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(回答先: 国力衰退の懸念は、それなりに軽微なものに、おさまるだろうと思います 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2007 年 12 月 29 日 21:00:28)
>最大多数の最大幸福さん どうもです。
非常に甘い考えだろうと思っています。
Kの職場ですが、事実上「雪掻きをするのはKだけ」ですし「ゴミ捨て」をするのもKだけと言えます。
Kが職場にいない「ゴミの日」には「ゴミは捨てられずに残っている」と言えるでしょう。
「旅行に行きたい」とか「豪華な物を持ちたい」というのも「本質的な要求ではなく」
「世間体としての見栄(これが生きていく上ではバカに出来ない意味を持っています)」と「家族サービス」というような意味合いを持っています。
趣味というのは「オタク的な収集癖」という側面と同時に「他の人への優位性の自慢」という見栄の両面を合わせ持っているのです。
本当の変態というような「オタク」も多少はいますが、それを「見せて自慢する相手がいなければ、収集癖も大きく減少する」と考えられます。
大抵の奥さんは「旦那がいなければ、夕食もお茶漬けとか、出前で済ませる」のが実態です。家族に評価されるからこそ、多少は頑張るのであって、誰からも評価されないのなら、相当数の人が自堕落に堕ちていくでしょう。
ベーシックインカムは「社会に評価されない上での生活保障」という制度です。
これ、極端に言えば「世捨て人の救済策」です。
仮に「一割の人」が「Kくらいの怠け者」として、働く人が「一千万人減り」逆に「穀潰し」が一千万人増えるのです。
この行って来いは巨大でしょう。
そもそも、日本の現状の問題点は「まともに働こうとしない評論家やら、政治家やら、官僚機構に巣くう人」が好き勝手な事を言っていながら「暮らしていける」のが「大きな要因の一つ」でしょう。
そこに「今までは仕方なしに働いていた、本性は怠け者の穀潰し」が不労人口として加算されるのです。
国が保つと思うのがどうかしています。
ひとつだけ、断言できる事は「このベーシックインカムによって、今まで以上に働こうという人は出てこない」という事でしょう。(まあ、どこにでも例外的な人がいる可能性はありますが、無視できる範囲のレアケースです)
制度として破綻しています。