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(回答先: 結論部が、間違っています。 投稿者 考察者K 日時 2007 年 12 月 30 日 18:04:20)
>乞食奨励法は「世の中に乞食を溢れさせる」のです。
>乞食が溢れかえった社会で「生産能力が維持できるわけがない」でしょう。
ロットハウス: 誰もがベーシック・インカムを得るとなると、経済活動意欲の減退につながりませんか?
ハードルプ: 経済活動意欲という言葉を用いるとき、その背後にはいかなる人間像が考えられているのでしょうか? 私たちはイニシアティブという言葉を用います−−それは他者によって操縦される意欲とは正反対のものです。
ロットハウス: むしろ実際にどうなるか、のほうが問題ではありませんか?
ヴェルナー: 私は多くの人びとに、ベーシック・インカムが導入されたとして、それでもなお仕事をするかどうかを質問しました。これまでのところ、尋ねたひと全員から「もちろん働く」という断固たる回答を得ています。それなのにどうして人は他人の決断を認めたがらないのでしょうか? 私たちの今日の社会の問題は、たいていの人びとが自分自身については肯定的な評価を下すのに対して、他者に対しては自身とは異なるイメージを持っていることです。(『ベーシック・インカム』ヴェルナー、p.86)
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フィッシャー: (ベーシックインカムが実現した)そのような世界においてもなおドラッグストアのレジ係になりたいというひとがいるとお考えですか?
ヴェルナー: もちろんですとも。
フィッシャー: どうしてそう断言できるのですか?
ヴェルナー: 現実に、レジ係になりたいというひとがたくさんいるからです。私は「デーエム」で働く人たちとよく話をします。まあ当たり障りのないおしゃべりで、当人や家族の状況やらを尋ねるわけです。そこでわかることは、新たな収入を得る必要はないにもかかわらず働いている人がじつにたくさんいることです。彼らが働いているのは、いつも他の人たちといっしょにいたいから、つまり今日風の言い方で言えば、ネットワークの中にいたいからなのです。(『ベーシック・インカム』ヴェルナー、p.41)