http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/417.html
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(回答先: jazz オーディオ 魔境の旅 投稿者 富山誠 日時 2013 年 1 月 23 日 12:20:25)
HELSINKI SOUL "JAZZ ANOTHER SIDE" Live at jamjam ヘルシンキソウル
http://www.youtube.com/watch?v=EnDH8hVcrKk
ジャムジャム (coffee bar jam jam)
http://jamjam.tonosama.jp/
http://twilog.org/jam_jam_kobe
http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28000638/
神戸市中央区元町1-7-2 ニューもとビル地下1FAccessJR
TEL078-331-0876
営業時間 12:00〜23:00
日曜営業
定休日 不定休(GW・年末年始・盆時期は営業)
再生装置 2003/04/20
パワ-アンプ・・・マッキントッシュMC2000
コントロ-ル・・・マッキントッシュC27、LUX-CL35V
プレイヤ-・・・・ト-レンスD521
カ-トリッジ・・・シュア-V15V
スピ-カ-・・・・UREI-813BX
MC2000は世界中で400台の限定モデルです。KT88を8本使っています。
このアンプの底力は凄い!の一言です。
今現在コントロ-ルにLUXを使っていますが、これも一昔までのJAZZ喫茶ではよくお目にかかったものです。
jamjamではUREI,MC2000とのマッチング(バランス)を考慮し、ちょっと手を加えています。(本当によく鳴っていますよ)
おとなしそうに見えて、結構JAZZの魂を伝えてくれます。
カウントベ-シ-の凄さ、楽しさを是非体中で感じてください。
レコ-ドによって、録音の良し悪しがありますが、悪いもの(但し、演奏内容が良い)も出来るだけ生々しく表現できるようにと、頑張っています。
音の良いものだけしかかけない---というような店ではありませんので、どんどんリクエストをください
http://adm.eva.to/jamjam/tu/diary.cgi?mode=thing&page=60&kiji=18
アクセス
JR元町駅より海側に降り、徒歩2〜3分
旧居留地・大丸前駅から112m
地図
http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28000638/dtlmap/
http://map.mapple.net/map/map.aspx?q=_sid-G028011724
南京町そばにあるJazz喫茶Jam Jamにも行きました。Jam Jamも久しぶりだな。
ここは雑居ビルのB1Fにあり、私が知る中では全国3本の指に入る大きなJazz喫茶です。感覚的に茶房Voiceの5倍以上大きい。50坪くらいあるんじゃないかなぁ。冗談抜きでトイレですら四畳半くらいの大きさです。
薄暗い店内は短辺にウーレイ813BXが置かれ、あとは椅子やらソファやらカウンターやらが余裕を持って並べられています。(そんな人はいませんが)ソファに横になりながらでも聴けるんじゃないかくらい。
ブレンド500円とホットドック350円を注文。わたしここのホットドックが意外に好きでして、ホットドック食べるか、南京町で肉まん食べるかちょっと悩んだものです。
店が大きいから音量も大きくて、ここもVoiceと好対照。共通しているのはアナログが流れていることかな。
ほんとにこういう店がうちの地元にないものか・・・・。
http://plaza.rakuten.co.jp/afublog/diary/201101150000/?scid=we_blg_tw01
menu
Hot
ブレンドコーヒー¥500
ウインナコ−ヒ−¥600
エスプレッソ¥500
カプチ−ノ¥600
カフェ・ラテ¥600
フレ−バ−・ラテ¥650 (バニラ・キャラメル・アーモンド)
ココア¥600
紅茶(セイロン)¥600
ア−ルグレイ¥600
ハーブティー¥600 (アプリコット、ジャスミン)
Ice
アイスコ−ヒ−¥600
コ−ヒ−フロ−ト¥700
カフェラテ・フレッド¥600
カフェラテ・フレッド・フレ−バ−¥650
(バニラ・キャラメル・アーモンド)
アイス・ア−ルグレイ¥600
オーガニックオレンジジュース¥600
ジュースフロート¥700
メロンソーダ¥600
ソ−ダフロ−ト¥700
Dessert
バニラアイスクリ−ム¥600
アフォガ−ド・アル・カフェ¥700
シフォンケ−キ¥400
*ケーキは飲み物とセットでご注文下さい
Food
ピザト−スト¥600
シナモント−スト¥500
ト−スト¥400
おつまみ¥400
Alcohol
ビ−ル・ウイスキ−¥600
モスコミュール¥700
ジントニック¥700
http://jamjam.tonosama.jp/menu.html
シフォンケーキと飲み物をオーダーすると、シフォンケーキが\100円割引になります。ケーキセットとしてもどうぞ。
ウィンナーコーヒー(\600)
JamJamでぜひオーダーしたい一品がファンの中でも定評のあるウィンナーコーヒー。手動のエスプレッソ・マシーンによる挽きたて豆は、絶妙な力加減が腕の見せどころ。この挽きたてが、オーダー後にドリップされて香り深いコーヒーになる。香りや鮮度が違うのも頷けるわけですね。また、「あくまでサポート役」というクリームですが、これがまた美味しいんです。まさに隙なし!の一品です。
ベーシックシフォンケーキ(単品\500)
これはもう、スタッフさんの研究の賜物といえます。そのこだわりの一つ目は、黄身の美しさを最大に引き出すために、試行錯誤の末に選ばれた良質の卵「輝」。そして、ベーキングパウダー不使用により、口の中にパサパサ感を残させないまろやかさ。定番化しているベーシック・オレンジ・ココアの3種に加え、葡萄・紅茶のシフォンのお披露目が待ち遠しい。
JamJam流ウィンナーコーヒーの美味しい飲み方を伝授します。
1)たっぷりのせられたクリームはそのままに、そぅっと口に運ぶ。
2)表面上のクリームがある程度なくなったら、ここでかき混ぜないのがポイント。
*コーヒーの旨みを損なわないため
3)ブラウンシュガーがゆっくり溶け出して、飲み終わる頃にはカップの底はキレイなもの。
ゆっくり楽しんで・・ごちそうさまでした!
http://www.equiv.net/_11_mt/mt008.html
2007.11.07
JR元町からもほんの数分、おいしそうなパン屋さんがあったり、おいしそうな肉まんの店があったり…。おお、この餃子のお店は移転したんだなあ…なんて思いながら海側に歩く。
ジャズとは無関係な誘惑も多いこの辺り。どことなくエキゾチックな匂いのする街角を西に折れたら、すぐに見つかるのがジャズ喫茶「ジャムジャム」だ。
「ジャズ喫茶ってこんな感じだよね」っていうイメージが確かにあって。
1.薄暗くて、
2.なんか古っぽくて、
3.難しい顔をしたマスターがいて、
4.馴染みらしい(つまりはマニアっぽい)客が
5.いかにもウンチクを語りたそうな様子で
6.むつかしい顔をして音楽を聴いている…。
こんなイメージってありません?
