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回答先: ネット界初の性病蔓延？アイラブユーウイルスにご用心 投稿者 佐藤雅彦 日時 2000 年 5 月 05 日 20:40:06:
追補６: ５月７〜８日のアイラブユーウイルス報道
●５月７〜８日ぶんの共同通信配信による「I LOVE YOU」ウイルス関連記事を紹介します。
感染の拡大と捜査の進展が、時系列的に追いかけられるので、興味深く事件を眺めることができます。
●フィリッピンで容疑者が挙げられましたが、文字通り“トロイの木馬”である可能性もあり、予断は許せません。
●それにしても「ソニーで７万件の感染」というのは、さすがに国際企業だけある。まぁ、ひょっとすると会社ぐるみで、かぶせるべき“コンドーム”をかぶせ損ねただけだったのかも知れませんが……。
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共同通信が報じた「愛らぶゆ」ウイルス関連記事――追補
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209 05/07 19:11 ウイルスの容疑者浮上 比紙報道、独人留学生説も 外信43 #01
【マニラ７日共同】フィリピンが発信源とみられるコンピューターウイルス「Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵ」が世界で被害を広げている事件で、同国の有力地元紙インクワイアラーは七日、同国の国家捜査局（ＮＢＩ）が既に容疑者を特定したが、逮捕に至っていないと報じた。
この容疑者について、マニラ市パンダカン地区在住のフィリピン人男性（２３）との情報もある。また、スウェーデンからの報道では、オーストラリア在住のドイツ人留学生（１８）が発信源との調査結果もあり、米連邦捜査局（ＦＢＩ）も関心を寄せている模様だ。
ＮＢＩは、ＦＢＩとも連携して捜査を進めており、フィリピンの警察長官は「最新の情報によると、ＦＢＩは容疑者を特定したようだ」と話した。
フィリピン紙によると、国家捜査局は容疑者逮捕を目前にしながらも、週末のため裁判官が不在で捜査令状の請求手続きが進んでいないという。
また、ＮＢＩは、インターネット接続会社からの情報提供で容疑者を特定したといい、既に容疑者周辺に捜査員十人を派遣したという。しかし、ＮＢＩのバルトロメ上級捜査官は「接続会社からの情報が正確かどうか、まだはっきりしない」と説明した。
ドイツ人留学生が発信源との情報は、六日、ＦＢＩからの協力要請で、調査していたストックホルム大学の専門家が明らかにした。
専門家は、フィリピンの接続業者を通じて発信されたウイルスを追跡した結果、「ミヒャエル」と名乗る同学生にたどり着いたとしている。しかし、シドニーからの報道では、オーストラリアの警察当局は「（留学生の発信を示す）明確な証拠はない」と語った。
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158 05/07 22:25 ウイルスの容疑者を監視 ８日にも家宅捜索へ 外信73 #01
【マニラ７日共同】フィリピンが発信源とみられるコンピューターウイルス「Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵ」が世界で被害を広げている事件で、フィリピン国家捜査局（ＮＢＩ）当局者は七日、既に容疑者を特定し監視下に置いていると述べた。
当局者は、八日にもウイルス発信源のパソコン押収に向け家宅捜索令状を取り、証拠を固めた上で容疑者逮捕につなげたいとの意向を示した。
ＮＢＩは米連邦捜査局（ＦＢＩ）とも連携して捜査を進めており、フィリピンのラクソン国家警察長官は七日、「最新情報によると、ＦＢＩは容疑者を特定したようだ」と語った。
容疑者をめぐっては、インターネット接続会社からの情報で、マニラ市パンダカン在住のフィリピン人男性（２３）が浮上しているが、ＮＢＩは監視下の容疑者がこの人物かどうかはコメントを避けている。
ＮＢＩはこの男性の所在確認に当たっているが、当局者は地元紙に対し「接続会社からの情報が正確かどうか、まだはっきりしない」と語った。
また、スウェーデンからの報道では、オーストラリア在住のドイツ人留学生（１８）が発信源との調査結果もあり、ＦＢＩも関心を寄せているもようだ。
この情報は、ＦＢＩからの協力要請で調査していたストックホルム大学の専門家が六日、明らかにした。
専門家は、フィリピンの接続業者を通じて発信されたウイルスを追跡した結果、「ミヒャエル」と名乗る同学生にたどり着いたとしている。しかし、シドニーからの報道では、オーストラリアの警察当局は「（留学生の発信を示す）明確な証拠はない」と語った。
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88 05/08 10:02 ウイルスの容疑者は女性か 外信27
【ロンドン８日共同】八日付の英紙インディペンデントは、コンピューターウイルス「Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵ」の発信源の有力容疑者として、これまで報じられた「男性」ではなく「フィリピン人の二十三歳の女性」が浮上していると報じた。
これまで容疑者の一人として、マニラ市パンダカン在住のフィリピン人男性（２３）が指摘されていたが、同紙はフィリピン国家捜査局（ＮＢＩ）当局者の話として「この人物は男性ではなくコンピューターを専攻する女子学生」としている。
同紙によると、ＮＢＩ当局者は「既に（容疑者は）われわれの監視下にある。証人もおり、令状がとれ次第家宅捜索する」と語ったという。
