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(回答先: バルタさんとKの間にはさほどの意見の違いはないようです。 投稿者 考察者K 日時 2006 年 12 月 28 日 20:55:46)
Kさん どうもです。
>Kの記憶が確かなら、バルタさんは阿修羅ではKより先輩のはずです。
>バルタさんのハンドルネームになる以前から、何度か意見交換しているはずですが「思い込み」に囚われないで「理知的な判断」が行える人だと思っています。
私はその自信はありません。私自身がしばしば誤りますし、「思い込み」に囚われている面は少なからずあると思います。
>阿修羅も住民が変化してきて、既にKが最初に見た時の「カリスマ性」のようなものはなくなってしまいました。
>Kが最初に来訪した時は「化け物の巣か?」と思うほどの「理屈」が渦巻いていました。
>Kが最初に阿修羅に足跡を付けるのは、1年以上も後ですが、その時には人材に大きな違いがある気がしました。それでも一騎当千というような論客はまだ何人かいましたが、>今日になって、ある者は「排除されて消え」、ある者は「自ら阿修羅を立ち去りました。」
>どうして、このようになってしまったのか?
>この点をKを含んで阿修羅全体の人が「考えるべきなのだろう」と思います。
サイト立ち上げの段階から発展してきた頃は、議論をしようと言う気持ちでかなりの勉強家が議論を交わす気風がありましたが、段々惰性に流れてきたような所が少し出てきたと思います。当時の阿修羅の投稿はかなり時間をかけて作ったレス等も多かった気がします。今はどちらかというと、転載が増えてきたような気がします。近代文明批評から政権批判に投稿者のスタンスが移ってきたのですが、あのレベルを持続するのはエネルギーが要ると思います。
>>【左派に弁護士が多いのは、客観的な事実がなければ闘えないと考えているからだと思います】
>というバルタさんの意見は「確かに、そのような一面もある」という気はします。
>しかし、ここは「Kの感覚としての感じです。」
>一方で「明らかに、日本の左派は長期低落傾向」だという気もします。
>ここは、左派には平均として「寛容度が少ない」という部分が無関係ではないだろうと思います。
>つまり「固定観念に陥りやすく」「多角的視点が持てない」と云う事です。
それはあるでしょうね。視野が狭くて同じ志向の人だけが集まっている傾向はあります。防衛本能による即時的な拒絶だけでなく、少し異なる意見を受け入れるゆとりが必要でしょうね。しかし、その実践は難しい事だと思います。労働者階級の利益を損なうような意見を受け入れる用意はないし、どこまで容認出来るか左翼には一定の基準があります。そこを踏み越えれば、やはり拒絶せざるを得ない。その限界を労働者階級の利害を損なわない限り、出来るだけ広げねばなりません。
>現実として「精鋭少数主義」では「闘争は過激でなければ、突破口は開かない」のだろうと思っています。
精鋭少数主義では、過激にしても尚更闘争はゆきづまってしまいます。多数派になる必要があります。しかし、必要なのは議会外での陣地なのです。
>今は、体制を建て直し、多数派形成をはかり、次期参議院選挙に期待を掛けるしか「方法論」はないだろうと思っています。
>「闘争を前面に打ち出して」孤立化するよりは、不満を内に秘めて「多数派形成の工夫をする」方が「戦略論」としては「勝機は増す」と云う気がします。
多数派形成は今どうしても必要です。しかし、闘争を後景化する事はできません。
>いずれにしても「権力は相手側にある」のですから「工夫」をしなければ「敗北が待っています。」
>60年来「敗北をしてきた歴史」の生んだ手法を「バカの一つ覚え」のように「繰り返していて、勝てる訳がありません。」
完敗し続けてきた事を目の当たりにしてきた若い人達にも、少なくない古参の方の中にも同じ思いを持つ人は大勢います。共産党の悪いパターンが出てきました。野党共闘はどうしても必要なのです。しかし、闘争の相手は経団連と銀行なのです。その点は民主党が何と言っても、引っ込める訳にはいかないのです。闘争の後景化はできませんし、その意味で民主党とも共闘のあり方を巡って闘争はある訳です。どこまで闘争しても共闘は壊れないか、ギリギリの判断が要ると思います。
状況は常に刻々と変わります。ソ連共産党の幹部も陰謀論者が考えるほど最初から20年代にこういう経済政策を取るという事は考えてなく、一枚岩でもありませんでした。最初から結社として計画的にやっていたとは見えず、結構行き当たりばったりで潰れていったような面も感じます。少なくともソ連共産党が人知を超える天才の集まりであったとは思いません。日本の左翼も間違いだらけでやってきて今の所完敗です。しかし、負けて終わりに出来ない大事な問題がある。
耐震偽装問題追求では、政府は姉歯設計士一人の責任で終わらせる気のようです。この問題でも野党は政府の責任追及の手を徹底的に緩めてはならないと思います。下のサイトの小林哲夫氏のレスを閲覧して、改めてそう思いました。↓
問答有用
姉歯氏懲役5年は不当判決
小林 哲夫
http://otd2.jbbs.livedoor.jp/16618/bbs_plain?base=42810&range=1