ありますよね、事実、70年代くらいには、そんなふうなのこそが「正しいジャズ喫茶」だったわけで、そのとおりのお店もいまだにたくさんあるみたい。
幸い、この「ジャズ探訪記」ではそういうムツカシい所には出会ってないんだけど…今回お邪魔する「ジャムジャム」は、いったいどんなお店だろう?
ヘアサロンやレストランのサインも見えるビルの地下、エレベーターを降りると、もうそこがエントランス…、あれ、なんだこれ。
壁には映画のポスターが並んでいる。「死刑台のエレベーター」とかならナルホドだけど、これはジャズとは無関係だし、しかも新しい、地味ながら評価の高い佳品のものだ。公開前の作品まである。
「薬指の標本」、「やさしい嘘」…、映画好きなら、もうここで「あ、ナルホド」って思うはず。僕は映画には疎いけれど(あ、ジャズにも詳しくないんですけどね、スミマセン・笑)、もうここですでに、お店のセンスがわかっちゃう気がしますね。突き当たりの、ペパーミントグリーンに塗られたドアの向こうがいよいよ「ジャムジャム」だ。
お、さすがに大音量のジャズが聴こえる。でも、なんか違うぞ。
すぐに目にとまるのは長いカウンター。並んだボトルもコーヒーカップもいかにも清げで気持ちいい。観葉植物が目にも爽やかにレイアウトされていて、さらに座り心地の良さそうなソファが並んでいる。
棚に溢れんばかりのレコードは当然としても、2台ならんだターンテーブルは何だろう?えー、ジャズ喫茶というより、クラブとかカフェの雰囲気なんじゃない?
思い込みのイメージと実際のお店とのギャップに悩んでいると、そこに颯爽とあらわれたのがオーナーの池之上義人さん。シャツをはおった姿がいかにもこなれたアメリカン・カジュアル、実にオシャレです。お聞きすると、なんと御歳○○歳!じゃあ、あそこのスタッフの女の子となら親子でもおかしくないですねえ…って、え、本当に親子なんですか!
ずっと前からお店を手伝っているというオーナーのお嬢さんは、なんとまだ高校二年生なのだとか。こんなに早くからジャズの英才教育(?)を受けているとは末恐ろしい。いや違う、なんとも頼もしい。そしてその若さも、すんなりここの雰囲気になじんでいる。いや逆に、それくらい新しい、UP TO DATEなお店だということだろうなあ。
ジャズがかかってるのは当然だけど、不定期にライブやイベントも行われるそうだ。中でもおもしろそうなのが、月に一回くらいの割で行われる詩の朗読で、即興の詩あり、持ち込みの詩あり。お客さんがそれぞれに朗読をするんだそうだ。それに合わせて音を選んでDJをするのも池之上さんご自身(あ、2台のターンテーブルはそのためだったんですね)なんだそうだ。
「いや、まったく商売がヘタで…」
と苦笑する池之上さんだけど、「ジャムジャム」ももう延べ20年の歴史を持つ。震災後のブランクも、
「ちゃんと音を出せる場所が見つからなくて」
という理由だったらしい。
「古いジャズの良さはもちろん、新しいジャズの良さも提供できる店でありたいんです。そうやっていつでもお客さんをビックリさせたいですね(笑)」
今までのジャズ喫茶にこだわることなく、常に新しいスタイルを常に模索しているというこのお店。きっといつ来ても、その度に新しい発見があることだろう。
その自由さと柔軟さは、ジャズの魅力そのものなのかもしれない。
http://kobejazz.jp/jazz_report/vol18.html
「そこ」にあるjazzで癒す時間
ショッピングや通勤で賑わう街の、小さなビルの地下で今日も流れるjazz。JAZZ喫茶としてもあり方はいろいろ。こちらJamJamではレコードから出る音を体全体で聴くことができる。そしてそんなJamJamのオーナーはこう考える。
「何年経っても変わらないJAZZ喫茶。都会の中にあってもう一つの閉ざされた空間であり続ける。」
レコード盤という情報ソフト、その中に込められたプレイヤー達の情熱をオーディオというハードで少しでも伝えたいという。そんなマスターの情熱のこもったお店で暖かいコーヒーとJAZZを聞いていると日常の煩雑さから離れ、間違いなく至高のひと時を味わうことができる。街の中に居ながらにして、静かにジャズに耳を傾ける贅沢を楽しみたい人はぜひ立ち寄ってみて欲しい。
店長からの一言
たまにはJAZZを体中で聴いて下さい。スッキリするよ。
鹿間さん(05.05.30)
地下に広がる異次元空間。JAMJAM JAZZ WORLD コルトレーンがいる!
マイルスがそつけない横顔でペツトを片手に左足でリズムを取っている!
ここには往年のミユージシャンが日替わりで演奏にやつてくる。マスターの一郎さんの魅力にひきつけられて・・今日は誰に会えるのかな?・・
http://www.equiv.net/_11_mt/mt008.html
1995(平成7)年1月17日の阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)から早14年。
三宮や元町を歩いていても表面上は、その傷あとが(あまり)感じられない。
かつて存在していた「木馬」も“木馬's Tavern”として復活しているし、ここ“jamjam”も営業しているし、“KOBE JAZZ street”も毎年恒例になっているし、ライブハウスも三宮を中心に何軒も存在し、もともとjazzが盛んな港町の面影が、その気になれば感じられるすてきな街として、復興した。
大丸神戸店から元町商店街のアーケードに入ったちょっと裏手の地下一階。
←絶滅したはずの文字「ジャズ喫茶」を掲げている!
