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(回答先: Re: こんな見解もあります。 投稿者 Q太郎 日時 2003 年 11 月 21 日 09:34:58)
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20031122k0000m040088000c.html
肺がん治療薬「イレッサ」(一般名・ゲフィチニブ)による副作用死が相次いだ問題で、服用開始時に医師が重い副作用の説明を行わず、今も無念さを抱える遺族の実態が21日、弁護士らによる聞き取り調査で浮き彫りになった。国の副作用被害救済制度は抗がん剤による副作用を対象外としているが、弁護士らは「予期せぬ副作用は救済すべきだ」と訴えている。
調査したのは、弁護士や薬剤師らで作る市民団体「薬害オンブズパースン会議」。昨年末の電話相談に問い合わせた遺族ら151人にアンケートし、このうち9人から聞き取りをした。
亡くなった患者のほとんどが余命1年未満の肺がんだったが、ドライブや散歩に出るなどの日常生活を送っていた。致死的な副作用があると説明された遺族は皆無で、「『発しんが出ることがたまにある』というぐらい」「副作用が余りないので、父のような体力的に抗がん剤が難しい患者に向いているということでした」との声があった。
また、「副作用に関する情報が知らされなかったことが悔しくてならない」「国がきちんと対処していれば、こんなに死者が出なかったのに」と無念さを隠さない遺族が目立った。
同会議は23日午後2時から東京都千代田区麹町の弘済会館でシンポジウムを開き、詳しく報告する。【須山勉】
[毎日新聞11月21日] ( 2003-11-21-20:55 )