★阿修羅♪ > 雑談専用21 > 883.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 「経済論理的には妥当」と理解されているのですね? 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2006 年 12 月 30 日 01:11:23)
>最大多数の最大幸福さん どうもです。
儲かっている会社は潰れないのが当然でしょう。
商品原価6の商品を10で巧く売れている会社は、普通なら潰れません
しかし、人件費に5が必要なら「会社は繁盛している」ように「見えても」現実には会社は赤字でしょう。
【外貨建ての借金がなくて、経常収支黒字の国家が、財政破綻する筈がない】
は正確には
『外貨建ての借金がなくて、経常収支黒字の国家は、財政破綻しない政策が可能』という事です。
ですから、仮に今、どんなに巨大な累積債務があっても、正しい是正措置を実行できれば、財政破綻はしなくても済むと云うことであり。
上記の会社の例では、人件費を4以下に抑えることができれば「倒産はしません」
しかし、会社の社員が「リストラも給与削減も、職員の福利厚生の後退も全て拒否すれば」当然ながら「倒産」します。
「放置しても良い」と「治癒可能」では大きく違います。
【外貨建ての借金がなくて、経常収支黒字の国家が、財政破綻する筈がない】
のは、累積債務が「許容範囲内」である場合であり
この「許容範囲」は「通貨発行権」に対する「国民の心理」と「外国貿易者の心理」などで正確には把握できませんが、既に「危険域」だろうと思っています。
>【税制の大きな役割のひとつである、所得の再分配機能が、うまく働いていないのでしょうね。】
その通りです。この点は
http://www.asyura2.com/0610/idletalk21/msg/405.html
あたりでも、指摘していますが、一部の階級層に「富の集中」があります。
「国家財政」も「一般市民」も財政が破綻状況なのに「国の経常収支は黒字」なのです。
>【円の価値が下がる可能性については、否定しません。】
「下がる」の意味は2種類です。
「倍支払えば物が買える程度」と「円での取引が成立しなくなる」です。
仮に、全ての貿易相手ではなく、一部の相手でも「円は信用できないから、取引しない」とされたら、食料・エネルギー資源を海外に依存する日本は「国家破滅」に向かってしまいます。これは「破産・破綻」より問題でしょう。
その上で「国家破産」を唱えるのは「国家の消費税増税の口実にされるから問題だ」とは思っています。
Kも大衆増税が妥当とは思っていません。
生活困窮者が市民に広がっている実情から「これ以上の消費税に限らず全ての大衆増税は弱者の生存権を無視した暴挙」であり「景気を後退させる愚策の極み」だろうと考えています。
しかし、国家破産の危機を認識しなければ「適切な是正措置も取れない」のも事実でしょう。
Kは「企業増税」も「大衆増税」も駄目だと思っています。
一部の「富の集中している銭の亡者」からカッパグしか方法論はないだろうと思います。
Kが為政者でしたら「5億円程度を上限にして、それ以上の『個人資産』を資産凍結する事」も検討します。