャズとなると、やはりベイシーの音の方が合っている様に思うのは私だけだろうか?


72 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/02/12

音ばなれが悪い、遠くへ飛ばないジャズ喫茶なんていらないよ。
菅原さんはクラシックも聞く人だから、変な危ういバランスにはなってない。


169 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/02/

個人的にはベイシーの熱く迫ってくる音と、ROYCEのしっとり濡れた感触の女性ボーカル、好きだな。
ジャズ喫茶じゃないが、ROYCEの師匠、楠さんのJBLオリンパスで鳴らすビル・エヴァンスも、スモーキーでありながら、色彩感もちゃんと出すバランス感覚は凄いと思った。それと低域のメリハリもgood。

吉祥寺ではA&Fとファンキー、メグが好きずきもあるだろうが、一度は
行ってみると良い。
新譜が好きならメグ、古いジャズで力感溢れる、エネルギッシュなA&F、ファンキーは最近は行っていないのでコメントを控えるが、以前はジャズ喫茶らしいジャズ喫茶だと思っていた。

ま、ジャズ喫茶はそれぞれ特徴があって面白い。
ある意味、ベイシーは個性的だと思う。そしてそれを頑なに守っているところも、ジャズ喫茶らしい。


170 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/02/26

吉祥寺のA&Fなんてとっくにつぶれたでしょ!


519 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2006/02/05

もしメグが閉店しても、「あそこの音は最高だった」とかいう香具師が出て来るんかねえ


520 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2006/02/05

「あそこのオーナーは最低だった」とかいう香具師はイパーイ出てくる希ガス(w

334 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2005/03/30

ベーシー素晴らしい。
あのエンクロージャーが何でできているか知ってるかい?
そのエンクロージャーの中に何が入っている知ってるかい?

メグは、ジョージアンの頃に行ったきりだけど、エルビンのシンバルが、なべぶた叩いてる様な音で大笑いした覚えがある。


634 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/05/01

吉祥寺のメグはでかい音で耳ガキンキンした、
今難聴気味だけどこの頃が影響しているかもしれない。

636 : 610[] : 投稿日:2006/05/02 08:58:10ID:vyGdmXG4 [1/1回]
>>634
>難聴気味
メグのせいではないでしょ?
私は、中学時代にバンドを始めたし、高1から防音の部屋でオーディオをやっているので、30年位ドデカイ音と付き合っているが、健康診断では何の問題も無いです。
もっとも、一般的な人に比べれば難聴気味なのかな?
でも、メグは大きな音とは感じないですね。
ベイシーではマスターがノッてきたり、関東から来た(私が)と言う話をしたら、すさましい限りの爆音にしてくれますけど。 それを自宅でやると、音が飽和してしまいベイシーのマスターが言う”でかい音を出す難しさ”を痛感されられます。


637 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/05/02 10:56:54ID:/JusFFGI [1/1回]

あそこはドラムの生音に合わせて音量設定してる


638 : 名無しさん@お腹いっぱい。[age] : 投稿日:2006/05/02

メグは、SPがJBLのときは凄まじかったよ。
5分いると頭が痛くなるので、急いで珈琲を飲み,隣のバロックに避難してモーツァルトを聴いていた。
ベーシーにはたまに行くけど、やはりいい音だと思います。
いい音といえば、旧ファンキーは良かった。

641 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/05/19

この前メグに行ったら右のスピーカーから音が出ていない。
かかってたCDはステレオ版なので、音量調節のため一本しか鳴らしてないと勝手に解釈して念のため帰りに店番の美人の女性に聞いたら
「あれ? なってないですか??」
だって。単にコードが外れてたみたい!
気づかないもんかね??右側の音の分お金返せ!とは言いませんでした(^o^)
その後四谷のいーぐるに寄ってキラキラした音の洪水にノックアウトされて
へなへなになって帰りました。ジャズ喫茶はどこも個性があって楽しいですね。

818 : ジャズ喫茶メグ[] : 投稿日:2006/10/25 17:44:08ID:OMVqsEYH [1/2回]

このまえミーハーなもので、有名なメグに言ってきました。
平日の昼間だったので客は私をいれて3人ほど、スピーカーの間のベストポジションで聞くことができました。 聴いてみて、やっぱりオーナーの著書のとおりの音です。 シンバルのはじける音とドラムの音が張り出しています。
それでもってピアノはどう聴いてもひずんでいるように聴こえます。耳がじーんとするような大音量でした。
私のメグに対する印象ってこんな感じなんですが、
ピアノが歪んで聴こえる私の耳って悪いでしょうか?


819 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/10/25
>818 
あのSPで大音量はそんなもんです。

820 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/10/25

大音量に馴れてないせいかも

821 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/10/25

ブルーノート録音で50年代ぐらいまでのはピアノひずんでる


822 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/10/25
>>818
ふーん...
あの空間には、低域が不足していなかったのかい?
ホーン部と低域の音も、別世界というくらいに合ってなかったのでは?
ソースは、CDのみだったと記憶しているが(ry


823 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2006/10/25
>>818
コーヒー2杯飲まなかったから嫌がらせを受けたのでは?


824 : ジャズ喫茶メグ[] : 投稿日:2006/10/25 21:09:17ID:OMVqsEYH [2/2回]
>823
一時間たったらもう一杯注文というオーナーの言葉を覚えていたので、
一時間後には店を出ました。
>822
低域は床が振動していたせいか、だいぶ緩めですが量感はありました。
ただ、ドラムのアタック音のパルス成分がもう少し欲しいとは思いました。

しかしながら、曲が進むごとに音量も上がっていくせいかドラムの音はとても重い感じで、軽い音とかではなかったです。生のドラムとはだいぶ違うと思いました。

828 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/10/27

何しろ30年も前のことで記憶は曖昧だが、オリンパスの上にホ−ンが乗っていた、店はお客で満員、音量はとてつもなく大きかった、帰りしばらくは耳の奥がキンキンしていた、
昨年久しぶりしメグに行ってみたら、例のアバンギャルトおとなしく鳴っていた

830 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/10/28

現在のメグの音は、私もあまり良いとは思わなかった。
アバンギャルドは、中高音のオーソドックスに設計されたホーンシステムに、何故小型ブックシェルフタイプのウーハーを組み合わせているのだろうか。
奇抜なカラーを選べる事を「売り」にしている事を考えると、一定水準の音質はキープしているものの、注したる技術的先進性は無いと思えた。
但し、JBLやアルティックの様な音色の魅力を持たないものの、価格がペアで150万円程度ならば、ウーハーのパワーハンドリングキャパシティの点を考慮すると、「家庭用」として面白いと思う。


831 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/10/28

バスホーンが肝だと思う、アバンギャルド

832 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2006/10/28

>奇抜なカラーを選べる事を「売り」にしている事を考えると、

なぜ

>一定水準の音質はキープしているもの の、注したる技術的先進性は無いと思えた。

となるのだ?理屈につながりがまったく感じられない。

833 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2006/10/28
>>830
の最初の3行までは同意できる。
メグは、アヴァンギャルドを入れていること自体が、売りなんだろうと思った。
しかし、某所で聴いたトリオ+バズーン・3発も、整合性の無い悪音だったよ。
機器自体が悪いのか鳴らし方の問題なのかは、短時間の試聴では判らなかったけど。


834 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/10/28

部屋が狭い。


835 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/10/29

あんな小さな店に長時間いるくらいなら
井の頭公園でお姉ちゃんをひっかけよう

836 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2006/10/29

メグはウツボカズラが視覚的に良くないし、禁煙にするし、その割りに店内汚いままだし、かける音楽が良くないし、おまけに音質は悪いし、もう、ジャズ喫茶ではないでしょう。
寺島と愉快な馬鹿間たちの集会場。

837 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2006/10/29
> 830
> 現在のメグの音は、私もあまり良いとは思わなかった。
> アバンギャルドは、中高音のオーソドックスに設計されたホーンシステムに、
> 何故小型ブックシェルフタイプのウーハーを組み合わせているのだろうか。

コンプレッションドライバではないから、オーソドックスなホーンとは言えない。
が、他は同意。


844 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/10/30

このスレみていると、ジャズ喫茶の音がそれぞれ各個人にいろんな風にとらえられ、聴かれ表現されていると思いました。 やっぱり主観なんですね。

その中でメグは確信的に”音”を出していると思いました。
できれば寺島邸の、二番煎じのDuoではなくTrioをメグで聴かせて欲しいですね。
オーナーの特権と言われればそれまでですが。

845 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2006/10/30

寺島邸のレイ・オーディオはどうなったの

846 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/10/30
845>
レイオーディオは、アバンギャルドのTrioが来る前に、幼稚園のオーディオマニアな園長さんに、引き取られていきました。


850 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/10/30
>>846
エレボイだけじゃなく、レイオデオまでもが園長さんに引き取られて
しまったのか。


847 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/10/30

はっきり言うが、アバンギャルドは生粋のジャズファンが選ぶスピーカーではない。 寺島がよく言うジャズ的スリルから程遠いスピーカーだ。
寺島は書いてることと選ぶスピーカーがハチャメチャ。

848 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/10/30
847>
やっぱり、JAZZと言えばJBLかALTECですか?


849 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/10/30

もちろん、ALTECやJBLもいいが、タンノイモニターレッドやグッドマンAXIOM80やローサーPM6など昔のブリテッシュユニットも聴いてみるといい。 実に機敏で情報量が多く、緊張感のあるゾクゾクした音が聴ける。
シーメンスのコアキシャルなんかもボーカルにはお勧め。
このゾクゾクはJBL、ALTEC、WESTERNなどのアメリカ系にはない音だ。
マイルスのトランペットなんかによく合う。

858 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/11/01

メグに行って来た。
この前言ったときは違い大音量でもピアノが歪むことはなかった。金管楽器のリアルさは最高だし、シンバルの切れは耳に痛いほど。ドラムも重苦しいドロドロしたものから軽くより生に近い感じに、何かセッティングを変えたのだろうか。
かなり真剣に楽しめたが。2時間近くねばっていたら、前に聴いた曲がかかってきたので、潮時かとおもって、店を出た。


876 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/11/05

昔のメグ、JBLの時の音は好きだった。 今は....

878 : スレ違いすまそ[] : 投稿日:2006/11/05 16:37:25ID:ObGaDX7v [1/1回]

メグのジョージアンがヒドかったのは確かだね。
ラリー・ヤングのユニティが、かかっていたのだけど、
エルヴィンのシンバルが、なべぶた叩いてるようなペシペシした音で、笑った。
http://www.logsoku.com/r/pav/1107743693/


13 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2006/11/08(水) 21:23:32 ID:BmhD+yL8 [2/5回発言]

いろんなジャズ喫茶を巡り歩いているけど「メグ」ほど真剣にジャズの「音」を聴かせてくれるところは、そうないと思っているよ。だいたいメグのお客と、例えばいーぐるのお客では、もうスピーカーに向き合う姿勢からして全く違うでしょ。
その意味では、私はメグは好きですよ。ただ、もっともっと音を良くする方法とか、機器の選択肢はいろいろとあると思いますけどね。オーナーの個人のオーディオにかける情熱を、生業のメグにも傾けて欲しいと言うのが、私の要望。


14 : 名無しさん@お腹いっぱい。: 2006/11/08(水) 21:24:37 ID:BmhD+yL8 [3/5回発言]
>>13
>「メグ」ほど真剣にジャズの「音」を聴かせてくれるところは、そうないと思っているよ

昔のメグでしょ?今はおしゃべり自由、タバコは無しよ、
女のお客を奇妙なウツボカヅラ様のスピーカーが待ち構えている。
だいいち、CDしか置いてないし〜!!!


16 : 880: 2006/11/08(水) 21:27:31 ID:i8usdLel [1/1回発言]

メグほど真剣にジャズを聴かせてくれるところはそうはないと今でも思ってます。
禁煙はジャズの歴史を考えるとタバコと麻薬はきっても、切れないと思いますけど現代に時代は変わっているし、私自身も人の煙を吸うと気分が悪くなるので、禁煙はありがたいです。

あと、うつぼみたいなスピーカーですが、未だにぼろぼろのアルテックやJBLを調整もせず、惰性で使っているジャズ喫茶が多い中、新しいタイプのスピーカーを導入したことについては、素直にすごいことだと思うし、ジャズ喫茶の客としてはありがたいです。

ただあのアバンギャルドのDUOが最適解だったかどうかはわかりませんが、寺島さんは、結構自身の装置もとっかえひっかえなので、メグでもお客の反応が悪くなれば、スピーカーを変えるのではないかと思っています。

私自身もあのウーハーボックスの低音はいまいちに感じます。あのウーハーボックスだけ富士通テンのTD725swという25cm 2発のサブウーハーに変えてくれたら結構楽しめるのではないかと思ってます。

22 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2006/11/09
>>16
いや、まずはプライオリティーを考えて欲しい。
最初に何を書いたか?「おしゃべり自由」だ。
「おしゃべり自由」で同時に、周りの寺島靖国の愉快な馬鹿間たちが談笑していること自体それが「真剣」とは決して思えない。

23 : 16[] : 投稿日:2006/11/09 06:41:56ID:QhjdABy6 [1/1回]
>>22
すいません。仕事の関係で、私は平日の昼間しかメグへ行った事がないのです。
平日の昼間だとお客も少なく、みな真剣に聴いてますよ。

たぶんお客の多い休日とか夜で、おしゃべりがあるんだとおもいますが、寺島オーナーは雑誌で、昔ジャス喫茶は情報交換の場だった。私語を一切認めない雰囲気はいかがなものか。というようなことを書いていたので、ジャズに関するある程度のおしゃべりは許容されているのでしょうね。たしかに寡黙に聴くということからは外れてしまいますが。

四谷のいーぐるも、夜の時間帯は私語を認めているようだし、経営上、もしくはオーナーの経営哲学上、ある程度のおしゃべりはあってもいいと思います。
しかし、メグでおしゃべりがあるなんで知りませんでした。

63 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2006/11/11
> >>13:「メグ」ほど真剣にジャズの「音」を聴かせてくれるところは、
> そうないと思っているよ
>
> 14 : 昔のメグでしょ?今はおしゃべり自由、タバコは無しよ、
> 女のお客を奇妙なウツボカヅラ様のスピーカーが
> 待ち構えている。


今の日本はジャズ喫茶に限らず、様々な物を女性向けに変える傾向があります。


298 : 名無しさん@お腹いっぱい[] : 投稿日:2007/05/05 14:07:18ID:rA4Qm0YW

MEGは何時行っても生演奏が多く、アバンギャルド聞いたことがありません。
昼行けばいいのかな。

229 : :名無しさん@お腹いっぱい[] : 投稿日:2007/03/18

最近のJAZZ喫茶はライブが多く、コーヒーすすってまったり、のんびりできない。
吉祥寺のメグもライブが多くJAZZ喫茶でないライブハウスだ。
わたしは、1000円以下でコーヒーすすっていられるJAZZ喫茶が欲しい。
(隣の名曲喫茶「バロック」はVITABOXのSPで、レコードで良い音聞かせてくれる)

263 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/04/30

・Groovy(小樽)JBL:パラゴン
・JAMAICA(札幌)JBL:パラゴン
・BossaCafe(札幌)JBL:M9500
・JUICHIRO(札幌)JBL:オリンパス
・BASIE(岩手)JBL:自作3way
・COUNT(宮城)ALTEC:A5
・RELAXIN'(宮城)JBL:4343
・PABLO(宮城)JBL:自作3way
・いーぐる(東京)JBL:4344
・meg(東京)アバンギャルド:DUO
・はり猫(東京)JBL:4343
・JSB(東京)ALTEC:カーメル
・Nica's(東京)JBL:?
・DownBeat(神奈川)ALTEC:A7
・ADLIB(神奈川)JBL:?

ジャズ喫茶って圧倒的にJBL党なんですよね。たまにアルテックがあるくらい。
なんででしょう。たまには長岡教徒のマスターがネッシーでジャズ聴かせたり、ハイエンド好きなマスターが、ルーメンホワイトを使ったジャズ喫茶を開いたりしても良さそうなものですけどね。しかもみんな古い名器を好んで使っているし、昔の盤は昔のスピーカーじゃないと、らしい音が出ないのかな?
JBLやALTECの古いスピーカーを使うジャズ喫茶が多い理由は何だろう。

メグぐらいですね。とらわれていないのは。
どこか珍しいスピーカーを使っているジャズ喫茶を知っている人はいます?

