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(回答先: なんと、光の速度は一定じゃなかった!〜物理学の常識を覆す大発見(ZAKZAK 2002/08/09) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 8 月 09 日 16:58:34)
まず、光については、物質なのか事象なのかという根本的な問題をクリアしなければならないと考えている。
光(電磁波)が物質であれば大気中で遅くなるとはいえ超高速であることから、人体にとてつもない打撃を与えるはずである。(この意味で光は事象であるという説を採っている)
記事内容を整理すると、
(A)
>「光の速度は光源が動いても常に一定である」という光速度不変の原理が誤っている
>可能性を示すデータが得られた
(B)
>デービス教授は、この定数が大昔には小さかったことの解釈としては、光の速度が当
>時、現在より大きかったと考えるのが最も妥当だと、指摘した。
「微細構造定数」が今回どうやって測定されたものなのかわからないが(宇宙空間でのスペクトル解析?)、(A)と(B)が直接結びつく話ではない。(クエーサーまでの距離は120億光年)
クエーサーが高速で近づいており、光の速度がその分速くなったというデータなら了解できるのだが...
何にしろ、120億年前の事象を見ているわけではなく、120億年前に発した電磁エネルギーの現在的事象を見ていることになる。
遠方からやってくる光(電磁波)は、近くからの光(電磁波)とは違う事象を示すという検証にはなるかもしれない。
そして、光速度を定数として算出してしている「微細構造定数」の適用条件が規定されるのかもしれない。
「光の速度は光源が動いても常に一定である」という光速度不変の原理が覆されるのなら、それを前提にしている「微細構造定数」も覆されるということである。
「微細構造定数」:a=e2/4pe0hc(1/137.036)
e:電気素量 e0:真空の誘電率 h:プランク定数 c:光速度