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回答先: 首相「天皇は歴史と文化を指す」 (日経) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2000 年 5 月 16 日 11:57:14:
森喜朗首相は16日午前、首相が15日の神道政治連盟国会議員懇談会で「日本は天皇中心の神の国」などと発言したことについて、「戦後の主権在民と矛盾するものではない。戦前は(神道を)天皇と結び付けて、戦争をした。そこで(戦後は)主権在民、信教の自由をうたい、侵略戦争を廃棄することを国是とした。天皇は悠久の歴史と日本の伝統文化を表現しているということです」と述べ、天皇を現人神とする戦前の国家神道を肯定するものではないと釈明した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
また、首相は記者団に対し、「人間の情操教育の中でお父さん、お母さんからもらった命ですから、もう少し考えて、神様から命を頂いたと申し上げた。今の社会、国の病理の中で人の命を大事にするということをいろんな角度から盛り込んでいかないと(いけない)」とも述べ、「人の命は神様からいただいた」との発言は教育改革の視点から言及したものだったと説明した。
これに関連し、青木幹雄官房長官は16日午前の記者会見で、首相に真意をただす考えを示したうえで、「対外的な影響も考慮して、一国の首相としての発言をいろいろ考えていくべきだと思う」と述べ、首相の立場を踏まえた慎重発言を求める考えを示した。