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(回答先: 本当に、思考停止と思われますよ。 投稿者 考察者K 日時 2007 年 4 月 02 日 06:59:16)
考察者Kさん こんにちは。
Kさんが今の現状をなんとかしよう、団結しよう、と頑張っているのはわかりますが、他の人も違う考えをもって、なんとかしょうと思っていると思います。
説得を試みる、説明する、論理をもって相手の意見を批判するのはいいとして、アホ とか、思考停止とか非難するのは 間違っていると思います。そんなKさんの意見だって、絶対に正しくはないのではありませんか。(もちろん、色々なご意見は参考にさせてもらっているし、なるほど、と思う物もたくさんあります。)
多くの人の欲していることは 現政権を倒すことではないでしょう。倒すか、継続か、2者選択ではありません。自分達が欲する政策を実現して欲しい、ということでしょう。例えばある人々は 高尾山の自然を守りたい、ある人々は、横田基地をなんとかしてほしい、ある人は保育園不足を何とかして欲しいなどです。ひとつではないでしょうが。現政権がそれを実現してくれれば、いいと思う人はいると思います。そういった要求を政党を通じ、実現させる ということでしょう。で、その個々の要求がもし、多数人の興味や利益に関わらなければ、あまり取り組もうとしない政党もあるでしょう。こういう場合、弱小政党でも、それに取り組んでくれればそこを支援、支持するのは当たり前です。
それで大きな政党たちが、自分達が政権をとりたい場合、こういう弱小政党を無視できなくなれば、当然共闘を組む、政策合意をする などしなくてはなりません。それにより、小さな政党の、全部でなくとも一部でも、政策が大きな政党により反映されるのです。それが政党のあり方であり、民主主義ではないのですか。みんな似たような利益を持つと思われている日本にいるとわかりにくいでしょうが、色々な文化をもつ民族がいる国では、人種によってかなり不利益を受けていると思っても、その民族が少数の場合、マジョリティ−があいてにしてくれない可能性があります、そこで似たような立場の人を探し、ある程度の規模のグループを作り、一定の政治影響力をもてるようにします。すると、弱小でも 戦っている大政党が接線の時は、こういう弱小政党支持者も大切になってくるのです。その時こそマイノリティーの意見を社会にとどけ、政策に反映させるチャンスではないですか。
今回の都知事戦では、もし石原氏が再選されれば、その共闘失敗が大きな原因のひとつです。(都民の多くが石原氏の政策賛成なら、どうころんでも勝てないが)。
だいたい、双方共闘の努力をしたのか、共産党側がかたくなに話し合い拒否でもしたか、民主党支持が実は欲しかった浅野氏側が、共産党排除の姿勢の民主党に配慮せざるを得なかったかのか、浅野氏側が共産党嫌いなのか わからないですよね。わかっているのは、民主党が共産党と共闘しない、と言ったことくらいです。
だから、ただでさえ石原与党(だったのでしょう)の民主党、都知事選に反石原で戦う意志も、動機も弱いのでしょうね。
二大政党制にしたい、という佐藤氏の批判は、的外れ と思われたのかもしれません。
Kさん始め、都知事選においての共産党を批判する側の人々は 二大政党制をめざしているわけではないでしょう。
しかし 実際、弱小政党側に共闘できない責任をかぶせ、政策合意さえおこなわれていないのに候補者をおろせ、ということは、社会の少数の人々の要求は実現させることはできません、と言っているようなものでしょう。だから佐藤氏は負け組みを例にあげ、負け組みの利益は誰がくみ上げてくれるの?との例をあげたのです。
もう少し 深く考えられたらいいのではありませんか。
もちろん私もひともことはいえませんが。
他の人に向かい、あほ、とか思考停止などの批判は、よほど考え抜いてから 述べてください。