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(回答先: 参考人・原田氏の証言要旨(7) 花岡ユリ子氏(共産)質疑(北海道新聞) 投稿者 シジミ 日時 2004 年 3 月 05 日 08:05:20)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040305&j=0022&k=200403057364
道警の不正経理疑惑をめぐり、定例道議会は四日、前半のヤマ場だった元釧路方面本部長の原田宏二氏の参考人質疑を終えたことで、今後の疑惑解明の場は五日からの一般質問や、その後の予算特別委員会に移る。道警の内部調査の報告時期を最大の焦点に、裏帳簿の作成を証言した斎藤邦雄元弟子屈署次長の招致や調査特別委員会の設置問題、知事が意向を固めた特別監査要求なども絡み、混迷は必至だ。
「十七日からの予算特別委での二〇〇四年度予算案の審議前に、道警の内部調査の中間報告がないと、予算案審議にも大きく影響する」。与党の自民党・道民会議の幹部がこう強く申し入れると、道警側は「調査中で間に合わない」と答えたという。
道議会日程の今後のポイントとなるのが、この内部調査の報告時期だ。
予算案の年度内可決を最優先課題とする自民党は、道警の調査報告が二十四日の会期末間近となれば、混乱が生じ、年度内可決が困難になりかねないとみている。しかし、道警側も報告には慎重にならざるを得ない。「報告結果が『一切問題なし』では道民は納得しないし、一部でも『不正があった』となればそれはそれで大騒ぎになる」(関係者)からだ。
道監査委員へ特別監査を要求する意向を固めた自宅療養中の高橋はるみ知事にとっても、道警の報告時期は重大な関心事だ。知事は、特別監査について道警の内部調査結果を待って判断する方針だが、周辺は「道民世論の風向きや調査結果が遅いようなら、待たずに監査要求する」と話す。
また、民主党・道民連合が斎藤氏の招致実現のため、設置を求める方針を固めた地方自治法に基づく百条委員会などの特別委員会の設置問題の行方も不透明だ。自民党内には慎重論も多いが、会期末に予算審議が混乱する事態となれば、「特別委を設置して予算案と不正経理疑惑を切り離すこともある」(与党幹部)としている。
いずれにせよ各会派とも、道警の出方と世論の動向を“両にらみ”しながらの疑惑追及となりそうだ。