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(回答先: Re: 結論は既に出ています。 投稿者 こすずめ 日時 2004 年 4 月 30 日 17:02:29)
>それでは、そもそもイラク戦争の大義とはなんであったのでしょうか。
大量破壊兵器を保有し、一般民衆を弾圧するフセイン政権を粉砕し、
イラクに平和的かつ民主的な政権をつくることではなかったのではないでしょうか。
イラク戦争の大義ですか。正直言って良く分かりません。
自分は個人的には、イラク戦争には賛成なので大義と言うのは
あまり考えませんでしたけど、反戦派はそれでは納得しないのでしょうね。
あえて言えば、フセイン体制の打倒とイラクの民主化でしょう。
今回のイラク戦争が引き起こされた原因は、湾岸戦争にあります。
イラクがイランに続き、クゥエ−トに侵攻した時点で、
フセイン体制は除去しなければ中東に平和は訪れないと考えました。
そしてイラクを民主化するには避けて通れない存在があります。
イスラム教を政治から分離する事です。
これを実現するには、反フセイン系の人間、民主派、クルド人等の
親米勢力をどうしても支援する必要があるのです。
これを突破口にしなければ民主化は実現しません。
ある意味力ずくで体制を作り上げる必要があるのです。
それが今回のような荒療治を引き起こしたと考えます。
アメリカのやっている事は、全てのイラク人の利益に適う事ではありません。
あくまでも民主化に同調する人間のみを対象にしています。
その為、抵抗する武装勢力は、民主化と言う御旗によって排除されてしまう訳です。
ちなみにボランティアの人達は、イラクの民主化勢力ではありません。
ボランティアの人達がどのような考え方なのかはこの際どうでも良いのです。
今は占領軍の邪魔になるだけなので、イラクの戦後復興が軌道に乗り、
政府が安全宣言をしてから改めて行けば良いでしょう。
そうゆうステップを踏めば、今回のような事件にあっても批難される事はないと考えます。