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本日のサンデープロジェクトでは「国の借金は地方債を含め1000兆円以上」と放送した。
Kは相当前から国の累積財政債務は1000兆円を超えていると主張していたが、ついにマスコミも「それを認めざるを得ない所まで来た。」と言うことである。
で、本日は自民党と民主党の2大政策通の対決という構図だったのだが、正直に言って「これは駄目だ」以外の感想が持てない内容であった。
自民党に任せていても駄目なのは「既に実証されている。」
しかし、民主党の政策は自民党以上に「馬鹿」なのである。
民主党は、歳出削減をするという。
実は、自民党の行った特殊法人・独立法人改革は「ことごとく失敗している。」
これは、当たり前なのである。
犯罪を犯してもいない公務員の生首など切れないからである。
結局は、看板を掛け替えて、組織は温存という結果にならざるを得ないのである。
これは
【職員数、実際は現在と同じ 削減のはずの年金機構(中日新聞) そのまんま西】
http://www.asyura2.com/07/news6/msg/515.html
でも確認できるが、看板の掛け替え経費が無駄にかさむくらいの「オチ」にしかならないのである。
独立行政法人改革が実質的には完全に失敗していることは「マスコミの放送」によっても色々と騒がれているが、こんなものは「失敗するべくして失敗している」のである。
で、民主党が本気で「公務員の生首を切る改革をしたら効果は上がるのか?」を考えてみれば、そんなもんは「大失敗するに決まっている」のである。
「犯罪も犯していない一般公務員労働者の生首を切ったら」、労働市場が大混乱と化し、労使関係の協約などカラ証文となり、内需は極限まで冷え込み、物価上昇と賃金低下の中で食えない労働者と、さまよう失業者が街を徘徊する事になる。
マニフェスト通りの「行政改革を行うなら、10兆円規模の賃金を受け取っていた公務員が失業し、10兆円規模の労働者賃金が市場から消え、10兆円規模の事業が無くなる」のである。
これ、大恐慌になるしかないと思われる。
で、これだけの血を流しても「1000兆円の負債の利息にも満たない。」のである。
この絶望感を良く考えていただきたい。
民主党の主張する方向からでは「永久に財政再建は出来ず、国民生活は地獄になるだけ」なのである。
ハッキリ言う。
国家破産宣言して、金融封鎖の徳政令をした方が良い。
これをすると、日本の基軸通貨(円)の信用は地に墜ち、しばらくは「まともな貿易をして貰えず、食糧自給率の低い日本では餓死する人まで出る」というのがKの予測であるが、それでも、2〜3年もすれば「復元する」だろう。
今なら、日本国にも多少の体力がある。
徳政令は先送りしても「相続税精算制度でも導入しない限りは絶対に避けられない。」
どうせ、避けられないのなら、出来るだけ早い時期に行った方が良い。
とりあえず、全ての金融機関の金融資産を凍結し、ペイオフ(1000万円以上は没収)という宣言をする。
国債・地方債は全て「踏み倒す宣言」をする。
それだけで良い。簡単である。
これだけで、基本的に国の累積財政債務は消滅する。
ほとんどの人は「一つの銀行に1000万円以上の預金などない」だろうから、貧乏人にはさほどの被害はない。
困るのは「使い切れないような預金を持っているか、まともな労働しないで利息収入に頼っているような(継続的収入手段を持っていない)人」だけと言っても過言ではない。
出来るだけ速やかに行うのが吉である。