Tweet |
●以下は、このインターネット性病の出現と急速な蔓延を報じる
共同通信の外電である。
●それにしても、インターネットで「ウイルス性の性病」が
流行るなんて、初めてのことじゃないか?
このウイルスの作者に、ネーミングの妙を讃えて座布団一枚。
●いったいどこの誰が作ってばらまいたか知らないが、
「香港から新型の“猛毒ウイルス”疫病が世界に広まる」と
いうシナリオは、新型インフルエンザウイルスの流行予測
宣伝を連想させる。ひょっとすると、アジアの経済秩序を
攪乱しようとする“陰謀”なのかな……?
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
共同通信の記事( 「I LOVE YOU ウイルス」関連
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
●05/04 21:59 香港などでウイルス被害
【香港4日共同】AP通信によると、香港を含むアジアや欧州で四日、電子メールを通じてコンピューターウイルスがばらまかれる事件が発生、投資銀行やメディアなどが被害を受けた。
被害を被った米情報・出版大手ダウ・ジョーンズ社(香港)によると「I LOVE YOU(愛してる)」というタイトルの電子メールが届いたので開けたところ、同社のコンピューター内のメール・アドレスに次々とウイルスを送り始めたという。
欧州では、デンマークの大手通信会社や官庁が同様の被害に遭ったという。
投資銀行クレディ・スイス・ファースト・ボストンは、被害を受けていないものの、各国の社員に対し「I LOVE YOU」というメッセージを開けないよう電子メールで緊急通達したという。
-----------------------------------------------------------
●05/05 00:00 「愛している」にご注意 アジア、欧州にウイルス
【ロンドン4日共同】欧州やアジアで四日、電子メールを通じて感染し、データなどを破壊するコンピューターウイルスが広がり、英下院や各国政府機関、日系を含む大手企業などが大きな被害を受けた。
コンピューター専門家らによると、「I LOVE YOU」(愛している)というタイトルの電子メールが届き、これに添付されたファイルを開くと、コンピューターが保存している画像や音声ファイルなどが破壊される。
さらにメール・アドレスやサーバーを通じ別のコンピューターに自動的に感染する機能を持っているため、被害が急拡大しているという。
関係者は「データを静かに、徹底して破壊する上、感染力が強いウイルスのため゛I LOVE YOU″と書かれたメールは開かないなどの注意が必要」と警告している。
被害が最初に明らかになったのは香港とみられ、欧州、米国へと感染が広がっているもよう。
-----------------------------------------------------------
●05/05 01:15 被害は地球規模に 米ソフト会社が警告
【ニューヨーク4日共同】AP通信によると、アジア、欧州を襲ったコンピューターウイルス「I LOVE YOU」は四日、米議会議員のコンピューターにも侵入、被害は世界的な広がりをみせている。
米トレンド・マイクロのウイルス追跡システムによると、同日午前中だけで米国内で既に十二万台のコンピューターが感染したという。
米ソフトウエア大手のコンピューター・アソシエーツは同ウイルスが「電子メールシステムに地球規模の脅威を与えている」と警告、パソコン利用者らに注意を呼び掛けた。
-----------------------------------------------------------
●05/05 09:02 パスワード盗み急速感染 世界でLOVEバグ猛威
【ニューヨーク4日共同】「I LOVE YOU」(愛している)の電子メールに乗ってアジアから欧州へと急速にコンピューターへの感染を拡大しているコンピューターウイルスは四日、北米でも米連邦議会や中央情報局(CIA)、一般企業などにも広がり、各社・機関は電子メールサーバーの停止など感染拡大防止の対応を迫られた。
連邦捜査局(FBI)は事態を重視、コンピューター関連の連邦法に違反していないかどうか捜査に乗り出した。
通信社ダウ・ジョーンズによると、米国で「LOVEバグ」と呼ばれるこのウイルスは感染したパソコンに記憶されたパスワードを盗み出し、フィリピンにある電子メールアドレスに送信する能力がある。昨年春に出回ったウイルス「メリッサ」に比べ感染力も危険性も格段に上回る。
-----------------------------------------------------------
●05/05 17:55 豪にもウイルス被害拡大
【シドニー5日共同】AAP通信によると、コンピューターウイルス「I LOVE YOU」の被害が五日、オーストラリアにも及び、同国最大の研究機関・連邦政府科学産業研究所や民間テレビ・チャンネル7などが被害を受け、いずれも電子メールが使用不能となった。
このほか同国独自のプロスポーツ、オージーフットボールに所属するチーム事務所のコンピューターも被害に遭った。ウイルスが同事務所を通じて報道機関などに流れた疑いが強い.
シドニーのウイルス対策ソフトウエア会社には同日だけで、ウイルス被害への対応を問い合わせる電話が百本以上もあり、被害件数はさらに広がると予測されている。
-----------------------------------------------------------