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(回答先: Re;「通貨制度そのものが心理学を土台にした代物」というのは珍説である 投稿者 藪素人 日時 2008 年 11 月 01 日 16:42:42)
拙者の興味は、株・証券市場の暴落の前と後とで、地球上にある印刷紙幣の在り処がどう変化したのかちゅうところに興味があって、そんな風に問題提起した(下の投稿者の興味の有りどころはまた違った風だ)。ところがk説では、印刷紙幣は即電子マネーに摩り替わって市場の熱が覚めれば泡のごとく消えてしまう、と議場を混ぜっ返す。印刷紙幣をコンピュータに突っ込めば、直ちに電子マネーに変身するんで、燃やさなくても減るもんだと教えをタレてるようだ。
銀行が信用創造した印刷紙幣でねえ信用通貨の部分をあえて電子マネーとすると(コンピュータのねえ時代から銀行の信用創造はあったんだから、こんな電子マネーなんちゅう新語はつかわねえ方が議場の混乱が避けられると先に言ったが)、この電子マネーは一定の手続きさえすれば、印刷紙幣として出力されるはずだ。この電子マネーはしかるべきときに、印刷紙幣に変身できる権利を具備しておる。んだから信用通貨として世界に通用するんだべ。信用創造は印刷紙幣を核に成り立っている。んだから、預金者が一斉に印刷紙幣を銀行から引き出せば、信用崩壊すんのは当たりめえだ。
んだから個人が勝手にコンピュータで電子マネーを発生させても世界に通用することはねえ。準資産としての印刷紙幣を核にして世界経済は動いている。
こんな前提で、市場の暴落の前後に印刷紙幣(準資産)の大幅な配置換えがこの地球上で起こったんでねえのか、富の大幅な移動と集散が起こったんでねえのかちゅうのがテーマでござった。k説ではこうした考え方を(本人の意図はともかく)ただオチャラカすだけの意味にしか取れねえ。印刷紙幣の大規模な配置換えがねえんなら、勝者も敗者もねえことになる。
”現ナマに変えておいても「通貨価値がタンスの中で失われていくだけ」”ちゅうのもおかしい。その意味では金(きん)であろうが、キャベツであろうが、豚肉であろうが同じだ。目減りだけとも限らねえ、デフレ局面では通貨価値が上がっていくべえ。
粗雑な信用の置けねえ議論だぜ。こんなアヤフヤな議論が出てくる根拠も見えてきた。「通貨制度は心理学を土台にした代物」ちゅうズブズブした泥沼の上に立ってんからでんしょ。