この「ちょっと裏手の地下」という立地が「わかる人だけ、来てね。」というメッセージになっていて、ソソラレルのだ。
地下への階段も初めての人には、
「えっ、ここって大丈夫(アブナイ店じゃないの)?」と思わせるし、2回目以降の人は、こんな案内表記もにこにこしながら、通過するだろう。
←アルバイトの女の子の手書きですね、これは。
ドアを開ける。
(ドアの下には通気のためだろうか、ドアストッパーがついている)
←やはりアジトである。
すると、そこでは右側から大音量の洗礼を受けることになる。
機材。
(プレーヤー・トーレンスTD521+SME3012PRO、SURE V15V/W)
(プリ・トロアード3C33、C27、LUX C35M)
(パワー・マッキントッシュC2255)
(スピーカー・ウーレイ813BX)
〜季刊ジャズ批評別冊「ジャズ日本列島95年版」より
右側の席は椅子がほとんどスピーカーを向けて配置されており、往年のジャズ喫茶そのもの。
当然! 「会話厳禁」
ただ、椅子の快適さは平成の時代のもので、今風である。
例えるならば、ボールがグローブに包み込まれるような感じで、疲れた身体を抱擁してくれる、そんな暖かさなのだ。
一度この椅子に腰掛けると、精気を吸い取られるように「ぐたぁ〜」としてしまう。
と同時に、スピーカーから大音量のほとばしり出る音の洪水と音の粒子(!?)を全身に浴びることになる。
すると10分も経つと音の粒子によって、身体の新陳代謝が良くなり、再び元気がわいてくる(私の場合。症状には個人差があります)。
そんなタイムスリップを体験できるスペースなのである。
←雑居ビルの地下1階は、配管剥き出しのアングラ空間。
左手のスペースは会話OKのテーブル席が配置されていて、こちらはちょっと大きめの声で(もしくはお互いに耳元で囁きながら)談笑している。
ここで是非とも行ってほしいのがトイレ。
無駄に広いその空間(ドアの内側)は、もし自分が便座に腰掛けていたときノックされても、遙か遠くにドアがあるために、反応することができない(声を出せばいいけど、恥ずかしい。鍵がかかっていれば「使用中」ってわかってほしいぞ!)
いつ行っても私より上の世代が過半を占める、そんな客層ですが、がむばってほしいお店です。
http://www.geocities.jp/sjtsunoda/jazzshop/jamjam/jamjam.html
JAZZ喫茶 jamjam に行ってきました。 2012年03月28日
場所は、中華街のある元町駅(兵庫県)。
横浜にも元町中華街駅というのがあるので、混同してしまいそうです。
中華街に入る一歩手前の路地に、JAZZ喫茶「jamjam」はありました。
お昼からやっているので、気軽に行きやすいと思います。
(ちなみに、私は日曜の2:00頃に行きました)
JAZZ喫茶は、地下一階にあります。
ちょっと薄暗い感じですが、勇気を出して突き進みますw
店内は縦に長く、その短辺にスピーカーが設置してありました。
(写真奥がアンプ、スピーカー。レコードプレーヤーは、カウンター席にありました)
リスニング席と、雑談席に分かれていて、JAZZをガッツリ聴きたい人は前者の席に座ります。写真はリスニング席からです。
休日の午後だったので、店内には常時3〜5人前後の人がおり、皆音楽に耳を傾けたり、本を読んだりとリラックスしている様子でした。
スピーカーは、UREI(ウーレイ)製のちょっと珍しい大型SPでした。
(暗くてよく見えませんでしたが、多分これ↑)
広々とした店内に、大音量(生演奏よりやや小さい?)でJAZZが響き渡っていました。
UREIのスピーカーは、適切に駆動されているようで、 弾ける低音、そして適度な張り出しをもった中高音が絶妙でした。 低音が「どぉぅッ」と鳴らずに「ボン、ダン」と鳴るのは、JAZZ再生にとって最高のご馳走ですね! JAZZに詳しくない私でも、気分がノリノリになる再生音でした。
スピーカーの構造上ツイーターの位置が低いので、前の席に人が座ると、やや高域がロールオフする感じはありました。
音楽鑑賞には問題ないレベルなので、リラックスして聞く分にはあえてツイーターが隠れるような席を探すのも良いでしょう。
このJAZZ喫茶は、若いご夫婦で経営されているようで、 トーストとドリンクを頂きましたが、なかなか美味でした。
元町駅(兵庫)から、徒歩3分程度なので、 近くの方はぜひ寄ってみてください!
http://blog.goo.ne.jp/4g1g4g0/e/f515b20663ad388fcaf8b915ab269cf0
久しぶりに、ジャズ喫茶のjamjamに行ってきました。
キース・ジャレットのライブが、神戸でありまして。そのついでに、寄りました。
暗くて良く見えませんが、ウーレイの813BXが鎮座しています。
これがまた、JBLユニットのホーン付きのアレで、濃い音なんですわ。
オーディオの音、ジャズ喫茶の音、ヴィンテージスピーカーの音、レコードの音。
まずは、ここへ寄ってみると良いです。
普通の生活を送っている人であれば、かなりの衝撃を受けるはずです。
おしゃべり厳禁席があったり、スピーカーの真ん前にリスニング席があったり。
まぁ、古代系の、由緒正しき、ジャズを聴く店です。
その割に、おしゃべりコーナーもあって、頑固一徹でもなく、多少の柔軟性をアレしています。
コーヒーも濃いです。
なかなかの、黒人フレーヴァーです。
でかい音で、濃い音で、真剣にレコードを聴ける、なかなか貴重な店です。
三宮や、元町に行ったら、是非jamjamへ。
此処で聴く、ウエインショーターや、トニーウイリアムスは、本当に最高です。
http://kikijazz.exblog.jp/14753154/
リッキーの父さんの口コミ 50代前半・男性・岡山県 '10/03 訪問
よくぞ復活!
