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(回答先: Re: 《共同的資本主義論》 補足の確認 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 7 月 31 日 23:41:45)
> 馬場さん、読みやすい文をありがとうございます。ちょっと確認させて下さい。
はい.
> >ps:一つだけ補足しておくと,上記耐用年数100年の住宅の例からも分るように,
> >この国では,良質なものを生産して永く使うというのが当たり前に認められている
> >のではないかと思います.
> >そんな当たり前のことが今の世の中では通用しないのはナゼかということも考えて
> >ください.
>
> 2行目は『良質なものを生産して永く使うというのが当たり前に認められていない…』
> が文の流れに沿うように思うのですがいかがでしょうか。(現在の問題としてです)
私の誤読でなければ,マルハナバチさんは2行目の「この国」を「現在の日本」の意味
に取っておられると思いますが,私の意図では「都市」とか「都市国家」と呼んでいる
「共同的資本主義を行なっている国民国家」の意味でした.私自身ちょっとつまづいた
ので,その後の行では「今の世の中」という風に言い換えているのですが...つまり,
「この都市国家では良質なものを永く使うのがよいとされる」というのが本意です.
余談ですが,「消費は美徳」というキャッチフレーズの本国と思われるアメリカではむしろ
良い物を永く使おうとする気風が(日本より)あるような気がします.前にFENを(ヒアリング
のトレーニングのつもりで)聴いていたことがありますが,視聴者参加番組で車の修理に
ついての電話相談を受けるというのがあって,女性がボンネットの開け方をたずねたり...
これをあらゆる車種に通暁した専門家が的確な答えでさばいているのには関心しました.
ワシントンなどにも古い建物が沢山ありますが,大事に使っていますね.古びたレンガ造
りの重厚な建物の中が一転して,万国旗を派手に飾りつけたバザールだったりとか...
英治