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(回答先: つれづれなる返信>Q太郎さんへ 投稿者 Rui 日時 2003 年 11 月 22 日 04:21:34)
Ruiさん、お返事遅れました。
Ruiさんが書かれている「医療の現場」の問題については、
「BJによろしく」というマンガに描かれている事なので(「BJ」ではありません)
ここではこれ以上掘り下げていろいろ言うのをやめておきます。
Ruiさんが前段で書かれているような問題提起は、上記のマンガの第1話に描かれています。
題名に「BJ」が入っていた為、とても気になって、たまたま連載初回を
雑誌で立読みしましたが、これは絶対にヒットするだろうなと思いました。
この連載の初回が医者のコストと、医療費のバランス、
そしてそのしわ寄せが一番キツイ研修医の話なのです。
私は手塚治虫の「BJ」は好きですが、私の感じている事は
その時代の話のまま止まっているわけではありません。
このマンガのドラマは今年某局で人気俳優によって主人公が演じられて放映されましたが、どれだけ「フィクションだから」という部分を割引いても、リアリティも感動もあまりありませんでした。テレビは昨今のニュースでご存知の通り、スポンサーとの兼ね合いや、「視聴率至上主義」が大変なのか、本来の現場の複雑な問題が描かれるには限界もあると思いますし、正直に言ってマンガより見劣りもしました。
なのでテレビドラマが、医療現場の現状を知るのに全面的に何らかの参考になるとは決して考えていません。どちらかといえば、ドキュメンタリーを見ますが、それも編集している人間の意図が入りますので、それを加味して見るようにしています。
その点では、お知り合いの現役の医療関係者がテレビの情報やテレビドラマに対して「絵空事」という指摘もあながち遠くはないと思います。
私は「医者は仁術」をお題目に唱えているつもりはありません。
どこでそのように取られたのかという原因は、
おそらく私がお話の前提として書いている「BJによろしく」という
マンガをまだ読んでおられない事が原因だと思っています。
マンガを買いたくなければ最近はマンガ喫茶もありますから、
是非お立ちよりになって読んでみてください。
もちろんマンガですから、わかりやすくする為に狂言回しもいますし、
極端な事も書いていますし、描かれる内容にも限界があるとは思いますが、
結構面白いと思っています。
私の場合は相方の家族が精神系の病院で看護師をなさっている関係もあって、
いろいろ大変な話も割合身近に聞いています。
病院経営に関する非常に泥臭い話も聞くには聞いています。
また、救急医療に関わっていた看護師さんの話を人づてに聞いた事もありますので、
特に救急などの現場が想像を絶するものだろうという話も間接的には聞いておりました。
また、14の時に私より若い友達が急性の白血病で亡くなった時の
手厚い医療と看護の様子を聞いているので、全てのお医者さんに対して
もう少し何とかして欲しいと思っているわけではありません。
いろいろな現場での大変さを間接的に見聞きして、
仕方がない部分もあるのかも、と割り引いても、
今までの状態では患者と医者の関係が遠いのではないかと思う事が多々ある、
ということに焦点を置いて「強調して」書きました。
後段の、待合室がサロンに、というお話や、
時間を選ばず飛びこんできては、サービスが悪いと苦情をいう話は、
身近にそうした人間がおりませんので事情を測り兼ねますが、
それは、医者と患者の関係についてというものとは
少し別次元の話かな?と思ったのですが。
以上つれづれなるままに。