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(回答先: ブラックジャックによろしくの7巻が今日発売 投稿者 Q太郎 日時 2003 年 11 月 20 日 18:59:05)
Q太郎さん、レス有り難うございます。
海外では有効として使用されている抗癌剤が、日本国内では保険適応になっていないという薬剤は沢山あります。また病名によって適応にならない場合もあります。
例えば、海外では肝臓癌に対して効果があるとして使われている薬が、日本国内では胃癌に対してのみ保険適応、という薬剤があります。
もし肝臓癌患者に対しこの薬を使う場合は、薬剤料のみならずこの患者の肝臓癌に関する治療全てが自由診療(自費診療)になってきました。(厚労省は最近になって薬のみ自費という方向に緩和する方向です。)
そこで医療現場では、診療報酬明細書(レセプトと呼びます)に、「胃癌」という虚偽の病名を書いて保険請求するようなことが横行して来ました。
ですから、抗癌剤の保険適応が拡大されることで治療の範囲が広がることになりますが、一方ではこれらの薬を使いこなせる医師が少ないため、副作用死する人が増えることが懸念されます。
私は「ブラックジャック」世代で、「ブラックジャックによろしく」の方はまだ読んでいません。話題の本ですし、読んでみたいと思っています。