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(回答先: ちょと疑問に思います。 投稿者 外野 日時 2007 年 10 月 07 日 14:36:44)
>外野さん どうもです。
>【「最大多数の最大幸福」氏や「考察者K」氏の論法でいけば、諸外国の市場でその自国の企業の利益を奪っている日本企業は、即刻撤退すべきということになりませんか?】
最大多数の最大幸福さんについては分かりませんが、Kは最初から「人件費に依存した安売り競争には反対しています。」
ですから、当然ながら生産拠点を海外に求めるのにも反対です。
海外の人件費の格差によって為し得た「価格競争」では、いずれ破綻するのです。
価格競争というのは「技術開発」とか「システムの効率化」によって競わなければ意味がありません。
開発途上国のインフラ整備が進むまでの「その場しのぎ」の安売りでは何の実力要請も出来ずに「むしろ実力低下」の誤魔化しでしょう。
>【発展途上国に<エネルギーの無駄使い>と<排ガス>を撒き散らす自動車を大量に売り込もうとする自動車企業には、是非そうしてほしいと思うのですが。】
インフラ整備と「贅沢(価値観)の押しつけ」は峻別が難しいのですが、企業が「便利」を売り物にして「顧客の開発」という意味合いで「市場を開拓している」という部分があり、その事が地球環境に悪影響を生み出していると言う部分はあるでしょう。
極端な意見を書くならば、開発途上国は「開発途上のままで良い」のかもしれません。
世界を2分化して、先進国に住んで「便利な暮らしをしたい者」は先進国に移住し、開発途上国の「大自然と調和した生活を求める人」は開発途上国に移住すれば良い。と考えれば「無理に世界を便利な国という一色に染める必要性はない」とも考えられます。
そういった意味で「開発途上国に自分の価値観を押しつける」のは間違いだろうとKも思っていますが、まあ、そう単純なものでもないのでしょう。