この店は昔神戸に勤務していたときに良く行ったお店でした。
その当時は今の場所では無く、栄町通りのビルの1階にありました。
神戸を襲った地震でこのお店も被害に遭い、長らく休業していました。再開するのを楽しみにしていたのですが、その内私は神戸から転勤となり、この店のことも忘れていました。先日、会議で神戸に行く用事があり、ついでにジャズの聞ける店に行こうとインターネットを見ていたら懐かしい名前を見つけました。
もしかしてと思い、訪れてみるとやはりあの店でした。
見覚えのあるウーレイのスピーカー。アンプはマッキントッシュ。
ターンテーブルは変わっていましたが、音源は相変わらずレコード。
訪れた時、お店は若い女性が切り盛りしていて、オーナーが変わったかと思いましたが暫くすると懐かしいマスターが出勤。少しお話をしたところ、9年前にここで再開したそうです。私は10年前に神戸から転勤したのでその直後に再開したようです。残念。
ジャズ喫茶業界も厳しいそうで、訪れた日もお客さんは私の他に3人。
可成り広い店内がガランとしていました。
音の方は相変わらずいい音で、丁度私の好きなビル・エヴァンスのアルバム「ポートレイト・イン・ジャズ」が掛かりましたが、家では聞けない素晴らしい音。
普通のステレオでは女性的に聞こえるビルのピアノがここでは力強いタッチで別人のようです。
アルバム自体もオリジナル版のようで、その違いも大きいと思います。
とにかく、ジャズやオーディオが好きな人は是非一度訪れてください。
きっとお気に入りになるはずです。
http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28000638/dtlrvwlst/1515160/
イカ八郎 (388)さんの口コミ 30代後半・男性・兵庫県 '10/12 訪問
JAZZの街神戸の老舗JAZZ喫茶
’10・12・24(金)
たぶん8年ぶりくらいです。
21時くらいに元町で喫茶店を探して歩いていたが、やっとたどり着いたのがこちら。
JAZZが流れる喫茶店ではない。JAZZを聴きながらコーヒーが飲める店である。
とにかく、めちゃくちゃ大音量。
これより大きい音ってクラブかライブでしか聴けない。
リスニングコーナーと会話コーナーがあるが、昔、会話コーナーで大きな声で笑ってしまい注意されたことがある。
なんせ、JAZZを聴くために入る店なんで、コブクロ好きには辛いでしょう。
でも、JAZZが苦にならない人なら、ソファーふかふかだし、コーヒー美味しいし、雰囲気いいし、トイレ大きいし。
いい喫茶店でもあります。
近づかないと話しにくいので、二人の距離を縮めるにもいいかもしれません。
ほとんどの人が会話コーナーで喫茶使いしていますが、会社帰りのサラリーマンらしき人が一人でリスニングコーナーに入ったりも。
JAZZ好きなんだろうなぁ。
大好きなJAZZをこんな大音量で聴けるって至福の時間でしょうね。
来年1月始めには「砂の器」のロケに使われるので2日間ほど休業するらしいです。
そんないい感じのお店なんです。
http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28000638/dtlrvwlst/2320619/
2008.2.14 還暦よし坊 本当のJAZZ喫茶
1960年からJAZZ喫茶に通っている還暦のおっさんです。煙草の煙とアナログレコードから出る大音量。そして怪しげなインテリア!会話をせずにただJAZZを聞く。これが本当のJAZZ喫茶。
この感じの喫茶店は1990年代には廃れ、飲み屋やライブ屋になり、つい最近驚いたことに有名な吉祥寺のメグはCD演奏で店内禁煙!喫茶店は憩いの場所で煙草も吸えんJAZZ喫茶は引退したら寺島オーナー。
今の所私が知っている本当のJAZZ喫茶は今のところ一関のベーシーと東京のいーぐるとここ神戸元町のJAMJAMだけか!
JAMJAMは薄暗い階段を地下に下りていくといかにも手作りインテリアと言う感じの店内で少し年はとっているがイケメンのマスターとその娘さんと思われる方が仕切っている。暗く50uはある店内で美味しい珈琲を飲みながらのアナログレコードのJAZZは最高。ただいつもガラガラで儲かっていないと思われるのが心配です。マスター頑張ってこれからも良いJAZZ喫茶の火を消さないで下さい。
2007.8.14 自称ボサノバギタリスト 震災から神戸にいます
神戸に来て早くも12年。
神戸はJAZZストリートをはじめ、JAZZのお店が多くて嬉しい限り。
コーヒー好きもあってJAMJAMには時々行ってます。(普段はスタバですが・・・)
とにかくオーディオがすばらしく、これほど大音量で高品質な音を聞けるお店はなかなかないでしょう。
東京にも住んでいましたが、いままでの中では音質、店の雰囲気共最高だと思います。
建築家の安藤忠雄氏も時折来店されるようです。
お客さんがいつも少ないのが心配・・・
いつまでも続けてほしいお店のひとつです
http://www.jazzsoda.com/cafe/jamjam.htm
神戸 JAZZ巡礼の旅へ 〜JAZZ喫茶 JamJam再訪〜 2006年07月23日
三連休の先週末、所用で4年振りの神戸へ。神戸と言えばJAZZの街としても有名であるが、元町にあるJAZZ喫茶JamJamは、数ある神戸のJAZZスポットの中でも、僕にとって特に思い入れの深い店だ。
JR元町駅の程近く。賑やかな商店街のアーケードから一本それた細い通り沿いのビルの地下に、その店はある。学校の教室2つ分ほどの広々とした地下の空間に、大音量で鳴り響くJAZZ。
店の前方に鎮座する巨大なオーディオシステムの力なのか、LPのみに限られている音源の為なのかは定かではないが、その空間に溢れるサウンドは大音量ながら丸みと温かみを帯びていて、訪れた者を心地良く包み込む。まるでライブでも聴いているかのような音の立体感と臨場感。
幸福な音に満ちた空間、外界と遮断された独特の店の雰囲気、美味い珈琲、マスターの選盤センスと人柄。その全てが素晴らしく、神戸を訪れた際にはここを再訪することを心に決めていた店だった。
4年ぶりの訪問。マスター、イチロウさんに挨拶を済ませ、まずリクエストさせてもらったのが、Wes Montgomery(g)の”Live in Paris 1965”。前回の訪問の際に聴かせて頂いて、演奏内容の良さと轟音のような観客の拍手と歓声に感動し、東京に帰ってこの盤を探し回ったという、僕にとって思い出の一枚である。東京で探し当てて、自宅のステレオでその拍手と歓声を聴いたときは「こんなもんだったか?」と思ったが、改めてJamJamで聴みると、やはり僕の記憶の中にあった通りの轟音であった。
Ray Bryant(p) の”Alone at Montreux”などという、よく知った盤もかかっていたが、これも自宅で聴くのとは全く印象が違う。自分が熱狂する観客の渦の中にいて、目の前で圧倒的なパフォーマンスが行われていると錯覚するかのような迫力。2枚のライブ盤は、この店、このシステムでしか作れない音があるということを、改めて僕に認識させてくれた。
その他にも、Spring is here / Carol Sloane (Vo)、For members only / Tubby Hayes (ts)、Black Orpheus / 鈴木勲 (b) などなど、今回もマスターは今迄聴いたことのなかった名盤の数々を、僕に聴かせてくれた。結局土日両日お邪魔してしまい、JamJam滞在時間は2日間で延べ5時間。浴びるようにJAZZを聴いた。こんなに高い密度で音楽を聴いたのは、本当に久しぶりだった。
純粋にJAZZを堪能したいコアなファンから、本を片手に一人の世界を楽しむ人、この店の雰囲気が好きでやって来るカップルまで、本当に様々な人たちがこの店を去来する。JAZZが下火となっている昨今に於いて、これほどまで多くの人が訪れる店というのも希有な存在である。しかし、訪れる人は様々であっても、彼らが求めるものは同じなのだろう。きっと彼らは、マスターのこだわりが生み出したこの至福の空間を求めて、この店を訪れるのだ。
僕は東京、神戸を含め、様々な街でJAZZの店を訪れたけれど、音楽と居心地の良さをここまで両立させた店は、他になかなか無いのではないかと思う。神戸を訪れたなら是非立ち寄って、そこに流れる音楽と時間、そして空間を自ら体験して頂きたい。JAZZの街神戸を代表する名店である。
コメント
1. Posted by nureyev_1968 2006年08月29日 21:52
おお なおきさんもJamJamファンですか
僕も年に1〜2度は足を向けます
カウンターでグラスを傾けながら聴くも良し、椅子にのんびりと座って本を読みながら聴くも良し、そのときの気分で楽しんでおります
それにしても、あそこでかかるレコードは見たことも無いようなものばかりで、毎回驚きの連続です
2. Posted by なおき 2006年08月31日 12:57
読者の中にもJAMJAMファンがいらっしゃるとは!奇遇ですねえ。
本文にも書きましたが、全国探してもこれほど条件の整ったJAZZ喫茶はそうは無いと思います。わざわざ神戸に行くだけの価値を感じるお店です。
マスターも素晴らしい方なので、一度お話になられてみては如何でしょうか?