266 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/04/30
>>263
シンバルの厚みやブラシが太く「シュッ、シュッ」と動く様が075はじめJBLのオールドユニットがよく再現してくれるんだよ。
フォステクスはこのブラシが細い「ハケ」になっちゃうし、シンバルもきれいで細い。
音はいいんだけどね。
新らしめの機器は音場の広さや艶はよくでるんだけど枯れた味わいに欠ける。

317 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/05/06
>>263
いくら何でもルーメンホワイトはないでしょう。音質については>>266さんの言うとおり

それとあれは個人向けのシステムという感じがする。 リスニングポイントが一箇所しかない、というかそういうセッティングをしないと「ならでは」の真価が発揮できない。ウィルソン、アヴァロン等も同類。

対してJBLとかアルテックは元来業務用。つまり人がたくさん集まる場所での再生を目的として開発された機器だからして、そういう意味でもこれらが使われるのではないかと思う。

メグにあるというアヴァンギャルドDUOは悪くない選択だがサーロジックのサブウーファーあたりを追加しないと低音が上の帯域に追いつかない。

267 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/04/30
>>263
囚われてないって、アバンギャルド聴いた事あるか?
あんな酷い音ちょっとないぞ

268 : 263[] : 投稿日:2007/04/30 20:52:53ID:NvSB1UpB [3/4回]
267>
そうですかねぇ。メグにもよく行ってますが、オーディオ的には良い音だと思いますよ。ベースは締まっているし、シンバルは輝いているし、ただ選曲のせいか、スピーカーのせいか、オーナーの愛情のせいか、感動が全く得られないんですけどね、。メグからは。

そこのところベイシーはさすがで、ベースはやや生を超えた表現をしちゃっているけど、いつまでも聴いていたい音で、感動させてくれるんです。そういうジャズ喫茶に巡りあいたい。誰か教えて!

270 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/04/30

メグは所詮ニッチなんだよ。眼(耳?)の肥えたジャズヲタ相手の商売は無理。

380 : 名無しさん@お腹いっぱい[] : 投稿日:2007/06/03 11:39:15ID:7lmghg1E

昨日、メグに行ってアバンギャルド聴いてきた。

澄んだきれいな音で高い音も抜けていたと思うが、何かB&W的な感じで、細かなところも隅々再現してくれる感じ。だが、贅沢だろうが、自分的にはジャズ喫茶、ジャズライブ以上に澄み切っていて、先日聞いてきた音は静か過ぎるがファンキーのパラゴンの方が良かった。

 皆、好き好きでしょうが、JBLのような少し団子状態の音(ゴメン)がジャズに合うと思い込んでいる自分です。

数曲目のトランペットの音が耳に痛く、630円で30分で退場してきました。


381 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/06/03

店主はおそらくそういうむかしのジャズ喫茶の音を忌み嫌ってるんだろうな。
オレもあそこは長居しようと思わん。ていうか、できない。


382 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/06/03

忌み嫌ってるフリをしているだけ。本当は大好き。
ただ同じ土俵で勝負しても勝てないのが分っているからまったく毛色の違うのを持って来ているだけ。
遍歴見たら分るデショ(w

384 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/06/03

というより恥ずかしいんだって
今さらジャズ・ジャイアントをマンセーするの。


386 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/06/03
>>382
そうかな? そんな気もするな
でも自宅にもアバンいれてるからな
ま 別にどっちでもいいんだが


388 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/06/04
>>380
>トランペットの音が耳に痛く

メグのアバンギャルドの駄目なところは、そこですよね。
ブラスもホーンも、ブラッシングもリムショットも、マリンバもぜーんぶ、おんなじ音かつ耳に痛い。
あれは、一回聞いてみる価値があります。

389 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/06/04

俺もメグの音は耳に痛いと思う。
キンついた直接的な音なのにこれでもかと大きな音だから疲れたよ。
硬派な音というより痛い音でした。
http://www.logsoku.com/r/pav/1162902142/


11 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/01/31

昨夜10年ぶりに吉祥寺MEGに行ってみた。
ただ便所の落書きを眺めるためにだ。
水色のタイル張りの汚いトイレにアイドルの処女を守る云々の落書きがいっぱいあったはずだ。
さて到着。
ムラサキ色の下品なガラス扉はすでになくなっており、外から店内が見える。
なんとテーブル席のこじゃれた店になっているじゃないか。
おまけに男女の店員が白いシャツに黒い服で立ってやがる。
失望して店には入らずに帰った。
会話の出来る店などと書いてある。
昔は、会話厳禁、鉛筆の使用は鉛の音がするからダメの店だったじゃないか。
さらばMEG。


123 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/11/

おいらは関西だから、仙台や群馬は遠すぎていけないなぁ
ちなみに関西は良い音の店はゼロです。
良い機材があっても音は屑以下です。

東京もmegに行ったときはちょっと驚きました。
結構良い音だったからです。寺島の店ということでなめてました。
ベイシーとかはあれよりも良い音なんでしょうか?
一度は体験してみたいものです。


124 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/11/16

megがいい音かあ
ちょくちょく機材変えるからなんだかわからん


125 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/11/16

俺もギャルドはイマイチ好かん。

126 : 名無しさん@お腹いっぱい。[age] : 投稿日:2007/11/16

MEGと比べたらベイシーがかわいそうすぎる・・・。


127 : タカノ[sage] : 投稿日:2007/11/16 14:16:55ID:yQPy7DNL [1/2回]

メグちゃん 10年早いよ


128 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/11/16

そんなにベイシーって良いのか。
俺が死ぬまでに、いや店を閉めるまでに一回くらいはのぞかないといけないなー


129 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2007/11/16

もうそんなに先は長くないと思うから、是非行っておいた方がいい。>ベイシー
一関ならRoyceも行けるから一粒で二度おいしいし。


130 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/11/16

ベイシーには数十回、メグにも数回行ったことがあるけど、決してメグの音が悪いとは思わないな。
ベイシーとメグはそもそもジャズ喫茶のコンセプトが違いすぎるから比べるものでもないと思うし。
ベイシーはもう鬼籍に入ったジャズジャイアンツのレコードの再生に命をかけているのに対して、
メグでは常に現代の前衛的なジャズを流している。メグの音はハイエンドの音そのものだと思った。
バランスもいいし。部屋が狭いのに良くまとめている。ただしベイシーで感じ取れるジャズの哀しさが音に出ないんだよ。それはかかるソースのせいなのか、オーディオ機器のせいなのかは良くわからん。

一関に行くのならロイスで聴くタンノイジャズというのも面白いし。ベイシー店主は若々しいからあと20年はレコードに針をのせているでしょ。それで最期はベイシーのレコードをのせてパディリッチのドラムで、衝撃を受け特等席で座ったまま逝くと。

メグで昔のジャズを聴いたらどうなんだろう。こんどメグにCDたくさん持って行って聴かせてもらうことにしますわ。


131 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/11/17

CDだと良く鳴るがレコードだとまるでダメ。


132 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/11/17

megは店が狭くてだめだよ、何をやってもだめ
すんづまりの音にしかならない店

ベイシーは広い、2階には客を入れないし、1階の天井を一部抜いて音も抜く
ぜんぜん違うのよ

133 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/11/17

ベイシーとメグでは比較にならん、メグは音痴のチンドン屋オーディオだな、うるさいだけ。


134 : 名無しさん@お腹いっぱい。[age] : 投稿日:2007/11/17

メグはわけのわからん1mあたり何万もする極太ケーブルをとっかえひっかえ試してるだけのいい年こいたオッサンの幼稚なお遊びシステムに過ぎない。
それにひきかえベイシーはケーブルなんかにカネはかけてないが凄しいばかりの音を当たり前のように出してくる。
菅原店主はオレの記憶は定かでないがSPケーブルは細いものがいいという考え方の持ち主だったかな。ビンテージ物のBelden,WEあたりを使ってるのかも知れないが何十万もする代物ではないだろう。
この2店はオーディオシステムだけじゃない、オーナーのレベルが違いすぎる。

135 : 名無しさん@お腹いっぱい。[hage] : 投稿日:2007/11/17

megは音がきつすぎて痛かったぞ。


136 : 名無しさん@お腹いっぱい。[age] : 投稿日:2007/11/17

高価なケーブルほど音はきつくなるよ。
それ見たことか!!

215 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/11/26

ジャズ喫茶のオヤジは基本的に文化系だからなあ
自作はむずかしいだろ
メグはケーブルをかえることしかできないし

140 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2007/11/17

basieの高域も十分キツいですけどね。アヴァンギャルドの高域とは重さが違うといったところでしょうか。

basieのケーブルはホームセンターで売っているようなやつと著書に書いてありますね。 ただし取り回しや長さで音が変わるということで、寺島オーナーとは別の意味で試行錯誤していた様ですが。

メグと違ってBasieでは、アンプからスピーカーまで相当の距離が有りますし、マルチなのでケーブルには金はかけられないのでしょう。まぁケーブルの種類による音質の変化を菅原店主がそれほど重用視していないというのもあるのでしょうけど。

そんなに人間的に大きい小さいは寺島オーナーも菅原店主もそう変りないと思いますよ。


637 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2008/04/10

メグに行ったが、ガッカリした。なんだありゃ?
ミニコンポのほうがマシ。

639 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2008/04/10
>>637
いくらなんでもミニコンポの方がマシということは無いだろ。
期待が大きかっただけに落胆も大きかったのかな。
メグは普通にいい音出しているとおもいますよ。
ところでメグのCDPって何使っているか解る人います?
個人的には寺島オーナーのCD12をメグに持って来て欲しい。


640 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2008/04/12

寺島はダミミ だよ


641 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2008/04/14

megは頑張っていると思うよ。
嫌、良い音だと思うにしておくよ。
始めは寺島の店だしと舐めていたけど、いざ行ったらなかなか良かった。
個人的には寺島は最高に嫌いだけど、店の音は良いと思ったよ。


643 : 名無しさん@お腹いっぱい。[age] : 投稿日:2008/04/16

MEGの音は悪いとは思わないけど、良いとも思えない。
精神的にではなくて物理的に刺激的な音です。

660 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2008/05/03

吉祥寺も全滅だもんなあ。メグの寺島は当時から音音痴のアホだし。
やはり野口伊織さんのファンキーやアウトバックは別格で凄かった。
特にアウトバックの4ウエイマルチは桁違いだったね。
当時のベイシーも今よりもっと凄かったし、良い時代だった。。
ところでところで博多のバックペイジってまだあるのかなあ?


661 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2008/05/03

コーヒーの売上だけで純粋に経営できるジャズ喫茶は都内はもとより、賃料の安い地方でも存在できない状況なんだろうね。みなオーナーは本業が別にあったり資産家だったりして、ジャズ喫茶は純粋な楽しみでやっている店が結構多いと思う。なんか少し哀しい。
昔のようなジャズ喫茶全盛の時代はもうやってこないだろうけど。
ジャズ喫茶が生き残れる程度の文化は日本にあって欲しい。


803 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/10

ベテラン諸君、メグの音を論評してくれんか?
ちなみにワシはガッカリした。

804 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/10

心配するな、みんなガッカリしているよ!


805 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/10

オーバーでなく酷すぎる。ベンツ試乗に行ってカローラ乗らされたレベルだぞ。
アバンギャルドのせいなのか?何のせいなのか?


806 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/10

オーディオは高価な物一揃えでなんぼの世界でないからのう。
成金趣味では到底いい音出まへん。奥が深い。

807 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2009/05/10

オーナーのジャズ喫茶の音に対する愛情が足りないのではないか?
それともあれがオーナーの理想とする音なんだろうか?

808 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/10

それなりにオーディオ歴は長いらしいのに何故に現状なんだ…。
ジョークじゃないよな?故障じゃないよな?
ガッカリというよりビックリの方が的を得てるかも知れん。

809 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/11
]
簡単なことだ。
寺島とアンタの聞きたい音が違うだけだろ。


811 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/11 18:31:54ID:wICvdbNr [1/2回]
>>809 
嗜好の違いによるレベルなら書かない。比較の範疇ではない状態に驚いている。
ワシも40年オーディオやってるが目が(耳も)点になったぞ。
人の嗜好を卑下するほど無粋ではない。


812 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/11

だから、アンタと寺島の趣味、聞きたい音が違うんだよ。
アンタには箸にも棒にもザルにも引っかからない所に寺島は命賭けてる訳よ。
でもそれはアンタの耳が劣ってると言うのとは全く違うから気にしなくていいのよ。
俺も40年オデオやってるけど、?だらけの音聞かせる自称マニアなんて幾らでも居たさ。寺島も最近は解脱?したらしくて個人的な欲求に神経使ってるようだから周りの評価に頓着無くなってる様だし。

アバンギャルドの社長が店寄ってもお世辞の一つも置いて帰んなかったんだから予想はつくじゃん。
それも店の個性の表現の中の一つなんだぜ。あとは受け手の器次第さ。
褒めても貶しても寺島本人はアリなんだよ。

813 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/11

なるほど。他人が満足してるんだから何でもアリとハードルを落とせば問題無いわな。それを前提に、それにしてもの衝撃だわい。
ひょっとしたらアバンギャルドは再生能力よりオブジェとしての目的にウェイトをおいてるスピーカーなのかなと思ったよ。


814 : ほんとうは[] : 投稿日:2009/05/11 22:34:33ID:+FPbMqD5 [1/1回]

アバンギャルドの価値は、より低い周波数までホーンで持たせる点にあるのです。
今までのSPとは違う画期的な点があるのですがねえ。
ウーハがアクティブなのとユニットがフォステクスなので馬鹿にするのでしょうね。
仕方が無いですね。


815 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2009/05/12

おれも先日メグに行って813と同じ衝撃を受けたよ。
大抵のジャズ喫茶店主の自己満足とか主張はある程度理解できて、楽しんできたつもりだが どう解釈しても自分には良さが分からんかった。
しかしまぁ店の雰囲気は好きだし、常に変化しようとしている寺島さんの姿勢はいいと思う。 つーか、「この音が理解できるか!?」っていう客への挑戦でもあるのかもなー。

816 : ちなみに[sage] : 投稿日:2009/05/12 02:27:15ID:pWQODZp3 [2/2回]

オーディオシヨウでアヴァンギャルドを初めて聞いたときは素直にすげぇ可能性を秘めた音だと思ったよ。 ビンテージも好きだが、アクティブウーファーとかフォスブランドでバカにするほど狂信者じゃないw

817 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/12

寺島氏は特殊な耳、特殊な嗜好を持っている特殊な御仁でしょうか。


818 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/13

やっぱ、ジャズイコールパラゴンだよね、
アバンなんとかなんてどう見てもただのラッパ、重厚な木の香りが無いね。

821 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/13

 アバンギャルドが、そのポテンシャルを出した鳴り方をしてる場所はないのかな?
メグはある意味でアバンギャルドメーカーに対して営業妨害だろ。


825 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/14

アバギャル自体が音悪いからどーしょーもない

826 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/14

アバンギャルドは本当にメグの鳴りが標準なの?嘘だろ?


827 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/14

アバンギャルドは一見ホーンスピーカーに似てるが
音に訴求力、浸透力はないが心地よい包容力がある。

828 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/14

つかあんな安っぽいラッパでいい音するわけないことに早く気付けよ^^


829 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/05/14
>>827 
メグではそんな感じしなかった。スピーカーにベッタリ音が貼りついてトランジェントのトの字もなく、潤いとは無縁でカサついたノイジー。
冗談抜きでミニコンポ以下だぞ。ある意味で貴重な体験をした。唖然。
是非とも店に行く事を皆さんに勧める。


834 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2009/05/16

3年ぐらい前にメグに行ってアバンギャルドを聴いたときは、 ハイファイ調の音で、良くも悪くもクセを売りにするジャズ喫茶とは一線を画す音だと思ったけどな。


861 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2009/06/30

俺もMEGでアヴァンギャルド聴いたが、自分の耳がおかしくなったのかと思った。
少なくとも、今まで聴いたことがない、音の種類だった。


862 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] : 投稿日:2009/08/17

友人と二人で行きました。
片方の音が出てないのでモノラルですか?と店番の女性に聞いたらあれ?って言う顔をして調べていましたが片方のコードが外れていたようでした。めでたしめでたし。

音はそんなに悪くなかったですよ。
難しいことを言わずに雰囲気に浸ってくればいいと思います。


865 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2009/09/20

考えてみれば、ジャズ喫茶って、ジャズ好きのニートが一番やれそうな仕事だしな。
コーヒーの値段を安くすれば、そこそこの音源とオーディオでも開業出来そうで。

今時ニートにやれる商売など無い
定年退職した勝ち組元サラリーマンの店とかミュージシャン崩れの方の店などを何軒か覗いてそう思った。 昔のマスターってマンションの管理人レベルの奴大杉。

結構昔に村上春樹が言ってたな。
僕らの世代は社会に適応できなくっても適当に喫茶店でも開けばやってけたが今の若い人達はそういうわけにいかないって。


前: いつか名無しさんが Mail: sage 投稿日: 2009/09/19(土) 18:53:40 ID: ???
岩手在住の者ですが、この前出張のおり、吉祥寺のメグへ行って参りました。
いつもはベイシーへ通っているのですが、メグへ行って目から鱗、耳から耳栓が取れたような気がしました。
ベイシーは確かに味はあるものの、古くさい音だと思いました。そもそも流れているジャズが全く違うのですが、日本一のジャズ喫茶とベイシーをもてはやす前に、他にも日本一のジャズ喫茶があるのではないだろうかと確信した次第です。

951 : 名無しさん@お腹いっぱい。 : 2010/03/24(水) 11:27:26 ID:Br7WcI7b

ジャズ喫茶は今後、営利目的ではなく、個々のオーディオファンの社交的公開オー
ディオルームとして存在しうるのかもしれないな。

952 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 2010/03/24(水) 20:57:58

ジャズ喫茶は資産10億以上のお金持ちの趣味だよ。

しかもオーナーがカリスマで、客はオーナーを慕って集まってくるサロンのような雰囲気。

音楽好きのピアニストの紅一点がいて、客はみんなその娘目当てで集まる。
そういう店でないと失敗する。
http://www.logsoku.com/r/pav/1169556508/



11. 2013年1月25日 22:59:23 : W18zBTaIM6

吉祥寺 ジャズ喫茶「meg」メグ
投稿者:KJFC2ndAlt 2011年10月20日(木)22時48分50秒


 1970年に開店したジャズ喫茶「meg」のオーナーは、今ではジャズ評論家、
「寺島レコード」プロデューサー、文筆家としても著名な寺島靖国氏。

「メグ」とは「メグミさん」のことでしょうか?

