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(回答先: Re: それは「架空資産」の崩壊と同じこと 投稿者 藪素人 日時 2008 年 11 月 06 日 15:13:11)
電子マネー云々については、前にも「分かりにくかったかもしれませんね。」と書き、一般的なポイントマネーではなく、「帳簿上(口座上)で電子決済されている通貨」として理解して下さいとしたでしょう。
今頃、蒸し返されても困るのですが。
まあ、色々書くから分かりにくくなってしまうのでしょうから、端的に書きましょう。
皆さんが銀行に貯金をします。そのお金は「すべて銀行にあるわけではなく」、銀行も国債買ったり、投資したりして運用していて、銀行の金庫にも無く、あるのは、これだけのお金がありますよというカラ証文(預かり証&証券+少しの現金)と言えるでしょう。
しかし、帳簿上ではカラ証文があることとして、貸付業務が行われ、それでも足りないときは「日銀に借りたこと(=カラ証文入れたこと)にして、貸す訳でしょう。」
で、結果的には「日銀にカラ証文だけが溜まって」、社会には「現実には印刷されていない借金通貨が無制限に流れている」というようなものになっているのでしょう。
最初に書きましたが現マナとして流通しているのは「81兆円くらい」です。
しかし、国民の総資産は1400兆円くらいですから、1319兆円くらいは「帳簿上だけのマネー」ですが、これは日銀へのカラ証文を入れることによって「世界の投機マネー」に変化するのですが、これは、本来は「銀行の金庫に中にある紙幣」の影分身が出回っているようなもので、「日本政府が正式に刷ったお札」とは「別の種類のもの」と言えるもので、これが、インフレ(金余り)の状況を作っていたので、コレクションとか、投機対象の物品とか、株式証券を高くしていたのです。
で、バブルがはじけて、借金のマネーが銀行に戻されたのですから、どこにも「燃やす紙幣など最初からない」のでしょう。
質問は引き上げられた投機マネーはどうなったの?ですよね?
Kは「そのことを説明しているつもり」ですよ。