★阿修羅♪ > 雑談専用28 > 493.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: Re: 中間管理機構なんか、そんなに人数いりませんよ 投稿者 考察者K 日時 2008 年 1 月 01 日 07:32:38)
考察者Kさん、明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
>中間管理機構と現場の定期的入れ替えは「必要」だとしても「仕事自体が必要ないか」とは別問題でしょう。
これはですね。一見、別問題のように見えて、密接に絡んできていると思います。
昔、現場からのたたき上げで出世して管理職になった上司が居まして、わたしは、この人は
すごく尊敬している訳ですが、現場上がりですから、当然、現場の仕事もバリバリ出来るのです。
人員不足の現場が出たら、それこそ、すぐに飛んで行って、手伝うような人格者でした。
これは、何を意味しているかと言ったら、この管理職が現場で仕事をしている間は、
物理的に「机上の空論」を作る暇がないということです(笑)
>中間機構は「意味のない、無駄な仕事を作り出す。穀潰し部署」であり「穀潰し集団」という側面はありますよねぇ〜
穀潰しは、出来るだけ本部に居させてはいけないのです。
少なくとも、現場に居る間は、意味のない、無駄な仕事は作り出しません。
それで、管理職も人間ですから、物理的に時間がない状態に追い込んでおけば、本当に必要最小限の
真にやらなければいけないことだけ、効率的に処理するようになります。
これを出来なくする要因として、現場を知らない、「プロ管理職」の存在があります。
こいつらは、現場で下働きの経験がないため、現場の仕事が、まったく出来ません。
だから、いついかなる時も、事務所で、机上の空論を、こねくり回すことになるのです。
それしかすることがない(出来ることがない)のですから、仕方ないと言えば仕方ないのですが、
可能な限り、「プロ管理職」のような人は居ない方が、うまくいくと思っています。
>死刑にしても飽き足らない思いですが、実は中間管理機構も「とんでもなく忙しい」のだそうです。
ここは、どうでしょうねぇ〜。まあ、本当に忙しいところも、極一部には有るのでしょうが、
中間管理機構の仕事は、「これを、今すぐ、やらなければ、会社が潰れる」という種類のものではないことが、多いです。
つまりは、仕事の優先順位を、自分たちの裁量で付けられる内容が多いのです。
例えば、「今月の努力目標の標語を決めましょう」みたいな、しょーもない仕事があったとして、
これが、忙しくて決められなかったとして、会社が潰れるでしょうか?お客様に何か迷惑がかかるでしょうか?
新しい「営業マン別売上金額達成進捗表」の完成が、少し遅れたところで、経営に重大な支障が生じるでしょうか?
要は、本質的には、どうでもいい仕事(遅らせてもいい仕事)が、いっぱい有るってことです。
現場は、そうはいきません。お客様が来たら、何を置いても、接客。電話がかかってきたら、すぐに
出なければいけないし、お客様に提出する書類であれば、遅れるわけにはいきません。
自分の裁量では、どうにもならないことが、ほとんどなのです。
その上で、「管理部門」の「机上の空論攻撃」の相手も、しなければいけません(笑)
ほんま、キレそうになりますよね。
これから、労働力の不足が予想されるからこそ、中間管理機構の仕事は、厳しい見直しが必要だと思います。
今までのように改革せずに、現場を知らない「プロ管理職」を増やし続け、現場仕事は、外国人労働者に
頼ればいいやという姿勢では、日本社会の崩壊につながるだろう。
話を本筋のベーシックインカムに戻しますと、わたしも、無条件に全国民に一律いくらの給付金を出すことには、
たしかに、問題ありとは思います。
しかし、一定基準以上の就労義務を果たしている(果たそうとしている)国民に対して、支給するのだったら、
乞食を奨励しているとは言えないのでは?と思います。
複雑な制度を作って、国民を就労に駆り立てるよりは、ベーシックインカムの方が、シンプルで
行政機構の縮小にも寄与できるので、好ましい方法だと考えます。