「meg」では70年代には

「ジャズを世界最高の音楽装置で鑑賞する」

ということをお店の基本にしていました。


使われていたスピーカーは38センチのウーファーが2本入った「JBLのオリンパス」でした。(高田馬場のジャズ喫茶「マイルストーン」のものと同じような気がします。)

 80年代には時代の波に押されて

「今まで頑張ってきたが、遂にジャズを断念、今様音楽に転向」

としてクロスオーバー・ジャズ・フュージョンを聴かせる店になった。


 近年は

「ジャズを楽しむジャズ喫茶に変えました。ジャズを楽しみたい人が集まってジャズ話に花を咲かせながら楽しい一時を過ごす。あるいはライブに声援を送る。」

このような店になって来たそうです。 時代を超えてジャズ喫茶が生き残るには時代に合わせて進化をして行くという事でしょう。

オーディオ装置には初心を貫いて現在のスピーカーはドイツ製「アバンギャルドDUO」。
http://9304.teacup.com/kjfc/bbs/t4/1-95

要するに、ジャズ・フリークは音楽はどうでも良くて、雰囲気だけがすべてという事なんでしょうね。


12. 中川隆 2013年1月26日 00:16:06 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6

2010年09月21日(火)
四谷『いーぐる』に行って!著書と音に責任を持っている後藤さんから学ぼう


知り合いだからという分けではない。冷静に考えて、聴く音にまで責任を持っているジャズ本の著者は、四谷のジャズ喫茶『いーぐる』の店主、後藤雅洋さんだけだ。これはエライと思うのだ!

オイラが考えるジャズ本の著者としてのあり方を実践していると思う(ジャズ聴き情報公開)。


「どんな音で聴いての評価なのかが明確」

「読者に再確認できる音空間を提供している」

これ以上、親切なジャズ本の著者がいるだろうか?ここに、ジャズ喫茶の店主がジャズ本を書くご利益がある。

また、オーディオのセッティングに関しても

「聴く人が余計な先入観を持たないように、自分好みのバイアスをかけないようにしている」

というのも、アルバム紹介では大切な要素だと思う。

「知り合いのヨイショ!」だと素直には受け入れられない人がいるから、これ以上は止めるが、その人のメインの再生装置が見えないアルバムレビューには、どこかウソがあると思うのだ。ジャズ聴きの多くは"再生音楽聴き"であることを認識すべきだと、オイラは思うんだけどね(笑)。

「寺島靖国さんもお店を持っているよ」


と言うかも知れないが、寺島さんの場合は、著書と『メグ』のオーディオがリンクしている部分は少ないと思う。

それは頻繁な機材の入替えも原因しているのでは?

何を良しとしているのか?
自分好みのバイアスがいっぱいかかり過ぎているからね(笑)。


もう30年以上前のことだが、今じゃ有名なオーディオ評論家たちは、メーカーのショールームで、毎週のように自分の考える音を、オーディオファンに聴かせていた(もう故人も多いが・・・)。

まぁ、自分の音をプレゼンテーションしていたといってもいいだろう。オイラも新宿や高田馬場、秋葉原のショールームに足を運び、オーディオ評論家の考える音を聴いた。そこで、誰の音に自分が魅せらるのかを体験していったのだ。メーカーのショールームという制約の中でよくやっていたと思う(当時は、比較に外国製品を持込んでもOK!だった)。それは言葉だけでは伝わらない音という課題に、真摯に取組んでいたからできたことだろう。今じゃ殆どない。

彼らが好んで試聴に使うレコードはクラシックとジャズだが、それだけ再生装置の違いが音に出やすいジャンルの音楽だと言えるのでは?

装置の違いは優劣を競うのではなく再生音の違いを楽しむことなのだ
http://ameblo.jp/tommy-jazz/theme-10016143919.html

2009年12月28日(月)

'70年代中旬のジャズ雑誌は、内容もレコードの広告も熱いです(笑)。オマケにオーディオも加熱気味で、相乗効果で雑誌も厚い。「ジニアス」「いーぐる」「メグ」のジャズ喫茶オーディオも今の目線で見ると面白いですね。

センスがいいのは「ジニアス」。VITAVOXを使っているところは泣かせます。アンプ類が特注品なので、全貌が分かりませんが、カートリッジまで特注品というのが興味津々。

「いーぐる」がJBL D130A+LE175+HL-91を使っていたとは・・・(笑)。
後藤さんがD130Aをオイラに薦めた理由が分りました。

当時から、オーディオに入れ込み過ぎない姿勢は変わっていませんね。
アンプが、harman/kardon Citationという選択も、ジャズとオーディオの距離を心地よく保っているシステムだと思います。

オイラが使っているシステムと同系列の音なので、だいたい分りますね。(使用スピーカー・ユニット名しか書いていないので、L45B-S4かどうかは不明。だと思うんですがね、後藤さんは箱を作ったりはしないと思う。今度聞いてみましょう)


問題は「メグ」です。

この時期、寺島さんは「オーディオはお金で解決!」の極みですね(笑)。

メグのスペースにJBL Olympus S8Rはやり過ぎです(人の事は言えないけど)。

いい機材を選んでいるのに品がありませんね〜

寺島さんの音が見えない。今も変わっていないけど・・・(笑)。
まぁ、いい音はしていたと思うんですけどね。
http://ameblo.jp/tommy-jazz/entry-10421680804.html


13. 2013年1月26日 01:44:36 : W18zBTaIM6

skyline_coupe009さん

Q : アバンギャルドのスピーカーはどんな音楽に向いていますか?

見た目のイメージだけですとクラシック向きかな〜と思うのですが、実際はどうなんでしょう?ロックやジャズもいけますかね〜♪

補足 なるほど〜♪
やっぱり分厚い音は厳しいですか・・・
質問日時:2011/6/25 15:11:22

Ans : amagaeru884さん

《ドイツのスピーカーがロックやジャズもいけますかね〜♪》

Nein Nein Nein

吉祥寺のジャズ喫茶「メグ」がエレクトロボイスのジョージアンから ドイツのラッパに換えた。

1度聞いて2度と行かなくなりました。

あれは、クラッシック向きです。高域ばかり強調されて、肝心の中域が薄いのです。

ギターアンプがユニットに紙コーンにこだわるのと同様、パルプ(紙)コーンじゃないとJazzやRockのギターのトーンは出ないし、ベースタッチやバスドラの空気感もさっぱりです。

いっそギターアンプのツインリバーブ2台買って鳴らしてみては?アンプも付いています。

_________

Ans: fuji_mikasaさん

アヴァンギャルドのスピーカーがクラシック向けに見えますか?私には全く見えませんが・・・

アヴァンギャルドのスピーカーでクラシック(管弦楽)を聴いたのですが、明らかに違和感がありました。


アヴァンギャルドのスピーカーは、最廉価モデルでも定価がペア200万円を超す高価格品です。質問者さんがどこにお住まいか分かりませんが、当然、購入の前に試聴なさると思います。その上で「ロックやジャズに向くか/向かないか」を「自分の耳」で判断して下さい。

ここで、

「アヴァンギャルドはドイツのスピーカーだからロックやジャズに向く訳がない」

などと言われて

「なるほど〜♪やっぱり分厚い音は厳しいですか」

などと納得してしまうのでしたら、失礼ですが、ペア数百万のスピーカーを買う資格がありません。他のことにお金を使われることをお勧めします。


=====


「やっぱり所有欲を駆り立てるような、見た目のデザインも重視したいんですよね〜。何かいいのないですかね〜?」

雑誌「ステレオサウンド」を何号か眺めて下さい。

数百万円出せるのでしたら、見た目のデザインが素晴らしく、音も良い (とされている) スピーカーがいくらでも見つかるでしょう。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1165229926

結論はアヴァンギャルドはクラシックにもロックやジャズにも向かないハイエンド・モニタースピーカーという事でしょうね。


14. 2013年3月14日 22:16:52 : W18zBTaIM6


酔狂老人卍さんの口コミ( 60代前半・男性 ) '10/09 訪問


忽地(たちまち)に 春秋(つきひ)は運(めぐ)る 吉祥寺 もはや當地(このち)は 澁谷原宿

頃(ころ)は西暦(せいれき)一千と九百七十年。

米利堅(めりけん)邪惡(よこしま)なる意(こゝろ)起(お)こして越南(べとなむ)を侵掠(おか)し、腰巾着(こしぎんちやく)倭(やまと)は、泡沫(うたかた)の繁榮(さかえ)を貪(むさぼ)る。

巷(ちまた)に吹(ふ)き荒(すさ)ぶは世直(よなほ)し一揆(いつき)の暴風(あからしまかぜ) 。

この年(とし)に始(はじ)まる、銀座(ぎんざ)の漫行極樂(ほこてん)・麥當勞(まくどなるど)。

あの頃(ころ)の若者(わかもの)は、押(お)し竝(な)めて、首(くび)まで米利堅(めりけん)文化(ぶんくわ)に滲(つか)かりながら、米利堅(めりけん)の惡逆非道(あくぎやくひだう)に抵抗(あらが)ふが通常(つね)。

米利堅(めりけん)渡來(わたり)の藍染袴(あゐぞめばかま)を身(み)に纏(まと)ひ、吭(のんど)が乾(かは)かば可口可樂(こかこおら)。

この玻璃壜(びん)は時(とき)に石飛礫(いしつぶて)の代用(かはり)にもなる優(すぐ)れもの。

一揆(いつき)の示威行進(でも)終了(をは)りに屯(たむろ)するはジャズ喫茶(きつさ)。

ジャズのジの字(じ)も理解(わか)らぬ儘(まゝ)、昨日(きのふ)は内藤新宿(しんじゆく)、今日(けふ)は下北澤(しもきた)、翌日(あす)には吉祥寺(きちじやうじ)と行脚(あんぎや)。

ジャズ喫茶(きつさ)夥(あまた)ある中(なか)、就中(わきても)一際(ひときは)名高(なだか)きは内藤新宿(ないとうしんじゆく)『ピットイン』。

厠(かはや)には夥(おびたゞ)しき數(かず)の落書(らくが)き。

その字面(なかみ)は悉(ことごと)くは世直(よなほ)し一揆(いつき)の蓆旗(むしろばた)に等(ひと)し。

内藤新宿(ないとうしんじゆく)歌舞伎町(かぶきちやう)には『木馬(もくば)』なる廛(みせ)も。

今(いま)となりては、衆人(もろびと)巷(ちまた)に溢(あふ)れしも夢幻(ゆめまぼろし)のごとし。

案下某生再説(それはさておき)、この日(ひ)の待(ま)ち合(あ)はせは吉祥寺(きちじやうじ)。

晌(とき)は亥(ゐ)の下刻(げこく)。

當地(このち)は永(なが)らく足踏(あしふ)み入(い)れざりし儘(まゝ)なれば、『久々(ひさびさ)懐(なつ)かしきジャズ喫茶(きつさ)でも』とけしきばむ。

網絡(ねつと)を弄(まさぐ)り、倩(つらつら)、それらしき廛(みせ)を探索(さぐ)れど、高々(たかだか)、指(ゆび)を折(を)りて數(かぞ)ふるほど。

その中(なか)の一軒(いつけん)がこちら『メグ』。

奇(く)しくも創業(あきなひのはじまり)は西暦(せいれき)一千と九百七十年とかや。

これも何(なに)かの縁(えに)しあらば、ふらり覗(のぞ)くことに。

三十六年(みそとせあまりむとせ)ぶりの吉祥寺(きちじやうじ)に往古(そのかみ)の俤(おもかげ)はなく、澁谷(しぶや)にでも迷(まよ)ひ込(こ)みたる心持(こゝち)。

細(ほそ)き路地(ろぢ)なほ殘(のこ)るハモニカ横町(よこちやう)ですら若者(わかもの)だらけ。

僕(やつかれ)、龍宮城(りやうぐうじやう)より戻(もど)りたる浦島太郎(うらしまたらう)、あるいは、狢(むじな)に誑(たぶら)かされたる旅人(たびゞと)に寸毫(つゆ)異(こと)なることなし。

かくて吟(さまよ)ふがごとく漫(すゞろ)に歩(あゆ)み、こちら『メグ』に。
古臭(ふるくさ)き混凝土(こんくり)造築(つくり)の二階(にかい)奧(おく)。

門扇(とびら)を開(ひら)くや下(した)にも置(お)かぬ管待(もてなし)ぶり。

『さァさ、こちらに』と誘(いざな)はるゝ儘(まゝ)、壁際(かべぎは)中(なか)ほどの席(むしろ)に。

なにやら仲間内(なかまうち)の集會(つどひ)らしく、またもや浦島太郎(うらしまたらう)が心持(こゝち)。

客(まろうと)とは云へ、針(はり)の蓆(むしろ)にでも坐(すは)れるがごとし。

周(まは)りは均(ひと)しく、絲竹管弦(しちくゝわんげん)を愉(たのし)しむばかりか、氣配(きくば)りの利(き)ゝ、物事(ものごと)の道理(ことわり)を辯(わきま)えたる大人(おとな)。

しかはあれど、ジャズ通(つふ)と早合點(はやがてん)し、さまざま振(ふ)りしその手(て)の噺(はなし)に、脊(せ)より滴(したゝ)り落(お)つる一石(いつこく)ほどの脂汗(あぶらあせ)。

紅(くれなゐ)の大(おほき)な喇叭(らッぱ)は獨逸(どいつ)アバンギャルド製(せい)アコースティック。

絲竹管弦(しちくゝわんげん)には通(つふ)ぜざるも、その音(ね)は、只顧(ひたすら)に、太(ふと)く柔(やは)らかく伸(の)びやか。

切支丹宗門(きりしたんしゆうもん) の經典(きやう)に云ふ、『エリコの喇叭(らつぱ)』を髣髴(おもはす)。

すなはち、『ヨシア記(き)』に云ふ、

『是(こゝ)において民(たみ)よばゝり祭司(さいし)喇叭(らつぱ)を吹(ふ)きならしけるが、 民(たみ)喇叭(らつぱ)の聲(こゑ)をきくと齊(ひと)しく、みな大聲(おほごゑ)を舉(あ)げて呼(よ)ばゝりしかば、石垣(いしがき)崩(くづ)れおちぬ。』

廛(みせ)の主人(あるじ)は『寺島靖國(てらしまやすくに)』と云ふその筋(すじ)では名高(なだか)き人。

こちらに集(つど)ふ民(たみ)は皆(みな)彼(かれ)を慕(した)ふ絲竹管弦(しちくゝわんげん)好(ず)き。

絲竹管弦(しちくゝわんげん)、就中(わきても)ジャズ嗜(ず)きなれば、居心地(ゐごゝち)頗(すこぶ)るよく、ジャズに疎(うと)き者(もの)にも優(やさ)しさ横溢(あふ)るゝ廛(みせ)。
http://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13088764/dtlrvwlst/2050975/


15. 中川隆 2013年3月23日 13:35:00 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6

天才ピアニスト ヴァン・クライバーンとは何だったのか? _ アメリカ人には音楽は理解できない
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/430.html

16. 2014年3月08日 19:09:52 : 2D6PkBxKqI

—なぜ夜のお店ではジャズを流すのか。


 ジャズが流れている店は多い。

 最近はどんなジャンルの店に入ってもジャズをBGMに使っているのをちらほらみるようになった。カフェー、服屋、イタリア料理屋、フランス料理屋、居酒屋、小料理屋、てんぷら屋、韓国料理屋や寿司屋でさえも。

 この圧倒的なシェアを見ている限り、日本でジャズは非常に親しまれているかのように思える。ジャズは、世間に浸透している。

 本当にそう思う?

