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(回答先: 刑務所の人権問題と労働者の人権問題を、混同してるのでは? 投稿者 堀奈 日時 2008 年 10 月 28 日 11:47:27)
>掘奈さん どうもです。
どうでも良いですが
>【いつまでも公務員時代の悪いクセや差別的なもの考え方は変えたほうがいいんでは。】
というのは、あまりに酷い偏見でしょう。
これでは、公務員であるだけで「悪いクセ」を持ち、「差別的なものの考え方」をしているということになってしまいますよね。
これこそが「偏見に満ちた差別思想」ですよ。
しかし、これはKの思い違いである可能性もありますので、具体的に論証してみてください。公務員であるだけで「生まれる【悪いクセや差別的なもの考え方】」というのは、堂のようなものか?また、なぜ、公務員であるから「発生する必然性があるのか?」についてをお願いしましょう。
>【中には真面目な公務員もいるでしょう。郵便局長が郵便局でどんな権威があるかは、郵便局に勤めたことのないわたしにわかるわけがない。これは実際に努められたKさんだから言える言葉です。みなさんもKさんから郵便局の実態を知りたいと希望してるはずです。】
お役人というのは「庶民にああしなさい、こうしなさい」という行政権を持っていますよね。
郵便局がお願いするのは、精々が「郵便受け箱設置」、「表札掲示」、「郵便番号の記入」と「取扱商品の利用」の各種の依頼だけでしょう。
局長の権威なんて「部下社員への営業達成の努力喚起依頼」くらいで、他には何もありませんよ。
現在では、決定権は現場には一切なく、ポスターの自由な掲示すらも許させませんし、自由に使える予算も一円もありません。
ここは、少し説明しておかないと誤解されるでしょうが、予算は当初は目安が設置され、例えば「皆さんにお配りしているティッシュなどの奨励物品は、20000円以内に抑えなさい」という指示が来ます。
これは、奨励物品を買う分には「自由」ですが、他の物は一切買えず、2万円ですと、ポケットティッシュ500個、ボックスティッシュ100個、タオル100本くらいで終わりです。
後は、全て自腹となると思って結構です。
局によっては「職員が積立金をして奨励品代金を作っている」という場合もありますが、買う時には局長が一定の補助金を出します。
予算を使うには「その商品を購入した証拠を一式すべて送る」ので、職員積立金などが絡んだ場合には「すべて自腹(領収書がそのまま提出できないので)」となります。
ただし、Kの場合には「他の局長さんより自腹の比率は高い」と思います。
これは、予算を使うには1時間くらいコンピューターと格闘するというシステムをKが使うのを避けたためです。
PCは得意のKですが、とても、勤務時間内にPCと格闘している時間的余裕はなく、3つの事業から送られてくる文書すらも読み切れない状況で「お客様対応に明け暮れていました」から、9時から5時までは「自分の時間は全くなく」、その前後の時間で、山のような文書と格闘しているだけで、毎日、積み残しの仕事が増えているというのが、実情でした。
堀奈さんの聞きたい【権威】というものが、具体的にどのようなものなのか想像できませんが、「責任ばかり背負わされるだけで、裁量権は全くない」のが郵便局長の実態です。
しかも、超過勤務手当も貰えなければ、休日出勤しても、ほとんどの場合には何も手当はもらえません。特に許された場合には「勤務者特殊勤務手当が4000円か6000円貰えます。」が、大抵の場合には「社員の昼飯代金くらいになるのがオチ」です。
他の地域では知りませんが、Kの地域では郵便局長さんが何かに接待されるということもありませんし、「一般的な感覚として美味しい部分など露ほどもありません。」
唯一あるとすれば「局長という肩書の名誉感」でしょうが、Kには無縁の有難味ですから、これを除けば「最悪の職業の一つ」というのがKの感想ですねぇ〜
>【まあまあ、そう卑下なされなくても。世間一般では局長さんは偉い(人事権がある)という常識になっているようですから。実態はKさんがここで暴露されたように、単なる企業にとって都合のいい労働者であるのですね。】
人事権などありませんよ。
まあ、アルバイトに対しては若干の人事権はあるとも言えますが、これだって、大したものではありません。
一般職員については、上部で決めて「送り込んでくるだけ」というのが正直な所です。