http://blog.livedoor.jp/threeviews/archives/50965838.html
神戸のジャズ喫茶♪ Jam Jam 2010/10/13(水)
遠い昔〜Dzは神戸の三宮にある国際会館でジャズフェスティバルがありましてあのすさみの片田舎からバスと電車に乗って一人〜三宮に出かけました!
学生の分際で〜国際会館探すのめんどくさいから〜
タクシー乗り場で「すみません〜国際会館まで」と言うと運転手がめんどくさそうな顔をして「兄ちゃん〜〜あそこや〜〜」目の前200メートルほどのトコロを指差してくれました!
ううん〜〜なつかしい〜〜
神戸か横浜か〜〜異人漂う街〜多分神戸だったと思うのですが日本のジャズの発祥地〜
おしゃれでしょ〜このオブジェ〜
風見鶏の前にありました!
元町中華街の近くにあります〜
ジャズ喫茶〜Jam Jam 地下1階にあります!
めっちゃ広い店内でスタジオモニタースピーカー ウ―レィの38センチ×2〜コアキシャル(同軸)スピーカーをラックスのアンプでレコードをガンガン鳴らしてました!
最近家でブログばかりで^オーディオまったく聴いてない〜
やっぱり38センチダブルウーハーはいい低音出ますね〜〜
久々胸騒ぎしました〜〜あかんあかん〜〜バイク買ったばかり
オーディオは今封印しなければ、、、、、、、
我が家も38センチダブルウーハーです!
2枚目のレコードがかかった時「おっ〜〜これはいい〜〜」
ギターでブルーボッサ〜とか知ってる曲がたくさん鳴って〜
マスターに「この演奏誰なんですか?」と聞くと
「パット マルチーノです〜いいでしょ〜〜グイグイくる演奏!」
僕らは昔ジャズ喫茶を回っていいレコードかかったら題名教えてもらってレコード店に行って買ったもんです〜〜
「和歌山の白浜方面から来ました」〜「またきてください」って握手してくれました
とっても感じのいい店でとっても気さくで感じのいいマスターでした!
きっとまた来ますから〜〜
http://blogs.yahoo.co.jp/drzmanno23l/17346884.html
インタビュー:池之上義人 (ジャズ喫茶 jamjam) 2012年8月7日火曜日
2012.8.10 Friに開催の、「クラブ・ジャズ喫茶[モア]-RENEWAL SPECIAL-」。
同イベントにスペシャル・ゲストDJとして出演していただく、ジャズ喫茶 jamjamのマスター・池之上義人さんへのインタビューをお送りします♪
今年(2012年)5月に還暦を迎えられ、ますます渋味を増し、ますます滋味を深め、ますますパワフルなマスターから発せられる言々句々は…
すべてのジャズ愛好家が刮目し、精神の奥底に刻むべきスピリットにあふれています。
*****
■マスターとジャズ
__ジャズとは、いつ、どのように出合ったのですか?
大学時代に初めて行ったジャズ喫茶で、コルトレーンを聴かされて打ちのめされました。それからは、寝てもジャズ、起きてもジャズでしたね。写真の仕事をしながらも、ファインダーには常にジャズがありました。
__好きなアーティスト/楽曲/LPはありますか? また、それはなぜなでしょうか。
好きと言えるものは数えきれませんが、敢えて言いますと“ジョン・コルトレーン”(アーティスト)かな? その「至上の愛」。誰もが知ってるLPです。理屈じゃないですね。未だに理解できないです。
■マスターとジャズ喫茶
__ジャズ喫茶をオープンしようと思ったキッカケは?
まあ、若気の至りでカメラマンを目指していたんですが、ドロップアウト。初めてのジャズ喫茶経験から、そのイメージがいつも頭によぎっていました。就職してからもジャズ喫茶通いが続き、気がつけばジャズ喫茶を始めていた。当然なるようになった”ということでしょうか。
__“jamjam”というネーミングには、どんな想いが込められているのですか?
ジャムですね。いわゆる苺ジャムです。「人種、イディオロギー 、宗教を超え、ジャズという中でごちゃ混ぜになって楽しもう」不遜ながら、そういう気持ちからネーミングしました。同じ語句の繰り返しは覚えやすいように(笑)。
__現在の、お店の形態や特徴を教えてください。
店の形態はド・ジャズ”を大音量で聴いていただくこと。コーヒー、アルコールを飲みながら、思いっきりジャズに浸っていただくことですね。中途半端にレコードはかけません。真剣勝負でかけています(疲れますけどね)。
■マスターと選曲/DJ
__お店の選曲について、テーマはありますか?
ジャズ喫茶として皿を回す時には、メインストリーム物を中心に載しています。DJ時でもそうですが、緊張と弛緩はいつも冷静でいるつもりです。テーマとしては“生きるジャズ”でしょうか?
