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(回答先: 「郵政選挙」は「他の選挙」は本質的に別の意味合いを持つ選挙です。 投稿者 考察者K 日時 2009 年 2 月 13 日 17:21:17)
読んでると悲しくなる文章ですね。
要するに、2005年9月の衆議院議員選挙で「詐欺師小泉」を勝たせてしまった国民は、生活が荒廃しても自業自得であり、「騙された」罪は不幸になることで償え…と言うことですか。
それって、「犯罪的政治」の奨励じゃありませんか?
間違った選択をした国民は、間違えたことで全ての権利を放棄したと、Kさんは看做すわけですね。
「バカな国民は、まとめて地獄に落ちろ」…って感じで。
気持ちは分からないでもありませんが、あまりにも破滅的かつ独善的な考え方だと思います。
あの選挙では、一定数の人々が小泉の詐欺を見抜き、小泉を勝たせないようにと奮戦しました。
Kさんもそのうちのお一人だったのでしょうが、結局ボロボロに負けてしまった。
そこでKさんは、次なる戦いに備えるのではなく、「負けた以上、何をされても従うのが潔さだ」と観念してしまったのですね。
Kさんが、そのように思うのは自由ですが、「他の人もそういう態度をとるべきだ」と考えるのは間違いじゃないでしょうか?
それに当時、郵政民営化に反対していて、野党に投票した国民までも、負けた以上「同罪」で権利剥奪が妥当なのですか?
私には,Kさんの行動が「ヤケっぱちの八つ当たり」に見えます。
あるいは、民営化で公務員の身分を剥奪されたことへの怨念でしょうか? いずれにしても建設的じゃないですね。
「オレはバカな国民の間違った選択によって、酷い目にあわされた。だから、そんな選択をしたバカどもが、いっぱしに権利を主張するなんて許せない」
何度も書きますが、気持ちは分からないでもありません。しかし、それは明らかな間違いなのです。
怒りの照準が狂っています。不特定多数の「大衆」を軽蔑し、相手かまわず喧嘩を売って、罵倒してみたところで何も好転しませんよ。
ただ、Kさん自身が大衆から遊離し、嫌われ、馬鹿にされるだけのことです。
結局、「国民に権利なし」を主張する根本動機が、「バカな国民は不幸になれ」と言う悲しい願望である以上、制度、道理としての「国民に権利がある」は受け入れたくないんでしょうね。
これも、気持ちは分かりますが冷静になりましょうよ。
「民営になれば、国民は日本郵政の経営に口出しする権利を失う」
ここまでは道理です。
しかし、日本郵政の原資は国民資産です。民営化とは、この資産を民間に移転するプロセスを指します。
それを、事業売却によるか、無償譲渡によるか、資産売却によるか…という問題や、民営化後の企業形態をどうするか…という問題などは「民営化政策」という政治の話であり、企業の「経営判断」じゃありません。
そして、民営化プロセスの初端では100%の株式を持つ国(国民)が、第一の当事者(オーナー)である以上、それ相応の経営介入権を有します。
つまり、資産移転後は権利を喪失するが、資産移転のプロセスに関しては、移転元の所有当時者である国(国民)の意向が最大限に尊重されなければならないということです。
ある商業ビルのオーナーがテナント店舗に対して「この店を株式会社にしようと思う。そこでビル資産は会社名義にして、会社の株式をオレが100%所有する。その後、株を上場して2/3を売却、オレは筆頭株主からおりる」と言いました。
手続きは進み、テナント店舗は株式会社として法人登録し、新たな企業としての営業を開始しました。
元ビルオーナー(現社主)は、会社設立時、経営陣に対して「数年後までに、ビルの特定遊休スペースを外部企業へ売却」するという方針を伝えていましたので、経営陣は一括売却先を探し、入札を行いました。
落札企業は決まりましたが、そこで元オーナー(現社主)から質問状が来ました。それは、
「なぜ、一括売却にしたのか?」「不動産価格が暴落している今、なぜ売却を急ぐ必要があったのか?」「落札企業が経営陣と懇意なので、裏取引きがあったと疑われることのないよう、入札の透明性を担保しろ」
と言うものでした。
経営陣は社主の元におもむき、それらの質問に回答しましたが、どうもシドロモドロで不明瞭な部分が多い。
そこで社主は、「この売却を認可するわけにはいかん」と言い、経営陣も「では白紙撤回を検討します」と言うことになりました。
そこで市井の、とある人物が言いました。
「おいおい、会社は将来、株式上場され、元ビルオーナーは筆頭株主をおりることが決まってるんだぜ。これは社主が会社を捨てたということだから、経営陣の経営判断に口出しする権利はないはずだ。気に入らないから不認可にするなんて、職権乱用じゃないのか?!」と。
さて、この市井の人物が言ってることは道理に適った正しいことでしょうか?
