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(回答先: 保険証 投稿者 エンセン 日時 2003 年 11 月 22 日 05:16:49)
エンセンさん、レスが遅くなりました。
ご質問いただいた方面には詳しくないので、答えになっていないと思いますが...
>保険証を見せればいいのです。保険に加入していなくても他人の保険証を借りて持っていけば>それでOKです。病院は何も聞きません。保険の加入者としての金額で医療が受けられます。>これは事実です。
>病院も被保険者が他人の保険証で医療を受けた場合、病院が損をするというシステムであれば>保険証持参者を本人であるかをきちんと調べると思うのですが、何も損をしないので保険証が>あれば病院は何も聞かない(調べない)ようです。
健康保険も、企業毎の保険や国民健康保険など、多岐に渡っています。
現在のシステムで、病院側が本人であるかどうか調べるのには物理的、人的、時間的に無理があると思います。受け付け時間が今の数倍〜数十倍かかるようになります。
例え本人かどうか聞いたとしても、嘘の申告をされれば、それまでです。
まさか、嘘発見器にかける訳にもいきません。
しかし、政府が導入した、住基ネットを保険証と連動させるようになれば、このようなチェックは通常業務として行なわれるようになるかも知れません。不正使用問題が大きな問題となっていけば、政府がこれを検討し始める可能性もありそうです。(これに賛成しているわけではありませんから。念のため。)
病院が損をするシステムは、今でもあるようです。
>病院側も患者が他人の保険証で通院していても構わないという姿勢ではないかと思っています。
それは無いでしょうが、政策として「性善説」を建前としている所から、色々な弊害が出てきているのだと思います。
付けたしとして、ほんの僅かに聞いた保険書絡みの話は、
保険書がない患者だと敬遠する病院が多いそうです。(入院治療が必要なケースで保険書がないと、かなり多めの預り金が必要となる病院もあるとか。)その理由は、治療費用を取り損ねると全額病院の負債になるからだそうです。
それから、企業の保険組合の保険書のケースでは、企業が組合員の保険書のチェックする(不信や不自然さを感じたら、企業の保険組合自らが、組合員に直に尋ねる)などをして、不正使用防止に努めているとも聞きました。