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理念だけでは、それがどんな「正論」であれ、改正を阻止できないという
厳しい現実がある。
「浮動票」と言われている人も、崇高な理念を持って投票する人も、同じ1票であるという「民主主義の皮肉」がある。
通常の選挙を見ればわかるとおり、もし憲法改正をめぐる国民投票が実施されれば、それは、理念の善し悪しを問う競争ではない、「数を問う競争」である。
勝負は、「浮動票」と言われる人たちの「取り込み」いかんできまる。
この人たちが、自覚した「民衆」に発展すれば、日本は変わる。われわれのような「口先三寸」の連中は蹴散らされる。
改憲派は、国民をたぶらかすプロである広告代理店筋、そしてその「共働者」であるマスコミを通じて、総がかりで護憲派をつぶしにかかるに違いない。それとも、その前に、護憲派は「内紛」で霧散している可能性もある。
護憲をしたいなら内紛、罵り合い、分裂、その種の運動の伝統的行動様式をリピートしてはいけない。
中国人の「国共合作」に彼らの懐の深さを感じる。
来年の参議院選は、天王山になる。
日本の政治を改革を自称する政党は 「共食い」という、国民を愚弄し、政治改革の意思をそぎ、政権担当者に安堵を与え、そして同時に嘲笑をかう愚行を繰り返してはいけない。
いまさら、政党別獲得表の数パーセントの増減に一喜一憂するなぞ、危機の状況を認識していない、いや認識したくないのかもしれない。
参院選に向け、私は「改革を自称する政党」に以下のことを提案する
1)野党間候補者の調整、選挙を手に汗握る、「面白いもの」にし、マスコミの注目度を高める、国民の参加の意思を開拓する。小泉流を逆手に取ればいい。
2)浮動票、特に若い有権者に対する斬新な切り口を創造しろ。
彼らが、民衆に発展すれば、選挙に勝てる。
政治は、「変数」満載の一寸先は闇の方程式の世界。
金政権の崩壊だって、ありうる。
日本の、(いまさらの?)思想的近代化、民主化は、民衆特に若者たちの個人的、政治的発展如何だと思う、その発展はわれわれが創造できない画期的なものかもしれない。
この発展さえあれば、多少憲法をいじられたくらいでは、どうこう言うこともないという淡い期待さえ持っているのだが、、。