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★阿修羅♪
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みなさまへ、というのは、このすぐ上のHAARPさま、ジャック・どんどん様、並びに
この板の下方で既にお付き合いいただいているマルハナバチさま、無花果さま、
Q太郎さま、はまち様、そして他にこちらを重点的にＲОＭして下さっている方々がいらしたら
そのみなさまをも含んでおります。
この下方の
『う〜ん（よろしければ無花果さまもお読みくださいませ）』
http://www.asyura.com/0306/idletalk2/msg/967.html
を投稿し終わったところであたくしの休暇はおしまい、ということで
以前の投稿ペースが保てなくなってしまいましたが、
ゆったりしたペースで、もう少し続けます。
仕事の関係で、あたくしもこの一連の投稿以後はROM専に近い状態になるでしょうが。
特に目新しいことを書くことにはならないでしょう。
お急ぎの方はどうぞ流し読みして下さいませ。
長いと読みにくいでしょうから、いくつかに分けたいと思います。
前もって一つ申し上げておきますと、実は、あたくしは、
この雑談板で並行（シンクロ）して進んでいた山本五十六・児玉誉志雄・笹川良一関連のスレッドにも、
イスラエルによる対パレスティーナ工作の深部への疑惑について思考する上で、
一つの共時性かな？、かなり触発されてきていると言えますの。
時代を経た別件でありながら、あの状況がかの地で（そして世界中で）反復されている。
みなさまのご投稿について感じたことを、このレスに漏らさず書くため、
みなさまの文から部分部分を拾いながら進みたいと思います
（行間などを勝手に詰めているところはご了承下さい）。
(引用1 ここから）===== ===== ===== ===== ===== =====
Re: ちょっと思っただけのこと
http://www.asyura.com/0306/idletalk2/msg/938.html
投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 8 月 16 日 02:35:20:WjxaaVdW72Wrk
『イスラームの人の死生観はかなり確立しているようで、死に際してもアッラーの天国へ行けるのだと明るく信じておられ、日本人のように死を迷いのままに恐怖する人が比較的少ないようでした。』
*
まどろむ羊
http://www.asyura.com/0306/idletalk2/msg/965.html
投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 8 月 17 日 23:50:15:WjxaaVdW72Wrk
『ぷち熟女さんとパレスチナの自爆テロについて少しお話ししましたけれど、私から見ると彼らの（追い詰められているにせよ）個人の究極の信仰上の希望の表現として、また同胞への身を捨てた贈り物として自爆テロは実行されているように想いました。』
『バリ島爆破テロ犯人が死刑判決を受けて勝利と歓喜の表情で傍聴席をふり返る映像を見ましたが、そこに嘘は無いと想います。』
(引用1 ここまで）===== ===== ===== ===== ===== =====
さて、イスラム教徒にとっての自己犠牲精神について：
前もって申し上げておきますと、あたくしは結局は、あたくしとマルハナバチさまの感じ方は
実際にはそうかけ離れてはいなさそうだと思っております。
このすぐ上に断片的に引用したマルハナバチさまのご意見内容は
あたくしにも当然理解できるものです。
これらのことは、それがそのままイスラム精神の精髄、クインテッセンスとして紹介された時に、
我々外部の者にとっては勿論、謀略の臭いを感じているイスラム教徒自身にとってすら
反駁することが非常に困難なものだと思います。
ここで我が国のことを思い返してみれば、
我々の祖父母の代が太平洋戦争を突っ走ってしまった当時の心情も、やはり、
『もう、こういうのがワカラン奴は日本人じゃないんよねー』と言われても
否定するのが困難な種類のものであったと思います。
これが当時の日本人だろう、と言われれば、我々は『まあそうだ』、と言うしかない：
大和魂。『ひさかたの光のどけき春の日に、しづこころなく花の散るらむ』。
有終の美。武士の精神。サムライの美学。武士は食わねど高楊枝。
『欲しがりません、勝つまでは』。玉砕の報に『天皇陛下万歳』。
実際に、忍びがたきを忍び、堪えがたきを堪え、怖くてもひるまず、
別れがたくとも涙を見せず、潔く、信念固く、我慢強い国民であったことには違いなかったようです。
そして、当時の日本人にとっては、共同体の中での和は聖なるものでしたわよね。
大多数の他人が忍ぶ姿を見ると、一人で泣き、空腹を訴えることは
子供でもできない、という時代でした。
前の投稿で『美化、レトリック』という表現をどこかに使いましたが、
それは操作する側のテクを指して表現したものです（説明不足をお詫びいたします）。
兵士を送り出す側が美学に酔っていられるはずがありません。
出征する者への一人ひとりの礼儀、思いやり故に泣くことは許されなかったのでしょう。
個人としての思いやりがそういった形をとることは自然でもあり、
止むを得ないことであったでしょうが、
個々の人間のそういった心情をマスの誘導に利用した者は鬼畜でございます。
出征のタスキ、千人針、水杯、などなどの小道具も
我々の伝統・慣習と深く繋がったものです。
最近になって自爆攻撃者が残し始めた声明ビデオ(*)は別としても
