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困難の始まり、そして至福の時へ?
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投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 8 月 09 日 01:22:22:WjxaaVdW72Wrk

(回答先: Re:第一段階は終りね 投稿者 すみちゃん1 日時 2003 年 8 月 08 日 21:59:57)

う〜ん、おなごに冷たくもの言うと後になって非常に気分がよろしくないです。

なんか、色々な方に十方からひしひしと責められているような気持ちです。
(なにしろ馬場さんいわく、マドンナ)


ええと、数理的理解には弱いマルハナバチは、そのゆえに「困難」を理解します。
すみちゃんが説明に言ったとおりに人間が理解するかというと、しません!
私が保証する。そんなに簡単に解って行動にも反映できたらサラ金もフィリピン・バーも成り立っていません。堂々。(笑)

これは邱永漢さんが言っていたけれど、どうしようもなく経済観念の無い人がいるからサラ金などがきっちり成り立つ。
お金の麻薬性です。マモンというのかな、本当に麻薬です。
お金を前にして、脳の状態がどうなるかf・MRIなどで調べたケースがあるか解りませんが、かなりしつこい興奮が
脳幹部にまで及んでいるんじゃないかと想いますよ。(私の脳神経学知識は神経生物学の学部生程度ですが)

このような脳神経系の自然性があるからこそ、物神性や神権性と表現されるわけでしょう。
これを望まれる価値観に向けて誘起誘導するのは並大抵じゃないと想うんですよ。
だからね、自然でありつつ強い誘導性のあるあり方を、認識による理性的な意思決定と併用できるようにする必要が
あると想うんです。もうはっきり言うと、男が女を恋うるような、母が子を恋うるような自然性が、通底して統合された
システムである必要があるんじゃないか。
その過程を経た後にならそれが第二の自然として文化的に根付くでしょうけれども時間が数世代分かかるでしょう。


もうひとつの難しさは、お金の複利のような事、お金の信用創造のような事は、自然界に存在する事ではなく、人間の
脳に存在する事でしかないんだと理解させる事が困難だろうという事です。
(あたっていると想うけれど養老孟先生に聞かんと自信ない)この意味、すみちゃん理解できる?

等比級数的な自然現象は自然界にあるけれど(物質的成長等の根拠が存在する)、お金は物質的成長を経ません。
金が酵母のように増えるか?竹の子の皮のように増えるか?ろうそくに移す火のように増えるか。
自然界ではありえない事をあるかのように錯覚させている。こっちの方が大詐術ではないかな。
これを認めさせなければ有限の環境は破綻しますね。

だから、頭だけで考えて通じる事じゃなく、人間性というものを考えてシステムデザインする事が必要じゃないかと
想うんです。その時、地域貨幣の方が、劣化による利子否定性、循環促進性、そして地域で共有し協働化する価
値観とによってコントロールしやすいのではないかと、私の場合想ったのです。

そして貨幣に対する人間の自然性を誘導する以上は、貨幣の根源/源初性を追求する事、そこから価値とは何かを
確認する事、望まれる価値観はどう誘起されうるか考える事…これらが必要だと思っています。
これは人間の『身体』に属する脳神経系に生起する現象であり、この身体と脳神経系の創られ来た地球環境との
関係性をはらんだ器官の性質と関わっています。
これをうまく誘起する事が必要ではないかと想います。

このことを追求する為には、歴史上の古代において貨幣がどういう形で現れ(身体そして環境との結ぼれがあった)、
どこで身体性などを失い、その機能性は消滅したのか、何かが知らずに代行しているのかを検証する必要があると
想うのです。

いろいろな面で簡単ではないことは確かでしょう。では、また。

ps.
現在私は自分の能力ぎりぎりの試験の前なんで、3ヶ月ほどはROMがちにしたいんです。
必要な時にはきっと出ますから、秀才連合で進行をお願いします。

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