__なぜDJをしようと思ったのですか?
30数年間ジャズ喫茶をしていますが、DJイベントを初めて体験し、「あっ、僕のしたかったことはこれだ!」と気づきました。ジャズの楽しさが、ダイレクトに伝わってきたんです。
__DJをされるときのテーマを教えてください。
ジャズは決して古きにあらず。いつも進化し、人に活力を与えてくれるもの。そう信じて回しています。
■マスターの人生
__マスター人生において、忘れられない人や事はありますか?
60年生きてきましたから、それなりにややこしい事や素晴らしい出会いなどありましたね(笑)。ジャズ喫茶で聴いた「至上の愛」コルトレーン)。ラジオから流れてきた「エクスプロレーションズ」ビル・エバンス)。この二つの出会いが今の僕です。あと、儲けにもならないジャズ喫茶を続ける僕を応援してくれた彼女たち(故人)。
__長きにわたって、ジャズ喫茶を運営してこられました。なぜ続けることができたと思いますか?
いつも、「もう辞めよう、辞めよう」と思っていましたよ。でも「僕の出来ることはこれしかないし、二足のわらじは履きたくいない」「ジャズで生きよう」と思って続けています。
http://moreproject3776.blogspot.jp/2012/08/jamjam.html
神戸元町 JamJam 超本格派! 訪問日:2004年4月20日金曜
なかなか良い気分になって、M&Mを出て、何か不穏な匂いのする”JamJam”へ向かう。元町に来た最初にこのジャズ喫茶を確認し、奥から攻めて、最後に来ようと予定した。
何か期待をして良いような看板である。
少なくとも、大音量を保障してくれる。
うーむ、ちょっと体に力が入る。
地下に降りてゆくと、広い。
普通直ちにドアがあると思うが、ここでは大きな地下の空洞に、家が建っている、という感じである。
こんな看板があって、
こんな看板があって、
ようやくドアがある。
中に入ると広い。
中は大きく分けて、スピーカーサイドと(ここはシートがスピーカーを向いている)、奥のほう(スピーカーから遠い方)に別れ、スピーカー側には、「会話厳禁」の札があり、奥のほうには、「お話は小声で」的な注意書きがある。
懐かしい言葉ですね、「会話厳禁」です。
更に、トイレが広い、6−8畳はある。
その店員募集の紙の文章が、また凄い。
厳しく、厳格で、超本格派である、まだ生き残っている。
今まで訪問した中で最強ではないだろうか。
「会話厳禁」「熱血指導」だよ。
そして、ここで何が起こったか?
素晴らしい。完全脱帽である。
最初はちょっと遠慮して前から3番目ほどのシートに座ったのだが、どうももっと前に行く必要がある気がして、最前線に移動した。
ちょっと暗いが、スピーカーのところに張ってある「会話厳禁」。
ど迫力で音が押して来る、この音楽は何だろうと、ジャケットを見ようと見回したが見当たらない。
のこのことカウンターに行き聞くと、カウンターの壁面に飾ってある。
恥ずかしながら知らない、が、すごい。
それからかかるものかかるものが、全て素晴らしく、このような体験は千葉のキャンディ以来である。
つまり、音が違うので、音楽が違うように聞こえる。これが本来のこのレコードの音楽なのだろうか、或いは、本来のレコードの音を誇張したような音楽なのだろうか・・・、しかしいずれにしろ、素晴らしく自分に届くことは確かだ。
シダー・ウォルトン:First Set (シダーさん、あんたはパウエルか?)
フレディー・ハバード:バックラッシュ
キースジャレット:Changes
Screaming・・・ちょっとわからない。
どれもこれも、何となくもう一度聞きなおす、というような体験である。
ビールの他に、ちょっと悪いので、コーヒーとホットドッグも頼んだ。
そして、トイレの素晴らしさ、広い、映画のポスターなどでいっぱい。
とにかく広くておもしろい。
雑記帳はトイレの中にある。
見なかったので筆記具があるかどうかはわからない。
たっぷり楽しんで、いやもっと長い時間いたいのだけれど、次の予定がある。
昔、45年前の学生時代、三宮か西宮に下宿していた津山、邪美館のマスターのところに京都から遊びに来たことも数度あった。
その頃一番気に入っていた神戸のジャズ喫茶は「さりげなく」だった。何か上へ上へと登って行き、上から光が降り注ぎ、ジャズが流れ、天空のジャズ喫茶のような印象が残っている。
その頃、このJamJamは無かったのだろうか?(チェックしてみると、2000年に開店です、その頃はなかった。)
元町近辺のジャズファンはいいですね、M&MとJamJamがある。
http://jazzangya.jugem.jp/?cid=96
神戸ジャズ喫茶 M&M
http://www.youtube.com/watch?v=Zx5A5S0r9W0
M&M
兵庫県神戸市中央区栄町通2-7-3
TEL 078-393-0788
http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28008967/
http://kobejazz.jp/jazz_report/vol74.html
地図
http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28008967/dtlmap/
M&Mの再生装置
スピーカー JBL2600
プレーヤー THORENSのTD320VB/3009RS
McIntoshの真空管メインアンプ
http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28008967/dtlrvwlst/838918/
ジャズ喫茶「M&M」の思ひ出 2012/11/17
元町のジャズ喫茶M&Mのママが、この夏に亡くなったという事を今日知った。最近はめっきり行く時間が持てなかったのだが、学生の頃からよく入り浸り、ママにも可愛がってもらってただけにショックが隠せない。遅ればせながら、ご冥福をお祈りします。
M&Mは元町南京町の西側入口にあるジャズ喫茶。以前はJamJamというジャズ喫茶を開いていた。
高校生の頃、時々行ったことがあるが2枚扉をくぐると「談話はご遠慮ください」という貼り紙がしてあり、大音量で良質のJazzが流れていた。
あそこで聴いたエディ・ロックジョー・デイビスとジョニー・グリフィンのクインテットの演奏(モンクの曲を演ってた)の熱気は忘れられない体験となった。
JamJamは夫婦で経営されている店で、ジーンズのオーバーオールを着た、少し水森亜土ちゃんに似た感じの奥さんがかわいくて、クールだった。高校生の僕はそんな雰囲気を背伸びして味わっていたのだ。
学生時代に阪神大震災が起きた。僕は大阪に下宿していたのだが、少し落ち着いてから神戸に戻っていろんな所を歩いて回った。元町のジャズ喫茶もどうなってるかなと回ってみた。「木馬」も「JamJam」もなんとか営業を再開しててとりあえずホッとしたものだ。
しかし、入居しているビルの損傷のため「木馬」も「JamJam」も閉店を余儀なくされる。「木馬」はトアウエストに店を移し再開。昔ながらのジャズ喫茶という風情は薄まりつつも、音楽、映画、文学、写真などの文化人が集う場として復活した感じだった。僕もよく通った。
しばらくして「JamJam」のママが店を出すらしい、という噂を耳にした。
どうやら閉店後、離婚し、レコードもほとんどない状態で店を再開する、ということらしかった。その話を聞いて、これはママを助けなイカン!応援するぞ!と友人と共に誓ったのであった。
