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週20時間程度の義務的労働をした人間には、ベーシックインカムを支給するとした場合、
どういうことが起こりそうか、考えてみた。
1.ニートが、かなり減るだろう。週20時間程度、働いて、充分に食べられる程の収入が
別途得られるのだから、時給的に、かなりオイシイ話になる。
損得勘定的に、かなり魅力だろう。
2.ほとんどの専業主婦が、パートに出るだろう。これも、ニートが仕事に出る動機と同じ。
3.週50〜60時間程度働いていたワーキングプアは、労働時間を減らす?
収入が足りないからという理由だけで、嫌々、長時間労働していた場合には、そうするだろう。
4.正社員が減る? これは、わからない。週20時間は、どこかで働かないと、BIは貰えないので、
慣れ親しんだ仕事を継続する人が多いと思う。ただし、極端に労働環境の悪い職場からは、
退職者が激増するだろう。
1番と2番は、生産力のアップにつながるもの。
3番と4番は、生産力のダウンにつながるもの。
1〜4ともに、社会的には、いいことだと思う。
生産力は、全体で、少しダウンといったところだろうか。
ただし、現在は、モノの供給が過剰気味なので、少しぐらい生産力ダウンで良い。
BI支給で、消費力は大幅アップなので、デフレ完全脱却、内需拡大は確実に。