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(回答先: あっしらさんは代わったのでは 投稿者 また子犬です 日時 2003 年 11 月 04 日 21:19:55)
「小さな子犬」さん、こんばんわ。
「あつしらさんとその弟子達」だとか、「私の批判に対してのヒステリックな反応」といった言辞を弄する方とのやり取りが実りあるものにならないのは承知ですが、重要な問題だと思っていますので少しレスさせていただきます。
あなたは、「闇や権力に抵抗する、政治的にきな臭い場合には、事件と程遠くても、逮捕します。恐ろしいほど、迅速で、過敏です」だとか、「フォーラムに対して、警察が動かないのは、却って異常です。フォーラムの捨て身の行動に警察がたじろいでいるのでしょうか」などと権力の実態について深い洞察をされています。
そして、「土師さんが犯人でないと思う」と、議論の対象となっているフォーラムの活動の基になっている父親真犯人説に否定的な立場を示しています。
刑事告発について「都合の悪い告発に捜査機関が反応すると思えません。棚晒しに終わります」と言われるほど権力の特性をご存知ならば、警察は、あのようなかたちで決着させた神戸事件に疑義を提示する動きに対して監視しつつ拡大しないように対応するだけで、被害者の父親が告発しない限り動かないと考えるほうが理に適っているのではないですか?
「フォーラムに対して、警察が動かないのは、却って異常です」というより、ことさら世間の目が向かないよう動かずに済ますのが正常ではないのですか?
あなたは「名誉毀損、強要罪で逮捕・起訴すれば波紋は広がることは間違いないと思われ」ているようですが、被害者の父親が法的手段を講ずる様子もないなか、権力がそのように動くことはないとは考えないのですか?
また、A君冤罪説は単発的には大手メディアでも取り上げられ、5年以上も再審理やA君の解放を実現する運動が行われています。
誰が真犯人かではなく、A君は関わっていなかったという主張の広がりだけで、再審理や再捜査の道を開くことができます。
それが実現できていないにも関わらず、父親真犯人説運動が功を奏すると考えるのは錯誤です。父親真犯人説運動が功を奏するのなら、A君冤罪説の運動が功を奏するはずです。
権力は、A君冤罪説運動を限定的なものに抑え込んでいるように、父親真犯人説運動も抑え込むとは考えないのでしょうか?
(父親真犯人説はA君冤罪説よりもぶっ飛んだトンデモ説と受け止められる可能性が高いものですから、A君冤罪説までがいっしょくたにトンデモ説になってしまう恐れもあります)
そうであれば、あなたが「犯人でないと思う」人が多大な精神的苦痛を受け、父親真犯人説を真に受けた人が白い目を向けるだけの結末になるのではないですか?
フォーラムの人たちはあなたと違って被害者の父親を真犯人と信じているようですから、あのような運動を展開することになにがしかの理があります。
しかし、それは、父親側の反応を待つのではなく、父親が真犯人と信じるにたる根拠を示して検察に告発するのが正当な手法です。検察が動かないのなら、検察審査会に異議を申し立てることもできます。
(父親側や権力側が反応しないことは既にわかっていることではないのですか?それならば、法廷に持ち込めるかもしれない主体的戦術を採るのが理に適っているのではないですか?)
あなたは「刑事告発だけに頼るよりか効果的」と書かれていますが、刑事告発はやっていないのですよ。
>名誉毀損における違法性判断は、刑事事件での表現内容が真実であれば違法性阻却で
>す。攻防の中心は、指摘事実が真実か、です。「父親が犯人か」が争点になります。
>防御のやり方では「 A君が無実であるか」も争点に持ち込めると思います。強要罪
>においても、「父親が犯人」であればやはり行為の違法性が阻却されると思います。
>争点になるのは間違いないと思います。
神戸事件は公的にはあのようなかたちで決着が付けられています。
名誉毀損罪であれ強要罪であれ、同じ権力機構(裁判所)が「A君が無実であるか」や「父親が犯人」かを実質真理する必要がないことは自明です。
事件化していないことをめぐる名誉毀損や強要ではなく、既に法的決着が付いている事件をめぐる名誉毀損や強要の事案で、権力の実態をご存知のあなたが、防御のやり方では「A君が無実であるか」や「父親が犯人」かという問題が俎上に乗ると考えられるのか不思議です。
有罪が確定した事件について、事件と無関係のあなたが、他の誰かにお前が犯人だ受刑者を救済するために動けと言い募り、名誉毀損罪もしくは強要罪で告訴されることを経験してみたらいかがでしょうか。
あなたは、父親真犯人説を信じ込んでいるフォーラムの人たちとは違って「土師さんが犯人でないと思う」と表明されながら、世論を喚起し法廷戦術を通じてA君を救済する戦術だとして父親真犯人説運動を容認しています。
それならば、《目的のためには、比較考量の上、あなた自身が違うと判断されることをもって人格侵害活動をすることもよしとされるのであれば、考え方が違いますとしかいいようがありません》ということになります。
そういうあなたはフォーラムよりも悪質な“戦術主義者”だと思わざるを得ません。
※ 訂正と補足
>《A少年に加えて、被害者の父親までもただ攻撃しているだけという事態を、「都合
>の悪い告発に捜査機関が反応すると思えません。棚晒しに終わります。」という判断
>でよしとするあなたの思考にただ驚くばかりです。》
意味不明な文章で申し訳ありませんでした。
「A少年に加えて、被害者の父親までもただ攻撃しているだけという事態を、「都合の悪い告発に捜査機関が反応すると思えません。棚晒しに終わります。」という判断を持っていながら、よしとするあなたの思考にただ驚くばかりです。」と訂正させていただきます。
>「A君冤罪弾劾運動が長年続いていながら効を奏していないことを知っていながら」
>とは極めて独断と偏見だと思います。
「功を奏していない」というのは再審理に至っていないということであり、「知っていながら」というのは、関心があるあなたならその事実は知っているだろうということであって、あなたの「内面について、断定的な決め付け」をしたわけではありません。