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(回答先: Re: 優先順位の考え方が違うようです。>それ以前に読んでないのが問題 投稿者 Kotetu 日時 2006 年 10 月 08 日 21:00:21)
>Kotetuさん どうもです。
この短い文章の中に詭弁を詰め込む技術力は驚嘆に値すると思っています。
>【憲法を読んでない。したがって、憲法改正論も内容を理解していない。当然にして改憲手続論も知らない。】
ここは主観によるイメージ誘導と個人の信頼性を貶める事により「意見自体の価値観を失わせる」という手法、更に「既になされた反論(Kが憲法を読んでいるという事実)を無視しての強弁」しかも「強弁を繰り返す事によって、嘘でも繰り返せば本当になる(本当と思い込ませる事ができる)という強弁の繰り返し」という技術のオンパレードですね。
なお、改正手続き論と云う点もある事は当然ながら承知しています。
しかし、郵政民営化の時の教訓やイラク派兵の時の経験則から、司法を丸め込んでいる行政には「手続き論での対抗は役に立たない」と考えています。
役に立つなら「自衛隊の肥大化」はなかったはずです。
>【戦争が100年なければ、現行憲法容認者は少数派になり、改憲論者が多数派になって改正されるという条件が真ならば、改憲は必然なのだから、改憲論しか立ちませんわな。きまってることなら、論ずること自体が無駄です。】
ここは、確信的詭弁とは断言できませんが、詭弁である事は指摘しておきましょう。
http://www.k3.dion.ne.jp/~keporin/sinbun/f17.htm
あたりを見てもらいましょう。
17年度の世論調査ですが
注目して欲しいのは「【問2で「改正に向けて、積極的に議論すべきだ」「議論した結果、改正することがあってもよい」と答えた人に】あなたがそう思う最も大きな理由を、次の中から一つだけお答え下さい。」
と云う項目です。
「米国に押し付けられた憲法だから」(自主憲法制定)
「制定以来、一度も改正されていないから」(経年疲労)
「新たな権利や義務などを盛り込む必要があるから」(半分くらいは経年疲労)
と「戦争を忘れて、戦争をしたがる意見からの改憲論(9条憲法改正論者)」だけが改憲論者ではないのです。
多分ですが「積極的な戦争肯定派」は「戦争を忘れても対人口比率で過半数にはならない」でしょう。どこにでも「好戦的な思考者」は一定比率存在するでしょうが、最大で2割程度だろうと思っています。(人口比では右翼2割、中立6割、左翼2割で、綱引きによって右傾化、左傾化するという考察があります)
増えるのは「経年疲労」を考える人です。
後は「戦争を忘れた事によって、積極的反対者が減少していく」のです。
ですから【改憲は必然】であっても【憲法9条の消滅は必然ではない】でしょう。
【改憲】の先延ばしが【憲法9条】を危うくするのです。
基本的には「国民は戦争など望みません」
政策として「戦争と云う選択手を得たいのは、政府」です。
よって、Kotetuさんの「一見鋭そうな【改憲は必然】は【真か?】というご意見」には説明不足(改憲に対する説明の不足)もしくは「改憲というイメージによる誘導」が内在し、不備になっています。結果的に詭弁です。