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(回答先: 今は無き『日之本研究ホームページ』の再現です。 投稿者 謝寅 日時 2004 年 12 月 17 日 19:13:12)
神示と霊訓
表示メニュー一覧
* 諸教同根
迷信の破壊・立壊し
* 神の計画
錦の機の仕組み/世の大峠/政治・経済/春の到来/神の奇跡
* 人間1
試練の苦労/法則の苦労/苦と楽/救済と自己努力/善と悪/小我と大我/自由意思
/珠の宝と物質の宝/霊と体/安心立命/内在の天国/赤心と利害欲/人間の裁き
* 人間2
地震と天変地異/自己責任/選択・判断/人間の動機new/正食new/内から/
人間は霊の触媒/日常の生活/人間の祈り/心配と取り越し苦労/楽天主義/
引き取る身魂/摂理/啓示の解釈/信じるnew
* 神の事
人=神の分霊/独一神new/汎神
* 真理の普及
一宗一派/神商売/みたまの因縁/真理の普及/心・言・行/時節/宣伝の標準
上記メニューから、参照したい文章に飛ぶ事が出来ます。またここのメニューに戻る際には、上面フレームの『メニュー』をクリックしてください。メニュー〜項目間を行き来できます。「その他」はその性質上、メニューには入れていません。
(※原因は判りませんが、どうもネットスケープでは上手く機能しないようです。その場合は通常に項目を辿って見る事が出来ます)
霊訓について
今迄も時折引用した様に、霊訓と呼ばれているもののうち、幾つかは大本系神書と非常に共通点がある事があります。(注:英語圏のものは、それぞれに翻訳家が異なるため、同じメッセンジャーでも異なる印象の場合がありますが、言葉の端はしに囚われず、全体的な内容で見て下さい)自分も実は、それほど詳しくはないのですが、ちょっとした事でこれらの霊訓を読む機会があり、その内容に驚きを禁じ得ない事がしばしばあったのです。
そしてその時、大本神諭の比較的初期の一節を、思い出さずには居られなかったのです。
●世界国々所々に、世の立て替へを知らす神柱は、沢山あらはれるぞよ。皆艮の金神、国常立尊の仕組みで、世界へ知らして在るぞよ。
-『大本神諭』/出口直伝達より-
●日本とにほんと取り違いすな。何事も神第一ぞ、神よそになすこと伝ふことスコタンばかりぢゃ。分け隔てあると思ふは我が心に分け隔てあるからぢゃぞ。世界中のそれぞれの国皆氏神様、産土様いよいよ天の命令通りにかかり下されよ。
もう待たれん事に時節参りて居るぞ、世界の人民皆泥海の中に住んでいるのぢゃぞ。元の水流して清めてやらねばならんなり、泥水を泥水と知らずに喜んでゐるので始末に困るぞ、清い水にすめん魚は誠の魚ではないのぢゃぞ。つらい役は因縁のミタマに致さすぞ。心得なされるがよいぞ。
-『日月神示』/岡本天明伝達より-
日月神示にも、あちこちに肉体を借りて世の大峠を知らす者が出て来ると、書かれてあります。これをもって、他の色々な神示の類いが総てそうだと言う訳では有りません。
しかし、冷静に考えてみて、少なくとも世界の各地に、同類のものが無ければ、これ又おかしいのです。これでは日本人に贔屓(ひいき)の引き倒しに成ってしまいます。
意外な共通点
今迄時折引用してきた「シルバーバーチ」という古代インディアン霊の霊訓は、今迄は本当にインディアンである、と思っていたのですが、実はそうではない、単に卑しい(人間側から見て)インディアンの姿をとって、大神の意志を伝える為の、単なる伝達者でしか無い、という事の様です。
そして、インディアンを自称するシルバーバーチが、人間に伝えた彼の部族の規律の中には
1. 夫婦和合をして、互いにむつまじく、暮らす事。
2. 家を清潔に、整理整頓する事。
3. 互いに妬み、そしり等を行わない事。
4. 嘘を言わない事。
等など、幾つかの項目が紹介されていました。これらは何れ紹介していきますが、誰でも言いそうな、極当たり前とも言える内容でもあり、又いわゆる国祖・国常立尊が太古に立てた神政、或いは惟神の大道と、殆ど同一のものでもあります。 共通点はこれに限らず、様々にあるのです。また、これら霊訓というものの研究では、日本での草分け的な存在といえるのが、浅野和三郎氏であるのも、興味深い部分です。
浅野氏は、かつては大本で、筆先の研究をしていた人物で、彼は大本の弾圧とともに、独立していったのですが、その後に何をしたのかというと、これら霊訓(モーゼスの霊訓/シルバーバーチの霊訓などと呼ばれる)の研究・和訳という作業をしていたのです。
その為、単に離脱したから、離れてしまったから、彼は関係の無い人物だと、そう考える向きもあるとも思うのですが、もしかすれば、意味があっての事かも知れないと、そういう感じもあります。
もちろん、違っている面も有りますし、また神示にのみあるもの、霊訓にのみ書かれたものなど、全く同一という訳ではありません。それだけに慎重に対処していく必要があります。
しかし、その説く所と言うと、それは大本の言葉を借りれば、霊主体従(ひのもと)というものが、その底辺にある事をどうも感じてしまいます。
更に、シルバーバーチの霊訓の中には、かつては古代文明が存在していたこと、そして人々が神法を尊守していた事などが、おぼろげながら浮かんできます。
その失われた神法を取り戻すために、シルバーバーチは人間の中にメッセージを送っているのだそうです。これは、太古の昔に、国常立尊の神政によって、平和に統治されていた地上世界が、次第に乱れ、ついには国常立尊は遠い東北の日本に押し込められてしまった。という話しと、似た部分があります。
結局のところ、王仁三郎氏はその神政を復活させようとしていたのですから、名称として霊主体従でも、神法でも、いずれにしろ同じ事を言っている可能性も在るわけです。
1. 恐怖をあおる、警告のみに終始していない。
2. 期日を限定した(例えば、○月○日に、何処そこで何がある等)予言を含まない。
3. 大雑把な、グローバルな意味での警告でなく、ローカルな
(例えば、何処の山が噴火する、何処の地域で地震がある)小さい事は言わない。
4. 排他的になっていない。(例えば、疑念を抱く人や反対者には、判るまで待つ。
直ぐに除外したり排斥しない)器の大きさを感じる。
5. 細かい部分を除いて、その言う所が共通している。
6. やはり、予言的・警告的内容に終始せず、根本的には生活の為の指針となる内容が多い。
自分は大よそ、以上の様な点を中心に、判断しています。次回以降ではいよいよ、それら霊訓を(今迄のと重複するものもありますが)紹介していきます。