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覚悟を決めて己の感性に委ねればすっきりするでしょう
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投稿者 日 日時 2008 年 6 月 24 日 00:23:20: IR1H95zbmUf8k
 

(回答先: 宮沢賢治を創作活動に駆り立てた原動力 投稿者 ダイナモ 日時 2008 年 6 月 22 日 15:14:49)

先のレスで終わりにするつもりでしたが、彼岸桜さんが登場されたので、お二方に。

ゲバラの言葉でのフォロー、ありがとうございます。正に言いたかった事です。
それと雑談30の下の方にはレスしておきましたよ(お気づきでなければ)。

しかし、表題「思想の根を尋ねるのは知的営為に必要不可欠なことだと思います。」には反論しておきます。

>これに関しては阿修羅では日氏と何度か遣り取りをしていますが、合意形成どころか全く目途が立っていないのが実情です。(日氏の叱責が耳に痛く響いて来ます。)

この原因はKさんへの評価が日の評価と切り離しては行なえなくなった結果です(勿論、それが全てでは無いと仰るでしょうが。)。

これとダイナモさんの今回の思念が、日には同一と映っています。
災害板で続けているインテリよ、サバイバーたれの12とした動機も、これがそうした行動の障害であると映ったからです。

では本題に。

単一対象Aの好き嫌いや信頼など、の判断ミスで結果的に失敗する事は日もよく有ります。
失敗を恐れるより、行動が大事なので、それでも二者択一の判断はとにかく下さなければ動けません。
それが致命傷になり死を迎えても、己一人が己のミスの責任を取らされるだけです。その時は腹を括り、笑いながら死にましょう。
その覚悟があれば、間違う事は気になりません(生きていたら、生まれ変わって間違いを正せば良いだけ。)。

しかし、それをBと=又は≒で結び付け、Bに対する判断をAのそれで代用しようとした時、万が一Bに対する錯覚があっても、それに気付く自身がもうそこにはいないということになります。
つまり、自身による個別の判断を放棄して、他者の判断に依存しているのと同じ状況になります。
これはまずBに対しての冒とく。

さらにその過てる思念の定説化は、他者に影響を及ぼそうとするものですから、Bはもとより他者をも巻き込む事になります。

演繹的類推と帰納的類推の違い、又は、一を知って十にまで及ぶのか、異なる二を強引に一に纏めるのか、の違いです。
言い換えて、宮沢賢治という一を知って十にまで及ぶのか、法華経と宮沢賢治という二つをひとつにカテゴライズして、二つとも見失うか、です。

宮沢賢治の作品自体は思想性があろうともひとつの料理に過ぎません(童話と小説という芸術)。感動を呼ぶ美味がある程度です。それを正当に味わいましたか?
その作品の調理人の詮索をするほど、危険な思念ではないでしょう。

料理の評価を正当にするには、むしろそれを作った者が何物であるかは余計な情報でしか無い。
また言い換えると、他からの情報Bを加えて、単一対象Aを判断するという行為は、身分・立場・都合や、貧富、ブランドで人を判断するのと同根です。
身分が卑しいとか、学歴が無いとか、身なりが汚いとかで、その者の真実を見誤るのとも同根です。
法華経は法華経で判断し、宮沢賢治の作品は別であり、彼自身もまた法華経とは大部分が違うのです。
全ては個別に違うのであって、また個別の中に全てに通ずるものを見い出すべきです。
そうした判断は他に依存する行為なのと知るべきです。

それでは
毒の入った料理を口にしても、他に依存した感覚は天賦の感覚を鈍らせていますから、毒を吐き出す事も無く、美味と思うわけです。

他にも色々あります。

これは実話です。
田舎の空いていて飛ばせる道路でした。急カーブ手前の走行車線で、対向車線への無人誘導が信号も無く有りました。
もしこの誘導の手落ちで対向車が普通に来たら、正面衝突する。とっさにそう思い、無人誘導(カラーコーンの列)の中、走行車線上で停止、そのまま徐行しながら曲がり切ると、案の定対向車線には何の注意標識もありませんでした。幸い対向車も無かったけれど、有れば事故の確率は高かったはずです。その落度は対向車線上に入った方です。罪を被せる気なら、その標識を撤去すれば簡単です。

何が言いたいかと云うと(笑)
誰にとっても、好むと好まざるとに拘らず、何気ない日常生活も常に真剣勝負を生きていることに変わりが無い、ということです。

例えば投票行為も然り。それは他への依存行為です。全くの欺瞞行為です。支配の為の方便です。

終わりに金十字架さんの文を添えます(金十字架さん、無断で失礼します)。

個人が評価される時代に私は何も興味もないし期待もしないが
個人の口を通じてしか世界のあらゆる姿は語られない
出来るだけ純粋に伝えたいものが心に届かなくては私は此処で何かを訴える事はしないだろう
絵を見て素直に感動するには描いた人間の容姿は必要ないだろう
そんなことより
読む側はただその内容に注目するだけでいい筈

http://www.asyura2.com/07/idletalk22/msg/858.html
投稿者 金十字架 日時 2007 年 3 月 09 日 23:03:29: mfAWtS4GF8MpY


 

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