僕のジャズ喫茶での居座りスタイルは、カウンターにどっかり腰を落ち着けて、注文はたいてい珈琲をブラックで。あまりべらべら話はせず、ジャズの雑誌に目を落としながら流れてくる音楽に耳を傾ける。気になる音源に遭遇したら「これは誰ですか?」と訊いてマニアックな情報を得る。
そうこうしているうちにママとも面識が出来てきて、少しばかりの会話を楽しむことも増えてきた。珈琲を注文しても「ブラックやね」と言って、ミルクもスプーンも出てこない感じになってきた。ZOOT SIMSが好きだと言ったら、すっと彼のレコードを取って掛けてくれたりした。
そのウチ、元町商店街の東入口辺りに「JamJam」という店がオープンする。
そう、別れたダンナの方が店を再開したのだ。
複雑な気持ちで、ちゃっかりと検証しに行ったのだが、大音量でJazzを聴かせる昔ながらのスタイルは保っていた。しかし、カウンターの中には違う女の方…
新「JamJam」の雰囲気も良いので、それはそれでいいんだけど、個人的には「M&M」のアットホームな感じがホッとするし、やっぱりママを応援したいなという気持ちも強かったので、やっぱり自ずとそっちに足が向かうのだった。
大学を卒業して何年か経った頃、僕は写真に凝っていた時期がある。昔、王子動物園で動物の写真を取っていた時のネガがあって、その中から面白い写真を大きく引き伸ばしたりして楽しんでいたのだが、その写真をママに見せたら、なぜかお腹の大きいヤギが2匹寝てる写真を気に入った。
その写真はママにあげたのだが、後日ちゃんと額縁に入れていろんな人に見せていたらしい。自分の中ではどうってことない写真だと思っていたけど、そこまでされるのは正直嬉しかった。
仕事に就いてからは、街に出ること自体が少なくなったのだが出張の帰りや、飲み会の帰りや何やかやと機会があれば足を運んだものだ。同僚も連れて行ったりして。そして帰り際にママにこんな仕事に就いたとか、子どもが出来たとか、近況報告をしたのだ。
ここ何年かはホントに顔を出せなかったな。最後に行ったのはいつだったか?たまに元町を歩くことがあると、寄りたいなといつも思っていたのだが、どうしても帰りを急いでいたり他に行く所があったりで行けずにいたのだ。今思えば心残りだな。もう一度、ママと話をしたかった。
ママ亡き後、今M&Mはどうなってんだろ?有志の手によって再開させたいという話があると聞いたが、現在はどんな感じに話がなっているのだろう?ま、どうであれ、今度近くに行ってみようと思う。そしてママに感謝の意を表したい。
http://moriakimiki.wordpress.com/2012/11/17/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%BA%E5%96%AB%E8%8C%B6%E3%80%8Cmm%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%80%9D%E3%81%B2%E5%87%BA/
にゃんこは悲しい 2012年7月 9日 (月)
にゃんこの勤務地が神戸になった約15年前からのお付き合いで、南京町の入口近くのJAZZ喫茶「M&M」のママが突然に亡くなった。
少し前に、夕方だったが、「M&M」のママに会いたいと思って電話をした時に、「これからあがって帰るとこ、ごめんなさい」って聞いたのが、最後の言葉だった。
「M&M」はJBLとマッキンでLPでのJAZZが聴ける貴重なJAZZ喫茶だが、にゃんこはどちらかと言えば、ママと話が出来るのが楽しみだった。年齢は不詳だったが、「ペギー・リー」にちょっと似ている素敵なママ。
その「M&M」が縁で、知り合ったT君から、突然、「ママが亡くなった」と電話での連絡があった。嘘だと思いたかったが、彼は冗談を言うタイプではない。でもすぐには信じ難い。でも現実でもある。「お別れの場は?」と聞いてみたが、「何も詳しいことは分からない」とのこと。その時は「何かわかったら連絡をして」と・・・。その後、すぐに連絡を貰ったが、「ご家族のみでのお葬式をされるので、我々にお別れの機会がない」とのことだった。
ママが亡くなった実感がないままに悶々としていた時・・・ママが亡くなる前から、「M&M」でライブが予定されていた日に、予定通りライブが行われるとの連絡がTより入った。そのライブに行けば、もしかしてその時にお別れができるようなことが行われるかも?
夜のライブだったので、Cafeの営業が終わってから行けると、急いで行く準備した。まずホテルを予約しようと、神戸大丸の前にある、いつも神戸では利用する「東急ビズフォート」にて宿を確保。
どうして亡くなったかも、何も分からないままに、当日を迎え、仕事を終えて、シュフと近鉄特急に飛び乗った。車内ではママとの思い出話だった。「M&M」へ行く時はいつもシュフ光子といっしょに行く。そしてママとの世間ばなしを楽しんだ。片方の耳で、ママの話を聞きながら、もう片方はJBLから流れるJAZZを聴いていた。
ホテルへチェックインをして、南京町を通り抜けて、「M&M」に着いて、すぐT君を見つけた。結構、多くの方が来ておられた。そしてまず知ったのは「ライブは無くて、お別れの場を設けられていた」こと。
いつもママが座っていたところのカウンターに遺影が飾られて、お花とお線香を供えられるようになっていた。早速、お参りをさせて頂いた。ずっと、にゃんこの瞼に残っている、笑顔のママの写真が供えられていた。「ママ どうして?」 ・・・やっと実感として、本当にママはなくなったんや。
優しいママをたくさんの方が慕っておられたんや。JAZZ喫茶スペースは人で埋まっていた。T君に空いたテーブルへ案内して貰って、落ち着いた。ママが亡くなった原因は突然の脳出血とのことが解った。テーブルの周りの方々とママの思い出話をさせて頂いた。
その場所からはママがいつも居たカウンターの内側がちょうど見えた。でもママの姿はない。
最も気にしていたのは、今後のJAZZ喫茶「M&M」はどうなるのか? 何も決まっていないようだ。ママがいての「M&M」だから、存続は難しいそう。お別れ会は11時までとのことで、先に失礼することにした。お世話になったT君にはお礼を言って、もう一度、遺影のママに最後のお別れをした。二階にあるので、通い慣れた木製の階段を寂しく降りたら、下ではママによく似た娘さんが居られて、ご挨拶をして、「M&M」を後にした。
5年間の神戸での勤務はたいへんだったけど、よく、ここに来て、ママの笑顔と楽しいお話で癒された。
「ママありがとう、安らかに・・・」
このブログを書いている時、ちょうどNHKが「スイング・ガール」を放送している。
http://asuka-no-shokutaku.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-fa77.html
ジャズ喫茶 M&M(神戸・元町) ジャズ探訪記 2012.11.26
神戸元町。観光スポットとしても人気の高い南京町にもほど近いこの辺りだが、今を去ること5年近く前、2008年に我らが「ジャズ探」取材チームはこの店を訪れているのである。
ビルの2階にあるこのお店の中がとても静かで落ち着ける空間であることに驚いたものだった。その後、ごく近くまで行きながら立ち寄れないでいたのだった。
ところがつい最近、「エムエムが再開したらしい」という噂が僕の耳にも聞えてきたのである。
再開?