 

 実はこうしたジャズが流れている店の殆どが、音源を有線放送に頼っている。有線というのは便利なもので、音楽にたいして興味がなくても、それらしく音楽をあつらえて、コンスタントに提供してくれる。だから店主もアルバイトの店員も、そのジャズが誰の演奏か、ブルーノートだとかプレスティージだとかを誰も気に留めない。もっと言うと、ビバップだとか、ハードバップだとか、ウェストコーストだとか、さらに、ピアノトリオだろうが、三管編成だろうが、全く頓着がない。ジャズのミュージシャン五人あげてごらんって尋ねても、多分彼らの半分以上は答えられないだろう。

 有線でジャズを流す店の多くは、こだわりというか、屈託が全くない。逆に、ジャズに「こだわり」のある店は、大抵自前で用意したCDやLPを持っている。

 従って、夜の街で「ジャズ」がBGMとして流されているからって、それはジャズが市民権を得たということにはならない。

 現在ジャズが店先で流される音楽として人気を博しているのは、ジャズが理解されているからではなく、理解されてないからではないかとさえ思う。BGMは、会話の邪魔になったりしてはいけないから、出来るだけ意識に上らない方がよい。ジャズの理解不能性が、BGMとしてちょうどよいのではないか。

 単なるBGMの枠を超えて、店主が音楽にも気を使っているようなイマドキのスタイリッシュな店で人気があるのは、残念ながらジャズではなく、クラブミュージックだとか、アシッド的なものとか、テクノ的なものとか、MPBであり、断じてジャズではない。

 ジャズ喫茶では相変わらずジャズを聴かせてくれる。だがそれとこれとは別の話で、アンテナの敏感な人間にキャッチされる音楽の中で、ジャズはもうそれほどの地位を占めていない。今やジャズは、凡百の店で、消費されるだけの存在になりつつある。

 

 ひと言でいえば、有線で流されるBGMのジャズは、日本から輸出した浮世絵が、ヨーロッパで包装紙に使われたのと同じようなものである。

 あるいは、我々が英字新聞などを「オシャレな包装紙」として使うのと同じ。

 何が書いてあるのかよくわからないけど、ぐにゃぐにゃしている黒いこれはきっと文字だよね。それに、絵は色遣いがとっても綺麗。よくわからないけど、すごくきれいだよ、これ。包み紙にちょうどいいんじゃね?

 みたいなノリで、19世紀のヨーロッパで、浮世絵はこうした包装紙的な使われ方をしていた。ファインアートとして扱われたのではなく、あくまで消費財である。もちろんヨーロッパの画家達の中でも勘の鋭いものは、そこに西洋芸術の文法にはないアプローチを汲み取ることは出来た。

 そのエッセンスを彼らは自分の芸術に取り入れ、それが印象派の発展のもとになったのは確かだ。しかし、浮世絵が印象派の先祖とは言えないのはこうした出自の事情による。あくまでも浮世絵は、素材として「発見」されたにすぎない。

 落ちてくるリンゴを見てニュートンが万有引力の理論を発見したからといって、ニュートンの師匠がリンゴだとは、誰も思わない。「インスパイアされる」というのはそういうことだ。印象派の発展に日本人が寄与していたと、現代の我々日本人は自らの愛国心ゆえに思いたがるわけだが、残念ながらフランス人は同意してくれないだろう。

 作り手が志向していた目的とは別の形で使われる、ということはままあることだ。
 ジャズが飲食店にて広く用いられているのはそれと同レベルの話ではないか。

 ジャズは、ジャズとして理解されているから用いられているのではなく、理解しにくく、それゆえに無視しやすいものであるから使われているに過ぎない。

 

 ただ、そこにあるBGM。それは壁紙と同じだ。
 壁紙のようなものだ。※

 壁紙の柄に必要な条件はなにか。

 歴史を辿ってみると、例えばローマ時代やバロック時代には壁一杯にストーリー性のある「壁画」が描かれていた。こうした壁画というのは具象すぎるのである。意識に入りすぎる。現在、我々の家にある壁紙というのは、元のモチーフがかすかにわかるようなわからないようなテキスタイルが主流である。あれは、居住者に殺風景な印象を抱かせず、しかし邪魔にならないという効果の点では、壁一杯の極彩色の壁画より優れている。

 それと同じ事で、店に流れている音楽が、例えば、オペラや交響楽だとするとどうだろう。そちらが主になって、会話の妨げになるだろう。いわゆる歌謡曲もそうである。どうにも言葉が入っているものは、時に会話を邪魔しがちであったり、意識に上りやすい。

 いわゆるバップ・イディオムは、「コード」の項で述べたことがあるが、曲のトーナリティーの束縛から放散する傾向のある音楽である。一曲としての起承転結よりも、瞬間瞬間の微分的変化が優先される。もちろん、ジャズに起承転結要素がないとは言わない。しかし他のジャンルほどは優先されない形で発展したのは確かだ。
 それこそが、やや遠景において見た時に人の意識を邪魔しない、現在のポピュラリティの要因となっている。

※ そういえば、イギリス英語ではBGMのことをwallpaper musicというらしい。まさに今自分が言ったことが、ひと言で表せてしまった。

 

 しかし、ジャズは本来「読まれる」べき音楽である。近景において、フレーズの一つ一つを追いかけてこそその意味がわかるもので、ジャズを聴く人間は、そのように音楽を聴いている。

 そういう意味で、本来の聴かれ方をせず、「世間に流布」している今の状況というのは、ジャズファンの自分からすると、いささか苦々しい。

 音楽にあまり興味のない人に、「趣味はジャズです」とか言うと、「わ〜おしゃれなんですね〜」とかいう返事が返ってくる。

 とんでもない話だ。
 本当にジャズなんてオシャレなのか。
 大体君の目の前に居るこのむさいおっさんは何だ。
 明らかにオシャレではないだろうが。
 じゃあジャズ=オシャレという前提との論理的矛盾は、いいのかそれで?

 と、説教するわけにもいかず、弱々しく微笑むしかない。こういう場合、興味の無い話題によくぞあわせてくれたと、むしろ我々は感謝しなくてはいけないのである。

 消費する側と、消費される側の間には、絶望的な懸隔がある。そして、それは残念ながら年々距離を広げつつあるのだ。
http://www.geocities.co.jp/halfboileddoc/jazz/15-01syouhi.html


17. 2014年3月08日 19:20:49 : 2D6PkBxKqI

若い方、ジャズって聴きます? 2008


このページ読んでるひと、「ジャズ」って聴きます?

まあ、若い人にはあんまり人気ないジャンルですよね。

人気のない理由は多分、メッセージ性の無さとだらだらと長いって事だと思います。

あと親父臭さと暗っぽいとこ。

まあ、聴かない理由としてはこんなとこだと思います。

たまに「私聴きます。」って人がいても、

「じゃあ誰が好き?」って聞くと、

「あ、誰とかじゃなくてカフェとかで流れてて心地いいって意味で。」

それは「ジャズ」ではなく、「BGM」です。


ジャズの妙は「ベース」にあり。


おしゃれなカフェなんかでかかってるジャズっていうのは大体小っさ〜な音で、たまに聴こえるのはトランペットやサックスの音だけ。あとはドラムのソロくらいですか?

まあ、これくらいの音だったら食事や買い物の邪魔にならないだろうという程度に
ボリュームを絞ってあるわけです。

これを以ってして「ジャズが好き。」というのはちょっと違うわけで。

何故ならそんな小さい音では、「ベース」の音なんて絶対に聴こえないからです。

ジャズバンドで絶対に前に出ず後ろで地味〜にリズムを刻んでいるベースにこそ
ジャズの奥行きがあるのです(と私は思っています)。

たまにバカ高い音響機器を置いてあるジャズ喫茶や、ライヴに行くと、このベースの一音一音が鮮明に響いてきて私の横隔膜を揺らしますが、これは他の音楽には無い感覚で、これをもって「ジャズ」とも言えるわけです。


で、ベーシストといえば・・・。


まあ、そんなジャズベースの中で私が好きなのは、スコット・ラファロ、チャールス・ミンガス、そしてロン・カーターですか。

みんな有名どころなんですが、特にスコット・ラファロはビル・エヴァンスとのトリオが秀逸ですね。

このトリオの妙はインタープレイと言って、本来リズムセクションであるベースとドラムがピアノと会話をするというか、単なる拍子を刻むだけにとどまっていないというか・・・。

芸人でいうとボケとツッコミの区別がない漫才コンビという感じですか。
みんながその時々で主役を張る、そんな感じです。

そんな彼のアルバムの中で、私が個人的に好きなのは「サンディ・アットザ・ビレッジヴァンガード」というアルバムです。
これはライヴ盤です。

この盤が好きな理由は、音楽もさることながら合間合間に時折聞こえる皿とナイフ(フォーク?)のあたる「カチャカチャ」という音があること。

この音が「日曜日の夜」、「ジャズライヴを見ながらの幸せな夕食」みたいなイメージを連想させ、聴いていると本当にリラックスした気分になります。

スコット・ラファロの続き


以前その「サンディ・・・」についてスウィング・ジャーナル(ジャズの専門誌)に載っていた裏話。

この「サンディ・・・」というアルバムは、まだビル・エヴァンスのトリオが世の中に認知される前のレコーディングだったため、ライヴに人が入らず、急遽身内や知り合いに(ライブに)来てくれるよう頼んだんだとか・・・。

そういう情報を知ってからこの盤を聴いてみると確かに拍手は疎らだし、どおりでナイフと皿の触れ合う音も鮮明に聴こえるわけです。
ただ、そのまばらさがこの盤のたまらない魅力であることも確かです。
あてもなくふらっと入ったジャズクラブで、まだ早い時間なので演奏者もリラックスしてやってるといった感じで。
この録音は1961年10月。
ベーシストのスコット・ラファロはこの演奏の10日後、交通事故で帰らぬ人となります。

帰らぬ人といえば・・・。


ジャズと聞くと何となくアヤシい雰囲気があって、結局その雰囲気が転じて「大人」的な要素を醸し出していると言っても過言ではありません。

現在はジャズをやる人もみんな優等生になってしまった感がありますが、一昔前のジャズミュージシャンは結構破天荒な生き方をしていて、このへんの「アヤシさ」が彼らの演奏する音楽に一層の「艶」を与えていたように思います。

そして彼らジャズマンの破天荒さは彼らの死に様にも顕われています。

例えばトランペット奏者のリー・モーガン。彼は演奏も天才的だったのですが、容姿もずば抜けていて、それ故にスキャンダルにも事欠きませんでした。
その挙句、彼は何とステージの上で、愛人に射殺されてしまいます。

殺されると言えばこれも「天才」と呼ばれたベーシスト、ジャコ・パストリアスは、若くして撲殺されこの世を去っています。

「麻薬」も貴重な才能を殺す道具でした。

有名どころでは「バード」の異名を取ったチャーリー・パーカーは麻薬漬けの人生でしたし、コルトレーンもマイルスも全て麻薬の洗礼を受けています
(彼らの死因は麻薬ではなかったのですが。)。


もう一度「基本」(ベース)に戻って・・・。


まあ、人が死ぬ話はこれくらいにして、もう一度ジャズにおけるベースの話に戻しましょうか。

皆さんもご存知のとおり、ジャズにおける「ベース」というのは、クラシックで言うところの「コントラバス」のことですよね。

ただ、クラシックと違うのはその演奏方法。

クラシックは弦を弓で擦って音を出す「アルコ奏法。」

一方ジャズの場合は殆どの場合、弓を使わず弦を指で弾く「ピチカート奏法」が主流です。

敢えて主流の演奏方法は採らず、亜流の方法で演奏するというのはいかにも「ジャズ」って感じで好感が持てます(笑)。

よく「ジャズとはどんな音楽を指すのか?」という問いに対して、評論家が黒人のDNAに根ざしたリズムがどうだとか、思想がどうだとか小難しく語っていますが、私としては「ベースを指で弾く人がやっている音楽」これでいいと思うのですが・・・(笑)。

ただ「ベースの弦を指で弾く。」という行為は痛そうです。
よくライヴを見に行って、弾いているのを見るのですが、弾いている指もさることながら、コードを押さえる反対の手も弦の上をせわしなく行ったり来たりして、

「この人はこうして人前に出るまでに何度指の皮がむけたことだろう。」

と同情してしまいます。
でその人の横には青筋を立てて踏ん張っているトランペッターが・・・。

この人は脳の血管に相当のダメージを与えているのだろうな、などと考えていると
なかなか演奏の方に集中することが出来ません(笑)。

ベーシスト「ロン・カーター」のライヴに行って来ました。


ちょっと前、ベーシスト、ロン・カーターのライヴに行って来ました。

この人ジャズ界では大御所中の大御所です。

ジャズの世界ではそういう人のことを「ジャズ・ジャイアンツ」と言うのですが、存命中の「ジャズ・ジャイアンツ」はもう数えるほどしかいません。演歌の世界で言えば「北島三郎」先生あたりです。

で、その時の感想。

演奏はあまり覚えていません。と言っても良くなかったわけではなく、もちろん素晴らしい演奏だったのですが、やはりベーシストなので、いつものジャズのライブより幾分か、いえ大分ベースが前面に出てたかな(笑)みたいな演奏でした。

ただ、感心したのは彼の着ていたスーツ。
演奏するために彼は私のまん前を通ってステージに上がったのですが、彼の着ているスーツには少しの皺もなく、ぱりっとしたものでした。
特に猫背の背中にぴったりと寄り添い、少しのしわも見受けられなかったのを目の当たりにして、

「めちゃくちゃ高いんだろうな〜、このスーツ。」

とあまり着るものに興味のない私をも(冗談です。)うならせる一品でした。
既製品ではこうはいきませんよね。

演奏後、彼はCDを買ったひとりひとりにサインをしてくれたんですが、丁寧に「THANKS!」という文字と、合掌のお辞儀をしてくれました。

スーツ同様の感動でした。
さすがジャズ界のサブちゃん!

スイングジャーナルの休刊。


これを見ている方の中にもご存知の方がいらっしゃると思うのですが、ジャズの情報誌「スイングジャーナル」が2010年6月19日をもって休刊になるそうです。

ニュースでは「休刊」となっていますが、インターネット上では既に「廃刊」の文字の方が多い現状です。

かく言う私も5年ほど前から毎月購入していまして、ジャズの知識を深めるのに利用していました。私にとって「スイングジャーナル」は新譜紹介の記事が特に役に立ちました。

「スイングジャーナル」を知らない頃は何も情報がないままCDショップに行き、
手当たり次第にCDを購入しよく失敗をしていました。この場合の失敗とは、「駄作」ということではなく(初心者の私が良い作品かそうでないかわかるはずも
ないですし、おこがましい限りです。)自分の理解出来る領域がそうでないかという意味です。

スイングジャーナルはそれをある程度判別する手助けになりました。
ただこの雑誌(あくまでも私感ですが。)、初心者には非常にとっつきにくい雑誌です。

たとえるなら一見さんお断りの割烹料理店みたい。

はっきり言って「これからジャズを聴いてみようかな。」という方には難しい雑誌でした。

本当は逆だと思うんですがある程度ジャズを聴いてからでないとこの雑誌を読み砕けません。
私自身もこの雑誌の隅から隅まで読んでいるかといえばそうではなく、特にオーディオ機器の紹介の記事なんかは(わかる人はわかるんでしょうが、)何がなんだかさっぱりわかりません。
出版不況ということもあるのでしょうが、この雑誌特有の「門戸の狭さ」も休刊(廃刊?)に至った原因ではないでしょうか。


スイングジャーナルの休刊。その2


そのスイングジャーナルに載ってたと思うんですけど、全世界の音楽を聴く人のうちの何パーセントがジャズを聴いてると思いますか?

なんと多く見積もっても3パーセントくらいらしいです。

100人音楽を聴いてたらそのうちの3人しかジャズを聴いてない・・・。

そう考えると、今回のスイングジャーナル休刊も致し方なしって感じがしてしまいます。

何故こんなに人気がないのでしょうか? 

先述したようにちょっと街に出れば下手なJ POPよりも流れている頻度は高いのに・・・。

色々考えてみたんですが、意外にシンプルな原因なんじゃないかと・・・。

たとえば歌詞が無いというところとか。

もちろんジャズボーカルという分野はありますが、基本的にジャズといえば4人〜6人でやるインストゥルメンタル・ジャズの方がポピュラーです。

で、歌詞が無いということになるとどこで盛り上がっていいのかわからないというところに案外理由があるような気がします。

私には高校1年生の息子が居るんですが、これが寝る前の1時間ほどメディアプレーヤーを聴きながら大きな声で歌っています。

そんなカラオケボックス世代の若い人間にしてみると「参加出来ない」音楽に興味が湧かないのも無理がないかも知れませんね。
振り返ってスイングジャーナルですが、ただでさえ歌詞のない音楽ジャンルの良さを文章で伝えるというのは至難の技だと思います。

それにもかかわらず私が(スイングジャーナルを)買い始めた5年前から内容もレイアウトも殆ど変わっていない。
たぶんそれ以前からも変わっていないのでしょう。
私の部屋には5年前からのスイングジャーナルが並べてあるのですが、表紙だけとってみても、同じアーティストが表紙を飾ることの何たる多いことか!

このあたりを考えても今回のスイングジャーナル休刊は当然の帰結と言えるのではないでしょうか。
敢えて辛口なことを書きましたが、本音を言えば、廃刊ではなく休刊であって欲しいと願う今日この頃です。

酒の肴。


私は酒が好きでよく飲むんですが、中でも芋焼酎が大好きです。
それもロック。でかい氷を一個グラスに入れて焼酎を注ぐ。ちょっと汚いんですが人差し指でちゃちゃっとかき回し、立ち上ってきた香りを嗅ぐ。で、一口二口と喉に流すと、少し間をおいて胃の中が「ずしっ」と暖かくなる。
たまりませんね。こういう瞬間。

で、こんな時、音楽があればいいと思いませんか? 

