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(回答先: 日本国は滅亡の淵から国生みをする 投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 7 月 26 日 21:30:08)
◆ちょうど一年前、こういう討論がありました。日本が先端にいる問題であり
“国生み”への解が、世界への贈り物にもなりえます。
あっしらさんと匿名希望氏の討論です。
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「匿名希望」氏へのレス:お金の使い方を知らない日本人への対処策
投稿者 あっしら 日時 2002 年 8 月 13 日
http://www.asyura.com/2002/hasan12/msg/939.html
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「定常状態」をどう迎えるかという問題です。
>ごく簡単に言うと、既に日本人はGDPを拡大再生産してゆく金の使い方をできない(知
>らない)国民になってしまったということだ。だが、金を使わないと経済は直ちに縮
>小過程に入る。では誰が金を使うのか。政府である。ただ、これまでの歯止め無しの
>赤字垂流しとはワケが違う。然るべき増税により、消費意欲を全体として大きく減退
>させることなく、国が吸い上げ、国民に成り代って使ってやるのだ。公共目的に適う
>金の使い方は実は無限にある。
元々、日本人は“勤勉貯蓄”型です。
だからこそ、高度成長期に必要な設備投資がスムーズに出来たわけです。80年代後半は、ある意味で“異常現象”です。
貯蓄をしなくても(貯蓄が出来ないでも可)死ぬまで安心して生活できるシステムをつくれば、財に対してだけではなく広範囲にお金(可処分所得)を使うようになるでしょう。
誰に増税するかは重要な問題ですが、政府が主導しなければならないことが多いと思っています。
死ぬまで安心して生活できるシステムをつくることに税金を投入してください。
(身体が動く人はなにかをしなければならないという対価が必要でもかまいません)
>ただ、現状とそのような理想像には大きな段差があり、「血を見ながら」そこに至る
>ことになる可能性が極めて高い、ということだ。
価値観や経済理論の根底的な変化が必要ですから、そうなる可能性が高いと思っています。(理を尽くして理解してもらえるほど甘いものだとは思っていません)
私ごときがいくら声高に叫んでも理解は得られないでしょうからね。
………………………………………………………………………………………●引用終わり
生物が変態する時の「原基」のような根源的手がかりを、環境、文化と知の能力の深みから用意してゆく事は出来ると思います。意識している人間がまずやってゆきましょう。今から用意し、工作してゆきましょう。