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どうも、最近の風潮としては「責任を伴わない権利意識の先行」があるのだろうと気が付いた。
【まず 「知ること」から始めたい! - 考察者K の大馬鹿ぶり】
http://white.ap.teacup.com/jrkarate/486.html
人間には「自分の見たいと思うことだけを真実と考える」という性質があるのだが、このブログに象徴される「かんぽの宿」に対する「考え方」は、多分、多くの人が同意するのだろう。
まあ、有名な評論家が「そう言っている」のだから、「それは正しい」と思うのだろうが、何で、ここに「疑問を感じない」のだろうか?、ずいぶんと人間も劣化したものだなぁ〜と感じるが、基本的には「責任を伴わない権利なんてものはない。」という原則をわきまえているのなら、自分のご都合主義に気が付きそうなものだが、どうも、その辺の道理から、完全に分からないようである。
Kは国民は郵政を捨てるという選択をしたと書いているが、これは「権利放棄をした」ということであって、もうその時点で「全ての権利は放棄されていて、その代わりに責任も負う必要がなくなっている。」
逆に言うなら、「権利放棄を撤回するなら、それに対しては責任も負う」というリスクも発生するのであるが、どうも、多くの人が「リスクを負わずに権利だけはある」という勘違いをしているのだろう。
それが、利己主義であり、ワガママであり、卑しいということが理解できないらしい。
仮に、遺産相続の時に相続放棄をするのなら、その時点で「権利放棄」をしたわけであり、後で負の遺産が発見された場合には「リスク回避」になる代わりに、その後の処分に口出しをする権利も放棄したのであって、「まだ処分前」であるからと言って「色々を口出しする権利を持っている」と考えているなら、とんだ、馬鹿野郎の身勝手な卑しい性根の持ち主と考えられるだろう。
その程度の「道理」も分からないという人の裏には、理不尽な「権利主張」を人気取りのために「戦略として利用した思想集団」が存在していそうであるが、この思想集団は、権利だけを教えるだけで、義務と責任は教えなかったのだろうと思う。
もう、日本は駄目なのだろうが、諸悪の根源は、その思想集団にあるのだろうと思う。