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(回答先: Re: ただ、ただ、笑(*^_^*) 投稿者 馬場英治 日時 2003 年 8 月 04 日 21:04:18)
馬場さん、レス有り難うございます。
>私は歴史には疎いので,そもそもこのころエジプトではまだ貨幣を使ってなかっただろう,
>なんて突っ込まれたりして...まぁ,ここで言っていることは仮に貨幣制度がなかったと
>しても成立するとは思いますが.(貨幣システムというのはメディアですから.)
これは実のところ貨幣の「彼岸」で貨幣を成立させる根源を指し示し、照明してゆく切込みに他なりませんね。
まさに、ここにこそ!阿修羅組の総力を尽くして切り込んでいける時の到来を静かに待ち望んでいます。
貨幣論については南青山さん、まさちゃんがトポロジカルな時空間での討論をされていた事があります。
私はこういう数理的な展開ではあまり討論に追随できないと思うんですが、人間の意識の秩序生成性から
仕組みを推測してゆく形で参加できるかなと期待しています。
>貨幣の持つ神秘性というか超越性の中に,少なくとも暴力的性格と神権的性格として
>区分できるようなものが含まれているだろうということなんですが.貨幣の物神性という
>捉え方もありますが,それとは少し違うのではないかと思います.マモン(悪霊としての
>富)というのはその2つが合体したものかもしれませんね.ただ,この部分はあまりうか
>つには展開したくない,という感じもあります.政府貨幣というものをもう少し知る必要が
>あるのではないか?と...と言っても実例がありませんからね.
同意です。理性で追求できる次元で共有できる認識のモデル(今回は政府貨幣)をつかんだ上で貨幣論に
入らないと混乱するでしょうね。
『貨幣の物神性という捉え方もありますが,それとは少し違うのではないかと思います.』
それは確かにあるわけです。電子マネーとなり、物神性を離れてなお神権性と指呼さるべき何者かを発揮
するものは、何に依拠するのか…。これがはっきりした時に、地域の特有の価値の生成と実現に資すると
思われる地域貨幣のシステムデザインも的確な形を逆立的に得て行くのかもしれないと思います。
この系統はここでちょっと止めてスレの本流が展開できる( していただく・汗 )のを待ちたいです。