パレスティーナのゲリラ兵にもターバンはシンボルとして欠かせません。
アラブ人にはそれ以外に具体的にどういった小道具や、
祈りの言葉や格言、儀式があるのかはまだよく存じませんが。
*(声明ビデオ：
ビン・ラディンから始まって現在のフセインにまで頻用され続ける手法ですが、
ここいらにこそマインド・コントロールの痕跡が認められるように思えて仕方ないんですね。
あの感覚はとにかく『西洋的に』バタ臭すぎます・・・アラブ人もヤギのバターは使うのですけれど。
もともと日本人にとっても（三島はそれを破りましたが）
切腹というのは独り心静かにするものだそうでしょ。
アラブ人の自決はどうなのかしら？
自分の肖像を映像に残して『英雄行為』に臨む、などというのは
かえって醜く愚かでひどく不純なことにはならないのかな？）
民族のアイデンティティー、魂、情緒、プライド、共同体意識、しきたり、
それらの、当の民族が最もノーブルなものと自負する部分に訴える最高度の『心理操作』、
それこそをあたくしは疑っているわけです。
ここなんですね、並行していた山本・児玉・笹川関連のスレから触発された部分というのは。
巧みですよね。・・・あたくしは、自分の祖父母たちのことを考えても、
彼らが生きていたとして、すみちゃんたちが論議していたことを素直に聞けるかというと、
まず絶対無理だと思うんですの。
ほぼ確実に、拒絶して耳を閉じたまま墓に入っていったことでしょう。
あたくしの両親だって大差ないと思いますよ。
こういった疑念を、報いとして、無念のあまり夜中に床ででんぐり返るような思いをしてでも
心の片隅に宿すことに堪えられるでしょうか。
うちの親の親族ももちろん大戦で犠牲になっておりますから、
同胞を戦地に送って累々と屍の山を築き、陰で声をひっくり返らせて
嗤っていた者どもがいたと知るなど、酷たらしいことです。
たぶん、直視しないことを選びそう。
あたくしたちの年代の人間でも、どうでしょう。
彼らの一体何割がこういった話に取り合うでしょうか。
『当の民族でさえ思いもよらない、指摘されても到底受け容れられない、
どうもそういったレベルの心理操作が、最右翼の面をした売国奴によって、
彼らの阿漕な動機のために行われていたらしい』、
というのが、すみちゃんたちの論議ですよね。
つまり、こちらは、パレスティーナで山本・児玉・笹川に相当する奴らがいやしないか、
という話だというわけでございます。
(そして、そういう者たちは今の日本、韓国、アメリカを始め
世界中に配置され、巣くっている？）
以上のように話してきますと、あたくしとマルハナバチさまの感覚は
けっこう近そうだ、ということがわかりますのね。
ここで、マルハナバチさまの投稿からまた少し引用しておきます。
(引用2 ここから）===== ===== ===== ===== ===== =====
まどろむ羊
http://www.asyura.com/0306/idletalk2/msg/965.html
投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 8 月 17 日 23:50:15:WjxaaVdW72Wrk
『そして、戦争、殺戮となれば異教徒の行動原理を無慈悲に利用するのが近代の戦争執行人の行動原理になっている…。
だからこそ、日本人の多くには訳のわからないまま、米英からイスラームの人に向け、屈辱的な行為が善の形をまとって投げつけられたと想います。
まず、陰謀論を読むよりも人間の現実の凄まじさを直視すれば、ありうる展開は判る事のように想います。』
*
自爆テロについて
http://www.asyura.com/0306/idletalk2/msg/969.html
投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 8 月 18 日 12:40:37:WjxaaVdW72Wrk
『イスラームに属するものとして名づけられたａｓｓａｓｓｉｎ：暗殺者そのものは昔から存在したものらしく、麻薬によって陶酔状態で教育を（洗脳）施した人間を暗殺者として送り込んだという表現が著作物の中にありました。これをそのまま信じ込むわけではありませんが…。
自爆攻撃につながる素地が「異端」ではあれ、イスラーム自身に無いとは言えないように想っていました。
このような素地があると想われるところに、それこそ闇からの操作の手が伸びる事はありえます。（理屈で考えれば）』
『>薬を猛毒としてあやつり、闇で侮蔑の目をもって冷ややかに笑う者が世には存在する。
>戦争、殺戮となれば異教徒の行動原理を無慈悲に利用するのが近代の戦争執行人の行動原理になっている…。
ですから、彼らの宗教的素地に対し同系の宗教的スタンスを持つものからか、異教徒からか、あるいは宗教を越えて自ら神の次代を実行しているとする者からの、闇からの操作の手が伸びる事はあり得ると想っています。』
『そういう中で、私が現在パレスチナなどでの自爆テロを実行する方に対して想っている事は、実存的な自由、希望が、そのような手段でしか得られない状況に追い込まれているという事であり、自爆テロを実行させている内的な階梯というべきものは、やはり彼らの歴史的な信仰によって用意され、自尊心を持って決心されているのではないかという事です。（それがイスラムの「根本精神」に基づいているかどうかの教義判断は別にします）』
(引用2 ここまで）===== ===== ===== ===== ===== =====
・・・といったところです。
以下、レスをいただいていた方々への返事をいくつか投稿いたします。
ではまた、ごきげんよう。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。