英紙ガーディアンもニューヨーク発で、ＮＢＩ当局者の話として容疑者が「男性でなく女性」だと報じた。
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190 05/08 10:47 メール悪用が大被害の原因 危険な新種ウイルス増加 社会17 #01
世界的に被害が増えているコンピューターウイルス「Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵ」は、感染した後、勝手に自身のコピーを作成し、それを電子メール機能などを悪用し他のコンピューター向けにばらまく「ワーム（虫）」と呼ばれる自己増殖ウイルスの性質を持っている。「メリッサ」「Ｈａｐｐｙ９９」など、最近大きな被害を出したものに共通する特徴だ。
情報処理振興技術協会（ＩＰＡ）によると、国内のコンピ
ューターウイルスによる被害届は、昨年、過去最高の三千六百四十五件。フロッピーディスクなど「外部媒体」による感染が減る一方で、電子メールによる感染が一九九八年の八百二十六件から二千四百四十三件に激増している。
ウイルスについては、感染防止が難しかったり、破壊力が強いものなど、次々に新種が生み出されているのも実情だ。ワクチンソフトでも発見が困難な「ステルス型ウイルス」や、感染するたびに形を変えるため対策が取りにくい「ミューテーション（突然変異型）ウイルス」なども確認されている。
コンピューターウイルス対策会社の担当者は「一般的な注意では被害が防げない種類のウイルスが今後、増えるだろう。日本では、ウイルスをつくったり、ホームページに載せたりするだけでは罪にならない。性悪説に立った法制度の整備が不可欠だ」と指摘している。
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193 05/08 10:35 ウイルス感染をチェック 連休明けの官庁や企業 社会19 #01
コンピューターウイルス「Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵ」の被害が世界中に広がっている問題で、大型連休明けの「要警戒日」とされた八日、官庁や企業は感染したファイルがないかどうかのチェック作業を進めた。通産省の外郭団体「情報処理振興事業協会」（ＩＰＡ）には問い合わせが相次ぎ、同省などはあらためて注意を呼び掛けた。
ＩＰＡウイルス対策室によると、同日朝から「『ｖｂｓ』という拡張子の添付ファイル（ビジュアル・ベーシック・スクリプト・ファイル）が見つかったが、大丈夫か」などといった問い合わせが多かった。
ＩＰＡは七日、ホームページなどを通じて、こうしたファイルが添付されたメールが届いた場合は、ファイルを開かないよう求める注意喚起をしているが、詳しい状況などが分かり次第、内容を更新したいとしている。
一方、「Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵ」のほかにも数種類の変種ウイルスが確認されていることから、通産省は省内の部署ごとのパソコン管理者を通じて、ファイルを開く際の注意徹底を呼び掛けた。
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46 05/08 12:33 ワクチンなど対応追われる ウイルスで各企業 ソニ 経済09 #01
世界中に猛威を振るっているコンピューターウイルス「Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵ」の被害が日本でも発生したことから、大型連休明けの「要警戒日」とされた八日、各企業は社内のコンピューターにワクチンソフトをダウンロードしたり、疑わしいメールの削除を社内に呼び掛けるなど対応に追われた。
ウイルス対策ソフトウエアのトレンドマイクロ日本法人によると、同社が把握している国内の同ウイルス感染数は八日午前十一時現在で七万件を超えた。ソニーは国内のグループ企業を調べたところ、社員あてに同ウイルスに感染しているとみられるメールを約七万件発見したが、サーバー段階でメールを削除、実害は出ていないという。
通産省の外郭団体でコンピューターウイルス被害の窓口になっている情報処理振興事業協会（ＩＰＡ）によると、八日午前現在、大型連休中も含めた被害届は「今のところ十件に満たない」としている。
海外で大流行した時期が国内では連休に重なったことが大きく、ＩＰＡの担当者は「不幸中の幸い。連休中に大きく報道されたこともあり、八日にビジネスを再開した企業なども、不審なファイルは開かないなど慎重に行動しているようだ」と話していた。
ＮＥＣや富士通など大手コンピューター各社によると、数人の社員あてにウイルスが添付されたメールが来ていたが、感染の被害は出ていないという。東芝は連休中の五日にワクチンソフトを入手。八日に全社員のパソコンにダウンロードさせるなど対応を急いだ。 三菱電機は、六日に社内のサーバーに新しいワクチンソフトを入れた。八日も同様の対策を続ける一方、社内ネットで注意を呼び掛けている。
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117 05/08 12:56 新たに１万件感染 ウイルス対策会社の調べ 社会47
日本国内でコンピューターウイルス「Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵ」に感染したファイルは、コンピューターウイルス対策会社のトレンドマイクロ社（東京）によると、八日午前中、新たに約一万件見つかり、七万件を突破した。
