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回答先: 同毎日報道 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2000 年 5 月 15 日 23:51:00:
森喜朗首相が15日夜の神道政治連盟国会議員懇談会の会合で「日本の国は天皇を中心とした神の国」と発言した問題で、青木幹雄官房長官は16日午前の記者会見で、「首相から真意を聞いてからでないとコメントできない」と断ったうえで、「一国の総理としての発言を、いろいろ考えていくべきだと思う」と述べ、内外の批判などを考慮しながら対応を検討する考えを示した。
一方、森首相は16日午前、首相官邸で記者団の質問に答え、自らの発言について、「天皇のことは、日本の悠久の歴史と伝統文化を表現しているということだ。戦後の主権在民と矛盾するものではない」と釈明した。
さらに首相は発言の真意について、「人間の情操教育の中でもう少し考えて、『神様から命をいただいた』と申し上げている。今の社会、国の病理の中で、人の命を大事にするということをいろんな角度から教育に盛り込んでいかないと。文部省の通達だけでは伝わるものではないと申し上げた」と強調した。
首相は15日の会合で、「日本の国はまさに天皇を中心とする神の国であるということを国民にしっかりと承知していただくという思いで我々が活動をして30年になる」と自らも顧問を務めている懇談会の活動を紹介。「神様からいただいた命を大切にすることが基本だ」「神仏を大事にしようと教育現場でなぜ言えないのか」などと持論を展開していた。
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