いいのがありますよ。
サド・ジョーンズ(THAD JONES)の「マグニフィセント」(MAGNIFICENT)と言います。

このサド・ジョーンズはトランペッターです。彼の兄弟もジャズ界では有名なアーティストです。

そう言えばジャズ界では結構兄弟でジャズメンという人がいます。

有名どころではランディとマイケルのブレッカー・ブラザーズ、ブランフォードと
ウイントンのマルサリス兄弟(他にも兄弟はいますが、他の兄弟はあまりぱっとしません。)です。

このジョーンズ家は3兄弟でしかもみんな偉大な業績の持ち主です。
長男はハンク、ピアニストです。彼については後述します。そして次男がサド。三男がエルビンでドラマーです。

三男のエルビンは1960年代の初め、かのジョン・コルトレーンと組んで数々の名盤を残しました。
彼は1966年に来日した際、麻薬所持の疑いがかけられました。

そして嫌疑が晴れるまで日本に留め置かれることになり、その間に日本の妻を娶り
日本人の友人を多く作りました。日本とはかかわりの深いドラマーです。

さて話はサドのアルバムに戻りますが、この中で最も気持ちよく酔えるのは、
1曲目の「パリの4月」という曲です。

テンポといい曲の雰囲気といいちょっとほろ酔いになった頭に心地良く、月並みな表現ですが、幸せな気分にさせてくれます。

一つ玉に瑕なのは、1曲目の曲だという事でしょうか。
この曲と同時に飲み始めたら終わるまでにはまだ酔ってないでしょうし、本格的に酔い始めてからではこの曲の持つ脱力感プラス高揚感みたいなものが半減してしまうし・・・。
欲を言えば、焼酎がしっかり胃の腑に落ちて、幸せな暖かさが徐々に上がってくる、その過程でこの曲が始まる、そんなのが理想なんですけどね。
そんなに都合よくは行きませんね・・・(笑)
http://www.fukuryo.com/blog/index.cgi?blog=2



18. 中川隆 2014年3月08日 19:42:10 : 3bF/xW6Ehzs4I : 2D6PkBxKqI


「なぜジャズは人気がなくなったのか?」

1 :6本指のテイラー:2006/07/28(金) 23:27:44 ID:6r8d9jeZ

ジャズを聴かなくなって5年ほど経ちます。
毎月毎月スイングジャーナルで紹介されるジャズを聴いても魅力を感じなくなりました。
最近のジャズって終わってませんか?


252 :いつか名無しさんが:2008/07/09(水) 15:14:34 ID:???

ジャズに魅力がないというのは聞き捨てならないね。
60年代までのジャズは素晴らしい、それから後のエセジャズが糞というのなら同意だ。

15 :いつか名無しさんが:2006/12/14(木) 23:41:40 ID:kUhiqoze

もう50年も前に死んだ音楽だから、今の人が聴いても刺激が少ないだろうな・・・


65 :いつか名無しさんが:2008/02/23(土) 00:21:39 ID:???

確かに最近のジャズ、21世紀以降はつまらない。
体ではなくみんな脳ミソで演奏している感じ。
でも毎日ジャズは聞いているよ。でも60年代以前ばかりだ。

85 :いつか名無しさんが:2008/04/13(日) 16:21:25 ID:???

最近のジャズって本当に終わってるよな


87 :いつか名無しさんが:2008/04/13(日) 17:45:26 ID:???

ジャズは昔のだけ聴けばよい

352 :いつか名無しさんが:2009/08/31(月) 07:54:01 ID:???

巨人たちが死んでから急速に衰退した。
衰退したから金にならない。金にならないから才能ある人が集まらない。
完全に斜陽産業。ジャズは死んだ。


167 :いつか名無しさんが:2008/04/17(木) 17:35:30 ID:???

過去の作品が今でも売れるのは、それらが真に迫って実を成してるから。真実があるんだ。


102 :いつか名無しさんが:2008/04/15(火) 12:42:42 ID:HQ+DVg4W

美味しいのは35年辺りから50年前半。
聞きやすく取っ付きやすいのは50年後半。
50年後半までがジャズ。それ以降はジャズと呼ばれてるだけの商業音楽。


263 :いつか名無しさんが:2008/07/17(木) 01:09:32 ID:???

60年以前のジャズって例えば?


72 :いつか名無しさんが:2008/04/12(土) 21:39:24 ID:aHwcJvHS

ルビーブラフ、ジョーブシュキン、
1930年代〜40年代のテディーウイルソン、ナンウエィン、リーワイリー、ミルドレッドベイリー、フランキートランバウアー、
バスターベイリー、テイタム、ベニー・グッドマン、ジョンカービー、チャーリークリスチャン、
マキシンサリバン、エリスラーキンス、シドカトレット、ジョージョーンズ、エリントン、
ピーウィーラッセル、シナトラ、エドモンドホール、ジミーブラントン、ボブエバリー、

ジャズは30年〜50年代前半までで十分。それ以降は聴く価値ないな。

38 :いつか名無しさんが:2007/02/18(日) 02:16:17 ID:???

60年代以降なんも進歩してないもんな・・・
そりゃあ、魅力感じないわ


42 :いつか名無しさんが:2007/04/03(火) 12:52:05 ID:???

そうだな。 最近のジャズはつまらないな。
チャーリー・クリスチャンが出てきた時に、すでにジャズは終わったと思ったな。
もう大分前になるな。


41 :いつか名無しさんが:2007/03/26(月) 22:48:47 ID:fyKq/kBx

才能ある若者はJAZZになんか来ないしな


25 :いつか名無しさんが:2006/12/15(金) 14:32:36 ID:bwoRdPeH

音楽は昔から現状に不満をもった人の中から天才が出てきて新しい音楽ができてきました。
不満をもったことは、一歩前進ではある。


18 :いつか名無しさんが:2006/12/15(金) 00:43:19 ID:???

いい音楽ってどんな音楽なんだろう・・・?


22 :いつか名無しさんが:2006/12/15(金) 11:17:21 ID:???

下手くそばっか聴いてるからジャズが終わってるように感じるんだろ?


56 :いつか名無しさんが:2007/09/06(木) 13:51:04 ID:???

諸君らが愛してくれたジャズは死んだ!なぜだ!


55 :いつか名無しさんが:2007/09/05(水) 23:53:46 ID:???

マイルスみたいな世界レベルのアイドルがいないからさ


73 :いつか名無しさんが:2008/04/12(土) 21:56:08 ID:0/98+fQ4

大御所がいなくなっただけで帝王扱いされてきたマイルスを筆頭に良い演奏してる奴がいるとは思えない。
ビルエバンス、ジョンコルトレーン、ソニーロリンズなんてのも聴くに値しないよね。ジャズを知らない素人が飛びつくくらいなもの。
ビックネームばかり追いかけてるならそれでもいいかな。
そういう人がほとんどでしょうから。


89 :いつか名無しさんが:2008/04/13(日) 20:28:47 ID:gd/BxUbo

マイルス・エバンス・オスカーピーターソン・コルトレーン・パーカー・ロリンズ
確かにこの辺を聞いている人はジャズの知識や歴史というものよりも聞き方を知らない無知な人と素人が多いね(苦笑)

122 :いつか名無しさんが:2008/04/16(水) 11:19:15 ID:BpzEEz4k

ほとんどの人が雰囲気、夜のムードに合う、インテリな感じに浸れる、大人になった感じが得られるなど、ちょっとしたきっかけで興味を持ち入門する。
ラジオやTVでバックに流れている曲が気になりそこから入ることもある。
最新ジャズに興味を持つとモダンは避けてと通れないカテゴリーだが、ここでほとんどが止まる。

234 :いつか名無しさんが:2008/07/02(水) 21:35:31 ID:AxHg4lPo

20代の頃は浴びるほど聴いてたコルトレーン、聴かなくなったな〜
単に音出してるだけやん、て時間が長すぎると思うようになった。
今はどうもジャズってのは30年代・40年代がピーク、50年代が爛熟期、60年代が最後の輝きって感じを持っている。まあそれでいいと思うけど。
レスター・ヤングからパーカーへ、俺にしたらそのへんがジャズの旬。


235 :いつか名無しさんが:2008/07/02(水) 21:39:10 ID:???
↑わかります。
31歳ですが、最近ほぼそのような考えに至りました。
異論はたくさんあるでしょうが…

309 :いつか名無しさんが:2008/08/19(火) 07:25:17 ID:???

日本でのジャズリスナーの比率は下がっている


310 :いつか名無しさんが:2008/08/19(火) 08:00:39 ID:???

市場的に魅力がないから、レコード会社も資本を投じてスターをつくろうとしてないからね。
ジャズ、マニアすぎるよ。


311 :いつか名無しさんが:2008/08/20(水) 16:11:51 ID:aVpZomJ6

スタンダードも久しく生まれてないしな


302 :いつか名無しさんが:2008/08/17(日) 21:23:29 ID:???

なんにしても、ジャズはわかりにくい。
誰がどんなことをやってるのかすら、わかりづらくなった。
スターがいれば、あれこれと言えるんだが

295 :いつか名無しさんが:2008/08/17(日) 06:17:49 ID:???

とにかく影響力のあるカリスマとかスターとか、不在なんだよね

299 :いつか名無しさんが:2008/08/17(日) 18:25:15 ID:SPZKWn0i

カリスマ現役スターがいないんだよな・・・・・
昔のような、マイルスやコルトレーン・エヴァンス・モンク・・・・
などが一緒の時代演奏してたわけだから・・・・
などのような「絶対」と言えるカリスマが居ないから・・・・・
今のジャズファンも可哀想といえば可哀想・・・残りカス聞いてるようなもんだから


288 :いつか名無しさんが:2008/08/15(金) 20:45:11 ID:Og0tRlh

ジャズが死んでもう数十年以上経ってしまった。
今のジャズはその遺産でかろうじて細々と食ってる
ワーキングプアーのような音楽だ

248 :いつか名無しさんが:2008/07/09(水) 07:06:53 ID:???

Jazzはレトロな感じがいいのであって、新しいJazzを聞くなんて野暮でしょ


名前:   投稿日:2010/4/19 at 00:30

学生時代に、全盛期の曲をまとめて聞いたことがあるが、正直なところ退屈なのが多かった。基本的にラッパ系ソロが好きになれんかった。一番いいのはピアノ3ピースバンドってことだな。逆にビッグバンドもいい。
これはオレの趣味だが、60年代当たりのアメリカ映画で使われるような、ストリングス主体の音楽が好きだな。ジャズではないけど、ジャズのテイストが十分に入ってるような感じ。R.O.Dのサントラ聴いたら、結構ハマったしな。それと、カウボーイビバップはジャズっぽいが、ブルースの系譜だと思うぞ。

名前:世界@名無史さん 投稿日:2010/4/19 at 10:15

イベントでジャズライブは多くなってる。
日本ではお祭りのBGMとして受け入れられているやうだ。
賑やかだからかな
http://120.hp2.jp/?p=3326


60年代のアングラ文化であるジャズ喫茶は今や絶滅危惧種です。
今から思うと大音量で流れるジャズを一人で聞きにいくなんて根の暗
い行為は自己満足の陶酔の世界以外のなにものでもないですね〜。

私がこういうところに出入りしていたのは10代〜20代の初頭。
生意気盛りのガキだったころですよ〜。おっさんらに交じって難解なジャズ
をわかったようなわからんような顔して意気がって聴いてましたっけ。(笑)
http://border7.exblog.jp/22034843/

ジャズはアホ音楽で中身なんか最初から何も無いんだけど、中身が無いものを必死に理解しようと頑張ると、難解だから自分の能力では理解できないと思ってしまうんですね。

最近はジャズを聴く人も殆どいなくなりましたね。中身の無いものが淘汰されるのは当然でしょう。


19. 中川隆 2014年3月08日 20:34:19 : 3bF/xW6Ehzs4I : 2D6PkBxKqI

ジャズが難解に聞えるのは中身が無いから


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 公式サイト│ムービー
http://www.evangelion.co.jp/trailer.html

2012年11月21日

突出した難解さと中身のなさ──エヴァQ非ネタバレ感想


エヴァンゲリオンQが公開されました。

劇場で僕がエヴァQがに対して抱いた感想は以下の3つだけです。


つまらない。

意味がわからない。

しかも、わざとそう作っている。


新劇から入った人で「つまらない」「意味がわからない」という感想に反対する人は恐らく少ないでしょう。

Qはまぎれもなく意味不明の、つまらないアニメでした。


どこかで見たような凡庸な新キャラクター、ダサさ満点の新エヴァや新兵器、全く何の説明も挟まれないまま進む不条理なストーリー、合理性の欠片もないキャラクターの行動、両手の指で収まらないほどの過剰な新語、そして全く回収されない伏線に意味不明のまま終わるラスト。


まごうことなきつまらない作品です。
「つまらない作品」というタイトルをつけて美術館に飾りたいほどのものです。


エヴァQのつまらなさは群を抜いています。「凡庸」とか「駄作」とかそういう域を超えて、テレビの砂嵐程度の娯楽性しかありません。確かに巨大ロボットやキャラやピアノがぬるぬる動くのは楽しいですが、そいつらが何故動いているのかが全くわからないわけですから、テレビの砂嵐以上アリの行列以下といった所が適切な評価ではないでしょうか。


では何故こうもつまらないのか。


ここで「納期が足りなかった」とか「庵野監督の才能が枯渇した」という安易な答えは選びたくありません。というか、仮に予算が1/10で監督がそこらへんの映像学科の大学生でも、もっとマシなものは作れます。エヴァQは「駄作」という枠を大いにはみ出すほどの、それほど本当に、徹頭徹尾、完全無欠に、つまらない作品です。


ですのでこれを「頑張ったけど失敗した」作品とみなすのは恐らく間違っています。庵野監督がその溢れる才能全てを費やし、意図的につまらないものを作っているんだ、と考えるのが妥当な考え方でしょう。


ではなぜ庵野監督はこんなにつまらないゴミを作ったのか。


それはエヴァQを見て「な、難解だ!これでこそエヴァだ!」と大喜びで騒いでいる、あなたたちに対する怨嗟と憎悪ゆえではないかと僕は思うのです。


「エヴァは難解だ」という今や常識とも言えるテーゼは、EOE以降に広まりました。

その後15年間、「エヴァ」はその内容ではなく、むしろその難解さをもって語られてきたように思えます。「文学的」「難解で哲学的」などといった陳腐なエヴァ評を僕は15年間で腐るほど見てきました。


そしてオタク業界もエヴァを真似た無駄に難解な(しかし中身のない)アニメ・漫画・ゲームを量産してきました。

現にインターネットではエヴァQの解読が花開いてます。猫も杓子も、作中でこれ見よがしに示された意味深な新語や登場人物の一挙手一投足にナンヤカンヤと説明をつけています。

全体の無内容さを指摘すれば

「それは読み込みが足りない」

などという鼻息荒いウエメセ発言が飛んでくる始末です。

「良くも悪くもこれこそエヴァ」などという台詞も散見されます。


というわけでエヴァQを大真面目に解釈しようとしてる謎豚のみなさん。糞で顔を洗って目を覚ましましょう。エヴァQは明らかに、内容のない、難解なだけの、つまらないアニメです。
http://blog.livedoor.jp/omaenoteki/archives/20168180.html


現代アートは新興宗教。そして、それらが難解なのは中身がないからだ。12年1月20日

日本を代表する現代アート作家として村上隆がいる。彼の巨大なフィギュアは約16億円で落札された。ルイ・ヴィトンの商品に使われたお花キャラクターなどのポップな作品群は一般にも知られている。

一目で分かるが、それらは日本のオタク文化をコピーしたもので打ち震えるほどの斬新さはない。にもかかわらず彼は、自分の母体のオタク文化を含む「クールジャパン」を、朝日新聞紙上で、海外ではまったく認知されない文化で、広告会社が公的資金を得るための流言だと切り捨てていた。

私は、クールジャパンが流言か虚像かなどどうでもよい。何故なら、現代アート自体も虚像だからだ。村上隆が朝日新聞紙上で展開した「クールジャパン」批判は馬鹿が馬鹿をののしっているようで滑稽だった。

一般の多くの人が素直に感動できるものが芸術だ。感動できないものは芸術ではない。だから現代アートは芸術ではない。私の定義では、アニメも立派な芸術だ。そのオタク文化をつまみ食いして認められながら、オタク文化を馬鹿にしている村上隆がオタクたちに敵視されているのは当然過ぎる帰結だろう。オタク文化は美術評論家が賛辞して生まれたのではない。多くの一般人が良いと思うから良いので、それが真の芸術であるゆえんだ。

私は現代アートは新興宗教だと思っている。キリスト教、仏教、イスラム教などの大宗教は、人間の本質から生まれ、その教義は誰でも素直に理解できる。しかし、新興宗教は違う。奇をてらったり、恐怖心を煽ったりして人心を取り込もうとする。新興宗教の教祖である作家も似たことをしている。昔、村上隆のドキュメンタリーを見たことがある。彼の制作の現場は、まさしくオームのサティアンで、盲従する多くの若い弟子たちを恫喝し洗脳し、見ていて気分が悪くなった。

その新興宗教の神殿は美術館や有名画廊で、神官は画商で、教典を作り上げる学僧たちは美術評論家だ。実際の新興宗教との違いは神官たちが絶大な力を持っていることだ。具体的には、ニューヨークのユダヤ人画商たちがその神官にあたる。

