現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用2 > 543.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: Re: 《共同的資本主義論》理解のための時間 投稿者 馬場英治 日時 2003 年 7 月 31 日 13:16:37)
馬場さん、今晩は。
相変わらず私にとって《共同的資本主義論》は難物なのですが、宜しければお伺いさせていただきたい事があります。
何にしてもシステム設計はその解決すべき問題と、解法を導いている趣旨があって実現すると思うのですが、《共同的資本主義論》の生まれは、何を実現させたいという願いによるものなのか教えていただけませんか。
経済論に慣れた方でしたら、論考そのものから理解できると思うのですが、私にはまだ出来ません。
私は境界が見通しやすく、制度設計の趣旨も地域と結びついて解りやすい「地域通貨」の理解からはじめて、「地域通貨」に対抗し、時には潰そうとする国家通貨の性格が逆照射されて見えてくる事へと向かって金融の実世界を認識しようと思っていました。
趣旨とは、いわば、生みへの“想い”と言えるのではないでしょうか。
通貨が必然的にその働く国土や人への結ぼれ方を孕むものなら、これは国生みへの“想い”かと推します。
カオスやアトラクタは大変に興味がありますし、私の作業を環境科学等のフィールドと統合する時(エントロピーとともに)避けられない媒介ツールだろうと思っています。
それにしてもまず私には経済学…です。