ってことは閉まってたの?
そんなことすら知らなかったのだ。何度も神戸を訪ねていながら。
事情がよくわからないままに再びこのお店を紹介することとなり、古びた階段を昇って行くと、入り口のドアのロゴも懐かしい。ビルの中とは思えない、あの天井が見えてくる。
迎えてくれたのはM&Mの新しい店主、桶口優さんである。
若い!
聞けばまだ31歳なのだとか。店主というより、どうかするとアルバイトスタッフに見えてしまうくらいの若さだ。
我々取材チームがここを訪ねたのが2008年の2月。その後も変わりなくお店は開いていたのだが、前オーナー池之上さんが今年6月に急逝。後を引き継ぐ人もなく、お店は閉まったままだったらしい。そこで立ち上がったのが桶口さんなのである。
桶口さん自身このお店の常連で、週に何度も足を運び、ジャズを聴き、池之上ママと話をしていくのが楽しみだったのだそうだ。それだけにママの急逝と閉店はとても残念だったらしい。
閉店を知らせるポスターにも、「早く再開してくれよ」なんていうジャズファン・M&Mファンのメッセージがたくさん残されていた。
「将来はこんなお店を持てたらいいなあ」
とずっと思っていて、計画をあれこれ練っていたという桶口さん、立ち上がってからは早かった。
そう、こういうときって、不思議な縁とか出会いがあるモンなんですよね。池之上ママのご家族とも、なんとも意外な形で出会っていたということだ。それからトントン拍子に話が進み、なんと閉店から4ヶ月ほどでM&Mは再びその扉を開けることになったのである。新聞でもこのことが紹介されたとの事、再開を待ち望んでいたファンの多くがどれほど喜んだことかは想像に難くない。
ところで新生M&M。 カテゴリーとすれば「ジャズ喫茶」なのだけど、ここはあえて、敬意をこめて「ジャズカフェ」と呼びたい。多くの若い人たちがイメージする(つまり、直接には知らない)ジャズ喫茶とは大きく違うのだ。清潔で明るく、難しい顔をしてジャズを聴いてる人なんていないのだ。桶口さん自身もかなりなジャズファンには違いないのだけど、いわゆる「こだわり」がないようなのだ。好きな人が好きなように聴けばええんちゃう?という感じ。
(…しかしアレですね、『ジャズファン=こだわりの人』みたいな図式が僕らの中にいまだにあるわけですねえ、こうして書いてるってことは)
そして、
「気軽にジャズに触れて楽しんで、その魅力を知ってもらえれば、うれしいですねえ。まずそれが第一です」
とおっしゃる。池之上ママが作った店と雰囲気を大切にしていることはまちがいないけど、たくさんのLPレコードやオーディオも「こだわって使ってる」というよりは
「いいものがちゃんと残ってるんだからたいせつに使おう」
という気持ちが感じられるのだ。その気持ちに妙なバイアスがかかってないのがとても好ましい。いや、かかっているのはむしろ硬派なジャズだったりもするのだけど、ここでそれを聴くのはとても平明な、自然なことのように思える。ここで聴いているうちにいい曲や好きなフレーズに出会うと、つい笑顔になってしまうような感じなのだ。「ジャズっていいよねえ」と。
営業時間も含め、まだまだ模索中のことも多いという桶口さん。
その桶口さんのジャズ以外のおすすめは、「ギネスカレー」である。
ギネスビールで煮込んだというそのカレーは1日に10食ほどしか出せないらしいのだけど、いやあこれは食べてみたい。そして我々取材チームがちょっと驚いたのは、コーヒーがおいしいことである。
「そんなのアタリマエ」などと言うなかれ。コーヒーにしろ紅茶にしろ、ホントにおいしいところは意外なほど少ないんです。
神戸の街の窓に、しばらく消えていた明かりが再び灯った。
それが僕たちの胸を、なんと明るく照らしてくれることだろう。取材を終え、あれこれ書きたいことはたくさんあるんだけど…、ホントはたったひとこと書けばいいのだ。
「一度行きたまえ」と。
http://kobejazz.jp/jazz_report/vol74.html
JAZZ喫茶 M&M / 神戸元町 2013/01/19(土)
元町を散歩中
昔、通っていたJAZZ喫茶
素敵なママさんが居る店だ
たまたま、通りかかったら開いていた
以前から何度も前を通ると閉まっていたので
閉店したのだと思っていた。
久々にママさんに会える!
思わず階段を登る
アレッ?
何か違う
違和感
階段に置かれたスピーカーからはジャズが流れている
以前は無かったような?
あったような?
扉を開けると空気が違う
前と違う店に来たような感じだ
周りを見渡す
馴染みのJBLのスピーカーも
マッキントッシュのパワーアンプも健在だ
程なく、いらっしゃいませ!
と奥から若い男性が注文をとる
ママさんは?
と確認すると、お亡くなりになられたみたいだった。
そして、話してくれたのは息子さん
店を残したいとの声が多かったみたいです。
そして、常連さんと息子さんが一念発起でがんばっている。
立つ人によって店自体が変わってしまう。
2000枚あるLPからスピーカーを通して深みと重みのある音が店に鳴り響く
良い店は残したい。
応援してみようと思います。
コメント
時を超え流れる歌声は以前と変わらず
でも大きなピースが抜けたパズル
それすらも自然にする長い時間
応援してあげてくださいね
P.S.ヘレンメリルが好きです
2013/01/20(日) 19:10:51 | URL | アルティマ #- [ 編集 ]
さみしいですよね
店内に流れる音楽に
ママさんの思い出を
重ね合わせるお客さんも多いのでは?
2013/01/21(月) 09:10:02 | URL | 八ちゃん #- [ 編集 ]
Re: タイトルなし
やはり、そうゆうお客さんも多いみたいです。
皆で、盛り上げないとです。
2013/01/21(月) 22:43:15 | URL | コジ #- [ 編集 ]
http://kojikikojiki.blog.fc2.com/blog-entry-35.html
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