現在世界に現代アート作家を目指している者が80万人ほどいて、斬新で良い作品を産み出せる作家は5000人程だ。その中から、ニューヨークの神官たちは年間一人か二人の教祖を選ぶ。選ぶ基準は、理論武装がしっかりしているとか、カリスマ性があるとかで、美術評論家の助言とユダヤ商人の直感で適当に選ばれる。その時、彼らが最高の芸術家である必要はない。5000人の候補者たちはそれぞれ実力があり、誰が選ばれても、口先巧みな美術評論家たちによって巨匠に仕立て上げられる。

北斎も、歌麿も、写楽も、江戸市民の熱烈な支持から生まれた。対して、現代アートの大家たちは大衆の支持によって生まれた訳ではない。現代アートの作家たちは、画商と美術評論家の共同作業で仕立て上げられている。

逆に言うと、作家志望の若者たちはニューヨークの神官に詣で、目立つパフォーマンスを繰り返す必要がある。その姿は、オーストラリアの青いプラスチック片や小枝でオブジェを作ってメス鳥の気を惹くオス鳥の行動と酷似している。村上隆たちはそれを芸術活動だと勘違いしているが・・・

かくて偶然に選ばれた作家は、神官が豊富な財力を駆使して、神殿に新たな教祖として祭り上げられる。先の村上隆もその運の良い一人だ。選ばれた作品は莫大な財力を持ったユダヤ人グループが保証する有価証券化し、強欲な投機家たちが争って買うことになる。実際、選ばれた作品が数年で倍に高騰することは珍しくない。このシステムは政府がお札の価値を保証しているシステムと似ている。違いは、作品は年々価値が上がるお札で、金持ちたちにとって、こんなに好都合な投資対象は他にない。だから、現代アートはうさん臭い錬金術に奉仕する新興宗教に過ぎない訳だ。

そうは言っても、村上隆の作品を良いと思う人はいる。なぜなら無数にいる同程度の作家たちが人目に触れることがないからだ。もし、消えて行く膨大な作品群を目にする機会があったら、認められている現代アートがいかに凡庸であるかすぐに気づくはずだ。

内容空疎な新興宗教である以上、教祖は様々な手を使って権威を保とうとする。村上隆が朝日新聞でクールジャパンを批判するのもその一つの行動だ。しかし、作品の中身が空疎なことは作家自身が薄々気づいている。だから常に突っ張って権威を保とうとする。しかし、空っぽのものを中身が詰まっているように理論武装し戦い続けるのは大変なストレスだろう。その状況には同情を禁じ得ない。

最後に、鑑賞する側はどのように現代アートに接したら良いか。マネーゲームに明け暮れる米国の神官や信者たちに同調せず、それぞれが自由な審美眼を持つべきだ。そうすることで、自然に本物の現代アートが生まれるはずだ。

本当の所、芸術に誰が一番などと序列をつけることは不可能だ。スポーツなら誰が一番早いか明快に決められる。数学や科学もどれが優れた発見かは明快に分かる。しかし、芸術には物差しがない。勝手に誰かを一番にしても、世の中にとって何の不都合もない。
http://m4s.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/12120-db1e.html

要するに、

ドストエフスキーやチェーホフは誰にでも理解できるけど、アホ・アニメのエヴァQ が何を言いたいのかは天才が何年も思索しないとわからない。

モーツァルトやベートーヴェンは誰にでも理解できるけど、ジャズはジャズ・オタクでないとその良さがわからない

という事ですねwwww


20. 中川隆[-7958] koaQ7Jey 2017年4月30日 13:07:09 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

阿修羅管理人に投稿・コメント禁止にされましたので、本日をもってこのスレは閉鎖します

21. 中川隆[-7882] koaQ7Jey 2017年5月01日 11:18:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

参考に、僕が阿修羅原発板で反原発派の嘘とデマを明らかにした為に、阿修羅で投稿・コメント禁止にされた経緯を纏めました:

これが阿修羅に巣食う電通工作員
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c73


22. 中川隆[-7598] koaQ7Jey 2017年5月19日 14:45:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

PRO CABLE - ネット上の大デマが暴露されました!!-


超高級オーディオのジャズ喫茶の音が、自分のミニコンポに負けていた!!!
という、なんと言っていいか分からないような、涙が出てきそうな告発です!!


29番さんの告発: 超高級オーディオのジャズ喫茶が、自分のミニコンポに負けていた!!

いつも、お世話になっております。○○です。

昨日、桜を見に行った途中で喫茶店を発見し、人生で初めてジャズ喫茶に入りました。

超高級オーディオなるもので簡単な試聴をさせて頂きました。

沢山機材が立ち並んでおり、恐らく一千万円は超えているとみました。

(プロケーブル注:実態は、スピーカーも入れると、おそらく三千万を越えているでしょう!)

しかし、出てきた音は私が焦点合わせをしたミニコンポに負けていました。
(小さいので、音の量だけはミニコンポが負けますけど…)

全然ダメです。モコモコで音がデカイだけでしたね。。。

音は悪かったです。。

あそこまでお金をかけている機材で聞けたのは人生で初めての経験となりましたが、一言で大したことないな。といった感想でした。


もう、プロケーブル社製しか考えられません。参りました…(笑)

どうか、宜しくお願い致します。

○○

-------------------------------------------------------

29番さん再登場!: 音の焦点が合った音とは!

面白いなと思ったのは、陽水さんの『声』で焦点合わせしているから、ヴォーカルものが良いのかと予想していたら、な、なんとジャズの楽器の音が素晴らしかったことなのです。(←特にライブものです。ビルエバンスの古いライブもののやつで人の話し声がちょっとだけ入っているものがあるのですが、外で本当に人が笑っていると勘違いして、庭を見渡してしまいました)

同じライブだからでしょうかね…

あと、クラシックも……反則ですよね(笑)これ広まってしまったら『ミニコンポで十分だな〜』な方が結構増えると思います。。。


ミニコンポは RCAケーブルはつかわないので MOGAMIで合わせていないのにです。

これには正直びっくりしました。


プロケーブル注:)この現象には、ぜひとも、音の焦点をまだ合わせていないかたは、最大限に注意を払って下さい。

音の焦点がたとえば井上陽水さんの声で合ったとします(日本の音楽に合ったということ)。すると、いくら米国や英国の音楽といえども(日本の音楽とは、ケーブル一本分違う音だったとしても)、その音のずれは、ジャズもクラシックも、たかだか、プロ用ケーブル一本分の違いに過ぎない、ということです。

この事から、88760(国籍のクセさえ無い完璧なフラットのケーブル)で、少々のずれにさえ目をつむれば、世界中の音楽を鳴らせてしまう事も理解出来ますでしょう。

それと同時に、いかに今までの民生用オーディオをやっていたかたが、機材もケーブルもボロ過ぎて、ケーブル一本分の誤差まで迫った人など、ただの一人も、歴史的にもいなかったのだ!、
ということさえ、理解できますでしょう。

それどころか、ほとんど、あてずっぽうの、ちんぷんかんぷんの音しか出ていなかったというのが、実情でしょう。

ということは、三千万円の高級オーディオなど、たかがしれている、オンボロだということです。

このかたのミニコンポに、高級オーディオが負けるのは当然です。

当店に出会われて、民生用からプロ用ケーブル、プロ用機材へと移行されたかたは、この事が手に取るように理解出来るのではないでしょうか。
http://www.procable.jp/setting/pa_speaker.html


23. 中川隆[-7169] koaQ7Jey 2017年7月14日 14:42:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

お金があり過ぎる悲劇 - 「音楽&オーディオ」の小部屋

以前、あるオーディオ仲間と次のような会話をしたことがある。

「オーディオってお金が無い悲劇も勿論ありますが、お金があり過ぎる悲劇もあるようですね。沢山のお金を掛けた割には音がサッパリという事例をかなり見てきました。お金と音はけっして比例しないところがオーディオの面白いところですね。」

「そうなんです。お金があり過ぎるとすぐに煽動されていとも簡単に高級機器を購入してしまいますが、どうしても研究不足になりがちです。

どんな高級機器にしろ、ポンと据えつけただけでは絶対にいい音が出ませんからね。むしろ高級機器ほどうまく鳴らすのが難しいところがありますから、これは一種のオーディオの危険な罠ですよ。

しかも、いったん罠に入り込んでしまうと将来に亘って身動きが取れないようになる傾向があります。そこそこのお金がありさえすれば、それが一番ですよ・・・。」
http://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/dd86802f8f5e0448f7a1a1db86331a3d

- 記憶に残る人(重体患者からのメール)-

記憶に残る人を1名あげてくださいと言われれば、私は次のかたをあげます。
個性的なかたがオーディオには不思議と多く、印象に残っている人ばかりなのですが、このケースだけは、少し事情が違っていました。
あまりにも、おそろしい余韻が、今も残っています。

氏名も定かではありません。住所も、何も知りません。たった2通、舞い込んできたメールでした。私が全く知らないかただからこそ、書けることです。それはそれは、今思い出しても、おそろしい内容だったと思います。それ以上おそろしい状況に陥っていたかたは、他には知りません。
ある日、メールが来ました。次のようなメールでした。

「ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーを鳴らしていますが、困った状態になってしまっていますので、アドバイスしてくださいますでしょうか。」

短いメールでした。私の返答は、下記の短い内容でした。

「ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーを鳴らされているほどのかたでしたら、私のアドバイスなど必要ないでしょう。私のサイトをくまなく読まれて、もしヒントがあれば、それを生かしていただいて、あとは、ご自分でセッティングされていかれればいいのではないでしょうか。」

二週間ほどして、再度、短いメールが来ました。

「本当に困っているのです。オーディオで、良いと言われるものを、次から次へと買い集めた結果、どうにもならない状態になってしまったのです。どうしていいか、全く分かりません。お願いします。」

これで状況の全貌がつかめました。想像以上に、深い「オーディオ地獄」に陥っておられるかただということが、分かりました。ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーは、尋常な価格ではありません。それだけでも相当の金額ですが、そのレベルと同等の金銭感覚で、良いというものを次々に買い漁ってきたとなると、およそ我々には想像できないほどの、大金が動いていたと思われます。

私はそのとき、純粋に、まったく「音」のことしか、考えていませんでした。
そして、次のようなメールを送ってしまったのです。

「了解しました。事情は分かりました。機材はあとでいいですから、まずは、今、持っておられるオーディオ屋で勧められて買われたケーブル、または、ご自分で買われた高額なケーブル類を、全部、ゴミ箱に捨ててください。または、売却されてください。とにかく一本残らず処分されてください。それからでしたら、本格的に、ご相談に乗ります。その後、再度メールください。」

でした。

その後、二度とメールは来ませんでした。
私の書いたことの意味が、分からなかったのでしょうか。

今にして思うに、私はうかつだったのかもしれません。相手は、おそらく重症の患者だったのです。自分自身で身動きすら全く不可能なほどの、緊急の大手術が必要なほどの、救急車で搬送しなくてはならないほどの、重体の患者だったのです。

「一体全体、どれくらいの大金を、ゴミにつぎ込んだんだ!!」

今思い出しても、はらわたが煮えくり返るほどの、気持ちにかられます。

ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーに、お金をつぎ込むほどのかたは、尋常ではありません。どこでそんな大それたものの知識を得てきたのかも、定かではありません。普通の中古オーディオ屋さんは、いくらなんでも、そこまでのものは、勧めないものです。つぎ込んだお金の総額は、五千万円なのか、七千万円なのか、一億円なのか、家族は? 家庭は崩壊していないのか? その後、破産してはいないのか?

次から次へと、疑問が沸いてきます。

「ケーブルを全部ゴミ箱に捨てろ。」などではなく、もっと徐々に、正常な軌道に戻してあげることは、自分にあの時、出来なかったのだろうかと、今も、ふと思うことがあります。あまりにも短いメールでしたので、そのかたの状況、その奥の奥まで見通すことが、そのときには、出来なかったのです。

今にして思うと、このかたの声は「肥溜め」から発せられていた「救助」を求めるSOSの声だったのです。肥溜めに落ちてしまい、どうあがいても這い上がれず体中をウジ虫が這い回り、死を待つしかないという状況、あれこそは悲痛なる「うめき声」だったことが、今でこそ分かるのです。

■これを読まれるかたは、はっきりと、認識されておいてください。私は断言します。

ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーなど、本物のF1マシンです。クラウンD45の商品説明で記述している通りの、本当に、戦国時代の「妖刀」そのものです。

100万円の、ゴミケーブルごときレベルのもので、鳴らせるわけがありません。
500万円の、ゴミアンプごときレベルのもので、鳴らせるわけがありません。

スピーカーとアンプ、又は、ケーブルとの相性が合うだの合わないだの、低いレベルの話を、いつまでも言っていてはダメです。F1のレベルは、「品質と技術の絶対的な高さ」だけです。ただそれだけです。徹頭徹尾、それが要求されています。F1レースの世界と全く同じです。

そして・・、

例えケーブル類が全て、第一級品のプロ用であって、健全なものだったとしても・・・、アンプは? ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーの設置角度、高さ、奥行き、場所は?、一ミリ単位で、全てその音から逆算していって、本能的に計算できるでしょうか?、部屋の音響処理は?、そして、たった一個のプラグが音に与える影響まで、この箇所は金か銀か、全ての箇所を、一つも間違えずに、音から、一つの前後の狂いもなく、全プラグの正解を逆算できますでしょうか?

音響処理グッヅなど、さらに混乱を招いてしまうだけに終わり、ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーの前では、害悪になるのみで、これもまたゴミに過ぎません。全く役にも立たないどころか、足を引っ張る程度のものばかりなのです。

自分の耳で、目で、肌で、部屋の中を徘徊している音の複雑なルート、それが全て明瞭に見えているだけの「能力」がなくてはなりません。同時に、周波数特性の計測装置より正確に、全てのケーブルと機材の特性が、耳で把握できなくてはなりません。

ウェスタンエレクトリック(WE)のフィールドスピーカーとは、それほどまでに恐ろしいものだと認識されてください。

そこまでは無理だと、誰でも思われるでしょう。そう思われるのであれば、「妖刀」には、絶対に近づいてはならないという「印」です。
それが、し・る・し、です。
又は、音の修行僧として、一生涯を送るかです。
選択は、二つに一つです。例外はあり得ません。

もう一種、同程度に恐ろしいものを書いておきます。アルテック612Aモニター(銀箱)のオリジナルです。別の箱に604ユニットが入ったものは、その限りではありません。612A(銀箱)オリジナルには、WE同様、絶対に近づかないでください。612A(銀箱)オリジナルも、上記の能力が全く同レベルで必要な「妖刀」、「化け物」です。鳴らしきれるはずがありません。

あのメールのかたが、ご家族のかたと、今も幸せに暮らしておられることを、心から祈っている次第です。
http://www.procable.jp/setting/17.html
___

菅野沖彦

「私は幸いなことに、この数十年で、数百人の熱心なオーディオファイルを、日本列島の北から南まで訪ねることができました。 その殆どの方は、その機器の持つ可能性を発揮し得ていなかった...。

そこで得られた現実は、世評の高級なブランドの製品が、その実力に見合った凄い音を出している例は数少なく、皮肉にもその逆が多いということでした。

それよりごく普通の製品を使っているのほうが、熱心に鳴らし込み、素晴らしい音を出しているケースが多かったですね。
技術のない人は、その辺の普通の自動車に乗っていた方がいい。 これは全くオーディオでも同じ事なのです。」


24. 中川隆[-12040] koaQ7Jey 2018年5月05日 16:13:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13294]

寺島靖国のジャズ喫茶メグは2018年2月28日をもって営業を終了いたしました。

48年の長きにわたって、ご来店頂きましたすべての皆さまに感謝いたします。


4月1日よりMEGの名を受け継いだ「音吉!MEG」が開店いたします。
これまでにもましてお引き立てくださいますよう、お願い致します。
http://www.meg-jazz.com/


音吉!MEGへようこそ。

当店はジャズ喫茶の名店吉祥寺メグ継承し、更にオーディオにもライブにもこだわってまいります。

昼(12:00〜16:00)はオススメの西国分寺カレーやコーヒーと共に、
オーディオをたっぷりと。。

夜(18:30〜22:00)は臨場感のあるライブと共に、特選のプレミアムワイン等いかがでしょうか。

どちらもご堪能頂けたら幸いです。

日々のライブはスケジュールページからご予約いただければ
テーブルチャージを無料にさせて頂きますので是非ご活用ください。

ご予約又はご不明な点がございましたらお気軽にご連絡ください。
TEL: 0422-21-1421

スケジュール・店長Blogは随時更新中です。

改めまして音吉!MEGをどうぞよろしくお願いいたします。

店主 柳本
http://otokichi-meg.net/

店長ブログ 音吉!MEG
http://otokichi-meg.net/category/diary


25. 中川隆[-12039] koaQ7Jey 2018年5月05日 16:15:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13294]

音吉!MEG


〒180-0004
東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目1-31-3
TEL: 0422-21-1421

