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(回答先: 投機マネーは、不景気感と共に消えていくのですよ。 投稿者 考察者K 日時 2008 年 11 月 01 日 10:06:55)
1.電子マネーが登場するが、これは古来からの銀行による信用創造のことを言うなら、この言葉を使わねえ方が、混乱しねえ。
それとも現代社会は、誰かが何の制約もねくて、コンピュータの中で電子マネーを発生させてそれで、現実の買い物でもできるのかな。
銀行ちゅうもんがあるから(お陰とは言わねえが)、世界経済を回すに必要な通貨量が1/10ぐれえの印刷通貨を用意しさえすればええという前提で議論してきた。ここでは、通貨は実物資産ではねえが、純資産という扱いで議論している。経済モデルとして為替の変動は無視している。
2.通貨の暴落は、株式・証券市場の暴落に伴っ起きてきたもんだべ。原因と結果を逆にすると議論が混乱しねえかえ。マネーゲームの結果の架空資産がポシャたんで、その結果通貨の暴落が起こったんでないかえ(これはキッカケで、そもそも刷り過ぎちゅう原因が表に出てきたんだべ)。
3.突然「資産価値が減少しました」ちゅう認識が出てきたが、これは架空資産のポシャリとは違う局面のことかえ。それとも関連があるのかえ。資産価値の減少とは純資産としての通貨で測るのではないかえ。そうしねえと、なにがなんだか分からなくなる。その通貨も暴落している、と。なら、相互に相殺して、資産価値を通貨で測った「額面」にはあまり影響しねえんでないかえ。
4.為替の変動の例から「電子マネー」は燃やさなくとも減らせると言っているが、これもおかしい。一方の通貨が目減りすれが、他方の通貨は「目増し」するべえ、電子マネーは不変だ。世界全体の通貨の価値を測るに、通貨をもってしては堂々巡りで何を議論しているのか分からなくなる。通貨の価値を測るのは実物だべえ。
5.「物の資産価値というものが”いかに流動的で気分次第のなものか?”」ちゅうのは、根本的におかしい。物の価値(値段と言い換えても問題なかろう)が、心理的要因で決まってくる、と受け取れるが、そのように説く経済学の理論があるのかえ。