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(回答先: 「正しい政策」をすれば国家破産は避けられると思うのなら、その方向で議論するのがスジ 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2006 年 12 月 31 日 03:50:45)
>最大多数の最大幸福さん どうもです。
確かにKは森永卓郎さんの主張を批判しました。
しかし、これは「詭弁」と思われるからです。
「消費税の導入反対」という結果を導く事のために「詭弁を弄してはいけない」のです。
前に「偽メール事件」というモノがありました。
南青山さんとKとの間に「論戦がありましたが」
「これは偽メールの可能性が高いので騒ぐべきではない!」とのKの主張に南青山さんは「このチャンスは最大限に活用すべきだ!」との対立構造でした。
結果は「騒いだ民主党は、信頼を失墜させ、反自民勢力には大きなダメージになりました。」
「正しい主張だから、若干詭弁気味でも良い、応援しよう」は間違いだろうとKは思います。
「正しい主張こそ、堂々と不利なデータでも受け入れ、提示しながら、主張するべき」だろうと思っています。
そうでなければ「どこかで詭弁を見抜かれ、信頼と勝利を失う事になる」と思うからです。
ただ、森永氏の意見についてはKは「詭弁に近い」としていますが「その意見は間違っている」というのなら、ここは議論の対象です。
それ以外の意見として
>【前の書き込みでも書いたが、わたしは、そこまでの過激主義を取らなくとも、財政赤字の解消は可能だと考えている。(念のため)】
と云う部分ですが
まともに赤字を解消するのなら「1000兆円の財政累積債務は、年10兆円ずつ返済して、100年掛かると云う計算」で、年利が2%として、来年度予算の国債発行枠なども計算すると「年間約50兆円の増税」が必要になる。
これを、1億の人口の単純計算で4人標準家庭と考えれば「100年返済であっても一世帯
あたり200万円の増税」が必要という事になってしまう。
こんなもんを「大衆増税」でやられたら「国民の大半が貧困層になってしまって、生存権など無きに等しい」という事になるでしょう。
それこそ、日本から逃亡する難民が溢れ、一発逆転狙いの犯罪が増加します。
ここを何とかするには
「市場の活性化」による消費税収の増大(消費税の増税は逆効果)
「金融資産課税の導入」・「株の利益への累進課税」・「無駄な福祉の切り捨てによる歳出削減」が考えられるでしょうが、ともかく、これ以上の「大衆増税は、国民に死ね」と言うのと同じでしょう。
人生において「使い切れない個人資産」は人生余剰金です。
ここに着目して「相続時に清算すべきだ!」というのがKの本来の主張です。
今までに散々書いていますが
http://www.asyura2.com/0510/idletalk15/msg/358.html
とか
http://www.asyura2.com/0411/idletalk12/msg/935.html
あたりを参考にして下さい。
しかし、これが「なぜか、庶民サイドから反対される」のです。
「1000兆円の財政債務が解消しなければ、利払い分の税金が国民に還元されない」のですから、ここは解消させるべきでしょう。
ここは「国家破産する、しない」ではなく、本来、国民の納めた税金は「適性に還元されるべき」なのですから、財政債務は少ないに越した事はないわけです。
いずれにしても「どこかで、金持ちから、人生余剰金を巻き上げる」しか「根本的解決策はない」と思っています。
問題はいかに「逃げられないようにするか?」だけです。
所得税のような長期的定期的な税に頼ると「何度かは支払っても、外国との比較でいずれ決断されてしまう」でしょう。
やるなら「決断をさせる暇を与えずに一気に財政債務の解消をするか?(資産凍結)」
「デノミをしてしまうか」
「相続時に人生の剰余金清算を考えるか」
であり、それ以外では「大衆増税」になる気がします。
一番悪いのが「データを改竄してまでの先延ばし」のためだけの「消費税反対論」ではないか?と思っています。
本来、財政債務の問題は「さきがけの竹村正義氏は大蔵大臣の時に問題提起した」のですが、その時ならば「300兆円」で済んだのですが、先延ばしで「3倍規模に膨らんだ」というのがKの認識です。
「騒いでパニックにして、増税の口実にさせるな」ではなく、国民全体で考えた上で、どうにかするべきだろうと思っています。