現在地 HOME > 掲示板 > 昼休み4 > 350.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 第五章 霊主体従 5 霊主体従 vs 体主霊従 背反する動き/同じ名の神/何故背反する力が働くのか?(大本教・民間信仰・ 投稿者 謝寅 日時 2004 年 12 月 17 日 20:11:12)
*民主主義1 -その2*
*ではどうするのか?*
どうも、皆が議員を選んだり、問題を多数決で決めてみたり、という事は、人それぞれの考え方が違う以上、賛成票の増減で、脇道へ外れたり、或いは時間が掛かったりと、色々な問題を含んでいるようです。
しかし、これに変る新しい政治機構は、どうすれば良いのだろうか?という問題は、やはりこれも議論したところで、中々決着は付かないだろうと思います。
ここで、中々興味深い事を語る人物を紹介します。
**********
世界の歴史は、進歩するだけ進歩し、その間に、幾度か戦争が繰り返されますが、最後に戦いに疲れる時が来ます。その時人類は世界を、真の平和へと導いてくれる者を、探し出さなければなりません。
その世界を導く者は、武力や金の力ではなく、あらゆる国の歴史を抜き越えた最も古く、また尊い家柄の者でなくてはなりません
世界の文化は、アジアに始まって、アジアに帰ります。それはアジアの高峰、日本に戻らなければなりません。私たちは、神に感謝します。私たちに、日本と言う尊い国を作っておいてくれた事を。
アルバート・アインシュタイン
**********
上記は、アインシュタイン博士が、日本を訪問した時に、海江田子爵との会談の後に、残したメッセージです。全く不思議なのは、実は大本系神書の、底辺にあるものと、ソックリな事です。
最も古い、最も尊い家柄の者でなくてはならない。というのは、天皇陛下を指すものであるというのは、先ず異論の無いところだと思います。もっとも、前述の様に、初代天皇の天照大神は、ニギハヤヒであったという事になると、また複雑な事になってきてしまいますが・・・。
ところで、ここは「霊主体従」の章ですから、一応ここで相応しい内容を引用します。
***********
●各々の団体の中には、また特に相似た情動の霊人の数人によって、一つの家族的小集団が自らにして出来上がっている。そしてまた、各々の集団の中心には、その集団の中にて最も神に近い霊人が座を占め、その周囲に幾重にも、内分の神に近い霊人の順に座を取り囲み運営されている。
もしそこに、一人の場所、位置、順序の間違いがあっても、その集団は呼吸しない。そして、それは一定の戒律によって定められたものではなく、惟神(かんながら)の流れ、即ち歓喜によって自ら定まるのである。
●天国の政治は、愛の政治である。政治する政治ではない。より内奥の、より浄化されたる愛そのものからなされる。故に与える政治として現れる。天国は限りなき団体によって形成されている。そして、その政治は、各々の団体における最中心、最内奥の歓喜によりなされるのである。
・・・(中略)・・・
また統治者自身は、自分達を他の者より大とはせず、他の善と真とを先とし、その歓喜を先ず喜び、己はその中にとけ入る。故にこそ、統治者は常にその団体の中心となり、団体の歓喜となるのである。
-いづれも『日月神示』/岡本天明伝達より -
*********
霊界の姿はその影に従うように、地上に写されて来る、故に地上界を指して『写し世』と呼ぶと、言われています。この天国の統治者というのは、明らかに自ら名乗り出る、その時代時代の覇者とは違い、神に近いが故に、自然とそこに存在しているのだそうです。
これは、日本で言う天皇と良く似た姿ではないかと思います。天皇は何かを国民に強いる訳でもなく、常に慈愛を込めて人々に接します。また昔から存亡の危うき時代を繰り返しつつ、何故か必ず存在し続けているのです。
これは、諸外国の王制度とは違い、歴代天皇が国民に圧政を強いたという事も、何かの反乱が起きたと言う事も無いのです。
アインシュタイン博士の言うように、また「霊主体従」で考えても、最も尊い家柄の人物が、世界を平らけく、安らけく、治めてくれれば、一番良いという事になります。
ただ現在の天皇は、政治に関与している訳ではないので、まだまだ問題は沢山に残っています。更に現在は色々な問題が山積されている為、それ等が解決が着かない内から、この問題を考える処ではないでしょう。