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(回答先: ほっておけば片付くという根拠は? 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 7 月 19 日 22:09:28)
>ワヤクチャさん どうもです。
>【ほっておけば片付くという根拠は?】
本当に「パブロフの犬」のような反応ですねぇ〜(苦笑)
過去にも色々書いていますし、今回も「紅白歌合戦」と「同和問題」を例に「一定の論理考証を示している」のに「それを、どのように受け止めているのでしょうか?」
民主主義の基本は「全ての人は平等」と言うことで「天皇制度はこれに違反している」のですから、人間が「この先、合理的思考をする方向に進むのなら」「皇室制度を維持するだけでも大きな無駄」と意見が多数派になっていくのが当然の帰結でしょう。
ワヤクチャさんは「これを、一々説明されなければ、理解できない」のでしょうか?
条件反射のように「根拠は?」と求めるのは「議論に勝つためだけのパブロフの犬的反射行動」だとKは感じます。
>【明治になって天皇の権限が拡大した経緯はご存知ですよね?】
江戸幕府の崩壊からの大政奉還があり、大日本帝国憲法という憲法ができたという一連の流れを「天皇の権限の拡大」というのならば「知っていますよ。」
しかしまあ、日本史としての知識ですから、浅学非才のKが「知っている」と言うほど知っているかは難しい所です。
>【今、象徴でしかないとしても温存する事で将来的に政治権力と一体化する可能性はあります。
こんな危険なものをいつまでも放置するワケにはいかないでしょう。】
まあ、可能性と言う事なら「あることはある」でしょう。
では、その可能性は「高い」でしょうか?
ワヤクチャさんは「この先、どのような状況で、天皇の王権が復活して日本に災いを引き起こす事になり、その確率をどの程度」と考えているのでしょう?
イメージとすると「天皇制度というのは大問題」というイメージを持つ人も多いと考えられますが、具体的に考えていけば「将来的には自然消滅するであろう問題」との結論に達する人が多いだろうとKは考えています。
>【あのような惨禍があってもまだ天皇制を温存している日本人は論理的思考に難点があります。】
難点があるのは、そのように「思い込む人の方」だろうとKは思いますよ。
確かに、日本という国では「歴史の節目節目で天皇という存在を利用してきた。」と言えるでしょう。
この先も「利用する」可能性もあるかもしれません。
しかし、それが必ずしも「悪い事」とは限らないのです。
Kの考えでは「ひのきみ運動」というのは戦後平和になってしまった日本で多様化する価値観の中で「運動をもう上げるために作り出された左派の呪い」という側面があると思っています。
「戦争責任」と「天皇制度」という理屈で「庶民の怒りを集めて」、左派の運動を「作り出そうとした」という意味合いですが、要は「反体制運動の残滓」でしかないと言う事です。
戦後60年が経過して、昭和天皇も20年前に亡くなりました。
それなのに「未だに戦後のトラウマから抜け出せずに、左派の呪いの呪縛から解放されないでいる人がいる。」
ハッキリ言いますと。
基本的には「天皇制度」というのは「自然消滅するはず」の制度ですが、それを消滅させるのは「日本国民の総意」でもあるので、消滅させずに継続するのなら「それも、日本国民の意思」だということです。
一種の伝統文化という意味において「日本人の総意」が残すのなら、残すのが正しいと言うことです。
ワヤクチャさんがどう思うのかは別にして「民主主義が正解」と決定した訳ではないのです。
天皇を頂点に置いた「規律と節度ある国家制度」の方が正しいという可能性だって残っていますし、全く別の制度に達する可能性もある訳です。
誰にも「正解など分かっていない」のです。
その中で「無理に一つの道を閉鎖してしまうのは愚か者がすること」だろうと思っています。