また、現在の所では「自分の人事すらも辞令があるまでは闇の中」という状況ですよ。
Kは、今回、退職願いを出したわけですが、それについても「人事部が動いているから多分辞められるんじゃないの」くらいの状況が結構続き、後任の局長さんを知ったのは直前でしたよ。
どこから見ても「完璧な名ばかり管理職」であり「企業にとって都合のいい労働者」でしかないと思いますよ。
>【公務員は研修がきついのは常識でしょう。またこの研修なるものが不必要に厳しくて過酷なものであることも実体験されているはずです。】
公務員の研修がきついなどという常識はないでしょう。
少なくとも、Kは、拘束時間8時間で後は自由行動が「原則」だと思っていますよ。
基本的に公務員企業は「一般企業の指針」となるべきであり、労働者の労働基本権を守るべき「お手本」であるべきだというのがKの考えです。
ですから、8時間労働を遵守すべきですし、遵守出来ないときは「超過勤務対応」をするのが当たり前でしょう。
国の企業が「そんな基本的な労働者の人権を守れない」のなら、営利企業たる民間企業に守れるはずもなく、また、守るよう指導も出来ないでしょう。
>【しかし、「仕事をしてるより」100倍楽じゃんという言葉は、外部の実態をしらない人が聞くと、エーと驚くんじゃないでしょうか。仕事が不必要に厳しくて過酷なものである(実はシゴキ^^)ということをいいたいのでしょうか。】
勤務時間内の仕事がキツイのは当然です。しかし、勤務時間を超えた拘束時間があり、そこまで「キツイ」のは不当でしょう。
研修所では、仕事(=宿題とか課題)は持ち越されません。テストの追試などはありますが、テストに既定の点数以上を取れば、そこで後腐れなく終われるのです。
しかも、課題は「すべて、標準的な回答が想定されている問題」でしかありません。
しかし、現実の仕事には「終わりもなく。標準的回答もない。」のです。
また、少なくとも郵便局には「ノルマ」はあります。そのノルマは「民間に比べ低い」のかもしれませんが、圧倒的に「時間は確保されていない状況下で求められている」のです。(もっとも、一概に断定もできませんがKの感覚では、そう思っています。)
>【Kさんはこのシゴキに耐えたからこそ局長になれたので、なかには局長にさえなれない人もいるんでしょう。】
一昔前は、局長になりたくてもなれない人もいたでしょうが、今は、局長になりたくなくてもならされてしまう人の方が多い気がします。少なくとも田舎の方の傾向はそのような傾向です。
Kは組合志向でしたから、局長になる気は露ほどもありませんでしたし、ノルマには反対でしたから、結構目標の達成もしませんでしたよ。まあ、勤務時間内では努力しましたし、家族を含め郵便局に協力できる範囲の協力はしましたが、少なくとも「局長になるために頑張ったわけではありません。」
また、「シゴキ」というほどの措置には、解釈の問題でしょうが、Kの周りでは無かったと思っています。
もっとも、実際にKの前にも局長さんを辞めた人もいますし、自殺した友人もいます。
詳しくは知りませんが、支社のイジメを訴えて「自殺した局長さんもいた」ようですから、「シゴキ」がないのか?と言われれば、ないとは言い切れません。
しかし、Kの感覚として「シゴキ」というほどの状況は思い当たりません。その代りに「イヤガラセ」は相当数あると思っています。
ただし、Kは「イヤガラセ」に耐えたから、局長になれたのではなく、イヤガラセ行為の延長線上として「局長にならされた」という感覚の方が妥当だと思っていますよ。
>【左翼に限らず人権派の人たちはやはり死刑の廃止など穏便な行政を望んでいるようです。】
それは承知しています。しかし、なぜ、死刑制度を「廃止すべきなのか?」を、まともに説明できた人がいるとも思っていません。
【冤罪】による「誤審」によって、死刑になる不幸は可能性としてはあるでしょうが、それだけでは「廃止論」は成立しません。
成立するのは「裁判の制度を上げて、死刑の誤審をなくせ」までの意見にしかなり得ないのです。
>【植草さんは冤罪なのでしょうか?Kさんはどう思います。世間一般ではもう罪は確定したようになっているようですが?】
Kは有罪だと思っていますよ。
無罪にする「根拠はない」のではないでしょうかね?
>【冤罪の人にまで死刑は無茶でしょう。】
それだけの理屈では、誰がどのように見ても「冤罪」はあり得ないと思われる人は「死刑」にするのが妥当ですよね?ということになるでしょう。