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(回答先: 工夫? 工夫? 投稿者 佐藤巧 日時 2007 年 4 月 04 日 00:07:34)
>佐藤巧さん どうもです。
>【ただでさえ支持率を高めるのに苦労している吉田陣営】
とは、どんな苦労をしたというのでしょう?
Kからすれば、共産党の価値観による政策を作文し「都民に対し」この指止まれというのを苦労とは思いません。
>【後だしジャンケン】
というのは、作戦の一種でしょう。今回の出馬は作戦だったのですかね?
出る気満々なのに「担ぎ出される」まで待っていたのかもしれませんが、少なくとも「都民が動いて「担ぎ出した」という形です。
候補者が「自ら出馬」して【吉田陣営から後だしジャンケンで票を奪おう】としたのではなく『共産党候補』に満足しない(現都知事にも満足していない)都民の一定層が「担ぎ出した」のですから、共産党候補に満足したかったという部分を考えるべきでしょう。
>【それでも勝てそうにないとみるや、自分たちが歩み寄りを見せる訳でもない】
Kはかなり【歩み寄りを見せ】たと思っています。君が代不起立問題のマニフェストを一つ取っても、それは判断できるでしょう。
『工夫』もしています。「自らの価値観による政策を都民に押しつける」という既存の政党のやり方から「都民の声により、政策の方向性を模索する」という姿勢を示したでしょう。
>【昔、ヨーロッパの国で一時の熱狂をつかって政権をとったチョビひげがいましたね。国民はあとで相当痛い目にあったようですけど。】
このチョビひげとは「正反対」の姿勢でしょう。「自らの価値観に絶対の自信を持つ者」が暴走すれば「チョビひげ」の再現になる可能性がありますが、今回の場合「危険度からすれば共産党の方が高い」くらいでしょう。
>【政策を小出しに、しかも官僚らしくどうにでもとれるような言い回し】
は、都民の意見を聞いて、その中で方向性の模索をしていたと言う事でしょう。
「はっきり言わない」のは慎重であり、しかも「言った事に対しては責任感を持っている」と言う事の裏返しでしょう。
この部分は「共産党候補者を応援する者の理不尽な評価」だろうと思っています。
>【「共産党推薦」という看板が外れれば無党派層の支持が増えるんですか?】
共産党推薦によって「負のイメージ」を持つ人の一定の層はあるでしょう。
多分「大多数たる層は、現政策には不満を持っていても、共産革命までは望んでいません」
そこをどう評価・分析し、選挙戦略に組み入れるかです。
おそらく共産党には「現政権を継続させる愚民」という「庶民を見下すような部分」があるのでしょう。
それが、共産党の作った政策こそ「唯一絶対の道」で、「この指に止まらない愚民は止まらない方が悪い」という部分があり有権者との間に溝を作ってしまっているのでしょう。
結果論として「同じ政策」に見えても「庶民が主体となり導き出された政策」と「政党が示して、庶民に押しつける形の政策」では全く別の物になるのでしょう。
工夫としては、共産党という党名からのイメージを脱却する方法論の模索
共産党推薦のあり方を含めた見直し
政策の「見せ方」=共産党の押しつけではなく「庶民の声を聞いた結果としての政策」だというイメージの創造
などがあるでしょう。「聖域無き体質改善の工夫」です。
>【水を差されるような候補を担ぎ上げたことが問題なのであって、水を差した方に文句を言われても困りますねぇ】
まあ、一理あるかもしれません。
多分、今回の都知事選では「出馬表明が遅すぎた」のです。
「民意を聞いた上での政策決定」は方向性の上では正解でしょう。
しかし、助走期間が短すぎたために、公示日に入っても「政策の方向性があやふや」で曖昧な回答が続出し、不信感を持たれ、結果的に「お祭り騒ぎ」は鎮火しました。
「鎮火させられてしまった方」「鎮火させた方」の双方に一定の罪があるのでしょう。
「鎮火させた方」の罪が「重い」にしても、させられた方にも問題があったから、鎮火させられてしまったのは事実でしょう。
まあ、終わった事です。Kには東京都の選挙権もありませんから、どうでも良い事でもあります。
次回の参議院選挙に「今回の失敗をどれだけ生かせるか?」が最大の課題です。