地図
https://www.google.com/maps/place/%E9%9F%B3%E5%90%89%EF%BC%81%E3%83%A1%E3%82%B0/@35.703828,139.582295,15z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0x4c97539638d069a9!8m2!3d35.703828!4d139.582295?hl=ja-JP


[営業時間]

昼(火ー日)12:00〜16:00
夜(火ー土)18:30〜22:00(日曜日はイベント開催日のみ営業)

※イベント等により多少オープン時間など変更になる場合があります。
イベントページもしくはお店にご確認下さい。

[定休日]

毎週月曜日
*5月12日(土)は終日貸切のため一般営業はお休みします。


[ステージ数]

詳しくは

ライブイベントページ
http://otokichi-meg.net/%e3%82%a4%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%88/

よりご確認ください。

[カフェバー営業について]

ライブイベントのない日はカフェバーとして通常営業しております。

[喫煙についてのお願い]

店内禁煙
喫煙は店外、喫煙コーナーにてご協力くださいますようお願いいたします。

[その他]

貸切パーティ、発表会、レンタルスペースとしてもご利用頂けます。
詳細は直接お電話かお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
http://otokichi-meg.net/map


26. 中川隆[-12038] koaQ7Jey 2018年5月05日 16:17:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13294]

音吉!MEG オーディオ機器

ハイエンドオーディオ
アヴァンギャルド、モスキートネオの二つのスピーカーを中心にアナログからハイレゾをマルチ再生します。家庭では絶対に出ない音、音楽を奏でます。

機材紹介


アナログプレーヤーシステム
ハンスアコースティックT-60 Reference
トーンアームにリードのReed 3P
カートリッジにDSオーディオのDS-002を組み合わせています。

レコードの音を少しでもロスなくピックアップしたいとの思いで,選び抜きました。


CDやSACDはオッポのユニバーサルプレーヤーBDP-105DJPで再生し、デジタル出力をソニーTA-ZH1ESに入力している。

ハイレゾ音源はAstell&Kern380から光デジタル出力を取り出しソニーTA-ZH1ESに入力している。

TA-ZH1ESはヘッドフォンアンプですが、D/Aコンバーターおよびコントロールアンプとして使用しています。

dbxのデジタルプロセッサーが挿入されタイムアライメント処理をしてチャンネル分割しパワーアンプに信号を分配しています。

デジタルプロセッサーの前段には「ウェーヴ・エンファサイザー」と「ベース・プロセッサー」「ソニック・エキサイター」なで音作りをしています。

スピーカー
アヴァンギャルド DUO
モスキートネオ
リボントゥイーターとホーントゥイーター、イクリプスのタイムドメインスピーカー、エニグマトゥイーター
ムラタのセラミックトゥイーター
EVスーパーウーファー
ベロダイン スーパーウーファー

パワーアンプ
JOB150×4台(ゴールドムンドの業務用)中域、低域
ローテルのRB-1582で高域
コード NVS中心
http://otokichi-meg.net/audio


27. 中川隆[-12037] koaQ7Jey 2018年5月05日 16:22:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13294]

音吉!MEG 常設機器・設備について

ピアノ アップライト 2018/3/27調律

ギターアンプ Roland JC-90 KEN JORDIN Classic 25

ベースアンプ tc electronic BG250

ドラム Pearl VISION 3点SET +スネア シンバル用スタンド2本

マイク shure 58 CP CM5 shure 55 スタンド×3


PA機材 その他
■ミキサー
BEHRINGER
XENYX X1622USB
■モニター
TURBOSOUND iP1000 ■譜面台×3



オーディオ機器

アヴァンギャルド、モスキートネオの二つのスピーカーを中心にアナログからハイレゾをマルチ再生します。

家庭では絶対に出ない音、音楽を奏でます。 
http://otokichi-meg.net/equipment


28. 中川隆[-12036] koaQ7Jey 2018年5月05日 16:28:31 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13294]

304名無しさん@お腹いっぱい。2018/04/19(木) 14:43:19.53ID:tiyq54NF

吉祥寺のメグって閉店したんだな
知らなかった


329名無しさん@お腹いっぱい。2018/04/24(火) 17:00:57.45ID:DEriYv7b

吉祥寺のメグは閉店したと思ったら
オーナーが変わって再開したんだな
経営が軌道にのると良いけど

332名無しさん@お腹いっぱい。2018/04/29(日) 14:48:08.32ID:bln7Pfjr>>333

新生MEGに来とるけど、音は結構いいけど爆音じゃないし
なにより延々と同じアルバムかけんのがな〜
3曲ぐらいで次に行けやw
それにどうやらリッピングらしく、何のアルバムかけてるのか分からないんだよw


333名無しさん@お腹いっぱい。2018/04/29(日) 15:18:41.85ID:t+9po8HP
>>332
それは残念だな、知らない曲の発掘もジャズ喫茶の良いところなのに


334名無しさん@お腹いっぱい。2018/04/29(日) 16:14:52.19ID:bln7Pfjr
>>333
アルバムが分からなければ、帰りに吉祥寺のユニオンで買って
家で聴けないだろう?
カウンターなら店主に聞くが、椅子席だったからねえ
わざわざ席立って聞きに行くほど、オレは人懐っこくないんでね


338名無しさん@お腹いっぱい。2018/05/01(火) 21:02:03.82ID:GkeD0p4E

MEGって、音吉になって狭くなった気がしない?
昔はもっと奥まであった様な気ガス
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/pav/1448778622/


29. 中川隆[-12035] koaQ7Jey 2018年5月05日 16:34:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-13294]

音吉!meg - ホーム Facebook
https://www.facebook.com/%E9%9F%B3%E5%90%89meg-1776838795946483/?ref=py_c


ジャズ資料館 ライブハウス スケジュール 音吉!MEG
https://jazzshiryokan.net/jazzDB/livehouse_detail.php?recordID=H28


音吉!MEG - 吉祥寺-カフェ [食べログ]
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13219493/


30. 中川隆[-13542] koaQ7Jey 2018年6月23日 18:57:59 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-16117]
私はジャズ喫茶の老舗で名門メグの後継者となってしまいました 柳本信一さん
https://www.mr-kai.com/a19a_top_rireki2.php?a=20180314#2


およそ、今まで一度も喫茶店(実際はライブハウス)を自分の仕事にしようとは全く考えていませんでした。今でもやっぱり不思議です。

物語は約7年前。私はCDを漁りに吉祥寺のディスクユニオンで物色をしていました。そこで見慣れた顔が、「あ、寺島さんだ」。

私はオーディオを趣味としジャズもよく聞いていました。評論家と言える人たちはメーカーの金魚の糞みたいな人が多いのですが

寺島さんは違った。ジャズ評論家として、オーディオ評論家として大好きな存在でした。いいものはいい、悪いものは悪い。正直ベース。

私はそんな寺島さんの大ファンで著書もほとんど読み込んでいました。気が付いたら声をかけていました。ずうずうしいのはリクルート流?

「ファンです。オーディオをやっています」

寺島さん「それならメグにいらっしゃい、毎月第四土曜日にジャズオーディオ愛好会
をやっているから」思ったよりも優しい声でした。

それ以来、毎月第四土曜日が楽しみになり、いつしか運営側になっていました。寺島さんも私のオーディオを気に入ってくださったのか
これまで3回も拙宅に来ていただき雑誌の取材対象としていただきました。年は違いますが何となく通じ合うものがあったのだと思います。

昨年のある愛好会の帰り、なぜか最後に寺島さんと二人になっていました。

寺島「誰かメグを継いでくれる人がいないかな。さすがに歳でしんどくなってきた」

柳本「たくさんいるんじゃないですか。引退後喫茶店を開こうという人は多いって聞きますよ」

寺島「柳本さんどう?」

柳本「私は会社員(自営)ですよ。それにコーヒーが飲めないし、小麦粉アレルギーです」

寺島「そうだよね」

そんなことが何回かあって、

柳本「わかりました。企画書を書きます。」

マーケティングリサーチャーとして書くつもりでした。

しかし、業界を取り巻く環境は極端に厳しく、ジャズどころか音楽業界が斜陽産業と化していました。

ここで「ふ〜〜ん、業界全体は無理だけどメグと吉祥寺を変えてやる」、と妙なやる気がわいてしまった。あの言葉ですね、

「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ」

創業47年、名門でもあり、老舗でもあるメグを継ぐことにしました。人生は不思議です。

それから3か月にわたって新創業準備に追われ、ようやく4月1日に「音吉!MEG」をスタートさせます。

寺島さんからの要請はただ一つ。「メグという名前だけは残してくれ」言われなくてもそうします。何しろブランドだから。

メグはジャズ喫茶と呼ばれますが、現況は違います。ジャズのライブハウスです。毎日プロの演奏家を呼んでライブを。メグは
そこに集まった人の飲食で儲けるビジネスモデルでした。ジャズファンの高齢化と合わせて近年は経営的にも右肩下がりが止まり
ませんでした。

私は、

・平日の夜は今まで通りジャズのライブを行う(飲食モデル)
・土日には様々なイベントを仕掛ける(イベントモデル)
・平日の昼間はイベントスペースとして貸し出す(レンタルスペースモデル)
・同様にミュージシャンのための練習場を提供する(レンタルスペースモデル)

今決めているのはこの四つですが、これから様々なビジネスモデルを作りたいと考えています。飲食だけではなく様々なビジネスモデルを重ねる。

同期の長嶋信也が「国立高校還暦同窓会」を開いてくれます。3月24日だからオープン前イベントです。持つべきものはよき友ですね。

涙が出そうです。

屋号 「音吉!MEG」

昔はオーディオに凝っているやつを「オーディオキチガイ」と呼びました(放送禁止用語)、それに吉祥寺で「音吉!MEG」。

さて皆様、長嶋信也君ではありませんが男気を出して「りゅうぼん」を盛り立てようではありませんか^^;。

今もらっている予約は「ワイン仲間」「同窓会」「趣味のイベント」「誕生会(暦)」などですが趣味を加えればいくらでも考えられますね。

15人以上であれば貸切りが可能です。さぁ、皆さんの男気が問われます。土日空けてお待ちしております。


「音吉!MEG」
武蔵野市吉祥寺本町1-31-3 0422-21-1421
http://otokichi-meg.net 吉祥寺駅徒歩2〜5分(降りる出口によって変わるんです)

着座で16人、立食なら20人くらいが適正でしょう。
ピアノとドラム、超ハイエンドオーディオセットが使い放題です。PAも充実してますよ。

お食事はケータリングで対応可能で飲み放題等もセットします。

私自身のミッションは吉祥寺と言う地において「大人が素敵な音楽とワインで遊べる場所づくり」です。

ライブがない日は普通にジャズバーをやっていますので、お近くにお寄りの際はどうぞ。

せっかくもらったチャンスです。楽しく地域貢献もしながら年を取るつもりです。こんな「りゅうぼん」と一緒に遊びませんか。

私は素敵な時間を皆さんに、皆さんは私に諭吉を。素晴らしいウィンウィンではありませんか。


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
柳本信一
音吉@MEG CEO兼店長
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-31-3
0422-21-1421
ryubon1959<アットマーク>icloud.com
携帯 090-7428-8999
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

https://www.mr-kai.com/a19a_top_rireki2.php?a=20180314#2


31. 中川隆[-13373] koaQ7Jey 2018年10月30日 06:32:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19681] 報告

クラシックの作曲家の殆どはアル中でしたが
ジャズやロックのミュージシャンはアル中ではなく麻薬中毒でした。


ジャズやロックは元々、マリファナや覚醒剤とセットになっているんです。
ジョン・レノンやポール・マッカートニーも重度の麻薬中毒者でした:

射殺、転落死…薬物に溺れた「ジャズの巨人」たちの悲劇 2016.03.08

 日本でも芸能界、スポーツ界のスーパースターたちの薬物汚染のニュースが世間を賑わせているが、そんなのはまだまだ「超絶甘い!!」といいたくなるような人々がいた。“ジャズの巨人”たちである!

 ジャズ界のスーパープレイヤーたちの歴史を紐解けば、ドラッグに溺れに溺れたとんでもない巨人たちがワンサと登場してくるのだ! いやもうその状況は『ジャズの巨人』というよりも『シャブの巨人』といってもいいくらいの壮絶なラインナップ!!

 しかも、彼らは決してドラッグの力で音楽を創造していたわけでもなんでもない。ほとんどのミュージシャンが、栄光の後にドラッグの泥沼に引きずり込まれ、往年のプレイは影をひそめ、あまりにも悲惨な結末を迎えている。

 以下、小学館の隔週刊CD付きマガジン『ジャズの巨人』に記されている、そんな彼らの生きざまである。

 あまりにもクスリをやり過ぎるので、あのジョン・コルトレーンがマイルス・デイヴィス・グループをクビになったのはつとに有名な話。そもそも当のマイルスもクスリで複数回逮捕されており、そのマイルスにクスリでクビにされるって、どんだけ大量にやってんだよ、って話。

“モダンジャズ創造主”といわれたサックス奏者のチャーリー・パーカーは、ドラッグで精神錯乱を起こし、療養施設に入所しカムバックを目指すが、35才の若さで死去。

 夭折の天才トランペッター、リー・モーガンはドラック治療に1年を費やすも、34才で亡くなる。死因はなんと内縁の妻からの射殺だ! しかも楽屋で!! 更にその場には本妻もいた!!!

 アート・ペッバー。このアルトサックス奏者は、ドラッグ所持による逮捕と収監を何度となく繰り返し、しまいには体がボロボロになって脾臓破裂! どうにか一命は取り止めた後、3年にも及ぶ矯正施設でのリハビリを行い、奇跡的なカムバックを果たすが、56才の時に脳溢血死。

 一番とんでもないのは、トランペッターのチェット・ベッカー。母国アメリカでドラッグ所持で逮捕された後、レコーディングで訪れたイタリアでも逮捕。出所直後に今度はイギリスでも逮捕され国外退去。かと思いきや、ギャングに襲われトラッペッターの命ともいえる前歯を折られるトラブルにまで巻き込まれる。

 そして最終的には、58才でアムステルダムのホテルから転落死。それもホテルの2階からの転落である。もう一度書く。ただの2階からの転落で死亡!! どれだけ骨が、内臓が、そして全身が、それどころか精神までもがボロッボロだったかわかるようなエンディングである。

 薬物というものが、どれだけ恐ろしく人間を蝕んでいくかわかるような巨人たちの悲劇である。巨人に憧れた番長への警鐘でもある。
https://www.news-postseven.com/archives/20160308_392240.html?PAGE=1

そもそも、ジャズ・ロックは原始民族が集団でトランス状態に入る為に行う儀式で奏する音楽そのものです。

毒キノコ、マリファナや LSD の様な 幻覚剤を飲んで、音楽と踊りで異世界に入っていくのです。

32. 中川隆[-9145] koaQ7Jey 2019年7月10日 08:42:30 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[3539] 報告

店で流れるBGM、使用料は
訴えられた側のなぜ? JASRACの言い分
2019/7/9 14:38 (JST)7/9 14:53 (JST)updated
https://this.kiji.is/518330148109485153?c=39546741839462401


 居酒屋やバーで流れるBGM。普段は気にも留めない存在だが、お店の雰囲気作りには欠かせないのも確か。その使用、実は料金の支払いが必要とされることをご存じだろうか。店側が支払いに応じずに裁判へ発展するケースもある。日本音楽著作権協会(JASRAC)は5月、著作権を管理する楽曲のBGM無断使用で、飲食店などに使用差し止めと損害賠償を求めて各地で一斉提訴。被告となった大阪市の店主は「見せしめの訴訟ではないか」と不満を見せつつ、「店を続けるためには仕方ない」と争わずに和解した。

(共同通信=大阪社会部・武田惇志、鈴木優生)

JASRACによると使用料徴収の対象店舗は19年3月時点で全国に約125万件。そのうち、CDや音楽プレーヤーでBGMを再生する店舗は約55万件あり、約40万件が未契約だ。

 提訴に先立ち、15年からBGM使用料の支払いを求める民事調停を開始。これまでに全国で687件申し立て、9割の事業者が応じた。JASRACの広報担当者は「何度お願いしても無断使用を繰り返したり、明確に契約を拒否されたりすると、提訴という手段を取らざるを得ない」と説明する。

 山梨、大阪、福岡での一斉提訴以降、契約の申し込みが増加し、報道前後の2週間を比べると、全国で約1・5倍、提訴があった1府2県に限ると約3倍だったという。担当者は「具体的な件数は公表できないが、(申し込みは)数十〜百件ほどの規模」としている。

 前回提訴と同様、今回の一斉提訴は各地裁で1件ずつ。地域ごとに店を選び見せしめ≠ノしているのではないかとの声に、JASRACは「(事業者との)やりとりの経緯や成り行きで訴訟先を決めている」と否定。「通常、特定の店舗を狙った訪問はしておらず、周辺店にも使用料の支払いをお願いして回る」として、徴収が不公平との指摘も当たらない、と見解を示した。

 あらためてJASRAC大阪支部で取材に応じた宇佐美和男支部長は「水道代や電気代と同じように、営業に必要な経費としてBGMの使用料を払ってもらえないのかとの思いが著作権者側にはある」と音楽家の声を代弁した。一方で「利用者が著作権利用料を身近に感じていない現状がある」と認め、BGMにも使用料が発生することを今後も電話や訪問で丁寧に説明し、世間の周知も促していくとした。 

