★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件11 > 841.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
「報償費、正規決裁なし」 原田元釧本本部長が道議会で証言(北海道新聞) − 裏金が全国の警察に及んでいることを示唆
http://www.asyura2.com/0401/nihon11/msg/841.html
投稿者 シジミ 日時 2004 年 3 月 05 日 07:50:16:eWn45SEFYZ1R.
 

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040304&j=0022&k=200403047318

道議会総務委員会(見延順章委員長)に四日午後、参考人として招かれた元釧路方面本部長の原田宏二氏(66)は、署長などの所属長時代、部下の出張や捜査用報償費などの会計書類に「正規の決裁をしたことは一度もない」と述べ、道警内部では公金の大半が不正処理され、裏金に回っていた事実を明らかにした。さらに、裏金の一部をゴルフ代などに私的流用したと認めたほか、警察庁や山梨・熊本両県警への出向時には「ヤミ手当」を受領したと証言し、裏金が全国の警察に及んでいることを示唆した。

 原田氏はまた、自身の発言を裏付ける「データも持っている」と明言。その内容には言及しなかったが、道議会からの要請があれば提出に応じる考えを示した。

 原田氏は参考人質疑の冒頭、自らが所属した十七部署すべてで裏金に関与したと証言した。

 一連の疑惑を受けて、道警が着手した内部調査については「道警上層部は(組織的な裏金)システムについて、承知しているはずだ。内部調査が本当に必要なのかと率直に思う」と述べ、道警の姿勢を批判。さらに道警が定期実施している内部監査についても「内部だろうと外部だろうと、金の問題についてはリスクがあるので(現職が)真実を語ることはない」と指摘し、不正経理の実態把握には役立たないとの見方を示した。

 一方、捜査用報償費に関する領収書について、道警や警察庁が「捜査協力者保護のため、偽名を使用することもありうる」と述べていることに対し、原田氏は「『協力者が領収書提出を拒んだ』と記載することはあったが、偽名を使うという発想はなかった」と語り、道警などの言い分に疑問を呈した。

 道警の元警部が覚せい剤や拳銃の密売にかかわって逮捕された「稲葉事件」に対しては、「背景には協力者の運用や捜査費の問題があった」と述べ、捜査のための予算が裏金になり、現場の捜査員に十分渡っていなかった事情があると指摘した。

 参考人質疑後の記者会見で原田氏は、自らが受け取った裏金の返還について「まず道警が裏金づくりのシステムを認めることが前提。他の官庁では職員が(裏金を)返しており、そのことを参考にすればいいのではないか」と話した。

 次へ  前へ

日本の事件11掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。