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色々な意見があってそれぞれに一理も二理もあるのですがこれは泥沼の議論になりそうですので私論を書いてこれ以上無意味ないがみ合いがおこらない事を願っています。
左派か、平和愛好者は兎も角として「責任論を問うな派」の人のご意見は・・・
全ての原因はアメリカブッシュ政権の大義の無いイラク侵攻(侵略)から起こったのであって、基本的にイラクの人達は被害者である。
小泉ブッシュ追従内閣は、そのアメリカを支援するため嘘で固めた理論で憲法違反であるにもかかわらず、自衛隊をイラクに駐留させた。つまり、悪は日米の政府であり、イラクの人々は被害者であって・・・兎も角あらゆる理屈を超えて正義は「親イラク派」の人達にあるのだから、どのような形であれ「責任論」を唱える人は「ネットウヨ」であり「恥ずべき日本人のカス」であって、議論するに値しない人で無しである。
しかも、彼らは自分をバランスの取れた正常思考ができると思っているので尚更始末に悪く、言葉を発するだけで「思考停止」を起こさせるような存在するだけで悪意を伝染させる害虫のような存在である。弱い者をよってたかって虐めるしか能が無く、強い者にはからきし弱く、ネットの匿名性を頼りに「正義ヅラした悪意をまき散らしている」だけである。彼らの行為は外国諸国の常識からも大きく逸脱しているので、日本だけで確認される非常に卑しい者達と言える。
が、大体の意見ですか?
対して「右派」か「戦争賛成派」かは知りませんが「責任を問え派」の主張は
自分がやった事には責任を取るのが当然の行為である。国の警告を無視して自己の責任でイラク入りしたのだから、当然です。ボランティアは崇高で尊敬される行為ですが、それは自己満足でもあります。どうしてもボランティアがしたいのならばもっと安全な他の国で行って下さい。
それも納得できないならば、それは「イラクの人達に迷惑を掛けているのが、他ならぬ日本だと思うからに違いありません」つまり根底には政治批判があり、ボランティアという名の反政府運動をしているという事です。反政府運動をして尚かつ何かあった時には「政府の責任を問う」では話になりません、ともかく、国税を無駄に使用させたことは事実なので相応の責任の追及は仕方ないところです。
まあ、こんなところですね?
どちらにも視点の見落としがあります。
「責任論に反対の人」はどちらかというと過激な表現を使います。これは感情論が先行して理論的には不利との意識の表れです。それは、「責任論に反対な意見」を拾って来て、その情報のみを提示するという手法などからも、そう受け取れます。(この掲示板の特徴であって今に始まった事ではないかもしれません)
http://www.asyura2.com/0403/war53/msg/946.html
あたりの意見は的確です。が、感情論が入っているのは否めませんし、「ネットウヨ」という言葉で全ての「責任論に賛成派」を評価するという乱暴な理論展開や、右翼に対する考察などに少し問題があるようにも思います(もし、稲葉さんの言うとおりならば、現在の日本国民は半数以上が右翼の人と言う事になります。世論調査を信じればですが)。
国民全体が右に振れた事は間違いない事でしょう、ネットウヨが恥ずべき行為なのも容認しても良いですが、世論を含めて振れているならば、匿名性頼りのお祭り騒ぎのネットウヨの急増だけでは分析は不十分です。ともかく、このままでは、次の選挙で現政権は益々暴走し始めるのです。
にわか急増右派勢力と表現しておきますが、彼らを振り戻さないと一気に日本国は右翼化して行くかもしれません、粘り強い説得が必要では無いかと思うのですが、どうも、左派寄りの人は愚民とは関係したくない、私は真理に近いので例え一人でも正論を唱え続ける的な選民思想的(「付いて来られない者は来なくて良い」と言うような)ものに凝り固まっているのではないでしょうか?
「責任論を問え派」は人間はミスを犯す動物という視点が少ないと前に指摘しました。これは「責任論」を問うにしても限度をわきまえろ、と言う事です。
私の拙い分析によれば、現在の「自己責任論」への高まりは小泉行政改革が根底にあります。厳しい競争原理の急激な導入で各企業・職場は、合理化・効率化の嵐です。リストラの煽りをうけてアルバイトの人にも責任を負わせ、正職員に対しては今まで以上の責任を負わせ、経営者には経営責任、政治家にはマニュフェストと言われる公約実現責任を課します。各部署ではそれを厳しくチェックします。リストラ・合理化によって通常業務が厳しくなった上にチェック項目が山に増えたので、余裕も無くなり、人には他人を思いやるとかの優しい感情が無くなって、「自分の始末は自分で付けろ、他人をあてにするんじゃ無い」と言う責任論の感情が一般化しました。
つまり、このままでは苛つく人達によって「自己責任論」はとんでもない所まで行き着く可能性があるので慎重にと主張する訳です。
で、色々と問題は多いのですが、それを何とかする意見はあります。
これを是正するのは私の魔法の案しかありません
http://www.asyura2.com/0403/senkyo3/msg/149.html
と宣伝をして終了です。
ん?お前は何者なんだ?と言う疑問を持ちました?
実は、このアイデアを多くの人に知って貰う事こそが私が「阿修羅」に出没した目的です。(笑)