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多分、Kがこんなことを書いても、「誰も、まともに判断しようともしない」のだろうが、「かんぽの宿売却問題」
これ最初は単純に「安すぎる」というイチャモンを鳩山越権行為大臣が付けたという問題であり、基本的には「その値は適切?」という単純な問題だったはずだったのだろう。
で、経過を調べている内に「言葉の定義問題」とか「入札が厳密に公正だったか?」というような問題にすり替えられてきている。
【かんぽの宿:最終入札応札は1社 オリックスのみに(毎日新聞) クマのプーさん】
http://www.asyura2.com/09/senkyo58/msg/987.html
【鳩山大臣も激怒!作られた「競争入札」(日刊ゲンダイ) スタン反戦】
http://www.asyura2.com/09/senkyo58/msg/985.html
今のところでは、どうも、まともに高額で買って、真面目に継続営業と、従業員の継続雇用を考えてくれた企業があったという事実は出てきていないようだ。
単に「従来の説明の言い回しが妥当ではないのではないか?という強引な疑惑へのイメージ誘導のような報道をして、話題にしようとしているだけ」という感じもする。
まるで、週刊誌の「無理矢理ゴシップ記事」の様相を呈してきたような気もするが、鳩山大臣も「安すぎだ!」と振り上げたコブシをもはや下ろす場所もなく、後は、何かしらのスキャンダルが見つかるのを期待しているのではないか?
未だに、それでは、私たちが、この金額で買い取りましょうというような企業が現れる気配は見えないのではないか?
常識で考えれば、この不景気な時に、他人がやっていて、赤字出していた企業を、そんなに高値で買おうとする企業が少ないことくらいの「判断力すらもない奴が大臣やっている」と言うことが理不尽なのであり、文句付けるなら「郵政の分割民営化そのものを考え直すべきだ」という「待った」であるべきだったのだろう。
この先、もしかしたら、オリックスと郵政間で、接待的な行為が行われていたとか、バックマージン的なワイロのような事実も発見されるかもしれないが、すでに、郵政は一昨年の10月からは民間社員であり、上層部は軒並み民間企業からの「以前からの民間人」であり、民間の流儀で取引は行われていた部分もあるだけで、「もっと高く売れる」ということとは別の問題でしかないのだろう。
もしかしたら、この先、次期選挙で政権交代が行われ、かんぽの宿は売却されないという変更になるかもしれない。
しかし、それが「国民にとって利益になったのか?」は、冷静に判断すべきことなのだろうと思う。
赤字垂れ流しの施設の売却が出来ずに、税金補填をすることが、「正解」と強弁するのなら、どこかがおかしいのだろうと思う。