ウイルスに感染しているかどうかは、同社のホームページに掲載しているチェック機能を使ってユーザーが調べ、感染していれば自動的に感染ファイル数にカウントされる仕組み。
感染ファイル数は八日正午現在、世界中で約五百二十二万件、うち日本国内では約七万二千七百件に上った。
電子メールや電話でウイルス対策の相談に応じる同社のサポートセンターには、この日午前九時半の受け付け開始と同時に相談が殺到、電話が鳴りっぱなしの状態という。
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33 05/08 12:57 Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵとは 経済12
Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵウイルス 世界中に被害をもたらしているコンピューターウイルス。基本ソフト（ＯＳ）ウィンドウズ９８や同２０００を搭載したサーバーやパソコンなどに感染し、音楽や画像のファイルを消去。パスワードなど秘密情報を特定先に勝手に電子メールで送信する。住所録に登録されたアドレス全員にウイルス付きメールを送信するため、以前出回った「メリッサ」よりも感染力が非常に強いのが特徴。
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29 05/08 13:36 ソニーで感染メール７万件 ウイルス、国内にも拡大 経済14 #01
世界中で猛威を振るっているコンピューターウイルス「Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵ」に感染したメールが、国
内でも連休明けの各企業や官庁などに広がっていることが、八日明らかになった。ソニーが感染の疑いがあるメールを約七万件発見したほか、郵政省にも二十件の感染メールが見つかった。ウイルス対策会社によると、時間を追うごとに同ウイルス付きのメール数は増えているという。
通産省の外郭団体「情報処理振興事業協会」（ＩＰＡ）は「今後も発見した届け出は増える恐れがある」と指摘しているが、各企業は発見したメールを削除しており、ＩＰＡも「ファイルを開いてデータが破壊されるなど実際の被害はそれほど多くはないだろう」としている。
ソニーは国内のグループ企業を調べたところ、社員あての同ウイルスに感染しているとみられるメールを約七万件発見したが、サーバー段階でメールを削除した。マツダでも連休中に千数百件の感染メールがサーバー内で見つかり、五日に感染メールを受け付けなくする措置をとった。
ウイルス対策ソフトウエアのトレンドマイクロ日本法人によると、国内の同ウイルス感染数は八日午後零時四十五分現在で約七万三千四百五十八件になった。同社のホームページで感染チェックした際に自動的にカウントされる仕組みで「（ソニーとの重複分も含め）全体の感染状況は分からない」としている。
ＮＥＣや富士通など大手コンピューター各社は、八日朝から社内のコンピューターにワクチンソフトを入れたり、疑わしいメールの削除を社内に呼び掛けたりするなど対応に追われた。
東芝は連休中の五日にワクチンソフトを入手。八日に全社員のパソコンにダウンロードさせるなど対応を急いだ。三菱電機は、六日に社内に三十―四十台あるサーバーに新しいワクチンソフトを入れた。
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17 05/08 17:18 番外１６ コンピューターウイルス「Ｉ ＬＯＶＥ 外信
【マニラ８日共同】コンピューターウイルス「Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵ」の発信源を捜査しているフィリピン国家捜査局は八日、マニラの女性容疑者宅の捜索を行った。
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4 05/08 18:40 マニラ女性宅を強制捜査 パソコン押収、裏付け急ぐ 外信70 #01
【マニラ８日共同＝大城公雄】世界中に猛威を振るっているコンピューターウイルス「Ｉ ＬＯＶＥ ＹＯＵ」の発信源を捜査しているフィリピン国家捜査局（ＮＢＩ）は八日、他人名義の電子メールＩＤとパスワードを不正使用したとして「不正アクセス規制法」違反の疑いでマニラ市パンダカンのフィリピン人女性容疑者（２８）の自宅を捜索するなど強制捜査に乗り出した。
ＮＢＩによると、家宅捜索時に女性容疑者、さらに容疑者の夫も不在だった。
ＮＢＩは犯行に使われたパソコンなどの機器類を押収、容疑者を近く逮捕する方針。また米連邦捜査局（ＦＢＩ）とも連携、パソコンに記録されている電子メールの交信状況などからウイルス発信の裏付けを急ぐ。
容疑者をめぐっては、これまでにマニラ市パンダカン在住のフィリピン人男性（２３）とされていた。ＮＢＩは女性容疑者に関して詳細な内容は発表していない。
フィリピンでこれほど大規模なコンピューター犯罪は前例がない上、同国にはハッカー行為を直接取り締まる法律がない。
このためＮＢＩは、容疑者が他人の電子メールＩＤとパスワードを盗んで送受信を繰り返していたとみられることから、本来、クレジットカードの不正使用などを対象とする不正アクセス規制法を適用し強制捜査に踏み切った。
一方、ＮＢＩ筋によると、ウイルスのプログラムを解析した結果、以前フィリピンのコンピューター学校に通う学生が作った別のウイルスと構造が似ていることが判明。容疑者はこの学校の関係者の可能性があるとみて関連を調べている。
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