 ▽老舗のジャズ喫茶も

 今回の一斉提訴のニュースを聞き、かつての問題を思い出してため息をついた人がいる。新潟市にある老舗の名物ジャズ喫茶「スワン」のマスター和田孝夫さん(73)だ。彼がJASRACとトラブルになったのは15年以上前。BGM使用料ではなく、レコードで再生したり楽器で演奏したりするジャズ楽曲の使用料徴収を巡ってだった。


ジャズ喫茶スワン
http://www.jazzswan.sakura.ne.jp/


新潟市のジャズ喫茶「スワン」に届いた書類。未払い分の支払いや再生機器の撤去などを求めている。

 03年春、過去10年分の楽曲使用料の約550万円の精算を求める書類が届いた。

 当時、孝夫さんはトラック運転手や造船場のアルバイトで生活費を稼ぎながら、父親から継いだ店を続けていた。

 妻の和子さん(69)と共に「収入に見合った額にしてほしい」と訴えたものの、最終的にJASRAC側はレコードなどの撤去を求める仮処分を新潟地裁に申し立てた。

 「分配の仕組みが不透明」「徴収方式が多岐にわたり分かりにくい」。裁判を通じてJASRACへの疑問を社会に訴えようとしたが、最終的には「店を続けるために仕方ない」と和解に応じた。孝夫さんは「(裁判を継続する)費用が続かなかった」と振り返る。

 現在、店の売り上げは1日2千〜3千円。支払いに同意した使用料相当額は06年分から延滞している。今年5月には残金と遅延損害金計290万円余りの支払いを催促する書面が届いた。「著作権の侵害行為となっています。ただちに演奏を止め、楽器、レコード、CDなどの演奏機器一式を店舗から撤去してください」。事実上、店じまいを迫られた形だ。

 和子さんは「稼げないなら店をやっちゃいけないってこと?」と息巻くが、孝夫さんは諦め顔だ。「差し押さえが来たら今度こそおしまい。もう高齢だし、やりきりました」

 東京五輪が開かれた1964年の開店以降、半世紀にわたり新潟の街にジャズの響きをもたらしたスワン。「街中から音楽が消えるのは、JASRACの趣旨に反していないのか」。孝夫さんは誰となく問いかけた。

愛好家と談笑するジャズ喫茶「スワン」の和田孝夫さん(右)と和子さん(中央)。スワンは新潟市で年2回開かれる「新潟ジャズストリート」の事務局も務めている=2019年6月20日、新潟市中央区

大阪・ミナミのバーで取材に応じた男性店主。「音楽を流せなくなるから、裁判で戦っちゃだめなんです」と諦め顔=2019年6月6日、大阪市中央区東心斎橋

 居酒屋やバーで流れるBGM。普段は気にも留めない存在だが、お店の雰囲気作りには欠かせないのも確か。その使用、実は料金の支払いが必要とされることをご存じだろうか。店側が支払いに応じずに裁判へ発展するケースもある。日本音楽著作権協会(JASRAC)は5月、著作権を管理する楽曲のBGM無断使用で、飲食店などに使用差し止めと損害賠償を求めて各地で一斉提訴。被告となった大阪市の店主は「見せしめの訴訟ではないか」と不満を見せつつ、「店を続けるためには仕方ない」と争わずに和解した。

(共同通信=大阪社会部・武田惇志、鈴木優生)

 ▽突然被告≠ノ

 大阪・ミナミの繁華街にあるショットバーの男性店主(46)。40歳目前で脱サラして2013年に開業した。ロックギタリストで関西を中心にバンド活動も展開している。店はブルース、ヒップホップなどブラックミュージックのCDを中心に流して、照明の暗さと相まってシックな雰囲気を醸し出している。

 店主によると、店のオープンから約1週間後、スーツ姿のJASRACの職員が訪れた。忙しくてほとんど話せず、著作権のパンフレットを受け取って終わった。それから2、3カ月後、再び職員が来て著作権使用料の支払いについて説明を受けたという。

 繁華街の先輩に聞いて回ったが誰ひとり使用料を払っている経営者はおらず、職員に声をかけられた者もいなかった。「なぜ自分の店だけが」と不審に感じた。あらためて訪れた職員の態度を横柄に感じて、かっとなった。その後、郵送されてきた督促状を無視。民事調停にも応じなかった。

 それから6年後の今年5月、自身が訴訟の被告となったことを報道で知って驚いた。訴状によると、楽曲の使用差し止めと13年8月〜今年4月分として計約6万2千円を請求するものだった。

 自身も演奏し、プロのミュージシャンの知り合いが多い店主は「著作権使用料の支払いには賛成しており、素直に応じてこなかった自分が悪かった」と話す。

 一方、「周囲の店には督促が来ておらず、徴収が公平でないように感じる。他店が自主的な支払いに応じるよう、裁判で見せしめにしたのでは」と納得できない様子も見せ、「保健所や税務署などでの手続き時に納付させれば公平に徴収できるのでは」とも主張。ただ「BGMを止められては営業できない」として今月3日、JASRAC側と大阪地裁で和解。使用料と延滞金を合わせて約7万円を支払い、楽曲使用の契約を結ぶことになった。

 ▽徴収が拡大

 JASRACは著作権法改正を受け02年から、飲食店などからBGM使用料の徴収を始めた。著作権法は公衆に聞かせる目的で楽曲を演奏する「演奏権」を保護しており、これにはCDやレコードによる楽曲の再生も含まれる。

 営利目的では権利者に使用料を支払う必要があり、飲食店や美容院などがBGM目的で利用する場合も該当する。500平方メートル以下の店舗なら、年間6千円の使用料を支払えば管理楽曲を自由に再生できるとしている。BGMを含む18年度の使用料徴収額は約1155億円で、著作権者への分配額は約1126億円だった。

 フィットネスクラブやダンス教室、歌謡教室と徴収対象を拡大。17年には楽器教室からも著作権使用料を徴収するとの方針に対し、ヤマハ音楽振興会(東京都目黒区)や全国の音楽教室が教育目的で支払う義務がないとして東京地裁へ提訴して話題となった。

 BGM使用料を巡ってはこれまでに全国で5件が裁判となり、うち高松地裁で17年に和解、札幌地裁では18年にJASRAC側が勝訴して、理容店の経営者男性に約3万円の支払いと楽曲の使用差し止めが命じられた。

一斉提訴後に記者会見したJASRAC大阪支部の宇佐見和男支部長ら=2019年5月13日、大阪市内

 ▽裁判は最終手段

 「話し合いで解決するのが望ましいが、これ以上は難しいと判断した」。5月の提訴に合わせて大阪市内で開かれた記者会見で、JASRAC側は法的措置はあくまで最終手段だと強調した。この日、山梨・福岡の地裁でも同様の提訴があった。

 JASRACによると使用料徴収の対象店舗は19年3月時点で全国に約125万件。そのうち、CDや音楽プレーヤーでBGMを再生する店舗は約55万件あり、約40万件が未契約だ。

 提訴に先立ち、15年からBGM使用料の支払いを求める民事調停を開始。これまでに全国で687件申し立て、9割の事業者が応じた。JASRACの広報担当者は「何度お願いしても無断使用を繰り返したり、明確に契約を拒否されたりすると、提訴という手段を取らざるを得ない」と説明する。

 山梨、大阪、福岡での一斉提訴以降、契約の申し込みが増加し、報道前後の2週間を比べると、全国で約1・5倍、提訴があった1府2県に限ると約3倍だったという。担当者は「具体的な件数は公表できないが、(申し込みは)数十〜百件ほどの規模」としている。

 前回提訴と同様、今回の一斉提訴は各地裁で1件ずつ。地域ごとに店を選び見せしめ≠ノしているのではないかとの声に、JASRACは「(事業者との)やりとりの経緯や成り行きで訴訟先を決めている」と否定。「通常、特定の店舗を狙った訪問はしておらず、周辺店にも使用料の支払いをお願いして回る」として、徴収が不公平との指摘も当たらない、と見解を示した。

 あらためてJASRAC大阪支部で取材に応じた宇佐美和男支部長は「水道代や電気代と同じように、営業に必要な経費としてBGMの使用料を払ってもらえないのかとの思いが著作権者側にはある」と音楽家の声を代弁した。一方で「利用者が著作権利用料を身近に感じていない現状がある」と認め、BGMにも使用料が発生することを今後も電話や訪問で丁寧に説明し、世間の周知も促していくとした。
https://this.kiji.is/518330148109485153?c=39546741839462401


▲△▽▼


ジャズ喫茶スワン

新潟市 中央区 西堀通り4

TEL025-223-4349


営業時間

ライブのない平日はam10:00〜pm10:00
定休日:水曜日


Menu

coffee ¥450
tea ¥450
beer ¥600
etc...

swan audio note..

Speaker:JBL 4341

pre-amp:
DENNESEN JC-80
Mcintosh C-32

main-amp:JBL 6230

cd-player:STUDER D730
http://www.jazzswan.sakura.ne.jp/annai.html

33. 中川隆[-11523] koaQ7Jey 2020年9月04日 14:02:07 : HkgJnKAIEY : SlIuQVB5bUtNeFE=[20] 報告
【1422】120407 M氏邸訪問(終):英国ウェスタンでライブ物を楽しむ!・・・(^^;
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1482.html


さて、M氏邸のウェスタンのサブシステム・・・フルレンジの754Aを箱に入れ、2042のアンプで駆動するという、スペシャルな構成・・・これで聞く、大貫妙子は、5歳ほど若返った?気がして・・・

っと、上手く鳴らないとの話題のある寺島靖国さん監修のJazzBar2001から、フラジャイルを聞いてみると・・・先の大貫妙子をあれほどに鳴らすシステムで、この鳴りようでは、鳴らないのが正解じゃないかと思える感じ・・・(^^;

じゃあ、メインシステムの方で聞いてみましょうかと言う事になり、再び再生・・・

ああ、なるほど・・・中高域から上のシンバルの帯域がしっかり出てくると、それらしく鳴って来た・・・ピアノが随分艶やかに鳴り始めた・・・結構、この帯域で雰囲気が変わるんだ・・・ま、でも、良く鳴るというにはちょっと辛い感じ・・・

と、曲は良いんだけどねえ・・・CDの悪い所がそのまま出てしまう感じなんだけど、LPで聞いたら、きっと凄くいいだろうな・・・なんてコメントも・・・

いやあ、気が付くと、既に無条件に、英国ウェスタンのシステムで聞いて、感じよく鳴るか鳴らないかを基準にして聞いている・・・これで鳴らないのは、録音が・・・なんて(^^;

と、ここで、かめきちさんが所用で中座・・・で、M氏から、かめきちさんとの偶然の出会いから、英国ウェスタンの世界へ入った、奇遇なめぐり合わせのお話など・・・

で、次はこれを聞かせてくださいと・・・大さんが持参のCDを・・・

【ライブアットザきりきりぶらうん】
1422-01ライブアットザきりきりぶらうん.jpg

おお、このCD・・・もう手に入らないんですよ・・・いやあ、やっぱ弄ってないストレートな録音ですねえ、この鮮度感がたまりません・・・やっぱりこの鮮度感と音の肌触りは、このドライバとホーンの存在が大きそうだなあ・・・

特に、σ(^^)私の好きなギターの弦の色んな細かな音が、演奏が見えるかのように全部聞こえて来る感じは、たまりませんねえ・・・って言うか、ここがスカッと出無いとノリがよく無いですよね・・・

おお!会場の拍手が・・・この拍手ぐらいの立ち上がりが、楽器の音に欲しいですねとのコメントが・・・でも、やっぱり、良いとこも悪いとこも歩けど、生の方がいいなあ・・・(爆

と、これはライブなんで鳴ると思うんですけどと・・・出されたCDから2曲目を・・・

【ケニーバロントリオ】
1422-02ケニーバロントリオ.jpg

ふ〜ん、やっぱり随分ダイレクトな録音?・・・ピアノの音が先の寺島レコードとは違って、生々しい感じが強く出ますね・・・シンバルが気持ちいですね!・・・

こちらは、先のライブアットザきりきりぶらうんのように録りっぱなしに近い感じではなくて・・・聞きやすくしてある・・・会場の拍手も、立ち上がりを余り意識しない・・・と言うか、通常CDでは煩く、ごちゃごちゃなりがちなところを丸めちゃってる気もする・・・

と、もう一度レコードを聞かせてくださいとノリクエストで・・・ミスティを・・・

おおぉぉ!・・・困るなあ、こんなに濃くて、エッジの強調感を全く感じない、音の密度で感じる立体感・・・粒状感を感じない・・・濃くて滑らか・・・

っと、ここで、所用から戻られたかめきちさんと、カートリッジの話に・・・このカートリッジは、業務用の特注のもので・・・無垢のダイヤから針が作られてて・・・針の寿命も長いのだそうで・・・それから、プロ機のアームの話・・・針圧を確かめるべく、デジタルの針圧系で測ったら、小数点以下3桁まで正確だったとか・・・

それじゃあ、最後に、もう1曲だけと・・・

【北村英二】
1422‐03北村英二.jpg

ふ〜ん・・・このCD-R、M氏がレコードから録音されもので・・・リスポジの後の壁面には、このアーカイブが何百枚も・・・(@@;

その労力を想像すると、気が遠くなりそうだが・・・音を聞いて納得(^^;

元は、ダイレクトカッティングのレコードだそうですが・・・いやいや、凄いクオリティ・・・滑らかで濃く、ご機嫌なノリの演奏が、ドップリ楽しめる!・・・

でも、このCD-R、凄いですね!ドラムの鳴りっぷりがめっちゃご機嫌・・・スネアのドスドスってのがホンと気持ちよく聞こえる・・・ま、何よりクラリネットが良いのは勿論なんですけど・・・

っというわけで、かめきち邸のサウンドにぶっ飛んだ感覚から、M氏邸のサウンドは、サイズ的にも、音の出方的にも(英国ウェスタンとホーンの別世界サウンドの骨格はそのままに)、聞き慣れたイメージに近い印象で・・・少〜し、現実世界の感覚からでも地続きで捉えられる感じに戻ったところでお終いということに・・・

いやいや、ホンッと貴重な体験をさせていただいて・・・おまけに、とっても興味深いお話もたくさんいただいて・・・ま、ちょおっとσ(^^)私の知識不足で、せっかくのお話の充分消化出来てないのが申し訳ありませんが・・・m(_ _)m

今回の衝撃体験を、どのように自分の中に取り込んで、拙宅システムをどんなサウンドにまとめていけるかを、ボチッと考えながら取り組んで行きたいと・・・

って、実際は、帰って、拙宅の音を聞いて、ドンだけ落ち込んだか!・・・(^^;

この刺激が切れてしまったら、是非また直接のおさらいをさせてください・・・今回は、ホント、楽しく貴重な時間をありがとうございました・・・m(_ _)m

ってわけで、この訪問のお話は、これにてお終い・・・明日は・・・

多分、気を取り直して、拙宅サウンドでのお遊びの話かな?

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

[2012/06/28 07:00]


コメント

ウエスタン系で旨く鳴らないのは寺島レコードの音作が原因でしょう。

先日、寺島レコードのCD TERAMURA YOKO MOODSを聴きましたが下品な音作りに、がっかりしました。

所詮JAZZ喫茶系のオーディオレベルな録音・・・ てめえ達の装置で聴くように音作りされた感が聴き手に音楽の内容よりも自分たちが聴きたい音を優先したクソ録音・・・

昔、寺島靖国の本で紹介されたLPを集めて良いLPにも出会えたので少しは期待したのですが、寺島さんが音に口だししない方が良いのでは無いかと思います。

[2012/06/28 12:43] URL | 大佐


大佐、こんにちは。
あらら、またまた辛いことを・・・(^^;
どれもいまいち上手いこと鳴らんなあと思ってるうちのシステムでも、おっ、ちょっと欲しいとこ出るやん!って思うことがありますから、寺島さんの快感な部分をかなりクローズアップしてるんでしょうね(^^;
あるがままを軽々と、切れ味鋭くドバッとも、繊細にも出せるウェスタンのシステムでは、その音作りの裏側まで聞こえちゃって興醒めって感じましたが・・・
鳴りきらずに悶々としているシステムで、まやかしだとしても、ちょっとだけご機嫌にさせてくれる音作り・・・寺島さんの、ここええやろ?ってのが分かりやすくて、σ(^^)私は案外好きだったりします(^^;
特に、このJazzBarのシリーズは、いろんなCDからの寄せ集めですので、オリジナルのCDも聞くと、両方楽しめていいかな?なんて(^^;
ふか〜く楽しむには、オリジナルの方のレコード(オリジナル盤でなくても)を、英国ウェスタンのシステムで聞ければ幸せだろうなとは思いますが・・・限られた人しか聞けませんし(^^;
それより、モノの質の次元が違うと分かってはいても、うちのシステムを、ウェスタンのような音が出るように手なづけられたらなあ・・・なんて思ってしまいます(^^;
[2012/06/28 13:13] URL | Mt.T2
https://mtt2.blog.fc2.com/blog-entry-1482.html

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