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(回答先: Re: 内需拡大策が大きな課題の一つです。 投稿者 外野 日時 2007 年 10 月 07 日 22:33:45)
>外野さん どうもです。
昨日は投稿数オーバーになったので、今日になりました事は心苦しく思っています。
>【どうも僕にはヘリクツばかりに思えます。】
それは仕方ありません。Kの意見は「ある視点から見て公平ではない」のはKも理解しています。多角的視点を持って考察できない人には納得はできないだろうと思います。
公平という「身に染み込んだ常識という憑き物」を振り切れない人にはヘリクツに聞こえるでしょう。
>【では、「日本人労働者全体の生活向上(=最低賃金UP)の障害になっている。」というのはどういうことですか? 「外国人労働者」の存在が「法規制(法律)の最低賃金」UPのどのように障害になっているというのでしょうか?】
Kは多くの外国人労働者は「最低賃金ギリギリ」もしくは「最低賃金以下」でも喜んで働いていると思っています。
そのような実態があったら、政府・地方自治体が最低賃金を上げようとしても「企業は反対しますよね」そうなったら、最低賃金は上げにくいでしょう。
逆に問いますが「最低賃金以下でも喜んで働いてくれそうな存在」が、【「法規制(法律)の最低賃金」UP】とは関係ないという理屈はどのようにくみたてられているのでしょうか?
一応書いておきますが「企業の裁量権の最低賃金も法の最低賃金と連動していますので関連性はあり、完全に切り離して考えるべきではありません」
>【それを言うならば、教育やそれに伴う人的資源、またハイテクを持つ先進国が、いずれにおいても大きな差、遅れをとっている途上国の市場に進出するのも「公平・公正・平等」とやらからは「バランス」がとれない、のではありませんか。】
Kは「生産拠点」を海外の低賃金労働に依存すべきではない。と言う意見ですし、内需拡大重視の考え方だと主張していますので、これを繰り返されても困ります。
Kが反対したって「企業は海外進出していく」のです。
企業のエゴによって「バランス」が取れない不公平な状況がある。
だから、日本の労働者が外国人労働者に職を奪われても良いと言う事にはならないでしょう。
ここからは、憑き物落としの呪い士の呪文を唱えましょう。
良いですか、よく考えて下さい。
外国人労働者の最低賃金に「関税をかける」という制度は「政府がその気になればすぐにでも実行可能」でしょう。
全ての制度にはプラスとマイナスの両面があります。
ワヤクチャさんと外野さんの主張される「外国人に対して理不尽ではないか?」というのはマイナス面です。
更に言えば「日本労働界は保護主義だ」と評判が立つ可能性もあるでしょう。
そのマイナス効果はすでにKも十分に承知しているのです。
それ以外のマイナス効果を論じて貰いたいのです。
対してプラス効果は色々あります。
関税をかければ「税収」があり、それを有効活用できれば「プラス効果」になります。
外国人に職を奪われた日本人労働者の救済にもなるでしょう。
もちろん、全ての人の救済にはならないでしょうが
職にあぶれた生活貧困層も「外国人最低賃金に課税しても職にあぶれている」のなら「自分を省みる」切っ掛けくらいにはなるでしょう。
百害あって一利くらいしかない「日本人も外国人にも同じ最低賃金をという常識」に憑かれ続けるのか?
「百利あって一害」と「百害あって一利」はどちらが良いのか?
そこが合理主義的な考え方の入り口です。
「日本にあふれる、犯罪予備軍ともなり得るワーキングプア・ニート群」彼らは、すでに
戦争を欲するまでの不満を持っているのです。
先の東京都知事選の外山候補の政見放送は印象的でした。
この層の救済は「何事にも勝る最優先緊急事項」だろうとKは思います。
正直に言って、どこかの国の「私利私欲のための金儲けに来る外国人の人権」より、「日本で苦しむ生活貧困層の生命」の方が100倍重要だと思いますし、日本の総求人労働者数が一定だとすると10万人の外人労働力を受け入れれば「10万人の日本人労働者が犯罪予備軍になる」のですから、良い事などなく、悪い事だらけでしょう。
外野さんがKを納得させるのでしたら
「外国人労働者に職を奪われた日本人労働者」の具体的で実行可能な救済策を示すか、Kの案のプラス効果より大きなマイナス効果を指摘する以外にはあり得ないのですよ。