テーマ変わって、ツインタワー崩壊について。
>最も重要なのは、「一階づつ破壊されているように見える事」
ここでKさんが言っているのは「構造の破壊」じゃなくて「横一斉の大規模な吹き出し」のことですよね?
確かに南タワーの崩壊映像で、ローアングルのものを見れば、吹き出しは下に向かって小さなスパンで連続しています。
「一階づつ」は大げさですが、2〜3階分が1スパンと見て良いでしょう。
しかし、スパンの大小は爆弾の量で説明がつきます。2〜3階毎に爆弾が仕掛けられていたら、この現象は充分に実現可能でしょう。
ただ、ここで非常に重要なことがあります。
それは、吹き出し位置が崩壊進行ラインの下にある…ということです。一斉吹き出ししている少し上の構造は、その時点でまだ崩壊しておらず、垂直落下運動も示していないんですよ。
崩壊進行ラインから遠く離れた下層で見られる小規模な噴出(スクイブ)とは違い、横一斉の大規模な吹き出しは「圧縮空気の流れ」などで到底説明できません。(小規模スクイブも、それでは説明できませんが)
もし、これを衝突による破壊の現象とするならば、上層階は高速の落下運動を示していなければならないはずです。
しかるに、吹き出しは、静止している健全な構造のビル側面で起こっているのです。
ちょっと脱線しました。
ただ、やっぱり翻訳しきれない部分があって答えにくいのですが、
>一棟100発程度の爆弾でも可能なのかもしれませんが、Kには、そのようには「見えないんですが」という疑問
ここで言う「見えない」は何にかかるんでしょう?
「100発程度の爆弾が爆発しているように」は見えない…って意味ですか? それとも、
「一階づつ破壊されているように」は見えない…って意味ですか?
前者であれば、100発程度の爆弾で問題の事象が実現可能(かも知れない)と言う前文に矛盾しますし、後者であれば「一階づつ破壊されているように見える事」が重要だと言った、最初の文言に反します。
あっ、そうか「10階を1スパンとして破壊されているように」は見えない…が正解かも。
であれば、回答は、
「確かにもっと短いスパンで破壊されているように見えるが、それは爆弾の設置量を多く設定すれば、充分に説明がつく」と言うことになります。
こんなので回答になっているでしょうか?
爆弾の設置量に関しては、私も確定的なことは言えません。100個程度で良いのか、500個以上なのか、1000個は必要なのか…。
戦争板での議論でも、私は設置量を確定していません。推測として「100個程度だったのでは」と言っているだけですので、この数値はどのようにでも変化します。
ただ、ツインタワー崩壊の原因究明にあたり、爆弾の設置量を正確に推理する必要性はあまり高くないと思っています。
「自重崩壊か爆破解体か?」。論点は、この一点につきるのではないでしょうか? 爆弾設置量は「爆破解体であった」という結論がでてから論点にするテーマでしょう。
ではでは、お返事お待ちしております。