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(回答先: 9条の精神をどう世界に広めるかが課題 投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 10 月 07 日 19:20:44)
ワヤクチャさん ご意見には感謝しています。
そして、ご意見はほぼ正しいと思っています。
ここで問題なのは「どうやったら、憲法の理念を守れるか?」です。
前にも書いていますが、「日本国憲法(の理念)は、世界憲法の土台になるべき憲法」だとKは思っています。
それが、このままですと「消滅する可能性が高まる」と思うから、問題提起しています。
「日本は普通の国になるべき(戦争をできる国になるべき)」という意見はありますが、Kに言わせれば「たった一国でも、正しい理念の憲法を有している事に誇りにするべき」だと考えていますし、「この理念を他の国にも広めていくべき」だと考えています。
ただ、その為には一刻も早く「日本国民が自主的に選択した形で、日本国民が関与した是認」が必要だと思うのです。
「他国から押し付けられた憲法」+「経年制度疲労」が、今後永久に大多数の国民感情に発達しないと云うのなら、「改憲そのものに反対」と云う戦法で良いでしょう。
しかし、昨今の状況下では、非常に危ないと考えられます。
>【私は戦後生まれですが身近に戦争を体験していなくても戦争を起こしてはいけないと考えております。】
そのワヤクチャさんは「少数派」ではないですか?
Kなどは「変人・奇人」に分類されるほうですが、戦後世代が「戦争の悲惨さを体験していないのは事実」なのです。戦争と云うものを「真剣に考え、二度と起こしてはならない」と思っている人もいますが、それらに知識は「主に反戦本を読んだ、擬似的知識の習得」によって形成されています。
ワヤクチャさんは「反戦本」を読む人の比率は多いと思いますか?
下手をすれば「反戦本」よりは「戦争の格好良さを描くような本」を読む人の方が多いとKは思いますが、そもそも、読書する人が少数派でしょう。時代が経過すれば経過するほど「戦争を忘れ去る人」は多くなるのです。ここは間違いありません。
>【司法は行政に対する指導を放棄しております。】
その通りです。先日も「前回の参議院選挙の5倍を超える格差からの違法性」も最高裁で違法ではないとされました。既に司法は行政と一体とも云えるでしょう。イラク派兵が全てを物語ります。
ここで、間違いないのは「行政に任せたら、圧倒的多数の与党は勝つ」と云うことです。
しかし、憲法の改正は「その後に国民審判がある」のです。
今ならば、ここで勝負ができるでしょう。しかし、先延ばしすればするほど負ける確率はUPするというのがKの考えです。
多分ですが、5年前までなら「国民投票で確実に勝てた」でしょう。しかし、年々勝てる確率は低くなっています。それは「国民世論調査」を見れば明らかでしょう。
それでも「将来の確実な敗北(9条理念の消滅)」を担保にしながら、僅かの時間の先延ばしをするのが正解なのでしょうか?
もっとも、嫌韓流とか反中感情が和らぐだけ待つと云うことなら「僅かに勝率のUP」という線もあるでしょうが、これすらも、今後改善する方策すら見つからないというのが実情でしょうから、一刻も早く討って出るのが正解ではないでしょうか?