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我々は、物・人・宗教・国、etcありとあらゆるものに“優劣”という状況を作り出しました。これは人間が自分を比較する為(知る為)に作りあげた幻想であるのですが、しかし現状は幻想であるということを忘れ、溺れてしまって、この幻想を有意義に利用してはいないと考えます。
誰が優れているかで紛争が起こり、人種の優劣で紛争が起こり、宗教の優劣で戦争が起こり、国の政策の優劣で戦争が起こり・・・。
我々は自分が最も進化した優秀な人種だ、人間だと自分を定義し、戦争・紛争・破壊という最も進化していない劣悪な行動を取っているという矛盾をしっかりと認識するべきです。
進化しているから猿より偉く、地球にある他の自然より偉く、だから我々は自然を破壊しても良いのであり、敷いては地球のバランスを失っても良いのであり、特に我々の人種・国はその権利を神から許されている。この考え方に矛盾はないのか。進化とは何か。
我々は進化しているというよりも、その行動においては全く進化していないと“気づく”べきです。
また幻想を見破った者は、幻想に溺れてしまったこの世界では受け入れられないでしょう。非常識だ、冒涜者だ、狂人だとも言われます。(例えば量子物理学を発見した最初の人達は従来の物理学者からは狂人扱いさえされました。)そして幻想に溺れることを巧みに利用しているのが、人を支配しよう・利用しようという一部の利己的な人々(ごく一部の富裕層・彼等)であります。
生まれたばかりの子供は幻想ということを知っています。幻想に溺れた我々が、我々が作りあげた「幻想に溺れること」を押し付けること、教育することでだんだんと幻想に溺れた大人へ成長していきます。
子供は知っています。「みんな、いっしょ!」。
この世に優劣は存在しません。我々が意図して作りあげた幻想なのです。
我々は早くこの幻想から目覚めて“真実の”進化を遂げねばなりません。