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(回答先: 帰国できないのなら、帰化するしかないでしょう。 投稿者 考察者K 日時 2009 年 1 月 03 日 16:00:21)
帰化することが一番よいことだから帰化しなさい、という。理由はと訊ねると、帰化しないなら日本人が差別するからだ、と言う。理由がこれだけだとしたら考察者Kさんは、単に人の良い世話好きのオジサン、ということになります。 帰化しないでいる当人はそんなこと百も承知で帰化しないことを選択したのだと思います。差別されても差別に負けずに生きて行くことを。自らの出自からくる民族的アイデンティティーを何よりも尊いものとして守り抜くことを選択したのだと思います。その選択を第三者がとやかく言うことはできない、と言っているのです。 帰化か帰国のいずれかを選ぶしかない状況だ、とはまったく思いません。日本政府が在日の人たちの社会的地位向上にある程度尽力してきたことは認めます。それを「優遇処置」とは思いませんね。当然なされてしかるべきものです。なぜなら私の投稿にあるようにそれだけの歴史的経緯があるからです。普通の外国人と在日の人たちとでは歴史的経緯がまるで違います。それゆえ、日本国政府が在日の人たちに日本国籍を持つ人と同レベルの社会保障を行なうべき責務があると思います。 別に日本政府は帰化しない在日の人たちに対して、帰化するか帰国するかを迫っているわけではありません。あなただけが親切ごかしに迫っているだけです。本音を言ってしまえば、帰化しない人は当然差別されてしかるべき存在だ、とあなたは言っています。 問題は社会保障費の奪いあいではありません。在日の人口はわずか60万人です。日本人は1億2000万人です。在日の人は日本人の200分の1に過ぎません。これだけ差があるのにどうして在日の社会保障をやり玉にあげるのでしょうか。わずか60万人の社会保障費のために1億2000万人の社会保障費が圧迫されているとでも言うのでしょうか? この問題の決着は明らかです。帰化しない人には帰化しない自由が認められています。 |